inti-solのブログ

inti-solのブログ

PR

カレンダー

コメント新着

maki5417 @ Re:自民党総裁選(09/28) 予想通りの展開でしたが、高市の地方票の…
inti-sol @ Re[2]:火垂るの墓(09/26) 追記です。 記憶を頼りに書いたので、いろ…
inti-sol @ Re[1]:火垂るの墓(09/26) maki5417さん おっしゃることはそのとお…
maki5417 @ Re:火垂るの墓(09/26) 「火垂るの墓」 良い作品ですが、なんで…
inti-sol @ Re[1]:野田代表か・・・・・(09/24) nordhausenさん 決定したのは野田政権で…
2012.11.02
XML
テーマ: ニュース(99961)
カテゴリ: 人類学
雪男の確率「60~70%」 西シベリアで発見の体毛

昨年秋に国際会議を開いたケメロボ州政府も10月29日、サンクトペテルブルクの研究所で毛のDNA鑑定が終わったと発表。サプノフ氏の言葉を引用し、「アザス洞窟で見つかった10本の毛は人間のものではない。哺乳類のものだが、クマやヤギ、オオカミなどの動物でもない」と伝えた。
サプノフ氏は同通信に対し、「電子顕微鏡での体毛検査や核DNAの抽出を通して、60~70%の確率で、どの生物のものかを言える。チンパンジーよりはヒトに近い」と述べ、アザス洞窟で見つかった足跡も95%の確率でイエティのものといえると主張した。
ケメロボ州で昨年開かれた国際会議には米国、ロシア、カナダなど5カ国の専門家が参加し、イエティの目撃証言が相次いだ洞窟や周辺の山を探索。洞窟の足跡の一つから毛が見つかっていた。一方で、一度も死体が見つかっていないなど異論もあり、論争を呼んでいる。

---

この話を事実だと仮定すると、イエティの正体は何でしょうか。クマの可能性が高いように思うのですが、仮に今まで未発見の動物だったとすると、その候補として可能性が高いのは、現生人類の進化の隣人である ネアンデルタール人 デニソワ人 、ということになるでしょう。特に、デニソワ人は西シベリアから化石が見つかっているので、位置も一致します。それ以外のヒトあるいはサルの仲間である可能性は、著しく低いと思われます。なぜなら、シベリアという酷寒の地にすむことができる霊長類は、ネアンデルタール人、デニソワ人、現生人類に限られるからです。

が、しかし、やっぱりそれって本物ですか?ってところは、いささか(というか、非常に)怪しいなと思います。
「電子顕微鏡での体毛検査や核DNAの抽出」もいいけど、C14年代測定をしなくちゃ。もし、それが本当に雪男の毛だったとしても、年代測定してみたら5万年前のものでした、って可能性だってあるわけです。酷寒の地だけに、シベリアでは数万年前のマンモスの毛も発見されているのです。それに、現在知られている限り、デニソワ人は現生人類とそんなにかけ離れた風体ではなく、頭の毛を除けば、毛むくじゃらだったわけでもありません。

イエティの正体がデニソワ人でも、あるいは他の何かだったとしても、何万年も生存し続けるには、それなりの個体数が必要です。最低限数十人以上はいなければ、無理でしょう。
いくらシベリアは広大で人口密度も低いとは言っても、そのような動物集団が存在すれば、われわれ現生人類との接触がないはずがなく、昔からの目撃例や居住の痕跡、死体などがまったく見つからないのは、あまりに不自然と考えざるを得ません。

大胆に予想するなら、問題の「イエティ」の毛の正体は(クマなどその他の動物のものではない、というのが事実とすれば)


または
実はイエティでもなんでもなく、ホームレスが洞窟に住み着いていただけ
の、いずれかではないかと私は思うんですね。
事実が知りたいところですが、正体が明らかになる日が来るんでしょうかね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012.11.17 10:58:33
コメント(0) | コメントを書く
[人類学] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: