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かつて、カブトムシは、日本では希少な昆虫だったと言われます。その後、日本で農業が発達。堆肥を作るために、雑木林が人工的に増やされました。雑木林周辺には、腐葉土が堆積します。その腐葉土が、カブトムシを身近な昆虫に変えたそうです。しかし近代、農業が変化しました。化学肥料は堆肥を必要とせず、雑木林は宅地に変わりました。そして、カブトムシは、再び希少な昆虫に戻りました。ところが、最近ではカブトムシが増えています。怪獣ブームに始まったカブトムシ人気は、カブトムシを「売れる虫」に変えました。その結果、カブトムシは養殖され、急速に数を増やしました。よく売れる、人によって育てられた昆虫として。希少種から、多数派へ。人によって何度も変えられた、カブトムシ。カブトムシは、人に翻弄された虫なのです。
2013.04.30
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自分の日記の検索方法が分かりました。ブログのサイド欄に「キーワードサーチ」を設置すると便利です。「このブログ内」をチェックして検索すると、自分の過去の日記が検索できます。この情報は、「chappy2828さん」に教えていただきました。今まで「キーワードサーチ」をサイドに設置していなかったので気づきませんでした。またブログ表示後に「HOME」キーを押し、そこで検索する方法も教えていただきました。この方法は「楽天ブログ内検索」になってしまいますが、ブログサイド欄の変更の必要はありません。この方法は、「LimeGreenさん」に教えていただきました。みなさん、アドバイスありがとうございました。*連休中で、ブログの更新、ご訪問も途絶え気味ですみません。明日は雨かもしれませんが、概ね好天に恵まれた連休。皆様、充実したお休みをすごされますように。
2013.04.29
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「昆虫記」で有名な、ファーブル。彼の地元での評価は、”変人”でした。45歳で教師を辞めた彼は、ひたすら昆虫の観察と執筆に専念しました。地面にはいつくばり、虫の観察。人を嫌い、会話もしない。散髪屋にも行かず、訪問者も門前払い。家庭でも、必要なければ、会話もしない。食事中ですら、会話はありません。室内でも帽子をかぶり、師も弟子も持たずに、ひとりで研究。彼にとって、孤独こそが、幸福でした。貧乏だけど、自由な生活。菜食主義に、早起きの生活。そのおかげか、彼は1823年という時代にあって、92歳の長寿でした。孤独を愛した彼ですが、結婚はしています。そればかりか、多くの子供を授かっています。21歳で、最初の妻と結婚。22歳、24歳、27歳、30歳、32歳、38歳、40歳で、3男4女を授かっています。62歳で、妻が他界。64歳で、41歳も若い、23歳の妻と再婚。65歳、67歳、そして72歳で、1男2女を授かります。長寿の甲斐もありました。87歳で有名になり、生活も豊かになりました。そして、若い妻も48歳で他界。その2年後に、ファーブルも人生の幕を閉じました。人を避け、自由に生き、菜食主義で、規則正しい生活。長寿と、4男6女の子供を授かり、人より虫を愛した。変人と呼ばれることを、いとわなければ、あなたにも、長寿が可能かもしれません。
2013.04.24
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私は生物の日記をよく書きます。振り返れば、生物を超えて、あやかしの日記もしばしば登場します。たとえば、ぬえの日記。【過去の日記1】 「鵺の鳴く夜は 恐ろしい - ぬえ -」実際は、生物の日記ですが。次は、ねこまた。あやかしの代表ですね。【過去の日記2】 「その恐怖は 闇から忍び寄る ― ねこまた ―」猫が「ねこまた」になる理由でした。猫の集会も、その一因ですね。最後に、これも怖い(?)オオカミの日記。オオカミが、かわいそうになります。【過去の日記3】 「弁解も ゆるされず - 送りオオカミ -」真面目に探せば、もっと多くのあやかしが、私の日記に潜んでいるはず。しかし、日記件数も、1900件。探せない・・・。過去日記の検索機能がほしいものです。・・・・・・・・・・「REALISTさん」が、変わった形の五輪塔を紹介されていました。あまり見かけない形でしたので、ご紹介します。みなさまも、ブログライフをお楽しみくださいますように。
2013.04.23
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りんごが木から落ちるのを見て、万有引力を発見。このニュートンの逸話は、ニュートンの著書にはありません。ただ、ニュートンが語ったという記録は、いくつかあります。有名なのは、ニュートンの主治医スタックリーの記録。84歳のニュートンが、りんごの思い出を語ったと記されています。それは造幣局長官として暴君と化し、多くの罪人を死刑にした後。株の投資で大失敗、晩年、錬金術に心頭したニュートンが亡くなる前年でした。イギリス、ウールズソープの庭のニュートンの木から、種と苗木が日本に送られました。しかし、種からの生育したりんごの木は、1973年に枯れてしまいました。一方、接ぎ木にも問題がありました。苗木がウイルスに感染していたのです。16年の苦難の後、このウイルスを無毒化しました。高温生育法で、ウイルス感染していない新芽を作りあげたのです。この苗木を接ぎ木したニュートンの木は、今も小石川植物園で見ることができます。さらに、この木から枝分けし、日本の各地にニュートンの木は存在します。ニュートンの木は、リンゴが熟すると、すぐに落下する品種だそうです。ニュートンの、りんごの話の真偽はわかりません。それでも、たしかなことがひとつあります。木から落ちるりんごを見ても、わたしが引力に気付くことは、きっとありません。ただ、りんごがもったいないと、思うだけに違いありません。
2013.04.21
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昨日は、キリ番のお祝いのコメント、ありがとうございました。楽天ブログのシステム変更以来、アクセス数もめっきり減りました。日記の更新頻度の低下と、エディタコミュニティの廃止も大きく影響しているでしょう。それでも応援くださる皆様に、感謝いたします。少し日記ネタを整理します。それまで、大宰府でお会いした、ひょうきんな狛犬さんのアップをお楽しみください。
2013.04.20
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62万アクセスになりました。いつもご訪問、ありがとうございます。今まで私は、“62万ヒット”などとも書いていました。しかし、それは間違いと、ようやく気が付きました。ブログなどのカウントの仕方は、下記とのことです。○ヒット: 開かれたファイルが、サーバに要求した回数。 画像ファイルを含むと、ページ+画像数などとカウントが多くなります。 写真1枚含む日記は、本文1+写真1で、2ヒット。○ページビュー: 表示されたページ数。 日記のページをめくると、ページビューも増える。○ビジット: 訪問者数。○アクセス: 定義が曖昧。ヒット、ページビュー、ビジットのいずれかでカウント。つまり、ブログの場合、ヒット数は最も多くなり、ページビューが次、最も少ないのはビジットです。楽天ブログのアクセス数は、ビジットに相当するはず。ヒットではありませんね。楽天ブログを初めて7年目近くなって、ようやくアクセス数の数え方を知りました。そんな私のブログですが、これからもよろしくお願いします。
2013.04.19
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取るに足らない、都市伝説がある。それは視覚障害者のための、音響信号機の話。ピヨピヨと音を出し、横断可能を教える音響信号機。その音響信号機が、減っているという。その理由が、犯罪だというのが都市伝説。その音をまねて口ずさみ、視覚障害者を事故に誘う犯罪者がいるからだという。真実は、信号機の騒音に、苦情の声が多いため。また、誘導性が高い異種鳴き交わし型への置き換えの、信号機の整備がされているため。その真実を知らなくても、都市伝説への疑問の声は多い。ある人は、音響信号機は減っているのか、と問う。ある人は、信号機音の口まねは無理、と言う。ある人は、視覚障害者は聞き分けに長けてだませない、と断言する。多くの人が疑問視する、都市伝説。しかし、「そんな悪い人はいない」と明言する人は、だれもいない。都市伝説には、人の闇が見え隠れする。だから、わたしは、都市伝説がこわい。【参考:警察庁】 「音響信号機の異種鳴き交わし方式とは」
2013.04.17
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前の日記、石垣の工夫に気付かれましたか。石垣の模様が「石灯籠」になっています。わたしの撮影が石垣に接近しすぎで、わかりにくかったかもしれません。五輪塔かとも思いましたが、撮影場所は神社、寺院ではありません。ですから、やはり石灯籠ですね。皆さん、気づかれましたか。【前の日記】 「見落とさないで - 石垣 -」・・・・・「marnon1104さん」の日記では、磨崖仏が紹介されていました。石に刻まれた文化財からは、作り手の気持ちが伝わってくるようです。暖かくなり、観光にも良い季節。みなさまも、身近な文化財をご覧になってはいかがでしょうか。
2013.04.16
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神社などの石垣には、しばしば石組に細工が見られます。見逃されませんように。・・・・・・・4月13日早朝の関西の地震は驚きました。奈良は震度3~4とのことですが、より大きく感じました。実際は、揺れより前に、携帯電話の緊急地震速報の着信音で目が覚めました。揺れもほぼ同時でしたが。これ以上、大きな地震がありませんように。
2013.04.14
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酸素は本来、生物にとっては猛毒です。事実、今なお、酸素は老化を招く物質です。太古に現れたそのバクテリアは、酸素をエネルギーに変える特殊能力を持ちました。生物はそのバクテリアを細胞内に取り込み、酸素をエネルギーに変える「呼吸」を獲得しました。その結果、酸素が生む莫大なエネルギーは、動物に野山を駆ける運動を可能としました。その時に細胞内に取り込んだバクテリア、ミトコンドリアによって、私達は生かされています。しかし、近年、衝撃的な事実が発覚しました。それは、私達の寿命を決める仕組み、アポトーシスに関するもの。私達の細胞には、細胞が自殺する仕組み「アポトーシス」があります。細胞分裂を繰り返す細胞は、アポトーシスによって自殺します。アポトーシスは、私達の寿命を決める自殺プログラム。発見された新しい事実、それはミトコンドリアがアポトーシスのコマンドを出すというもの。あるとき、ミトコンドリアから、死のシグナル・チトクロームcが流れ出します。すると、細胞核DNAが断片化し、細胞の死・アポトーシスが完了します。ミトコンドリアは、細胞死・アポトーシスを発動させる、死のコマンドを出していました。私達は、猛毒の酸素をエネルギーに変える、ミトコンドリアによって生かされています。そして、私達は、ミトコンドリアからの死のコマンドによって、死を迎えます。遠い昔、私達が細胞内に取り込んだバクテリア、ミトコンドリア。私達の体内の、その数は「1京8,000兆個」。1京を超える「神」、そして「暗殺者」に、わたしたちの命はにぎられています。
2013.04.13
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水道水の日記には、読み返すと、少し説明不足がありました。まず、日本で問題となる水道水の臭いの大半は、カビによる臭いです。塩素臭と誤解されていることが多いように思います。「tougei1013さん」から、カビ臭の毒性を懸念する声がありました。様々な実験結果から、カビ臭による急性中毒がないことが確認されています。また、発がん性の疑いも持たれていません。ご安心ください。「ザビ神父さん」の日記で知りました。琵琶湖の水道水の臭いの日記を掲載した、4月9日は「琵琶湖疏水開通の日」だったようです。お互いの日記がシンクロしたのも、偶然で面白いと思いました。日記から、広がる知識もあります。いつも皆様、コメントをありがとうございます。そして、これからも、よろしくお願いします。
2013.04.11
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かなり以前、大阪の親戚の家を訪ねた時、水道水が臭くて飲めない思いをしました。長くそれは「塩素臭」と思っていました。しかし、いま思えば、原因は「カビ臭」でした。琵琶湖、霞ヶ浦、江戸川などの水源は、カビ臭に悩まされていました。特に琵琶湖水源は、1981年以降、毎年カビ臭に悩まされました。カビ臭の原因のひとつは、水中の植物性プランクトンや岩に付着する藍藻類。もうひとつの原因は、土の中に生きる放線菌類。現在では、大阪の水も臭いなく、飲むことができるようになりました。日々の水道局の水質検査と、活性炭投与などのおかげです。安心して飲める水と、それを支える人々。見えない多くの誰かが、私たちを支えてくれています。【参考】「水道水とにおいのはなし」,おいしい水を考える会,技報堂出版,2001年,145P
2013.04.09
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春の嵐h通過しました。雨はあがりましたが、まだこちらは強風が吹き荒れています。雨あがりは、散った桜の花筵(はなむしろ)が見頃。花筵はきれいでしたが、よく見ると痛みがあり、また強風で吹きだまって偏りがありました。そこで、昨年4月14日に撮影した、花筵をご紹介します。あらためて、今年の桜の開花の早さを実感します。昨年より、10日程度、桜の開花が早かったようです。花筵(はなむしろ)、花筏(はないかだ)の表現は、以前に「chappy2828」さんにコメント頂きました。ありがとうございました。みなさんも、散る桜の花筵、花筏をご覧ください。
2013.04.07
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国津神の長、オオクニヌシ(大国主命)。八十神を平定したその神も、初めは弱い神でした。オオクニヌシは、スサノオの子孫。多くの乱暴な神々、八十神を兄に持ちます。オオクヌヌシは弱く、2度も八十神に殺されます。しかし、その試練は、オオクニヌシの成長に必要なものでした。そのオオクニヌシの力は、優しさでした。因幡の白兎を助けた話は、その優しさを伝えます。その後、八十神が武力で国を治めようとしますが、失敗します。一方、オオクニヌシが使ったのは、相手を殺さず、生かす武器。生太刀、生弓矢で、人を癒し、国を治めることに成功します。試練は、成長のために。そして、優しさは、力に勝る。はるか神話の時代から変わらない真理が、今に伝わります。
2013.04.06
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ダイヤモンド、その名は「破壊できない(adamant)」に由来します。昔は、ダイヤモンドは、あまり価値がある石ではありませんでした。なぜなら、加工が難しくて扱いにくいためでした。加えて、かつての産地はインドしかなく、そのインドの産出量も枯渇して、その利用すらされなくなりました。それから長い年月が過ぎ、南アフリカで産出され、加工法も発達。ようやく、ダイヤモンドの価値が認められました。硬い、珍しい。そのダイヤモンドの長所が、かつてはアダとなっていたのです。長い時間が必要です。本当の価値が認められるには。それは、対象が人であっても変わりません。
2013.04.04
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當麻寺の傍、中将姫の十三重塔の墓。それを前に、左を見ると大きな五輪塔があります。高さ2.5mのこの大きな五輪塔は、奈良県最古の五輪塔。平安時代末期の石塔とされています。変わった形ですが、上から、空輪、風輪、火輪、水輪、地輪の五輪があります。文化財の多い奈良県ですから、最古とはいえ、何の表示もありません。そして、あまり知られてもいません。貴重な文化財が、ごく普通にある。それが、奈良県です。【日記】 「石に刻まれて - 中将姫 -」
2013.04.03
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「血液型キメラ」の日記に、面白いコメントを頂きました。それは、日記に出てくる彼自身が、血液型キメラではないかと言うコメントです。コメントをくださったのは、「クマタツ1847」さんと、「平均以下主婦tane」さんです。たしかに、他人に対する悪口は、自身のコンプレックスの表れとも言います。自分自身の欠点を他人に見出した時、もっとも嫌悪感を覚えて、批判的になってしまうものです。彼自身が血液型キメラ。私が思いもしなかった真相を知り、とても驚きました。皆様も、コメント、ありがとうございました。【日記】 「血液型にこだわりすぎて - 血液型キメラ -」
2013.04.02
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