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「コーイングゴンサーン、生き残る、強い企業(家)」は、どんな条件を備えているのだろうか。
私は次の3つを挙げたい。
1-消費者の支えの上にのみ企業はその存続を許される。
だから経営者のなすべきことは、何をさておいてどうしたら消費者に支持され続けるか、
という命題を立て、それを前提にその範疇内で戦略を立案することになる。
2-それを手と足と口を使い、消費者に伝達する行動力が不可欠だ。
どんな高遭な'念や戦略が採用されようとも、
具体的に見える形で表現されないのでは無意味になるからである。
3-消費者を含め、仕入先、取引先、それに従業員の協力をいかに有機的に結合させ、いわゆる組織力として機能させ得るか、
以下、上の3点に少し解説を付する。
個々企業の業績は、好不況といったマクロ的
あるいは外部要因にあるのではなく、
正しい理念・戦略、そしてお客に支持される戦術を選択し、
それを取引先や従業員の協力を結集し、
具体的に示しえるかどうかの経営者の手腕にあることになる。
こんなせち辛い世の中で、しかも競争激化の中で、
そんな悠長な考えでやっていけるか、という反論もあろう。たしかに一時的に、そしてより簡単に
増収増益を得る方法はいくらでもあるだろう。
しかし、それらの方法では、繁栄し続けることは決してない。
また急激な一過性の成功が、後に大きな不幸や悲劇を生務要因になっている、といった事実は、
これまでの夥しい事例が証明しているところである。
とくに消費者を結果的にだましたり、取引先をいじめたり、従業員の犠牲の上に得られた業績は、まさに砂上の楼閣に等しい。
舞い上がった高さだけ落下することは必死で、
会社や個々人に与える傷は往々にして致命傷になっている。
真にその行動が、「消費者のために」であるなら、
消費者が支えてくれる。仕入先も良い取引先として支えてくれる。
従業員の幸せを考える事業であれば、従業員は一生懸命働く。
このことを確信しているからだ。
続く
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