花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

PR

プロフィール

kachoiroiro-rakuten

kachoiroiro-rakuten

カレンダー

コメント新着

大黒屋@ Re:東葛地区の駅前でイソヒヨドリのペアが活発に活動(04/03) 柏市旭町2丁目で見ました。ずいぶん内陸に…
kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:コサギの飾り羽について(04/10) 通りすがりのものですさんへ ご指摘をい…
通りすがりのものです@ Re:コサギの飾り羽について(04/10) 1枚目はコサギじゃないです。コサギの首…
ka_0916@ Re[2]:柏の葉キャンパス駅近郊の探鳥記(07/13) kachoiroiro-rakutenさんへ ありがとうご…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.11.15
XML
鳥友から今年も手賀沼にミサゴの姿が見られるようになったが、いつ頃から秋・冬に滞在するようになったのかと質問をもらいました。
(1880年代から2000年までの手賀沼の猛禽類)
文献を振り返ると、我孫子市(1995)に1880年代に手賀沼で記録されたワシタカ目の鳥類はオジロワシのみ、1959年から1969年の間ではトビ、クマタカ、チュウヒ、ハヤブサの4種の記録があると報告があるのみです、ところが、1970年から1980年代になるとワシタカ類の種類は非常に増加しミサゴ、トビ、オオワシ、ツミ、オオタカ、ノスリ、サシバ、チュウヒ、ハヤブサ、チョウゲンボウの10種の記録があると記され、ミサゴについては1977年以降断続的に記録があると報告されています。
また、我孫子市(1995)が引用した手賀沼の記録に原典と思われる手賀沼の鳥(1994)に1977年9月11日現在の柏市大井新田先の手賀沼、1978年9月10日同地で観察記録があると記されています。ただし、1981年1月までは断続的に観察されたものでした。ところが、1985年9月以降2001年までは9月から12月の期間に滞在と思われる報告があり、さらに2002年以降では翌年3月ごろまで滞在と思われる観察報告が寄せられています。
(2001年以降の手賀沼でのミサゴの観察記録)
2001年以降になると、1月から4月、8月から12月の間で姿が観察されています。
しかも、2003年10月には沼で魚を捕獲し水面の杭に止まって食べている姿が目撃されています。2000年から運用が開始された北千葉導水路による利根川の水の沼への導水により、水位が上昇するとともに沼に放流されているコイやぎんぶな等が増殖したなどにより、ミサゴの餌場としての条件が揃ったものと思われます。
(引用)
手賀沼の鳥.1994.20年の観察記録.p26.我孫子野鳥を守る会.
我孫子市.1995.我孫子市自然環境調査 鳥類調査報告書.p81.
千葉県.レッドデータブック鳥類.p30-124.千葉県生物多様性センター.
(写真)













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.11.15 11:17:26
コメントを書く
[Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: