inti-solのブログ

inti-solのブログ

2016.07.12
XML
カテゴリ: 政治
<参院選>首相、民進に改憲議論促す 来月3日にも内閣改造


---

「どの条文をどう変えるべきか議論すべきだ」というのは、憲法を変えるべきだという主張の政党が行うことであって、変える必要はないという政党がそんな議論に乗る必要はないでしょう。「憲法を変える」という枠組みの中での議論に乗らないことを「建設的な対応ではない」と言われても、今の憲法を大事に思っている人(党派)に、この憲法をぶっ壊して新しい憲法を作ることに「建設的」に対応しろと言われても、冗談じゃないわけです。

そもそも、「どう変える」ということについて自分自身の考えを明らかにしないで、どの条文を変えるかをこれから議論というのはどういうことか。憲法を変える、でも、どこを変えるかは後回しということは、不具合があって必要性が合って変えるのではなく、ただ単に憲法を変えること自体が目的化している、ということです。

いや、安倍政権の本音は、そうではないでしょう。「こう変えたい」という確固たるものは持っている。それは、 自民党の憲法草案 に書いてある。凄まじい内容としか言いようのない、国家主義の塊です。しかし、さすがの自民党も、あれをいきなり掲げたら国民投票で多数の賛成は得られないという自覚はあるのでしょう。だから、最初は本音を全部は出さないで、鎧の上に衣をまとった改憲案を出そうと考えているわけです。

そのようなやり方は不誠実のきわみと思いますけど、憲法改正は、国会だけでは決まりません。国民投票がいります。
重要なことは、最初に出してくる改憲案は終着点ではない、ということです。更にその先の改憲案がある、自民党が考える改憲案の終着点は自民党自身の改憲草案に書いてあるとおりである、ということを肝に銘じたうえで、国民投票に臨むべきでしょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.07.13 07:07:04
コメント(6) | コメントを書く
[政治] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: