inti-solのブログ

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2018.06.12
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カテゴリ: 政治
米朝首脳会談 北朝鮮、非核化を約束 米、体制を保証


一方、日本人拉致問題については触れられていない。

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はっきり言ってしまえば、トランプも金正恩もわたしは嫌いです。
が、しかし、この際そのような好悪の情はどうでもよろしい。色々と思うところもありますが、それらのことを割り引いてもなお、米朝首脳会談によって北朝鮮の非核化への筋道が立ち、少なくとも当面のところ戦争の危険が遠のいたことは、大いに評価すべきところでしょう。これまでの状況に比べれば、はるかに好ましい状況であることは明らかです。

もちろん、これで戦争の危険が永久に取り除かれた、というわけではありません。この合意の果実を、どれだけ永続させることが出来るか、それはこれからの関係各国の行動と努力にかかっているのでしょう。

それにしても、朝鮮戦争が正式に終結し、米朝が国交を樹立したとしてもなお、日本(安倍政権)は、「拉致が解決しなければ」と言って、国交を閉ざし続けるのでしょうか。
「すべての拉致被害者を返せ」というのが日本政府の公式な主張ですが、彼らが本当に生きていると思っている日本人はいったいどれだけいるのでしょうか。拉致被害者の親族は仕方がないです。どんなに絶望的でも、肉親が「生きているに違いない」と信じたい心情は理解できますから。
しかし、客観的に見れば、帰国した以外の拉致被害者が生きている可能性はほとんどないし、実際には多くの人がそう思っているはずです。それなのに、政府がその当たり前の推論を否定して、あり得ない前提に基づいている限り、何も先に進まない。いや、「北朝鮮の脅威」を叫び続けるほうが支持層向けのアピールに好都合だからそうしているのかもしれませんが、日本の今後の針路として、北朝鮮と不倶戴天の敵同士としてにらみ合い続けることが望ましい、とは私には思えません。そりゃ勿論、北朝鮮の社会体制は最悪と思いますが、そうだとしても、没交渉であり続けることは得策ではない、だからこそ、トランプも北朝鮮に「体制保障」を与えたのでしょう。





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最終更新日  2018.06.12 21:48:29
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