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と、その前に先月2015年6月の含み損銘柄の状況をちょっと見ておきます。
先月は介護銘柄の9707ユニマットそよ風がダントツの含み損1位でした。ヒヨヒヨのそよ風はその後一体どうなったのでしょうか? 早速最新の2015年7月PF含み損ランキングを見て行きましょう。

お帰りなさい。PF含み損ランキング栄光の第1位には家電量販店最大手のヤマダ電機が返り咲いてきました。不採算店舗の閉鎖の加速に伴う特別損失の計上で、今期は酷い業績に落ち込みそうなことが懸念され株価が大きく下がったことによるものです。ただヤマダ電機は、
があったわけで、業績がどれほどメタメタだったとしてもこれからはどこかでは必ず「優待エアバッグ」がバフンと作動し株価はピタッと下げ止まります。ただ今の時点では各マネー誌を見てもまだヤマダ電機の「神優待」のことがほとんど出ていないので、ゲームの始まりはまだもう少し先という印象です。そして優待族的にはその優待エアバッグの作動する水準が株価500円でも600円でも全く不思議ではないわけで、「優待と業績の楽しい綱引き」をこれからも楽しく興味深く見守っていく予定です。
そしてランキング11位には前回1位だった9707ユニマットそよ風が静かにひっそりと登場しました。先月は7300株の保有だったのですが、その後全株を損切りし今はチェック用に100株を保有するのみです。ピーク時には20000株以上を持っていた瞬間もあったのですが、ま、完敗です。ユニマット系の銘柄と言うのは他に2777カッシーナ・イクスシーなどもそうなのですが、利益の出方が不鮮明で分かりにくい面があるんですね。そのことについての懸念はそよ風への参戦時から「通奏低音」のように自分の中にあったのですが、その不安が的中してしまったという感じです。今後のユニマット系銘柄への主力参戦には十分に慎重にならなくてはならないと考えています。後もう一つ言うと、ユニマットそよ風は優待が実質的に無価値であり、我々の伝家の宝刀の優待エアバッグが作動しない銘柄であったこともいけなかったと思います。優待族にとっての基本公式である、
の最初のYOUを満たさない、原則に外れた銘柄だったんですね。今後は極力、自らの投資ルールをシンプルに満たすところで戦って行きたいと思います。
ちなみに私は主力参戦していた銘柄を損切りする場合には、名著「マーケットの魔術師(株式編):通称「桃本」。ちなみにこのシリーズでは初作の青本が最高傑作だが、2作目の白本も神レベル。」で登場している、1990年代の伝説的な感覚派トレーダー、スティーブ・コーエンの、

自分が間違ったと思ったり、理由が分からなくても相場が思惑と逆行している場合は、 ポジションを半分に切れ。 いつでも積み増せるのだから。。。これを2回やるとポジションは元の4分の1になる。。。。するともう大きなトレードではない。。。。重要なのは行動を起こすこと。。。。手をこまねいて悲惨な目に遭うトレーダーがあまりにも多すぎる。
という言葉をいつも念頭に置いて行動しています。今回のユニマットそよ風で言うと、最初の損切りでポジションを約半分の10100株とし、その後市場のそよ風への評価を吟味しながら、7300株、3900株、0株と段階的に切る形となりました。この 「段階的な損切り」というのは心理的な抵抗が比較的少ないので自分には受け入れやすいやり方である と感じています。
そしてランキング14位には、かつてはPF1位の主力だったこともある6059ウチヤマHDが登場しています。私はこの数ヶ月で切りに切って今は既に500株のみの保有になっているわけですが今回はついにまさかの含み損にまで転落してきました。もしも撤退を躊躇していたら今年の成績は悲惨な致命的なものとなっていただろうと思います。そして株式市場は本当に奥深くて厳しいところだな、と改めて痛感しています。
さて今月のPF含み損ランキングはこれでお仕舞いです。それではまた来月、もしかしたらまたお会い致しましょう。(笑)
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