花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2024.03.08
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カテゴリ: 識別について
仙台の鳥友から便りをもらいました。
1月に仙台湾でマダラウミスズメとはじめて出会い、波は荒れていたが立ち上がった際に腹にぶち模様が見られたとありました。
マダラウミスズメとは出会ったことがないけれど、千葉県銚子港で8年前の2月末にウミスズメの姿を目撃したのを思い出しました。
石田(2015)が述べているように外洋に生息し、ほぼ船上からしか観察できない海鳥で、首の立ち上がりがないので、長方形の箱が浮いているように見えるので小型カイツブリ類との違いがあります。
ウミスズメは、岩原(*)が述べているように北太平洋に分布し、アジア海域ではオホーツク海、日本海、黄海において、分布、繁殖しており、世界での個体数は100~200万羽と推定されています。
日本では天売島以外での繁殖は報告されておらず、環境省(2023)が報告しているように、1956年に推定500羽、増減を繰り返しながら限られた個体数のみで、2022年で278羽が記録されているのみです。
目の上に白斑がないので冬羽個体です。
(引用)
石田光史.2015.野鳥図鑑.p194.ナツメ社.
環境省.2023.ケイマフリ・ウミスズメ等海鳥調査の実施状況.pp15.
(*)岩原 真利.絶滅危惧海鳥類.世界アルバトロスデー&シルバーウイーク.











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最終更新日  2024.03.08 11:18:29
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