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諸行無常の世。
人智ではいかんともしがたい情勢の起伏・上下の波がある。
だが、それは当然のこと。
だから戦略の範疇内、想定内として、先取り、
取り込んで対応することで、
その影響をマイナス面は最小に押さえ、
プラス面は最大限に活用する、といった柔軟性としぶとさ、
これが経営であり、これを考えるのが経営者である。
それを「雨続きで売れませんわ」といっている経営者がいる。
天気は、こちらの都合通りにならない。
そんなわかりきったことですら、売れない、不振の理由にする
そうした人は、まさに経営者失格なのである。
ましてや、人の心は動かせるのである。
ここで念押ししておくが、
確かに人が人を動かすことは、難しい。
だが、人が人を動かすには、その人が自らの意志でもって、
動くように、働きかけることになる。
晴れたら売れ、雨が降ったら、これまた売れる。
そのためには、晴れたら下駄、雨が降ったら傘を
前面にだしてといった工夫で、
消費者の意思決定が購入になるようにを持って行く。
こうしたあれこれ練る、試行錯誤する、
といったことが不可欠になる。
言えることは、それらは
どうにもならない天候への対処ではなく、
心を持ち、心を揺さぶれる人間への対応ということ。
人への対応に転換してこそ、可能になるのである。
人の動きへの対応、これまさに経営戦略の根本と考えるが、
この根本が経営計画、マニュアルから欠損、
あるいは希薄であることが私には理解できないことである。
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