inti-solのブログ

inti-solのブログ

2023.08.09
XML
会津駒ケ岳の最終回です。


池塘の間の木道を中門岳から会津駒ケ岳に引き返します。
景色は素晴らしいのですが、この木道がなかなか曲者でして、前夜雨が降ったらしく、かなり濡れていて、非常に滑りやすい。それで前回書いたように駒ケ岳の山頂直下で転んでしまったわけですが、その先も滑りやすい木道が点々と続きました。
ただ、晴れたり曇ったりで時々日が差したおかげで、引き返すときには、さらけている場所の木道はだいぶ乾いて歩きやすくなっていました。しかし樹林帯の中はあまり日が差さないので、復路もぴしょ濡れの木道が何か所かありました。


モミジカラマツのようです。


復路もコバイケイソウの大群落の間を歩きます。


11時前に駒の小屋に戻ってきました。ここで昼食にしました。立派な山小屋です。


小屋の前の池塘から駒ヶ岳山頂を望みます。往路より晴れています。11時15分頃下山を開始しました。


往路と同じ道です。キンコウカの黄色いじゅうたん下る登山道。





北東方向への稜線。大戸沢岳だと思いますが、この稜線には登山道はありません。(冬なら行けるのかな)


キンコウカの大群落。


またまたキンコウカの花


樹林帯に入って、オオシラビソの樹間から小屋を臨みます。
ここからは樹林帯なのでひたすら下山です。途中海抜1650m付近のベンチまでは、傾斜も比較的緩いので、所々小走りでかなり飛ばしました。その下は急勾配なので、あまりスピードを出しては下れませんでしたが。
ベンチの辺りを12時ころ通過し、登山口着は午後1時ころでした。小屋から登山口まで、下山は1時間50分くらいでした。


お決まりの笛練習は下山後に。
しかし、疲労のため口が動かず、最初の2曲くらいはまともに音が出ません(吹き始めは音が出ても、数小節で音が出なくなってしまいます)。おやつを食べ、水を飲み、3曲目4曲目くらいから、どうにかやっとまともな音が出るようになってきました。
でも、その登山口から「毎日あるぺん号」の出る道の駅付近まで、更に30分ほど下ります。


途中、ヤナギランが咲いていました。ヤナギランも山の花ですが、高山帯までは分布しないので、あまり「高山植物」扱いしてもらえません。ヤマユリなんかもそうですね。


檜枝岐に到着後。もう8月ですが、まだアジサイが満開です。海抜900m余りでも、東京よりはずっと涼しいです。





やっぱり山から下りてきたらこれですよ!!
美味しかったです。
というわけで、復路は午後3時半発の毎日あるぺん号で帰りました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.08.09 20:07:35
コメント(4) | コメントを書く
[登山・自然・山と野鳥の写真] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:会津駒ケ岳 その3(08/09)  
甲斐駒ファン さん
少し遅い返信ですが、つい先日会津駒ではありませんが尾瀬に行ってきたので一言。今年はこの辺りも異常な高温だったようなので、登りの樹林帯では暑くありませんでしたか。また、稜線ではコバイケイソウが咲き誇っていましたが、尾瀬沼北の大江湿原や燧裏林道では今年は「外れ年」だったようであのような群落はありませんでした。なお、その1のキンコウカと一緒に咲いていた白い小さな花はイワショウブですね。燧裏でもキンコウカと共に多くみられました。実はだいぶ前の7月中旬(20年以上前)に会津駒に登ったことがありますが、その時は豪雪のため稜線はほとんど雪に覆われていて、今回のようなお花畑は残念ながら見られませんでした。
(2023.08.21 21:29:56)

Re[1]:会津駒ケ岳 その3(08/09)  
inti-sol  さん
甲斐駒ファンさん

たしかに樹林帯は暑かったです。朝だらだらでした。もっとも、それは山に登れば毎度のことです。それなりの激しい運動ですからね。東京に比べれば断然涼しかったです。

>キンコウカと一緒に咲いていた白い小さな花はイワショウブ

ありがとうございます!
今年は3月以降ずっと高温で、どこの山も残雪は記録的に少ないですね。たまたまそれが、この時の会津駒ケ岳では高山植物の花満開につながりましたけど、全体としては、高山植物に良い影響はないだろうなと思います。 (2023.08.22 06:56:05)

Re[2]:会津駒ケ岳 その3(08/09)  
甲斐駒ファン さん
inti-solさんへ
そうですね。暑いと言っても南関東よりははるかにすずしいですね。ただ、以前は尾瀬の樹林帯やアルプスの2000m越えの亜高山帯を歩いていて汗だくになることは稀でしたね。それに今年の日本海側の夏の雨の少なさが原因か、樹木や高山植物の葉の元気がなかったようです。こんな気候はこれからも続くとなると嫌なものですね。
ところで、毎日あるぺん号が檜枝岐まで行っていることを初めて知りました。 (2023.08.25 23:55:54)

Re[3]:会津駒ケ岳 その3(08/09)  
inti-sol  さん
甲斐駒ファンさん

私の場合は、割といつでも夏山は汗だくで(下手すると春山、秋山も)登っています。3000mの稜線だと、風が通るのでそうなることは比較的稀ですが、樹林帯は風がないので、たいていそうなってしまいます。

ただ、今年はすべてにおいて異常な暑さであることは間違いないですが。
檜枝岐への毎日あるぺん号は、私も最近気が付きました。 (2023.08.27 06:40:34)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: