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値下げという対処は、
薄れた魅力、劣化した価値への対策、改善にはならない。
値下げによる対処は、
単に実勢価格への調整に過ぎないからである。
その誤りの対処をなすことで、
本当の対策が講じられないということで、
手遅れ、事態をさらに悪化させることだ。
そしてさらに何より恐いことは、
誤診の結果、値下げという処方箋が出されたことで、
問題の本質的要因が隠れたままで、
その解明が、先送りされるというこのことである。
過去のおびただしい「倒産」という現実の中に、
結果として誤診からきた,誤れりその対処、
問題の本質的な解明の先送りといったことを、
私たちは、見ているのである。
見ているのではあるが、見えていないのである。
利益を得つつ価格を低減すること。
これには必ず限界がある。
またこの路線は、
価格競争に敗退した夥しい企業の屍を見ることと、
「次は俺の番かも」,といった恐怖を前提に成立するのである。
しかもそれらは,概ね規模の論理で優劣が決まる。
だから中小企業の勝算は立ち難い。
では、低価格路線に変わるあり方は?
と言うことだが、それは現在採っている低価格路線を止めなければ
見えてこないのである。そのことは上に述べている。
その証に,私はこのブログに,何度も話をあれこれ変えて
その答えをかき立てているのである。
後ろを見ている限り前は見えない。
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