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買って下さるから売れる
仕入れたものを売ろうとするから、努力しなくては売れない。
あるいは努力をしても売れない。
消費者が、購買して下さるから、
売れるのであるから、買うお客を限りなく想定して仕入れる。
その数が1枚だったら、1枚仕入れればいい。
それを、まとめて100枚仕入れれば、
原価が安くなるからと余計に仕入れる。
当然、あとの99枚は、買うお客の見込みがないのであるから、
当然残る。これを見込み違いという。
残ったら、暖冬異変や不景気や、大型店のせいにして、
バーゲンで数字を繕う。毎年、この繰り返しだ。
ここにも、売れるということは、
買ってくださるお客様がいる、という当たり前のことすら検証
しない謙虚さを忘れた自己中心、独りよがりな商人の姿が見られる。
一人のお客を大いに満足させて帰せば、
その客が再来店してくれる可能性は高くなるであろう。
知人にその店の良さを伝えてくれる可能性は高くなるであろう。
再来店するときには新しい客を連れてくる可能性は高くなるであろう。
この可能性が高くなるであろう、確率を高めるための試行錯誤こそ、
商いの営み、といえるのではなかろうか。
折角金をかけて宣伝して、客を集めても、
受入れ体制が整っていなくては二度と客は行かない。
かつそれだけで終わらない。
自分がどれだけ、いやな思いをしたかを3倍に誇張し、
クチコミし始めるのである。
このようにプラスにもマイナスにも働くというのが、
クチコミ効果というもの。
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