inti-solのブログ

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2018.03.04
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カテゴリ: PC・通信・IT関係
実は、先日デジタル一眼レフ用の新しいレンズを買ってしまいました。
ご存知のとおり、わたしは元々山の写真を主に撮っていましたが(怪我がなければ今も撮っていたはずだし、治ればまた撮ります)、最近は鳥の写真もよく撮っています。
で、この二つの被写体を撮影するレンズは、まったく相容れません。山(風景)の撮影には広角レンズが必要だし、鳥の撮影には望遠レンズが必要。で、両方持って行ってレンズを付け替えるわけですが、これがとても煩雑。普段だってレンズ交換は面倒ですが、山の中ではとても大変なのです。
それで、とうとう音を上げてしまい、広角から望遠まで1本のレンズで済ませられないか-なんてことを思ってしまいました。

ところが、その種のズームレンズ(広角から望遠までの高倍率ズーム、あるいは便利ズームなどとも呼ばれるようです)は、色々と無理があるようで、写りに関してあまりよい評判がないようです。
そんな中で、 SIGMAの18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMというレンズ は、この種の高倍率ズームの中では抜群に画質がよい、というので、ちょうどあるカメラ店に中古品があったので購入してしまいました。
お値段は、3万5千円弱、なのですが、古い望遠レンズを下取りに出したので、3万4千円ほどでした。新品だと5万円近くするようです。


EOS KissX7iに装着したところです。




重さ585gと重いレンズですが、昨年購入した同じSigmaの100-400mmが1.1kgもある(このレンズを山に持っていくなど、絶対にありえません)ことを考えれば、ずっと軽いです。それに、今使っている広角レンズTAMRON SP AF17-50mmF2.8は440g、100-400mmを買う前に使っていた望遠レンズ、キヤノンのEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMも375gあるので、その2本の合計に比べればだいぶ軽くなります。オートフォーカスもそんなに迷ったりせず、動きは速いようです。これは良いレンズかもしれない、と、思ったのですが・・・・・・・・

早速試写

※追記、この記事の後、ピント調整を行った結果、ピントの甘さは大幅に改善しています。それについては こちらの記事 こちらの記事 をご覧下さい。


EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMで撮影250mm 1/500秒 f10 ISO100

これに対して、SIGMA18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMは・・・・・

300mm 1/500秒 f13 ISO160です。

あれーーー??EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMに比べて、明らかにピントが甘いです。

他の被写体だとどうでしょう?
・・・・・・と、言いたいところですが、さすがに両方のレンズを持って出かけて比較写真を撮るほどには私も気合が入っていないので、たまたま1年違いの同じ時期に、近い場所から同じ被写体を両方のレンズで撮った写真があるので、比べてみたいと思います。



葛西臨海公園より。250mm 1/2000秒 f5.6 ISO100


そのアップです。

続いてSIGMA18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

同じく葛西臨海公園より(公園内の別の場所からの撮影なので、アングルは異なりますが)
300mm 1/400秒 f10 ISO125



・・・・・・どう見ても、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMと比べてボケボケです。

誠に残念ながら、この買い物は失敗だったかも。いくら画質にこだわったという宣伝文句でも、16.6倍の超高倍率ズームでは、やっぱり画質はそれなりにならざるを得ない、ということが、よーく分かりました。これで、お値段はEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMの方がはるかに安いのです。多分、他の高倍率ズームの写りは、推して知るべし、でしょうね。
これでは、山で簡単にレンズ交換を行う手段を考えるほうがよかったかもしれません。

なお、SIGMAというメーカーの名誉のために付け加えると、昨年買った100-400mm F5-6.3 DG OS HSMは、(重い、という唯一の欠点を除けば)写りのよい、とてもよいレンズです。

買ってしまったものは仕方がないので、このレンズで撮ったほかの写真も何枚か。焦点距離が明記してあるもの以外はすべて300mmで撮影しています。(ただし、鳥の写真はすべてトリミングあり)


オシドリ(新宿御苑)


モズ(新宿御苑)


新宿御苑


18mmで更にトリミング


28mm


ウミアイサ(葛西臨海公園)


オカヨシガモ(葛西臨海公園)


チョウゲンボウ(葛西臨海公園)


ヒクイナ(葛西臨海公園)

ああ、チョウゲンボウもヒクイナも、100-400mmか、せめて55-250mmで撮影したかったなあ。
今回は望遠側でのみ比較しましたが、広角側も、等倍に拡大してみるとピントが甘い、という傾向は同じです。

追記 他の人の作例を見ると、もうちょっとマシな写りのようです。ピント調整がおかしい?もっとも、撮った写真の中で、ピントがあっていると思える場所は見当たらないのですが。USBドックで少し調整を試みてみることにします。(最新のファームウェアは導入済)





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最終更新日  2018.03.26 06:59:53
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