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日露戦争時、大本営は広島に置かれ、明治天皇は東京を離れた。
海戦では偶然の勝利を手にしたが、陸上の戦況は互角。
ロシア国内ではナロードニキの内乱に陥り、日本有利の終結に到ったことから、「戦勝」と受け止められた。
天皇が東京に戻ると、財界からの拠出金で日比谷に仮設した凱旋門が待っていた。
このとき、モノクロ写真を手作業で丹念に彩色したものが商品化された。
門には軍旗と国旗が掲げられている。
(この掲載写真は色彩を見分けやすくするために実物よりも明るさを高めてある。集まった観衆は洋傘を差しており、雨模様である。)
右下の縞模様の幕に注目。紅白ではなく黒白の幕である。
官民を挙げての祝賀行事であるが、この当時、紅白の配色を使用するという習慣は無かった。
2014総選挙の勝敗 2014/12/19 コメント(1)
漁船に掲げる太陽の意匠 2014/01/18
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