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商いには競争がつきもの。
だから競争に勝たねば生き残れないよ、といわれますが、
はて。
確かにライバルの同業他社がありますから、
その中から消費者に選んでもらわないことには商売になりません。
それはその通りです。
ですが、その対策としては、大きく分けて、
次の2つの戦略があります。
A 競争し、ライバルに勝つ戦略。
B 競争関係にならないために自社・自店が
お客様に選択してもらう条件を作る戦略
私たちみたいな仕事にも、それなりに同業者がいます。
経営者の皆様方を正しい経営に導くこと。
これが本来の大切な仕事の柱なのですが、
自分が仕事をいただくための営業活動が、仕事の中心に、
といった例も少なくありません。
なかには、仲間や同業者を誹謗したり、陥れたりといったことを、
それとなくやる人もいることも、残念なことですが事実です。
道徳や倫理の問題は別にして、こうした人たちが存在するといったことに
恐ろしさを覚えてしまうのです。
何故かと言いますと、ライバルを叩くという戦略では
叩かれる相手も防戦上、たいていは同じ戦略をとることになり、
その結果として泥仕合になることがほとんどです。
どちらが勝つにせよ、消費者には関係のないことですし、
逆に自分の土俵である業界を狭め、業界に対する世間の信頼を
失ってしまうことになるからです。
気がついてみれば、選択した戦略は自滅の戦略だった、
ということになるわけです。
強調しておきます。
真の正しい商人の道、あるいは業界の本来の目的は、
自社、自分が伸びることによって、各人が所属する業界をもまた
拡大発展させる、といったところにあるのです。続く
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