2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全4件 (4件中 1-4件目)
1

かの有名なアイスキャンデー(キャンディーじゃない)ガリガリ君を初めて食べてみた。よく見るのになかなか手に取る機会がなかったのは、ガリガリ君の顔が嫌いだから。「好きになれない」「生理的にうけつけない」とかではなく「嫌い」だから。いい大人なのに。そこまで言うのになぜ手に取ったかというと、現在、乳製品の接種が制限されているので、アイスクリーム売り場で吟味の結果そうなった。自然に赤塚不二夫の絵を思い出した。ガリガリ君と赤塚先生と一緒にするなと、ファンの人におこられるかな。赤塚不二夫の絵は、下品に思えてやっぱり嫌いだった。私はバカボンの初代アニメにかかる世代だと思うが、あれを見て面白いと思ったことがない。亡くなられて、「天才だった」と惜しむ声が多いが、私はさっぱり同意できない。赤塚不二夫が好きかどうかは、年代と殊に性別が重要だと思う。赤塚不二夫ってキーワードは「小学生男子」なんだ。あれを積極的に好む女子って見た事ないもん。小学生男子の特有のパワーや、いい意味でも悪い意味にも渡るくだらなさは、確かに赤塚不二夫のわけのわからなさとぴったり一致する。ただ、あれだ。「これでいいのだ」という思想は結構深い。ある意味仏教的で、世の中の真理をぴたりと表している。全世界が一斉に同時に「これでいいのだ」と納得したら、戦争は終結するに違いない。鬱病も自殺もなくなる。バカボンの世界はユートピアなのかもしれない。ところで、初めて食べたガリガリ君は、棒に当たりの文字があった。何十年ぶりだろう。食わず嫌いも考えものかな。参考:【赤塚不二夫氏追悼対談】泉麻人・みうらじゅん
2008年08月07日
コメント(2)
8月1日の一周忌にまつわる追悼番組などの影響で、瞬間最大風速的に阿久悠がマイブームである。1日に日テレでやったドラマ「阿久悠物語」は良かった。あの手のものは、再現部分と当時の映像の割合のかねあいが胆になるのだけど、その分量がちょうどよかった。演出も変にウエットじゃないところがよかった。役者も知らない人がほとんどだったけど(豪華キャストってわけではなかったけど)はまっていた。私自身は「スター誕生」をリアルタイムでほとんど見ていないけど、時代の空気を感じることができた。あ~いいなあ阿久悠。ピンクレディのベストは何枚も持っているけど、ジュリーのも欲しくなっちゃった。欲しい欲しい欲しい。
2008年08月07日
コメント(0)
というわけで「ポニョ」を見てきました。子供向けの映画ということを念頭に置いたと聞きましたが、ありゃあ、子供にはわからんだろうなあ。実際4歳の娘に「どこが面白かった?」と聞いても無言でした。というか、私にもよくわからん。まあ私にとっては「ジブリアニメ=よくわからん」が定説なので、その辺は伝統にのっとっているのか。いらんとこカットして時間を短くしたら、トトロのようにストーンと万人が納得できる物語になったと思うなあ。惜しいなあ。なんせ物語の序盤に盛り上がるところがきているので、途中のポニョと宗介が二人で過ごすシーンが長く冗長に感じられて飽きてしまう。話の筋を一言で言うと、魚が人間に恋をして、その他大勢の人に多大な迷惑をかける物語。身も蓋もないがそういう話だ。この話から、どこをどうすれば感動を生むのか、それがみどころのひとつだったと思うんだけど、どうなんだろう。疑問符が拭えない。ただ、アニメーションが本来静止画の積み重ねで動いたように見えるという点を思い出すなら、あの波や海の動き、生物がほかのものに変化していく様などが人の手で描かれたものであることこそ、魔法そのものである。あの動きや世界観を見るためだけに映画館に行っても惜しくない。パンフレットの巻頭にある監督の言葉、「少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである」には心震えた。「いろいろ不安はあるけど、細かいことは言わずに、おとぎ話を楽しむゆとりを持とうぜみんな」という心意気と解釈した。なるほど。
2008年08月06日
コメント(0)
写真は春山花太郎さんから頂いた暑中見舞い。 ポニョってそういう話だったのか。 これは確かめに行かずばなるまい。
2008年08月01日
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1