inti-solのブログ

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2023.07.14
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テーマ: ニュース(95880)
カテゴリ: その他
【ryuchellさん急逝】離婚とカミングアウトで「悪質な誹謗中傷」所属事務所が2月に回答していた対応方針
7月12日、憧れだった芸能界で新たな道を進もうとしていた矢先、ryuchellさんが亡くなった。27歳という若さだった。
沖縄県で生まれ育ったryuchellさんは、高校を卒業後にアパレル業を志して上京。バイト先の古着店で出会ったのが、のちの妻となるpecoだった。
「pecoさんとは真剣に付き合っていたのですが、SNSで“ビジネスカップル”と叩かれ続けたことに傷ついていました。2016年に結婚しましたが、今度は“ビジネス婚”と言われ、アンチの声に対しては割り切って捉えることで精神的に落ち着いたそうです。2018年に愛息が生まれると、叩かれることも一時的に減りました」
2021年にryuchellさんはデビュー後から夫婦で所属してきた事務所から独立。この頃からryuchellさんの姿が変貌していく。体重を10キロほど減量し、口紅をするなどの姿が頻繁にSNSにアップされるように。
そして2022年8月に、ryuchell さんは自身のインスタグラムでpecoとの離婚を報告。pecoとは“夫”ではなく人生のパートナーとして、子どもとは“かけがえのない息子の親”として生きていくことを誓っていた。しかし、ryuchellさんへの誹謗中傷が止むことはなかった。
「離婚前からryuchellさんには『ブス、死ね』といった酷い誹謗中傷のコメントが届いたこともありました。しかし、ご本人は離婚し、カミングアウトすることに対して覚悟していたようで、離婚後に届いた誹謗中傷について、SNS内での言葉を信用し過ぎないことが『自分の心を守るためには大事だよ』ともよく話していました」

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peco 元夫ryuchellさん訃報に心境「まったく現実とは思えませんでした」
タレントのryuchellさんが事務所で死亡しているところを発見されてから一夜明けた13日、昨年8月に離婚した元夫人でタレントのpecoが自身のSNSを更新。訃報を受けて心境を明かした。
~りゅうちぇると出会い、結婚し、わたしたちの最愛の息子が生まれてきてくれて、そして去年、新しい家族のかたちで進んでいくことを皆様にお伝えさせていただいて。りゅうちぇると出会ってから今日まで、その時その時のかたちで、この先一生かけても足りないくらいのたくさんの愛をもらいました。~

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元々、彼らには少なからず誹謗中傷があったようです。記事にある「ブス、死ね」はまだ離婚をする前のことですが、法的には離婚をして新しい家族のかたちを選んで以降、誹謗中傷は更に激化していたようです。
それが自殺の原因のすべてかどうかは分かりませんが、原因の相当部分を占めていることは、火を見るより明らかです。

ところが、この期に及んでなお、「誹謗中傷はいけないが批判まで封じるな」とか、「りゅうちぇるにも問題がある」というような、いかれたことを書き散らす連中がいっぱいいます。
何というか、呆れますね。

例えば私がここでやっているように、いや、もっと小さなレベルのことでも、何かの主張を展開すれば、それに対する反論、批判はある、これは当然のことです。それとて、「ブス、死ね」みたいなレベルの暴言、人格攻撃は論外ですが。
しかし、「穏当」な批判であろうが、それはあくまでも議論の場において持ち出されるべきことです。
「好きな魚料理は何ですか?」に対して「めざしがいいな」「いや、ぶりの照り焼きだよ」「俺はアジフライがいい」というのはおかしなことではありません。しかし、「今日は鮭のフライを食べました」に対して「鮭フライなんて不味い、なんで塩鮭を焼かなかったんだ」などと言われても「はあ?」というしかありません。


結婚も離婚も個人の選択です。日本では、離婚が禁じられているわけでもなく、双方の合意があれば円満に離婚することができます。不貞行為や子どもに対する無責任な姿勢など、誰かを傷つける、社会規範に反する行為があっての離婚なら、批判も分かります。でも、そのような事実もない、双方合意の上での円満な離婚に、その家族に対して何の責任も負わない赤の他人が、何を批判できる権利があるのか、私には理解できません。
ましてお二人の例では、りゅうちぇる氏の性自認が変わったため法的な婚姻関係を解消した、というだけで、その後も家族3人で生活しており、子どもに対して責任はきちんと果たしていたし、(元)妻も納得、同意していたことは、彼女のコメントから歴然としているわけです。

要するに、自分の価値観の範囲内にある人生の選択以外は許容しない、赤の他人であってもそれをゆるさない、という実に心の狭い人たちが、狭い狭い価値観の外側にある人を攻撃したあげく、死に追いやって、それなりに幸せだった家族を絶望に陥れた、ということです。

唾棄すべき連中という印象しかありません。





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最終更新日  2023.07.14 19:00:06
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