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「なんてったって驚いたのが、むせた時にやってはいけない行為だった。」
”ゲンキの時間”では、食べたり飲んだりして、むせてしまった場合、
背中を叩いたり、水を飲んだりしてはいけないということだった。
幸い私はどちらもやらないので問題はないのだが、
よくドラマなんかでむせた人の背中を叩いているのを見てきたので、
やってはいけない行為だという認識が無かった。
背中を叩くと食べ物が誤って気管の奥に侵入してしまうので、逆効果になるらしい。
ダメじゃん~ドラマの構成‥間違ってるじゃん~。
昭和の時代には、まだその行為がダメだなんて、
思ってもいなかったんだろうなぁ‥。
水を飲むのも、液体は喉を通る速度が速いので、むせる行為を誘発する場合があるとのこと‥やらないほうが良いと言われた。
では、食べ物を食べたがむせてしまった場合、
どういう対処をしたらよいか?というと、
上半身を倒して飲み込むのがベストのようだ。
上半身を倒すと気管が水平に近づき、気管の中に入ったモノが咳で出やすくなるというわけだ。
ここで注意すべきは、これはむせた場合の対処法だという事。むせるのではなく食べ物を喉に詰まらせた場合とは違う。
喉に詰まらせてしまったら上半身を倒して背中を叩くか、寝かせて背中を叩く必要がある。
それから薬を飲む場合、上を向いて飲むこともダメらしい。誤飲になってしまうかもしれないと言っていた。
わたしは、ここでダメだと言われたことはしてこなかったので、
問題は無かったわけだが、
私の家では、父がそういう薬の飲み方をしていたことを思い出した。
変った薬の飲み方をする人だなぁ‥と、父を見て思ったものだった。この飲み方が誤飲すると分かっていたら、飲み方を注意しただろうが‥。
むせてしまうのも、筋力の衰えが関係しているんだよね。飲み込むのも、喉の筋力を使っているからなんだ。
番組では、コロナ禍で人と会わなくなったことで喉に異変を覚え、食べ物が喉を通らなくなってしまった女性の話しを例に出していた。
人と会わなくなったことで、コミュニケーションをとる機会が減り、
極端に言葉を使わなくなってしまい、喋らなくなってしまった。
つまりは喉を動かす機会が、極端に減ってしまったのである。
いやいや怖いなぁ‥それで食べて飲み込む機能も衰えてしまうなんて‥。
コロナで生活環境が変わり、いままで考えたことも無い病気を、
誘発してしまった例だった。
人と会わないことが、
脳の衰えや認知症のリスクに繋がるということは想像出来たけど、
まさかモノを飲み込む力まで奪ってしまうとは、考え付かなかった。
人と人との関わりって、人間が考えている以上に大事なんだね。
すくなくても、無理矢理でも声を出す必要がある‥と思った。
無駄に喋ったり歌を歌ったりするのは、健康に良いという事だ。
因みに喉の筋肉を鍛えるやり方も教えてくれた。
手のひらの硬い部分をおでこに当てて、
頭を倒しながら額と手のひらで押し合いをして、5秒キープする。
その際、おへそを覗き込むような体制が良いそうだ。
これをワンセットとして10回、一日3セット行うことで、喉の筋肉が鍛えられるということのようだ。
喉の筋肉を鍛えるには、人と人との会話が一番いいのだから、一杯お喋りしたいのだけど、このご時世がねぇ‥。
何も考えないで、沢山お喋り出来る世の中に、一刻も早くなって欲しい。病気のリスクは、一つでも多く回避したい!