inti-solのブログ

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2015.08.26
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カテゴリ: その他
飲酒年齢引き下げで賛否=高校生らから意見聴取―自民


若者側からは、少年法の適用年齢引き下げについても発言が相次いだ。「社会に守られるのではなく、責任を持って行動することが必要だ」などと引き下げを容認する声が複数上がったが、「少年保護の観点から引き下げる必要はない」との意見もあった。

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自民党に成年年齢に関する特命委員会なんてものがあるとは知りませんでしたが、投票年齢を18歳に引き下げたことから、成人年齢(公選法の規定とは別に、民法で成人年齢は20歳と決まっている)もそれとの整合性を考えなければならない、ということでしょう。

正直なところ、法律がどうあれ、現実的に18歳の3月31日以降の飲酒は、実質的に社会的認知を受けてしまっている、と思います。私は大学生になって以降、とくに気兼ねすることなくお酒を飲んでいました。というか、小声で言えば、高校生の時だって、飲んだことがないわけではありません。
そういえば、高校のとき、同学年だったか一つ下の学年だったか失念しましたが、文化祭の打ち上げと称してコンパを開いて、多分羽目を外したのでしょう、居酒屋の従業員に「お前ら高校生だろ」と叱られて通報されて、1クラス丸ごと停学をくらった、という事件がありました。(私自身ではないですので念のため)
まあ、若き日のちょっとした過ち、程度の話ではあります。いずれにしても、高校生までの飲酒を社会的に容認することは難しいでしょう。この種の年齢基準は、「18歳に達した最初の4月1日以降」というような線引きの仕方はしないようなので(児童手当とか児童扶養手当の線引きはそのような形ですが)、高校生の飲酒を容認しかねない18歳への引き下げは無理でしょう。19歳なら、そういう危惧も避けられますが・・・・・・、どうでしょうか。私は、社会全体が飲酒喫煙を推奨するようなこと自体、どうかと思うのです。自分が飲んでおいてこんなことを言うのもなんですが、まあ「酒は万病の元」と痛感する今日この頃ですし。禁止したり過度に制限する必要はないけれど、やや抑制的、くらいが丁度いいのではないかと思います。酒はそれでも適量なら健康に好影響もありますが、タバコはまったく百害あって一利もないですから。※

※ただし、タバコは害はあっても、最後肺がんで早死にするだけで、人格が破壊されたり他人に迷惑をかけることは(副流煙による健康被害以外は)ないけれど、酒の害は、命を落とす前に人格がおかしくなって他人に迷惑をかけまくるので、害悪の深さは酒のほうが深刻です。

というわけで、私としては、飲酒・喫煙年齢を引き下げることは、どう転んでも青少年に対して「どんどん酒を飲んでタバコを吸うべきだ」という誤ったメッセージとなりかねないので、積極的に賛成はできないな、と思います。実質的には、18歳の4月以降の飲酒喫煙は社会的に容認、だが公認ではない、という現状のままでよいのではないかと思います。自分自身がよい見本ではなかったので、あまり格好良く断言は出来ませんけど。

ただ、改めて調べてみると、米国でこそ飲酒年齢は21歳以上ですが、それ以外の国では、18歳以上というところもかなり多いですね。中には16歳という国もありますが、そすがにそれはちょっとどうかと思います。





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最終更新日  2015.08.26 22:43:47
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