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心筋梗塞で倒れちょうど10年になる。この間加齢による体力低下はあっても、心臓に起因する致命的なトラブルはほとんどなかった。薬漬け医療と揶揄されることがあっても、薬で健康を維持できたことは間違いない。 血管に問題が生じた場合、血液サラサラ薬が処方されると思う。それは大きく分けて二つ、抗血小板薬と抗凝固薬、前者の代表がアスピリン、後者はワーファリンということになるのだろうか。抗血小板薬は動脈系の血栓、抗凝固薬は静脈系の血栓に使うのが基本らしい。 ワーファリンに代わる抗凝固薬として直接経口抗凝固薬(Direct Oral Anti Coagulants、DOAC)というものが最近盛んに使われるようになった。10年前に心筋梗塞になっとき、アスピリンが処方された。その6年後、心房細動を起こしたのを機にDOACの一つであるエルキュースに変更された。ドクターがこちらの方が良いと判断したのならそうなのだろうが、驚いたのは薬価である。アスピリンが一月400円以下であったのに対し、エルキュースは何と25,000円(3割負担で7,600円)程度。命を守るのならこの程度は致し方ないが、この価格差には愕然とする。 いろいろ資料を見ると、エルキュース(等のDOAC:以下同様)は出血が予想される事に対するリスクが他の血液サラサラ薬に比べ低いらしい。たとえば抜歯、他の薬は数日の休薬、あるいはテストを要求しているのに、エルキュースは特に制約がないようだ。今年、前立腺肥大と診断された。薬で緩和できる程度の症状であったが、これ以上内服薬が増えるのを嫌い手術を選択した。手術自体は非常に巧く行き、同時に抗凝固剤の効果を身をもって知ることになる。 理由は聞きそびれたが、普通の人は局部麻酔、抗凝固薬を飲んでいる人は全身麻酔とのこと。手術前日から休薬。手術当日も休薬、手術後わずかであるが尿に血が混じる。手術翌日も休薬で尿の赤みは薄らぎ、普通の色になってきた。手術二日目から投薬再開、するとまた尿は赤ワインを薄めたような色になってきた。その後色は薄くなったり濃くなったりを繰り返しながら、気にならなくなるまで二ヵ月程度要した。もう一つ下半身の話で恐縮ながら、現在痔の症状がある。切羽詰まった状態ではないため真剣に治療をしなかった。しかし、前立腺肥大の手術を受けた際に痔が悪化し、手術当日は思うように体を動かせず自分で処置できなかったため、看護士さんの手を煩わせることになってしまった。治療する順序を間違えたと思った。現在治療中であり、便秘予防のため古典的な部類に入る酸化マグネシウムが処方されている。古典的と言っても心臓や腎臓には負担がかかるらしい。 ならばあっさり切ってしまう覚悟はしていてもドクターは「エリキュースを飲んでいると手術はリスキーだ」と言って、現在は様子を見ている。 ネット情報に寄れば、エリキュースは他の抗凝固薬に比べダメージは少ないようで、それでも手術による出血のリスクは低くない。前立腺や痔のような簡単な手術でさえこのような制約を受ける。大手術であったら少々面倒なことになるのかもしれない。毎日この薬を飲み続けても日常生活で特に不具合は無い。時々薬局で「出血しませんか」と聞かれる。歯を磨いて歯ブラシがちょっと赤くなるとか、鼻をかむと少し赤いものが混じるなんて事は大したことはない。この先大事に至らず命を全うできれば良いのだが。
2024/12/10
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今でも親しくしている大学時代からの友人がいる。その彼の主治医MA先生、、出身地は私が育った地方中都市らしい。お医者さんになるくらいだから私と同じ小中学校の可能性もある。さっそく卒業生名簿を引っ張り出してみると、まさに予想通り、小中とも私の5年先輩であったから小学校では会っているはずだ。 一方、私の小学校中学校で同級だったMO君、家業を引き継いでパン作りを生業にし、批評してほしいと試作のパンを時々送ってく「れる。食レポをFacebookに載せたところ、あそこのパンは美味しかったとMA先生が思い出を載せてくれた。詳しく聞いてみると、MA先生とMO君のお兄さんとは小中学校の同級で割と仲の良い友達だったとのこと。これでMO君のお兄さんとの関係は2ルートできたわけだが、話はそれで終わらなかった。大学の話をすると今度はMO君が驚いた。お兄さんと私は大学同窓ではないかという。同窓会名簿を調べると同大学同学部で私より4年先輩。しかも誰でも知っているマンモス大学ではなく、地方からの入学者はあまり多くない中規模大学。これで三つの関係で私とMO君のお兄さんは繋がってしまった。ここまで来るとなんだかややこしい関係になるので図にしてみた。 図内で私の大学友人I君以外は小中学校の同窓だから、その関係も考慮すると四つの関係で繋がっている。想像以上に世の中は狭いのかもしれない。
2024/12/08
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このところあちこちの食料品店やホームセンターに駄菓子コーナーがある。その中に懐かしき明治マーブルチョコがあった。うれしくなってついつい買ってしまう。近所のドラッグストアのお菓子の棚に、普通にマーブルチョコが置いてあるではないか。それもまた買ってしまう。1961年誕生と書いてある。私が小学生の時。中にシールが入っていた。折から放映された鉄腕アトムのキャラクターでアトム、ウランちゃん、お茶の水博士などのシールが入っていたと思う。チョコレートよりもそのシールが欲しかったのかもしれない。それから十数年、就職試験で"marble"を含む英文の和訳問題が出た。私はちゃんと「大理石」と訳したが、一緒に受験した同級生は「円柱」と訳してしまった。マーブルチョコの連想だったに違いない。まあ、致命的な誤訳ではないと思うが。
2024/12/05
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