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以前も書いたのですが「お片づけ」のこと。子供達が幼稚園に通い始めて約2ヶ月、ずーっと、なんとなく日本の保育園と違う「雑然」とした感じがあったのですが、それが何なのかは最近なってやっと分かりました。それは、「靴が揃ってない」ということ。確かに棚の中には入ってる、でも、その中で横倒しになってたりひっくり返ってたり。。。幼稚園にお迎えに行くと、先生方の靴も揃ってないのが見えちゃいます。あと服も畳まずそのまま棚に押し込んであること。「お片づけ」」という躾とは少し違うことのようだ、とやっと気づきました。(遅い?)今の幼稚園に決める前に3箇所見学に行ったんですが、他がどうだったのか覚えてないんですよね。でも「なんとなく雑然」感はあったような気がします。他の園に通わせている友人に聞いてみたら、ここでもやっぱりそうみたい。素朴な疑問なんですが、「靴を揃える」習慣って、欧米では無いんですかねぇ~。一応スウェーデンでは室内では「インナーシューズ」を履くという習慣なのだそうですが、そもそも室内裸足という文化ではないので、これを期待しても無理なんでしょうかね。でも靴を揃えるっていうのは大事なことだと思うんですよね。だからうちでは子供達には厳しくやってます。この「雑然さ」が無くなったら大量に出ている「迷子服」も減ると思うんだけどなぁ。
2006.11.26
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今日の息子の疑問は、「人間はどうやって生きてくの?」でした。どしたんだ、息子よ。いったい何が君を哲学へと駆り立てるのだ?この質問には私は以下のように即答しました。「たくさん食べて、たくさん寝て、生きていくんだよ。」こういう答えが聞きたかったのかなぁ????
2006.11.23
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少し前になりますが、相次ぐ校長先生の自殺が報道されていました。生きる力のなんと弱いことか。。。唖然としました。価値判断の基準を自分以外のところに置いて生き続けると、その基準が崩れたとき、自分を見失います。かく言う私も、かつては仕事での評価、特に上司からの評価が人生の至上価値になっていました。そして、上司から見離される恐怖と言ったら、言葉では言い尽くせないほどです。仕事ができない人=生きる価値なし、です。結局、このドツボから如何に早く抜け出すかというのが、生きる力ということかもしれません。宗教の洗脳を解く作業に似てますね。未履修問題にしても、最初にルールを破るときに校長自身に強い信念があったのなら、「制度のほうがおかしい」と開き直れたでしょう。ルールを破っていることに後ろめたさを感じながら「○○大学▲人合格!」なんていうレッテル欲しさにやるから、開き直りもできなくなっちゃうんでしょうねぇ。イジメ隠蔽に至っては、保身から出たこととしか考えられません。こういった先生方は何を至上価値として生きてるんでしょうか。組織の中で働くサラリーマン達も、何が一番大事だと考えているのでしょうか。高い地位、上司の評価、世間の評価、、、、ヒトの目。そんな生き方、やめちゃえやめちゃえ。他人の作り出した価値基準に命を捧げても、見返りは無い。分かっちゃいるけど抜け出せない(と思い込んでいる)。そのほうが考えなくていいし、楽だしね。数百年間日本を支配してきた「主君に命を捧げる」武士道は、捨てられない。命の見返りをくれるほどの主君が誰かは、もう誰も教えてはくれないのに。自分で見つけるしかないのに。ドツボから這い上がったとき、人は人生を捧げる「主君」に出会います。ドツボが深ければ深いほど、大きな出会いが待っている。私はそう信じてます。
2006.11.22
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1.ラップが切れん!切れんぞ~!(イライラ) 知る人ぞ知るワ○ラップ並み。ラップカッター欲しい。2. 一日の中に晴れと雨と曇りがあって、変わりやすい山の気候みたい。ヤッケ大活躍。 (私の登山経験は悲惨の一言だったが)3.ベビーカーは階段も降りる。でかい。スプリングがいい。4.バスがときどきなぜか無料になる。「いいよいいよ」って運転手さんに言われる。いいのか?
2006.11.21
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「なんで幼稚園ってつくられたの」と息子に問われました。「う。。。。あ。。。。」としばらく考えた後、以下のように答えました。たくさんのお友達と仲良く遊ぶためだよ。大きくなったらお仕事するでしょ。みんなと仲良くできないと、お仕事できないでしょ。お仕事ってみんなに喜んでもらうことをすることだからね。みんなに喜んでもらうためには、みんなと仲良くなってないとね。とっさだったのでこれぐらいしか答えられませんでした。模範解答なんて無いとは思うんですが、どなたか、アドバイスいただけるとうれしいです。
2006.11.21
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キャリアカウンセリングの理論の中で、自分で変えられるものは意外と大きい。でも、変えられないものもあることも自覚しておくことが大切、というような部分がありました。(試験が終わってしまうと、誰のどの理論だったかなんて完全に忘れてしまってますねぇ。)自分が生まれた国は選べない。親も選べない。私は日本に生まれ、日本という社会システム・環境の中で育ってきました。この環境のどの部分が良くて、どの部分が悪かったのかと問われると、やっぱり即答はできませんね。なんでこんなことを思ったかと言うと、、、先日家族でストックホルムにある「自然科学博物館」なるものに行きました。いやぁ、驚きました。ティラノサウルスやブロントザウルスの化石、マンモスの化石をはじめ、太古の生物・植物から現在の動植物、鉱石、人体のナゾ、、、。充実した展示品の数々が、一つの博物館に凝集しています。そして、この博物館の入場料が、なんと、タダ!ちょうど日本を出立する前に幕張で「恐竜博」をやっていて、さかんに宣伝を目にしました。期間限定(7/15~9/10)で、入場料が大人2500円。うーん。。。。スウェーデンには相当充実したこういった無料の博物館が結構あります。(政権交代で有料になるという話も出ていますが)幼い頃から世にも貴重な展示品を身近に親しむことができる環境。治安の良さもそうですが、国として誇れることのひとつです。これは、普段こんなものがなかなか見られない環境にいて、初めてわかるありがたさかもしれませんね。スウェーデンの子供達は、きっとこういう環境を「当たり前」として育っているんでしょうね。幼い頃に見たもの、触れたもの、そして、感じたもの。自分が惹かれたものを、自分の意思でさらに深め、そして、広げることができる。これこそが「自分らしい生き方」への最初の小さな一歩ではないでしょうか。可能性を広げることができる環境、というのが、これからの子供達が自分らしい生き方を見つけるためのひとつのキーワードかもしれませんね。
2006.11.16
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スウェーデンで今やっている日本のアニメは、ポケモンとベイブレードです。他の番組は、あるのかもしれないけど、見たことありません。レンジャーものだけはアメリカで2年送れで放送しているためか、マジレンジャーのお面をおもちゃ屋さんで見たことはありましたが、仮面ライダー、ウルトラマンに至っては存在すら知られていません。理由は「日本の子供向け番組は暴力的だから」え?スウェーデンにもバットマンとかスーパーマンが出てくる奴があるじゃん!?と思って聞いたら「あれは小学校に入った大きな子向けの番組だ」とのこと。えー!うちの子達、見てますが。。(と言うと、先生に渋い顔をされた)ううーん、こういう番組を子供の頃から見せるのは、やはり良くないんでしょうかね。でも我が家の子供達はとても気弱、お友達には暴力を振るったことはありませんが。。日本の保育園での子供達を見ていると、あちこちにヒーローがいて(目つきが変わってるのでひと目で分かる)、空想の怪獣をやっつけたり、戦いごっこをしてるけど、みんな力の加減は分かってるみたいだし。。。小さい頃から怪獣をやっつけるようなシーンがある番組を見せることと、子供の暴力性には、今のところ相関性は見られないようだけど。ちょうど、日本ではこんな↓動きがあるようです。アニメ大使やマンガ大賞設立暴力性に関する見解みたいなのを是非出して欲しいですねぇ。本当のところ、どうなんでしょうか。私は、空想の世界と現実の世界の区別がつくようであれば、子供達を信じて見せてもいいんじゃないかと思ってます。親がしっかりと「これは空想の世界だからね。現実にはこんな悪い奴はいないんだよ」と教え込んでおけば、お友達に思いっきりパンチやキックをしたりすることは無いと考えてます。こういう空想番組の長所を敢えて言うなら、とてもクリエイティブなことでしょうか。わが息子はレゴを使って今までに見たマシンや武器をヒントに、さまざまなものを作り出してます。スウェーデンの幼稚園では、先生方も舌を巻くクリエイティブさだそうです。あの合体ロボは、母親泣かせではあるけれど、確かにすばらしいテクニックが凝縮されているように見えますね。
2006.11.09
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スウェーデンは移民に寛容な国です。たくさんたくさん、移民がいます。東洋人の顔をしていても、まず最初はスウェーデン語で話しかけられます。移民には無料で語学教育、そして、子供には母国語教育までしてくれることもあるそうです。移民が職につけるまで、手取り足取り面倒をみてくれます。そして仕事を手に入れると高い税金を払わされるけど、老後の安心感はやはり桁外れです。また、子育てをしていると、治安の良さが肌で感じられます。気候風土社会システムの違いはあるけれど、幼稚園の園庭は誰でも入れる。共同住宅の中庭もかねているから、犬も出入りしている。公園は誰でも使っていい。家の入り口にコード番号が必要な扉はあるけれど、いったん建物の中に入れば誰がどこに住んでいるかは一目瞭然の表札がある。自動車盗難は多いそうなのですが、子供を連れて歩いていてもバスに乗るときやちょっとした気遣いをしてくれる人が、すごく多いです。日本にいたとき、あの都知事さんが言うように、外国人が増えるから犯罪が多くなったんだ、と思ってました。本当に、すみません。今は明らかにそれは違うと分かります。日本にいる外国人は、不安がすごくすごく大きいんだと思うんです。生活のこと、これからのこと、家族のこと。。。。他人のことを考えるスペースが、心の中にないんですね。日本人でさえ、長引く不況で心の余白が減っている時期です。(今は少し良くなったかな?)スウェーデンにきた外国人は、まず最低限の生活を保障されます。スウェーデンという国からやさしくされたから、自分も人にやさしくしてあげよう、と思うのでしょう。税金は高いし物価は高いけど、弱者にはやさしい国です。反面、強者には冷たいという事実もあるのですが、やはり治安の良さというのは何者にも変えがたい貴重なものですえ。
2006.11.07
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スウェーデンのプレスクールのことを幼稚園と呼ぶべきか、保育園と呼ぶべきかいつも悩むのですが、今は9時3時で預けているということもあり、子供達には「幼稚園」と呼ばせています。でも内容はほとんど日本の保育園と変わらないです。午前中外遊び、ランチ前に手遊びや歌。ランチ後のリラックスタイム、知育関係のレクリエーション、そして夕方また外遊び、、、。大きな違いは、朝7時半ぐらいに朝食が出ること、そして、5時半で確実に閉まること、ですね。先生が多い分日本より保育環境はいいと思います。室内は広く、設備も充実しています。18人の子供に4つの大部屋。それぞれ「体を動かす部屋」「リラックスルーム」「お絵かき・工作部屋」「おもちゃの部屋」のようにテーマに別れています。そして、自由です。(いい加減とも言いますが)今週は小学校の秋休みだったらしく、教師の8歳の娘さんが月~金まで来ていました。親の職場に子供が顔を出すことは、スウェーデンではよく見られる光景だそうです。ただ、1点。どうみても日本のほうが優れていると感じることがあります。それは、、、、、「お片づけ」今は冬なので衣類や手袋帽子などの小物が多いのは分かるのですが、お着替えルームはもう散々な状態です。特に一番大きい子のクラスは、ひどいです。たぶん「自分でやりなさい」ということなんでしょうが、それにしてもひどすぎる。。。当然のように「誰の?」と書いた箱には迷子の服や小物が山積み。収納方法をもう少し考えたほうがいいんじゃないの?と言いたくなる。大人もあまり気にしないんですかね~。私は結構ずぼらなほうなんだけど、そんな私でも気になるぐらいです。うーん、ボランティアの日に勝手に片付けたら、、、、自主性を損なうってんでダメなんだろうなぁ。
2006.11.04
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11/1、朝目覚めると、一面の銀世界でした。11月でこの雪!しかも、融けてない。粉雪が舞ってる。つまり外は氷点下。しかも、今日はボランティアで娘のクラスのエクスカーション同伴の日。氷点下のこんな雪の日にもミニ遠足に行くのかな?と思っていたら、やっぱり行きました。しかもいつもより少し遠い公園に。さすがスウェーデンの幼稚園。雨でも雪でもお外にいる!は本当のようです。家にある服をできるだけ着込んでいったんですが、やはり寒い。生半可な寒さじゃないですね。公園で寒い中元気に遊んでいる子供達を見ながら、スキー場でただ突っ立ってるような気分になりました。公園にいた時間と往復歩いた時間を合わせて約2時間、氷点下の屋外にいました。えらいぞ、私。と、ちょっと自分をほめたい気分になった時、ふと娘を見ると鼻歌歌ってました。強い。。。真冬はこんなもんじゃないよ、と先生から脅されて、すぐに防寒着を買いに行こうと決意しました。今日のストックホルムは車は大渋滞、交通機関も大幅に乱れたようです。毎日は荒れないようなのですが、やはり備えておかねばなりませんね。
2006.11.02
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