inti-solのブログ

inti-solのブログ

2014.07.23
XML
カテゴリ: 対中・対韓関係
慰安婦ツアー 7月23日


▼平成20年に発覚した、大分県の教員の採用をめぐる汚職事件では、県教育委員会と教職員組合との長年にわたる癒着体質が指摘された。外部のチェックがきかない、特異な組織のありようを、当時のコラムで、秘密結社になぞらえたものだ。
▼その秘密結社が、今度は旅行業に乗り出した。県内の中学生と保護者を対象に、新聞広告で韓国旅行を募集していた。旅行業法違反だが、問題の本質はむしろ、旅行の内容にある。訪問先のひとつ、「日本軍『慰安婦』歴史館」は、元慰安婦女性が共同生活を送る「ナヌムの家」にある展示場だ。韓国通の同僚記者によると、ボランティアの説明を含めたあらゆる展示が、慰安婦=性奴隷であることを強調している。
▼「西大門刑務所跡」では、日本による弾圧の歴史を学ぶことになっている。韓国と日本の左派勢力の言い分そのままの、日本の“悪行”をたっぷり見せつけられるわけだ。このツアーが格安なのは、県教組が助成金を出しているからだという。金の本当の出どころが気になるところだ。
▼日本の観光客が最近激減している韓国にとって、渡りに船の企画であろう。しかも、子供たちに反日思想をたっぷり刷り込むことができる。慰安婦問題を中心にすえた、歴史戦にますます精が出ることだろう。

---

「旅行業法違反」だそうですが、実際のツアーの実務自体は、登録された旅行会社が行っているわけで、大きな問題ではないでしょう。いみじくも、引用記事にあるように、「問題の本質はむしろ、旅行の内容にある。」というところが、産経の言いたいところなのでしょう。

「歴史戦」という言葉が産経は好きで好きで仕方がないようですが、まあ実に、戦争が好きなんですねえ。「歴史戦にますます精が出ることだろう。」とありますが、精が出ているのは自分自身だろ、と言いたくなります。
自分にとって気に入らない歴史観を、「戦争」で排撃して、自分好みの歴史観で国内を統一しよう、ということなのでしょう。世が世なら、私など本当に粛清されちゃうかもね。いや、冗談抜きに、最近本当に「世が世」になりそうな気配もありますが。

産経にとって不愉快なツアーだということは分かりますけどね、だからと言って任意で一般公募するツアーの内容にイチャモンをつけてもはじまりません。お前らがそれに反発するなら、対抗して「愛国ツアー」でも開催してみろよ、ということに尽きます。しかし、産経はそういう道を選ばずに、反戦ツアーの実施を妨害する道を選んだわけです。言論の自由も思想信条の自由もない、というわけです。まあ、産経がそういう体質の新聞であることは、今にはじまった話ではないですけどね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.07.24 00:12:52
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: