古代のロマンをたずねてpart.2

< 新しい記事

新着記事一覧(全162件)

過去の記事 >

2010年05月31日

益田岩船遺跡と飛鳥の西の方にある古墳たち。

(6)

カテゴリ：カテゴリ未分類

さて、久しぶりに飛鳥の古墳めぐりに行ってきました。

今回のコース午前の部は

益田岩船遺跡→鑵子（カンス）塚古墳→牽牛子塚古墳→マルコ山古墳

です。

まずは岡寺駅から益田岩船遺跡に向かいます。

地図を見ながら歩いていると、入口らしきところがありそこから山道を登って行きます。

見えてきました、写真では小さく見えますがかなりの大きさです。

この石造物の規模は、東西約11m、南北約8m、高さ約5mとのこと。
何のためのものかはいろんな説があるみたいですが、今のところ決定的な説はなく、謎を秘めているのです。

元からここにあったのか、誰かが運んできたのかわかりませんがなんだかUFOのようにも見える不思議な巨石です。

益田岩船遺跡

私たちは道を間違えてかなり回り道をしてしまったのですが、少し歩くと鑵子（カンス）塚古墳があります。

墳丘の直径24メートル、高さ7メートルの円墳です。
残念ながら立ち入り禁止になっていて中に入ることも上に上ることもできませんでした。

カンス塚古墳

そして、少し戻って牽牛子塚古墳です。
写真では分かりにくいかもしれませんが八角形の古墳です。

牽牛子塚古墳１

現在調査中で、7月か8月くらいに新聞に載り、説明会もあるのだそうです。

牽牛子塚古墳２

入口から中を覗くこともできました。

牽牛子塚古墳３

最後に行った古墳がこのマルコ山古墳です。
六角形の古墳なのだそうです。
周りは公園のように花が植えられきれいに整備されていました。

櫛玉命神社です。
詳しいことはわからないのですが、なんだかとっても古くて古代の神様がいそうな神社です。

はい、午前の部は終了。
この後午後は飛鳥資料館へと向かったのでした。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

最終更新日 2010年05月31日 19時08分08秒
コメント(6) | コメントを書く

■コメント

Re:益田岩船遺跡と飛鳥の西の方にある古墳たち。(05/31)

コナベ. さん

岩船と聞いて“天の磐船”を真っ先に思い浮かべました。
彼の地は亀石や酒船石のような石造りの遺物が唐突に現われますよね。
飛鳥が政治の場となる時代とは少しズレもありましょうから決め付けはいけないのですけれど、日本＝木の文化と思っている中に姿を見せる石の存在に何とも不思議な印象を抱きます・・・。 (2010年05月31日 21時09分49秒)

返事を書く

Re:益田岩船遺跡と飛鳥の西の方にある古墳たち。(05/31)

龍水（TATSUMI）さん

今回、牽牛子塚古墳は調査中だったのですね。
益田岩船はいろいろ妄想をかきたてられて浪漫がありますね。
でも、周辺にある杭の跡から加工途中だったことがわかります。
私もこの益田岩船の後で牽牛子塚古墳に行ったのですが、
その石室を自分の目で見て、益田岩船はどう見ても石室としか思えませんでした。
ただし何らかの理由で、加工を中止したのでしょうね。
大切な場所にひび割れが出来たことが、その原因だと言われているようです。
鑵子塚古墳の内部、一般公開して欲しいですねぇ。
(2010年06月01日 06時05分26秒)

返事を書く

Re:益田岩船遺跡と飛鳥の西の方にある古墳たち。(05/31)

olive2004 さん

お～またまた素敵なところですね。古代の日本の中心地、どんなのだったのでしょうね。想像するだけでワクワクしますね！ (2010年06月01日 14時13分14秒)

返事を書く

Re[1]:益田岩船遺跡と飛鳥の西の方にある古墳たち。(05/31)

マリア8765 さん

コナベ.さん
＞岩船と聞いて“天の磐船”を真っ先に思い浮かべました。
そうですよね、確かに“天の岩船”っぽいですよね。

＞彼の地は亀石や酒船石のような石造りの遺物が唐突に現われますよね。

そうなんです、飛鳥は大きな石の遺物がたくさんあって面白いです。

＞飛鳥が政治の場となる時代とは少しズレもありましょうから決め付けはいけないのですけれど、日本＝木の文化と思っている中に姿を見せる石の存在に何とも不思議な印象を抱きます・・・。
-----
本当にそうです。
日本は木の文化なのに、ここだけ大きな石が目につくのは確かに不思議な感じですよね。
石といえばヨーロッパや西アジアを思い出しますが、もしかしたら、この時代はその辺りとの密接な関係があったのかもしれませんね。
私は、日本の文化は遠い昔ペルシアあたりからもたらされたのかもしれないと思ってもいます。 (2010年06月02日 22時34分41秒)

返事を書く

Re[1]:益田岩船遺跡と飛鳥の西の方にある古墳たち。(05/31)

マリア8765 さん

龍水（TATSUMI）さん
＞今回、牽牛子塚古墳は調査中だったのですね。

はい、そうなのです。
7月か8月に新聞発表があり、説明会も行われる予定ですが今は、まだこのまま置きっぱなしにされているのだそうです。

＞益田岩船はいろいろ妄想をかきたてられて浪漫がありますね。

はい、妄想していると心はふわふわあちこちに飛びまわっています（笑）

＞でも、周辺にある杭の跡から加工途中だったことがわかります。
＞私もこの益田岩船の後で牽牛子塚古墳に行ったのですが、
＞その石室を自分の目で見て、益田岩船はどう見ても石室としか思えませんでした。
＞ただし何らかの理由で、加工を中止したのでしょうね。
＞大切な場所にひび割れが出来たことが、その原因だと言われているようです。

なるほど、そういうことだったのですね。

＞鑵子塚古墳の内部、一般公開して欲しいですねぇ。
-----
そうなんです、そばまで行って見れないなんて本当に残念です。 (2010年06月02日 22時37分11秒)

返事を書く

Re[1]:益田岩船遺跡と飛鳥の西の方にある古墳たち。(05/31)

マリア8765 さん

olive2004さん
＞お～またまた素敵なところですね。古代の日本の中心地、どんなのだったのでしょうね。想像するだけでワクワクしますね！
-----
はい、とってもおもしろかったですよ。
実は一度道に迷ってしまって随分時間がかかってしまいました。

このあと、飛鳥へ行って浅野温子さんのお話を聞いたのでした。 (2010年06月02日 22時38分37秒)

返事を書く