inti-solのブログ

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2016.07.27
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カテゴリ: 政治
阿比留記者に110万賠償とFB投稿削除命令 民進・小西参院議員の訴え

問題とされたのは平成27年4月1日に阿比留記者が自身のフェイスブックで行った投稿。実名、所属政党名などを記さずに「また聞き」と断った上で「国会の指差しクイズ王」が「官僚時代に意にそまぬ異動で1週間無断欠勤したそうです」などと記述した。金子裁判長は、投稿の対象は「小西議員と理解される」と指摘。「再伝聞がもとの投稿で真実とは言い難い」と名誉毀損に当たると認定した。

阿比留氏の話
「主張が認められず遺憾です。控訴する方向で検討しています」

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いろいろな意味であきれ果てた話で、この政治煽動屋がデマを飛ばして民事裁判に負けたのは、今回が初めてではありません。辻本清美議員に対する事実無根のデマ報道に関して民事裁判で負けています。(阿比留「記者」と産経新聞の両者が被告)それに続く二度目の民事裁判敗訴です。今回は、産経新聞の紙面ではなく、阿比留「記者」が個人としてフェイスブックに公開した文章が訴訟の対象です。
曲がりなりにも「新聞」と称するものの使命は事実を報道するところにあるはずです。もちろん、人間だから、結果として間違えることはあるでしょう。しかし、最初から「また聞き」を根拠に、事実確認もしないで記事を書いて、挙句に裁判に訴えられて、「それはデマ」と裁判所に認定される。まともな言論機関なら、致命的なスキャンダルであり、その記者は懲戒免職モノではないかと思うのですが、阿比留「記者」が懲戒免職になった気配はなく、あろうことか、同じようなことを再度繰り返したわけです。
要するに産経新聞はまともな新聞ではなく、有料のアジビラであって、阿比留「記者」は事実を報じることではなく政治的敵対者に打撃を与えることを任務とする煽動屋ということです。だから、記事の内容が事実であることより、嘘でも敵に打撃を与えることのほうが大事だ、ということなのではないでしょうか。

それにしても、今回の訴訟は産経の紙面に掲載された記事が対象ではないとはいえ、自社の「編集委員」という肩書きの社員が起こした不祥事です。それについて、上記引用記事(産経新聞の報道)からは、なんら反省の姿勢が感じられません。もちろん、阿比留自身もそうです。今後も同じようなことを繰り返す気満々、なのでしょうか。さすがはアジビラです。
まあ、それでも握りつぶさずに報道しただけマシかも知れませんが。





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最終更新日  2016.07.27 22:38:45
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Re:記者の仮面をかぶった政治煽動屋がまた敗訴した(07/27)  
Bill McCreary さん
私もこの件で記事を書きましたので、貴記事を紹介させていただきました。

//blog.goo.ne.jp/mccreary/e/51b2d1457fa5130742429c468deb63d4

辻元の裁判が確定したのが13年4月で、この記事の発表が15年の4月ですから、たった2年でもうこのざまですか。何をいまさらながら、産経も阿比留も、本当にトンデモな人間です。今回はさすがに産経の記事ではないとはいえ、懲戒解雇当然でしょうに。 (2016.07.28 07:29:24)

Re:記者の仮面をかぶった政治煽動屋がまた敗訴した(07/27)  
maki5417  さん
確かに報道しただけましですね。
2度あることは3度ある。
ただし、仏の顔も三度まで?なんて言っていないで、まともな新聞社ならやめさせるべきでしょう。

参考:
産経新聞編集委員に賠償命令 FBで民進議員の名誉毀損
朝日新聞 2016年7月26日19時17分

 産経新聞の編集委員がフェイスブック(FB)に投稿した内容で名誉を傷つけられたとして、民進党の小西洋之参議院議員が1100万円の損害賠償などを求めていた訴訟で、東京地裁は26日、「投稿内容が真実とは認められない」として投稿の削除と110万円の支払いを命じた。

 問題となったのは、昨年4月に阿比留瑠比・政治部編集委員が自身のFBに、「ある議員から聞いた話」として書いた投稿。「国会の指差しクイズ王」と呼ばれる人物が、官僚時代に1週間の無断欠勤をしていたなどとする内容だった。

 投稿では匿名だったが、判決は投稿の内容から「原告であると理解される」と判断。「国会議員である原告の社会的評価を低下させる内容だ」と指摘した。そのうえで、前日に会食した議員から「元秘書官から聞いた話」として聞いた「また聞き」の情報で、裏付けとなる資料もないことなどから、「真実と認めるに足りる証拠はない」と結論づけた。

 阿比留編集委員は「主張が認められず遺憾です。控訴する方向で検討しています」とのコメントを出した。
(2016.07.28 08:00:40)

Re[1]:記者の仮面をかぶった政治煽動屋がまた敗訴した(07/27)  
inti-sol  さん
maki5417さん

>確かに報道しただけましですね。

はい。ただし、わたしがこの記事をアップした後の時間ですが、産経新聞は問題の阿比留の記事をアップしています。

www.sankei.com/premium/news/160728/prm1607280005-n1.html
【阿比留瑠比の極言御免】
韓国を冷静に突き放す10億円 後はどうなろうと「全て韓国側の問題」だ
(以下略)

>まともな新聞社ならやめさせるべきでしょう。

やめさせるどころか、今後も重用し続けると宣言しているに等しいですね。要するに、今後も有料アジビラであり続ける、ということです。

Bill McCreary さん

記事を読ませていただきました。たった2年というより、何も反省していないから、判決直後だって何も変わらなかったのでしょう。今もそうでしょう。判決の翌日(公開は翌々日未明)には、上記のような記事を書いているんですから。 (2016.07.28 21:03:18)

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