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テーマ： 音楽配信中！(932)
カテゴリ： 音楽
「エストレージャ・アンディーナ」にて、大和市渋谷学習センターで演奏してきました。何故かオカリナの発表会のゲストでした。この場所では2月･5月に続いて今年3回目の演奏です。こんなに同じ場所で演奏したのは、遠い昔、今は閉店した新宿のあるライブハウスに毎月出演していた頃以来（15年ぶり）です。いつもは5人編成なのですが、今日はメンバーの都合がつかず一人欠け、4人での演奏でした。そのため、普段あまり演奏しない曲が中心になりました。
1曲目はチリのキラパジュンというグループの曲で「ククリの歌」Canto del cuculi、2曲目は「コーヒールンバ」です。Cuculiというのは、鳥の名なのですが、私のスペイン語辞書には載っていないので、どんな鳥か分かりません。が、グーグルで検索すると、日本のシラコバトあるいはキジバトによく似たハトの写真が大量に検索されます。
↓Cuculi Chileで検索して出てきた画像です。
ここからたどっていったところ、学名 Zenaida meloda というハトであることが判明しました。写真から見て、キジバトかシラコバトとそっくりと思ったのですが、意外にもこれらとは別属でした。
チリのキラパジュンの曲と書きましたが、アルゼンチンのカルチャキスというグループのアレンジを元にして演奏しています。（なおかつ、ギターのリズムはボリビアっぽくなっています）
私はギターを弾いています。ものすごく簡単なコードなので、ギターを弾き始めたいちばん最初の頃からこの曲は弾いていました。もっとも、人前でこの曲を演奏したのは数えるほどの回数に過ぎませんが。
2曲目のコーヒールンバは、日本でも西田佐知子やザ・ピーナッツ、荻野目洋子などがカバーしているので、ご存知の方も多いと思います。もちろん、本来はいわゆるアンデスのフォルクローレではなく、ベネズエラの、アルパ（ハープ）のための曲です。
昔アラブの偉い お坊さんが～
コーヒールンバというのも日本でタイトルで、原題のMoliendo cafeは、「コーヒーを挽きながら」という意味です。そして、実はこのリズムはルンバではない、というおまけ付です。（そういえば、かのマツケンサンバも、実はまったくサンバではない）もともとはフォルクローレではないとはいえ、ケーナで吹かれることが多い曲ではあります。
コーヒールンバのいちばんオリジナルの演奏は、おそらくこれだと思われます。ベネズエラのアルパ奏者、ウーゴ・ブランコの演奏です。
アルパとベース、それに クアトロ を使って演奏しているようです。意外にも、ギターは入っていないように聞こえます。
それが、日本に入ってきたら、こうなった。
もちろん、これ以外にもラテンアメリカでも様々なアレンジがあるし、オリジナルは器楽曲ですが、スペイン語でも歌詞が付けられています。元は同じ曲でも、ずいぶん変わるものです。
1曲目はチリのキラパジュンというグループの曲で「ククリの歌」Canto del cuculi、2曲目は「コーヒールンバ」です。Cuculiというのは、鳥の名なのですが、私のスペイン語辞書には載っていないので、どんな鳥か分かりません。が、グーグルで検索すると、日本のシラコバトあるいはキジバトによく似たハトの写真が大量に検索されます。
↓Cuculi Chileで検索して出てきた画像です。
ここからたどっていったところ、学名 Zenaida meloda というハトであることが判明しました。写真から見て、キジバトかシラコバトとそっくりと思ったのですが、意外にもこれらとは別属でした。
チリのキラパジュンの曲と書きましたが、アルゼンチンのカルチャキスというグループのアレンジを元にして演奏しています。（なおかつ、ギターのリズムはボリビアっぽくなっています）
私はギターを弾いています。ものすごく簡単なコードなので、ギターを弾き始めたいちばん最初の頃からこの曲は弾いていました。もっとも、人前でこの曲を演奏したのは数えるほどの回数に過ぎませんが。
2曲目のコーヒールンバは、日本でも西田佐知子やザ・ピーナッツ、荻野目洋子などがカバーしているので、ご存知の方も多いと思います。もちろん、本来はいわゆるアンデスのフォルクローレではなく、ベネズエラの、アルパ（ハープ）のための曲です。
昔アラブの偉い お坊さんが～
コーヒールンバというのも日本でタイトルで、原題のMoliendo cafeは、「コーヒーを挽きながら」という意味です。そして、実はこのリズムはルンバではない、というおまけ付です。（そういえば、かのマツケンサンバも、実はまったくサンバではない）もともとはフォルクローレではないとはいえ、ケーナで吹かれることが多い曲ではあります。
コーヒールンバのいちばんオリジナルの演奏は、おそらくこれだと思われます。ベネズエラのアルパ奏者、ウーゴ・ブランコの演奏です。
アルパとベース、それに クアトロ を使って演奏しているようです。意外にも、ギターは入っていないように聞こえます。
それが、日本に入ってきたら、こうなった。
もちろん、これ以外にもラテンアメリカでも様々なアレンジがあるし、オリジナルは器楽曲ですが、スペイン語でも歌詞が付けられています。元は同じ曲でも、ずいぶん変わるものです。
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Re:今日も演奏してきました(11/15)
Bill McCreary さん
>昔アラブの偉い お坊さんが～
そもそもイスラム教って、キリスト教や仏教のような聖職者がいる宗教でもないんですけどね（苦笑）。ウラマーとかもいますけど、彼らを「お坊さん」ととらえると、誤解が生じる。もちろんアラブにだってキリスト教徒はたくさんいますが、作詞者（中沢清二という人）は、たぶんそこまで考えたわけではない。
ところでinti-solさんに質問します。フォルクローレでは、ベースは使われないんですかね？ (2015.11.15 22:22:50)
そもそもイスラム教って、キリスト教や仏教のような聖職者がいる宗教でもないんですけどね（苦笑）。ウラマーとかもいますけど、彼らを「お坊さん」ととらえると、誤解が生じる。もちろんアラブにだってキリスト教徒はたくさんいますが、作詞者（中沢清二という人）は、たぶんそこまで考えたわけではない。
ところでinti-solさんに質問します。フォルクローレでは、ベースは使われないんですかね？ (2015.11.15 22:22:50)
Re[1]:今日も演奏してきました(11/15)
inti-sol
さん
Bill McCrearyさん
＞>昔アラブの偉い お坊さんが～
＞そもそもイスラム教って、キリスト教や仏教のような聖職者がいる宗教でもないんですけどね（苦笑）。ウラマーとかもいますけど、彼らを「お坊さん」ととらえると、誤解が生じる。
キリスト教の神父や牧師だって、日本語では（比ゆ的な場合を除いて）「お坊さん」とは言いませんし、神道の神主ですらそうであることを考えると、「アラブのお坊さん」という表現はかなり滅茶苦茶であろうと思います。
＞ところでinti-solさんに質問します。フォルクローレでは、ベースは使われないんですかね？
一口にフォルクローレと言っても、様々な形態がありますが、近年はベースを入れる編成がかなり増えています。昔はベースなしで演奏していたグループが、近年はベースを入れている、という例も多いです。ただし、必須ではありません。エレキベースがあるかないかで、ギターの弾き方が変わります。元々フォルクローレのギターは低音域を中心にストロークやベースラインを弾くことが多いのですが（私の弾き方は完全にそう）、ベースが入れば、当然ギターがベースラインを弾く必要はなく、高音域を中心に派手な演奏ができます。 (2015.11.15 22:43:13)
＞>昔アラブの偉い お坊さんが～
＞そもそもイスラム教って、キリスト教や仏教のような聖職者がいる宗教でもないんですけどね（苦笑）。ウラマーとかもいますけど、彼らを「お坊さん」ととらえると、誤解が生じる。
キリスト教の神父や牧師だって、日本語では（比ゆ的な場合を除いて）「お坊さん」とは言いませんし、神道の神主ですらそうであることを考えると、「アラブのお坊さん」という表現はかなり滅茶苦茶であろうと思います。
＞ところでinti-solさんに質問します。フォルクローレでは、ベースは使われないんですかね？
一口にフォルクローレと言っても、様々な形態がありますが、近年はベースを入れる編成がかなり増えています。昔はベースなしで演奏していたグループが、近年はベースを入れている、という例も多いです。ただし、必須ではありません。エレキベースがあるかないかで、ギターの弾き方が変わります。元々フォルクローレのギターは低音域を中心にストロークやベースラインを弾くことが多いのですが（私の弾き方は完全にそう）、ベースが入れば、当然ギターがベースラインを弾く必要はなく、高音域を中心に派手な演奏ができます。 (2015.11.15 22:43:13)
Re[2]:今日も演奏してきました(11/15)
inti-sol
さん
追記です
フォルクローレでエレキベースを使うことについて、以前書いたことがあったなと思って探したら、やっぱり書いていました。
plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201112130000/
ボリビアやチリのグループでは、ベースを使う例はかなり増えてきています。しかし、日本のアマチュア（いや、プロも含めて）では少ないです。 (2015.11.15 23:59:15)
フォルクローレでエレキベースを使うことについて、以前書いたことがあったなと思って探したら、やっぱり書いていました。
plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201112130000/
ボリビアやチリのグループでは、ベースを使う例はかなり増えてきています。しかし、日本のアマチュア（いや、プロも含めて）では少ないです。 (2015.11.15 23:59:15)
Re:今日も演奏してきました(11/15)
SERRANITO さん
こんばんは。昨日の演奏はお疲れさまでした。
ククリですが、和名はミナミハジロバトと言うようです。
ｈｔｔｐ：／／www.xeno-canto.org/species/Zenaida-meloda
右下にあるXCナントカを押すと鳴き声が聞けます。
演奏の曲中ではピヨピヨ鳴いていますが、実際は物悲しい鳴き声で、
ペルーの葬送曲として知られているククリーノのほうがしっくりきます。
(2015.11.16 19:44:51)
ククリですが、和名はミナミハジロバトと言うようです。
ｈｔｔｐ：／／www.xeno-canto.org/species/Zenaida-meloda
右下にあるXCナントカを押すと鳴き声が聞けます。
演奏の曲中ではピヨピヨ鳴いていますが、実際は物悲しい鳴き声で、
ペルーの葬送曲として知られているククリーノのほうがしっくりきます。
(2015.11.16 19:44:51)
Re[1]:今日も演奏してきました(11/15)
inti-sol
さん
SERRANITOさん
＞こんばんは。昨日の演奏はお疲れさまでした。
こちらこそ、お疲れ様でした。
＞ククリですが、和名はミナミハジロバトと言うようです。
なるほど、そういえば、日本では確か世界の野鳥全種に標準和名を命名しているんですね。昆虫などでは、そういうわけにはいかないでしょうが。
＞ペルーの葬送曲として知られているククリーノのほうがしっくりきます。
ククリーノ！！あの曲もいつか演奏したいですね。Mayaが演奏しているアレンジしか知りませんけど。 (2015.11.16 22:24:38)
＞こんばんは。昨日の演奏はお疲れさまでした。
こちらこそ、お疲れ様でした。
＞ククリですが、和名はミナミハジロバトと言うようです。
なるほど、そういえば、日本では確か世界の野鳥全種に標準和名を命名しているんですね。昆虫などでは、そういうわけにはいかないでしょうが。
＞ペルーの葬送曲として知られているククリーノのほうがしっくりきます。
ククリーノ！！あの曲もいつか演奏したいですね。Mayaが演奏しているアレンジしか知りませんけど。 (2015.11.16 22:24:38)
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