きょう聖（ねこミミ）

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2017年01月10日

このブログで俺が「メディアを叩け！」というと、「それは『言論の自由』に反する」と批判を返したくなる人もいるのではないだろうか。

「言論の自由」とは、ウソやまちがいから真実を守ることだ。言論人とは真実を守る殉教者だな。ちっとも自由じゃないな。言論ゴロが好き勝手やる自由など、もともとないわけだ。
言論とは真実だ。真実は人の数ほどある、などと訳知り顔でいうものもいる。１＋１の答えがたくさんあったら大変だ。そういう時は「わからない」というべきだろう。これが真実だ。
真実を守るとは、具体的には１次ソースを守るということだろう。１次ソースは真実にもっとも近いところにいるからだ。
たとえば、俺がＴＢＳの報道特集に「また政治の問題で印象操作して！」と批判したとしても、イラクの紛争を取材するジャーナリストを叩くことなどあるわけがない。
１次ソースとまとめサイトの管理人は区別しなくてはいけない。
ちなみに、過去の「言論問題」では、創価学会は１次ソースなのに、めちゃめちゃ叩かれた。うさんくさいまとめサイト管理人（自称ジャーナリスト）を守って、１次ソースを攻撃するようでは本末転倒もいいところだ。
もちろん、１次ソースがまちがっていたり、故意にウソを流すような歪んだ人格であることもあり得る。そのような場合は、１次ソースのまちがいやウソを公の場で追及するか、そもそも１次ソースに用いなければいい。
最近、右派系メディア（まとめサイトなど）が韓国の元慰安婦を嘘つきなどと批判していたが、これも１次ソースへの攻撃にあたる。もし、１次ソースがまちがいだというなら、これも公の場で決着をつけるといい。とはいえ、この件は何十年も前の戦中のことだから、決着をつけるのはむずかしいと思う。ひとりふたりのまちがいを指摘したところで、被害者にあたる人は潜在的にまだまだいるだろう。
言論人の仕事は、真実をぼやかして印象操作に励むことではない。
「真実は無数にある……」お前はエセ哲学者か。

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