inti-solのブログ

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2012.08.16
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テーマ: ニュース(95879)
カテゴリ: 対中・対韓関係
韓国大統領が竹島に上陸したニュースに続き、今度は香港の活動家が尖閣諸島に上陸した、とのニュースが報じられています。

ただ、あえていうなら、しょせんは無人島です。無人島の奪い合いのために武力衝突になって人が死ぬとしたら、それほど馬鹿馬鹿しい話はないと私は思っています。

報道によれば、逮捕した香港の活動家は、明日にも国外退去になるようです。ダメダメ民主党政権にしては、珍しくまともな対応と思います。不法上陸には即逮捕によって実効支配の事実を見せつけて、かつ逮捕した連中はさっさと国外追放して、問題がこじれるのを防ぐ、これ以外の策はないと言っていいでしょう。
2年前に中国の漁船が巡視船に体当たりしたときは、前原というダメダメ政治家が場当たり的に強硬主義を振り回して、さんざん問題がこじれてしまった後になって処分保留で釈放という、非常にみっともない事態となりましたが、さすがに民主党政権もあの件で学習したのでしょう。

ところが、それに対して自民党は強制送還せず捜査をしろと主張しているそうです。

強制送還せず捜査を=自民、尖閣で声明
自民党は16日、党本部で外交部会と領土特命委員会の合同会議を開き、香港の活動家らの尖閣諸島上陸事件と、対日批判を強める李明博韓国大統領の言動に関する声明をまとめた。「一連の政府の対応は国家主権も守れない愚行。現政権は国益を損ない続けている」と、民主党政権の対応を厳しく批判。逮捕した活動家らを強制送還せずに捜査を継続するなど、断固とした措置を取るよう求めた。(以下略)
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おやおや。2004年にも中国人活動家が尖閣諸島に上陸したことがあり、その際も「逮捕して直ちに強制送還」という策が取られました。あのとき政権にいたのは自民党だったはずですが。(小泉政権)
私は、小泉純一郎の政治姿勢も業績も、ほとんど評価しないけれど、このときの小泉政権の対応は正しかったと私は思っています。しかし、当の自民党は「国家主権も守れない愚行」だったと思っているってわけですか。



話はまったく違いますが、日本の各報道を見ると、香港の活動家は中国国旗(五星紅旗)を尖閣に掲げたという記事(文面)しか出ていないのですが、紙面の写真を見ると、五星紅旗の隣に台湾(中華民国)の「国旗」である青天白日旗も掲げているように見えます。「尖閣」「青天白日旗」で検索すると、中国語のニュースでは普通に報じられているようですが、日本語の記事は1件もヒットしません。何故なんだろうか。

追記
この記事は8月16日夜11時過ぎにアップしたのですが、相前後して、8.16 23:06付で、産経新聞が 台湾の旗も掲げられたことに台湾当局が困惑している 、という記事をアップしています。





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最終更新日  2012.08.17 20:39:34
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