inti-solのブログ

inti-solのブログ

2023.06.06
XML
テーマ: ニュース(95880)
カテゴリ: その他
櫻井翔 ジャニーさん性加害問題について言及 涙浮かべ、言葉詰まらせ「臆測で傷つく人たちがいる」


「2つの側面」について「1つは今、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。そしてもう1つは大きな意味では自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということ」と説明。続けて「私にとって、この2つの側面を踏まえますと、コメントをすることは難しいと考えていました。今もまだどの立場でどうお話できるのか難しいのですが、お伝えしたいことの1つは、臆測で傷つく人たちがいるということです」と心境を吐露した。~
そして「最後にあらゆる性加害は絶対に許してはならないし、絶対に起こしてはならないと考えています」と厳しい表情で語った。
故ジャニー喜多川前社長による性加害問題について同事務所は5月14日夜に藤島ジュリー景子社長が謝罪動画と文書を発表し、東山紀之が同21日、メインキャスターを務めるテレビ朝日「サンデーLIVE!!」内で、スーツ姿で眼鏡をかけた沈痛な表情で「心を痛めた全ての方々、本当に申し訳ありませんでした」などと謝罪した。(以下略)

---

この問題は、妙に大手メディアの報じ方が鈍いようですが、ここにきてようやく報じられ始めているようです。もっとも、ジャニーズ事務所という企業の知名度、芸能界への影響力と犯した犯罪の悪質さを考えると、依然として及び腰という印象は拭えません。我が家で購読している毎日新聞も、この件をさほど大きく報じている印象はありません。

そして、引用記事の内容は、肝心かなめの被害者に対する言及がない点に、どうも非常に疑問を感じます。憶測で傷つく人がいるのは確かですが、憶測ではなく事実としての性被害で傷ついたひとがいるのはそれ以上に確かなことです。
被害者の記者会見で、他の被害者について少なく見積もっても300人くらいと言ったことは、推測とはいえ、自身の経験と周囲の見聞に基づいており、まったく無根拠なあてずっぽうではありません。
もちろん、具体的に「誰が」被害にあったのかは分からないし、本人が認めるのでない限り、そこを掘り返すべきとは思いませんが。

それにしても、仕事上の地位と権力を盾にした、これほど悪質な性加害、それも、かなり以前から関係者の間では周知の事実だったにもかかわらず、加害者が亡くなるまで表沙汰にならずに来た、犯した罪を償わずに生涯を終えてしまったことには、暗澹たる思いを抱かざるを得ません。ある意味、あまりに古くから、あからさまに行われすぎていて、本人も関係者も感覚がマヒしていたのかもしれませんが、それを報じるべき側まだ感覚がマヒしていたのなら、それもどうかと思います。芸能界に強い影響を持つ事務所に遠慮した、と見られても仕方がないでしょう。
あるいは、程度の差こそあれ、類似の問題はこの世界には他にも沢山ある、ということなのかもしれません。考えてみれば、ジャニーズ事務所の件は、男性同士という点で、世間一般的には特異な事例のはずです(芸能界全体では絶対女性の方が多いし需要もあると思いますが、男性しか所属しない芸能事務所って、他にあるのでしょうか?)。
ということは、男女間の類似の犯罪は、この何倍、何十倍あっても不思議ではない、と考えざるを得ません。もちろんわかりませんが、ジャニーズだけではない、もっと恐ろしい問題、ではないことを願いますが、どうなのでしょうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.06.06 19:00:08
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: