inti-solのブログ

inti-solのブログ

2016.04.19
XML
カテゴリ: 災害
阿蘇地方、地震活動活発化…気象庁警戒呼びかけ


---

いつまでたっても余震が収まらないようです。余震活動は布田川-日奈久活断層周辺で起きています。その南西端に位置する川内原発近くでの新たな地震も怖いですが、北東側の阿蘇山周辺の地震もまた怖いです。
地震と火山の噴火は、切っても切れない縁があります。東日本大震災は、目下のところそれによって誘発された火山噴火は発生していませんが、世界的に見ると、巨大地震の後には、それによって誘発された火山噴火の例は非常に多いのです。地震によって地下のマグマだまりが揺さぶられると、マグマの圧力が高まるからです。
阿蘇山も、地震直後の16日朝に噴火しています。ただ、阿蘇山は頻繁に噴火しており、このときの噴火も「いつもの噴火」だったようですが。しかし、その後の阿蘇山の近辺で余震が続いていることは気になります。それによって「いつもの噴火」ではない噴火が起こってしまったら、とてつもないことになってしまうからです。以前から何度か紹介していますが、阿蘇山は9万年くらい前に、九州全土を火砕流で覆うほどの超巨大噴火を起こしたことがあるからです。そんな噴火が今起こったら、九州は文字どおり全滅、日本は破滅です。

まあ、さすがに、そんな規模の超巨大噴火は、その前に明白な前兆現象があるだろうと思います。600立方キロ、つまり縦横高さ8km四方というとてつもない量のマグマが噴出するのです。その直前には、上昇してきたマグマによって、山の形が変わるくらい山体膨張があるだろうと思うのです。もっとも、今までにそれを見た人間はいないので、あくまでも推測に過ぎませんが。
で、そうしたら、更に、地震の影響で、阿蘇山の監視機器が正常に作動していないみたいなんですね。ということは、山体膨張の有無なども、よくわからなくなっている、ということでしょうか。それでは、前兆現象があっても捉えることができないかもしれません。

ともかくも、余震(あるいは更なる本震)ができるだけ早期に終息することを祈るばかりです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.04.19 22:49:49
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: