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11月27日(木) 旧暦10月8日 六曜は「大安」
昨日の久米島着・最終便で、1泊の小さな旅を終わってきました。
「全国婦人大会」と言いましたが、正式には「第73回全国女性団体研究大会 in 沖縄」と「第77回九州地区地域婦人大会」で、2日間にわたる大会でしたから、当然デニー県知事や県教育委員会教育長、内閣府・文部科学省・厚生労働省など各省の祝辞などもあるレキッとした大会でした。
各県の女性たちがどんなふうに活躍しているのか知りたかったのです。しかし、各県の女性団体の活動を高めるための「講演」が主で、各人が更に分科会でテーマ別に3つの講演等を通して、意見を述べると言った形式でした。でもほとんどは講演に時間が割かれ、活発な意見交換はなされなかっと思います。私の出た第2分科会は講演だけで時間が終わってしまいました
。
でも垣間見るに全国のおば様方は、やはりそれぞれ頑張っていらっしゃるように見受けられました。ところどころで他県の方々が、舞台挨拶をされていましたが、お話も要領よくまとめられていましたし、さすが「ヤマトンチュ」、「シマンチュ(島人)」とはちと違うと思いました・・・ちょっとだけね。

<沖縄県コンベンションセンター 久米島女性会参加メンバー>
南風原高等学校郷土芸能部の公演

<南風原高等学校・郷土芸能部の演舞は素晴らしかったです>
沖縄県の女性連合会が主催者と言っても、離島の私たちは出席だけで、役回りはありませんでしたから気軽に参加するだけでした。
最近はこういった大会には、とんと無縁で過ごしていましたから、それなりに勉強させてもらいましたが、実は女性の活躍云々ではなく、もっと深い意味で意義を見出したような気がする1泊でした。
私は人の集まる場所が苦手で、時々人の発するエネルギーに押しつぶされそうになったり、疲れてしまったりするタイプですが、今回あんなに大勢の人がいたにも関わらず、何の支障もありませんでした。
私の波長がすんなり入り込めたような雰囲気で、話された事、見せてもらった事などに、違和感なく同調できたのです。
「魔女会」のメンバーが一緒でしたからね、魔法陣が敷かれていたのかもしれません
。
先日来、「何か」新しい羽根を探して、普段なら行かないこの1泊の旅も同行しましたから、それなりに縁があったのかもしれません。
確かに望んだ話は聞けませんでしたが、いくつかの講演の中にあるいは周りの雰囲気の中に、知りたかった答えが入っていました。
これって不思議ですね。
まったく関係のない話の中に、あるいは人の動きの中に求める言葉や仕草がたくさんありました。
特に平田大一さんの講演には、心が揺さぶられました。
<ダイナミック琉球を太鼓だけで歌う平田大一さん>
見せ上手な方で、さすが演出家と思いながら、1時間半を聞き入ってしまいました。この方は日本を制覇・世界を翔る 事を目標に活動なさっているのかもしれない と思うほど、お話も歌声も全身からあふれていました。
結果的に私は大きな勇気をもらって帰ってきました。
何もなくても一歩踏み出せば、そこに道ができる。つまり1歩1歩 歩き出せばよいだけだと気が付いたのです。自分のタイトルと一緒じゃないですか。
「何をすれば・・・」と結構考えてきましたが、自分の生活の延長線上でできる事が一番です。
「婆ちゃん生活+α」そのものをすれば良いのだと思いました。「α」を磨けば良いだけです。もちろんそこにはガイドもあるし、植物もある、そこに昔やっていた事を+αして、私の新しい生活を作っていってみようか・・・。
なんだ簡単、考えすぎて損しちゃった。そういえば我が家は宝箱だった。
「ないものない」=「無いものは確かに無い」けど「無いものがないほど何でもある」家だと昔から冗談で言っていたことを思い出しました
。
新しい羽根を探しに行ったら、家にあると答えをもらって帰ってきました。