inti-solのブログ

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2021.05.03
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テーマ: ニュース(95880)
カテゴリ: 医療・衛生
本記事につきましては、大筋では間違ったことを書いてはいないと考えていますが、感染が急激に拡大しており、しかも40代50代の中年層の重症者が増えてきていることから、若年層も、「周囲にウイルスをまん延させない」という意味でのワクチン接種の意義は無視できない、と考えるに至りました。
この時はこう考えていた、ということで以下の文章自体はそのまま残しておきますが、現在の私の意見(というより、重要視するポイント)とは必ずしも一致はしなくなりました。
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レイズ筒香「本当に良くない状態に」ワクチン接種で体調不良訴えてIL入り
レイズ筒香嘉智外野手(29)が29日、新型コロナウイルスのワクチン接種に伴う副反応で体調不良を訴え、コロナに関する負傷者リスト入りした。
キャッシュ監督によると、「昨夜も体調が良くなかったが、彼はプレーしたいと言ってくれた。ただ、今朝は本当に良くない状態になった」と、症状が悪化したことが分かった。

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大谷翔平も「ワクチンですね」開幕直後の体調不良の要因に挙げていた
新型コロナウイルスのワクチン接種で体調を崩したのはレイズ筒香だけではない。エンゼルス大谷翔平投手(26)も開幕直後の不調の原因に挙げた。
9日(日本時間10日)のブルージェイズ戦でメジャー通算50号本塁打を放った際、現状の打撃を開幕時と比べ「体調がそんなに良くなかったというのもありますし、今は戻ってきて、だいぶスイングもいいんじゃないかなと思います」と話した。体調不良の要因として考えられることを聞かれ「ワクチンですね」と苦笑いで振り返った。

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どうも、20代30代のかなり多くに副反応が出るようですね。MLBで活躍する日本人選手2人に副反応とは、結構な高確率です。
もちろん、重篤な副反応ではありません。二人とも、すぐに回復したようですから。とは言え、一日か二日寝込むだけでも、相当の損失がありそうな2人です。一方で、 以前の記事でも指摘 しましたが、20代以下の若者にとっては新型コロナ自体がそれほど重篤な病気ではありません。
年代別の死者を見ると、これは4月28日時点の日本国内のデータですが、10代以下のの罹患者約5万7千人で死者は0、20代は罹患者12万5千人中3人です。加えて、このうち基礎疾患のない死者がどれだけいるでしょうか。(少なくとも1人は大相撲3段目の28歳力士で糖尿病がありました。あとの2名は不明ですが、何らかの基礎疾患があった可能性は高いと思われます)


私は50代なので、感染したらそれなりのリスクはあるでしょうから、順番が来たら予防接種受けようと思います(もっとも、50代だって罹患者約7万5千人中死者212人で死亡率は0.28%、基礎疾患がなければ死亡率は多分さらに低い)。でも、10代20代の若者で基礎疾患がなければ、コロナで死亡するリスクは事実上ゼロなのに、ワクチンの副反応リスクは低くはありません。
それほど重篤な副反応ではないとはいっても、メリットもまた限りなく小さいので、若者にとっては、新型コロナのリスクと、ワクチン接種のメリットのつり合いがあまりとれておらず、少なくとも個人の損得では、ワクチン接種を受けて得になることはあまりなさそうです。

もちろん、社会防衛という意味では意味があるのですが(MLBの選手が接種を受けたのも、接種率が上がれば、試合運営上のいろいろな制約が解除されるというのが大きいようです)、それは全員に行き渡るくらいワクチンが確保できたらどうするか考えればいい話じゃないかなあ。
根本的に高齢者にすらワクチンがまだまったく行き渡っていない日本で、若者が早期に接種を受けるべき理由は乏しいように思います。

だから、私がもし今20代以下だったとしたら、多分接種は受けないと思います。うちの子はどうするのかな。(追記:子どもは接種の申し込みをしました)





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最終更新日  2021.08.20 07:03:20
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