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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。493位 9731 白洋舎 (東S、6・12月優待) ○ PF493位は、クリーニング首位の白洋舎です。 現在の株価は2237円、時価総額87億円、PBR0.92、自己資本比率は27.8%、今期予想PER4.86、配当利回り2.2%(50円)、総合利回り2.7%(50+10=60円、優待はクオのみを額面換算)で、優待は100株保有で(1)1枚および(2)1枚または(3)500円相当 ((1)クリーニング30%割引券、(2)クリーニング無料券、(3)QUOカード)です。 白洋舎は何故かずっと持っていなかったのですが、「1枚なら買える水準だな。」と思って2024年9月2日に新規参戦しました。こういう見逃している優待バリュー株って結構あるんですよね。(汗)
Nov 23, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 492位 3087 ドトール・日レスホールディングス (東P、2月優待) △ PF492位は、傘下にFC主体の喫茶ドトール、『星乃珈琲店』を展開する日レスなどを持つドトール・日レスHDです。 現在の株価は2252円、時価総額1027億円、PBR0.96、自己資本比率は77.0%と鉄壁、今期予想PER14.85、配当利回り2.0%(46円)、総合利回り2.5%(46+10=56円)で、優待は100株保有で自社ポイントカード1000円相当などです。 ドトール・日レスHDは指標的には実に妥当な株価位置ですが、優待券もとても使いやすいですし、ポートフォリオ中位としては特に問題はないものと考えています。
Nov 22, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第6弾です。 今日は、第7章 さまよう心 から。 トレードという旅を含む人生の旅は、自分の弱さを探すことでもある。 この仕事は、ほかに類を見ない心理戦だ。勝ちたければ、今重要なことに集中しなければならない。残念ながら、 エド・スィコータ の言ったことは正しかった。 私は積極的に自分の内面をコントロールしようとしている。そのために、自分が市場で今日も勝てると再確認するための十分な自信を自分自身に与えなければならない。 そしてこの挑戦をより現実的にとらえるため、私は自分のトレードを世界に公開している。これまでなぜそれをしているのか意識したことはなかったが、最近ある人に質問されて気がついた。私がトレードを公開しているのは、自分のトレードに責任を負うことで、集中を維持できるからなのである。 負けや失敗はエゴを打ちのめすかもしれないが、それは成長するためのロケットの燃料にもなる。 私が言いたいのは、「正直になる」ということである。自分に正直になれば、自分1人のときでも、40人のアルコール依存症患者の前でも、そのほかのどんな状況でも、99%の人たちが考えていない第一歩を踏み出したことになる。そして、そのときはもう勝利への道を歩き始めているに等しいのだ。 私も定期的に 「ポートフォリオ含み損ランキング」 をブログで全世界に向けて公開しています。これは自らの投資家としての過ち・恥部をビロビロにさらけ出す行為で、正直ちょっと恥ずかしさはあります。 ただ、これを書くとものすごく精神的に浄化されますし、自分のポートフォリオの問題点が明らかになりますし、投資への集中度がクッと増します。 まさに、ホウガードが言う通り、自らのトレードを公開することは「成長するためのロケットの燃料」になるんですね。(続く)
Nov 21, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。491位 8157 都築電気 (東P、9月優待) ○ PF491位は、独立系で通信と情報システムが2本柱の都築電気です。 現在の株価は2450円、時価総額494億円、PBR1.09、自己資本比率は53.6%、今期予想PER10.82、配当利回り3.7%(91円)、総合利回り4.1%(91+10=101円)で、優待は100株保有で1000円相当、300株保有で2000円相当、1000株保有で3000円相当などの自社オリジナルカタログ商品です。 今日は私の100株優待品の選択例を見ておきましょう。 忙しい日に助かります。↓ さて都築電気は指標的にもほんのり割安ですし、ポートフォリオ中位としては特に不満はない株価水準です。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Nov 20, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。490位 9467 アルファポリス (東G、3月優待) ○ PF490位は、Webに投稿されたライトノベルから人気作選び編集、書籍化し出版しているアルファポリスです。 現在の株価は2689円、時価総額260億円、PBR2.23、自己資本比率は84.3%、今期予想PER15.79、配当利回り1.2%(33円)、総合利回り1.8%(33+15=48円、優待品はメルカリ価格を参考にして1500円で換算)で、優待は100株保有で自社刊行書籍2冊(要申し込み)です。 アルファポリスは漫画が稼ぎ頭になりつつあり、成長力を維持しています。総合的に見てかなり上質の銘柄と思いますし、もう少しPF上位で戦えそうな気もしています。
Nov 19, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第5弾です。ここも最重要回の1つです。 今日も、第5章 人間の弱さとの闘い から。 ひらめきをもらう 2007年に、私のトレードのやり方を根本的に変えることになるある人(デビッド・ポール博士)と出会った。 彼は私のトレードに対する見方を変える発言をした。 要約するとこんな感じだ。「勝ちポジションを持っているときに、どこで利食うかではなく、どこで増し玉するかを考えてみてはどうか」 彼は基本的にすべてをひっくり返せと教えてくれた。含み益を抱えているトレーダーのほとんどが、どこで半分利食うかと考える。そして次に、どこで残りの半分を利食うか考える。 彼は、90%のトレーダーがこれをしていると言った。要するに、トレードで利益を上げたければ、ほとんどの人にとって難しいことをする必要があるということだ。 心理的に難しいことをしろ ポール博士は、勝ちトレードにはプレッシャーをかけろと言った。この教えは、本当にトレンドが始まるときに彼自身が観察したことに基づいている。 くー、この章は本当に勉強になりました。目から鱗がポロポロポロと沢山落ちました。 95%のトレーダーはその「人間的特性」のせいで必然的に負ける訳ですから、勝つためにはすべてをひっくり返して心理的に一番難しいことをしなくてはならない、ということですね。 それにしても「勝ちトレードにはプレッシャーをかけろ」と言うのは素晴らしい表現です。覚えておきます。(続く)
Nov 18, 2024
さて今日は当ブログ1番人気の2024~25主力株概況シリーズです。32位 7185 ヒロセ通商(東S、9月優待) ◎◎ PF時価総額32位の上位銘柄は、独立系の外国為替証拠金取引大手で顧客は小口の個人投資家が中心のヒロセ通商です。 現在の株価は3825円、時価総額262億円、PBR1.25、自己資本比率は15.0%、今期予想PER7.31、配当利回り1.3%(48円)、総合利回り2.6%(48+50=98円、優待品はヤフオク平均落札価格の額面の50%で換算)で、優待は100株保有で10000円相当の自社キャンペーン商品(食品などの詰め合わせ)などです。 毎回、とにかくすごいボリュームです。 「もしも家が狭かったら一体どーするんだ、こんなのリアカーに乗せて行商に出るしかないぞ。」という凶悪過ぎる物量攻撃で、最高ですね。(笑) ヒロセ通商優待を総評すると、「質より量」の圧倒的なボリュームを誇る、イケイケドンドンな昭和的な価値観の、パワフルで極上の優待内容であると最大限に高く評価しています。。。。。。 、、、さて皆様、ウォーミングアップはそろそろこのあたりで終わりでよろしいでしょうか? それでは長めの前振りが終わったところで、次はちょっと真面目な話をします。 今日は私がヒロセ通商をポートフォリオ上位で戦っている理由を改めてまとめておきましょう。1. しばらく前にアレキサンダー・エルダーの名著 ザ・トレーディング を読んでいた時に、 FX会社は構造的に利益が出やすい ことを学んで、元々FX業界に強い興味を抱いていた。そして、中でもヒロセ通商は利益率が非常に高く、美味しそうなビジネスをしている クオリティ銘柄 であることも以前から認識していた。要は、「ヒロセは金になりそうだな。」と感じていた。2. FX業界は各社による手数料(スプレッド)競争が熾烈で、既に行き着くところまで行きついた感がある。そういう中で、ヒロセ通商は「取引量に応じてLION FXオリジナル商品を太っ腹にプレゼントする」という、他社とはベクトルが大きく異なる「参加者おもてなし企画」を武器にして力強い成長を続けている。 しかも、キャンペーン商品のためにわざわざ「巨大な冷凍冷蔵倉庫を自前で建てました。」と前社長がインタビューで誇らしげに語るくらいで、完全に頭がぶっ飛んでいておかしいところ、「愚直に、真面目に、全力でおふざけしている」ところが最高に気に入った。 そしてヒロセ通商のホームページを見ても、「本気の、金属バット脳天直撃フルスイングの悪ふざけ」振りがダイレクトに伝わってくる。「FX会社なのか、食品会社なのか、一瞬分からない」まである。 そしてこうした「迷いのない、振り切れたおふざけ」が功を奏し、下記の通り、口座数の増加と顧客預かり証拠金の増大による着実な成長が続いている。(上記データはかぶたんプレミアムより引用)3. FX取引と言うのは、 「胴元であるFX会社が勝つように出来ている」 ので、参加者は「全員を平均すると、残念ながら負ける」運命にある。そういう意味では、FXと言うのは実際には「カジノ」に近い仕組みであると個人的には理解している。 という事は、FX会社にとって一番大切なことは、「お客様に楽しく快適に、そして出来るならばなるべく長期間取引をして貰い、かつ同時に精神的に満足してもらう」事ということになる。 そして、この 「FX会社≒カジノ運営会社」という視点で見つめ直すと、ヒロセ通商は「悪魔的に凄い会社」である ことが分かる。それは前述の「キャンペーン商品徹底バラマキ大作戦」もそうだし、大負けした投資家に対して、豪華な食事付きの無料勉強会=「プレミアム大反省会」を定期的に全国各地で開催して、そのメンタルケア及び情報収集に余念がない姿勢にも端的に現れている。「美味しいカ●は絶対に逃がさない」という強烈な意思を感じる。4. こういった様々な施策により、FX業界で長年に渡って最高の顧客満足度を誇っている。 以上、 収益バリュー ・ 成長バリュー ・ 優待バリュー の3拍子が揃い、トリッキー&斬新な魅力に溢れた、昭和的パワフル銘柄のヒロセ通商を引き続き応援していく予定です。。。。。。P.S. 尚、ここ7185ヒロセ通商に関しては、 奇想天外でトリッキーかつ株主思いのボリューム満点な優待内容が、「企業としての本質的な凄さ」をすっぽりと覆い隠してしまい、逆に現在の株価的な過小評価に繋がっている可能性がある と考えています。 私は生粋の筋金入りの「元祖優待族」として、これからも多面的に優待バリュー株を見つめながら、日々楽しく戦い続けていきたいと考えています。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Nov 17, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第4弾です。ここから2つが最重要回ですね。 今日は、第5章 人間の弱さとの闘い から。 私のヒーロー チャーリー・ディフランチェスカは、夢とわずかな資金を持ってCBOTのフロアに降り立った。大学時代は競争の激しいアメリカンフットボールの選手だったが、それ以外に、彼がシカゴのピットで最大の米国債トレーダーになることを示唆するようなことはなかった。 、、、ある午後、ピンとくるものがあった彼は上昇相場で2時間トレードし、5000ドルを稼いだ。そこからチャーリーDの快進撃が始まった。彼はトレーディングビットの伝説となり、活躍は急死するまで続いた。 ウィリアム・D・ファルーンが執筆したチャーリーDの伝記に、彼の言葉が載っている。 自分が良いトレーダーになったと分かるのは、勝ちポジションを保有し続け、増し玉して勝ち切ったときだ。トレーディングビットには、長年トレードしながら勝ちポジションに増し玉したことがない人がたくさんいる。 勝ちトレードに増し玉できることは、トレーダーとして成功するための絶対的なカギとなる。これによって正しい行動が強化されるし、利食いたい衝動の対抗手段にもなる。私が勝ちポジションを保有しているときは、利食うかどうか悩む代わりに、自分に次のように問う訓練をしている。「どうすればこのポジションをさらに大きくできるか」 ホウガードの「どうすればこのポジションをさらに大きくできるか」と言う言葉は、喉元に刺さる強烈な表現でした。「成功したポジションを更に買い増しするためには、そういう風な心の持ち方をすればいいのか。」と感じました。 自分が尊敬する投資精神科医の アリ・キエフ博士 も、 思惑通りに運んだらポジションを積み増したりしなければならない。 と言っていて、私は「うん、それは頭では分かるよ。分かるけど、実際にやるのはめっちゃ難しいんだよなあ。」と感じていたのですが、今回のホウガードの考え方はそういう「常人としての心理的限界」を超えるために極めて有用だな、ずば抜けて良い発想だな、と深い感銘を受けました。(続く)
Nov 16, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。489位 3291 飯田グループホールディングス (東P、3月優待) ○ PF時価総額489位の中堅銘柄は、戸建て分譲住宅のガリバー&全国シェア3割で、パワービルダー6社が13年に経営統合して発足した飯田グループホールディングスです。 現在の株価は2261.5円、時価総額6341億円、PBR0.65、自己資本比率は54.2%、今期予想PER13.72、配当利回り4.0%(90円)、総合利回り5.2%(90+28=118円、優待券はメルカリ平均価格の4枚2800円で換算)で、優待は100株保有で「江の島アイランドスパ」温泉・プールエリア利用券4枚です。 飯田グループホールディングスは十分な総合利回りも出ていますし、PF中位としては十分に許容できる銘柄であると考えています。
Nov 15, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第3弾です。 今日は、第2章 トレーディングフロア から。 普通では負ける 一般の投資家のトレードに対するアプローチは本質的に何かが間違っている。社会で暮らす人はほとんどが精神的に安定した普通の人たちで、性格の違いはあるとしても、行動パターンはかなり似ている。 ゆりかごから墓場まで、朝から夜まで、今年から来年まで、平均的な人の思考パターン、行動パターン、希望や夢のパターン、恐怖や不安のパターンは驚くほど似ている。私たちは、そういう人を普通と言う。 もし普通がよくあるパターンで、普通の人がCFDブローカーで口座を開設して遅かれ早かれ資金を失うことになるならば、普通は単純にみんなということになる。つまり、普通の人はみんな負けることになる。 これは言いすぎだろうか。実は証拠がある。まずは、個人トレーダーのなかで典型的なCFDトレーダーの平均的な行動を見てみよう。 世界的に知られている大手CFDブローカーが公表している失敗率を見てみよう。 図表2.1 世界でトップ10に入るブローカーの統計を見ても、内容は変わらない。CMCマーケットでも、IGマーケットでも、ゲイン・キャピタルでもそれ以外の大手あるいは準大手を見ても同じことで、失敗率が70%を下回っているところなどない。 いやあ、これは最高ですねえ。「マーケットでは普通の人は勝てない。常識人は皆負ける。」と言うことを歯切れよく明快に指摘してくれています。ちなみに私はツイッターで資産自由億以上の投資家をたくさんフォローしていますが、語弊を恐れずに言うと「ほぼ全員が奇人・変人・狂人のいずれか、もしくは全て。」です。 ちなみにこのホウガードの視点に関して、名著 マーケットの魔術師 システムトレーダー編 (アート・コリンズ著、パンローリング社)の中で、マレー・ルジェーロ がほぼ同じことを違う表現で語っていました。ちょっと引用してみましょう。 市場とは、大多数からお金を取り上げて、それを上位5%に与える仕組み。。。95%の人は人間本来の心理のせいでお金を失う。 そう、マーケットとはそういう不可思議で残酷で過酷なところなのです。でもほとんどの本はそういう「冷たい真実」には口を固く閉ざして決して語ろうとはしません。綺麗事だけ言ってお金持ちになれるという幻想を無責任に振りまいています。ある意味「悪意の塊」です。 でもこのホウガード本は「誰も教えてくれないマーケットの本当のこと」をズバッと指摘してくれる、実に読者思いの親切な一冊なんですね。(続く)
Nov 14, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。488位 3382 セブン&アイ・ホールディングス (東P、2月優待) ○ PF488位は、国内流通首位のセブン&アイ・ホールディングスです。 現在の株価は2422円、時価総額63043億円、PBR1.56、自己資本比率は33.9%、今期予想PER38.54、配当利回り1.7%(40円)、総合利回り2.5%(40+20=60円)で、優待は100株保有で2000円相当の自社商品券などです。 セブン&アイ・ホールディングスはカナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けていてざわついています。またつい先日にはMBOを検討しているという報道も出ました。 今後がどうなるのか私には全く分かりませんが、1つ言えるのは他のコンビニに較べて食べ物が圧倒的に美味しいということです。なので、ワイはセブン-イレブンが大好きです。 一体どうなるのか、事態の推移を楽しく見守っています。
Nov 13, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第2弾です。 今日は元気で勢いのある まえがき から。 失敗をどう受け止めるかが、人生の多くの場面でその人の成長と人生の行く末に非常に大きな影響を及ぼすと言ったらどう思うだろうか。 トレーダーの99%が、答えを探すところが間違っていることに気付いていない。テクニカル分析、ファンダメンタル分析、指標、レシオ、パターン、トレンドラインはだれでも知っているが・・・・多くの人が負けている。1%の人たちを除いて。 この1%の人たちがやっていて、残りの99%がやっていないことは何なのだろうか。 私がトレードで成功するためにやっていることで、多くの人がやっていないことは何なのだろうか。 答えは簡単であり、複雑でもある。 私は負け方がものすごくうまいのだ。 そして、トレードはうまく負けた人が勝つ。 うーん、いいですねえ。のっけから引き込まれますねえ。 さてこのまえがきでホウガードは非常に重要な指摘をしています。それは、「トレーダーの99%が、答えを探すところが間違っている」ということです。 私はこれまで多くの凄腕投資家を見てきました。彼らの使う手法は本当にさまざまですが、ほぼ全員に共通していることがあります。それは、「考え方、世の中の捉え方が全く普通ではない。常人とは完全に異なる。」ということです。つまり勝てる投資家と負ける投資家の違いは何よりもその「頭の精神構造」にあるということです。 ホウガードによる本著は、その「勝っている1%のギフテッド」の秘密にフォーカスした実に素晴らしい1冊です。それでは次回からはその真実に迫っていきましょう。(続く)
Nov 12, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第144位は、ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) です。今年2024年に発売された投資本の中では間違いなくトップクラスの1冊ですね。 最初に述べておくと、この本はマーク・ダグラスの歴史的金字塔 「ゾーン」 に連なる相場心理学に関する1冊です。本書の随所にゾーンの影響が感じ取れます。言い方を変えると「ゾーンの新解釈」いやむしろ、「ゾーン 最新章」 という感じの本です。 でもゾーンが発売されたのは2002年の事であり、それから既に20年の時が流れました。著者のホウガードはその後の相場心理学や行動経済学の進化を取り入れて文章化しており、そこにこの本の値千金の価値があると思います。 恐らくですが、投資初心者の方が読んでも「???」ということになると思います。壁にぶち当たっている中上級者向けのハードボイルドな1冊です。イメージで言うと、「なかなか資産1億円の壁を越えられない。」とか、「平均すれば何とかインデックスには勝てているけど、突き抜けた成績を上げられない。」と言う様な悩みを持っている投資家の方々に刺さるだろうな、と言う内容ですね。 最初に一言だけ言っておくと、著者のトム・ホウガードは「ガチで勝ち続けているスーパートレーダー」です。この人、マジで本物です。その辺の「実際には勝っていないなんちゃって投資家」とは一線を画しています。内容にはポエムっぽいところもたくさんありますが、ところどころに「あぁ、コイツはサイコパスのガチモンだな。」と感じる、とんでもなく凄い言葉が散りばめられています。 それでは次回からは、この本のベストオブベストの部分を見ていきましょう。(続く)
Nov 11, 2024
さて今日は当ブログダントツ一番人気の2024~25主力株概況シリーズです。31位 9057 遠州トラック(東S、3月優待) ◎◎ PF時価総額31位の上位銘柄は、住友倉庫の子会社で、東海、南関東地盤の総合物流を手掛ける遠州トラックです。前回の2022シーズンは6位でしたが、この1年間株価がヨコヨコで推移したことと、他の自分の主力株と較べた場合に相対的な戦闘力がやや劣ると判断して持ち株の1部を売却したことから、少し順位を下げてようやくここで出てきました。 現在の株価は2442円、時価総額184億円、PBR0.85、自己資本比率は55.9%、今期予想PER8.69、配当利回り3.9%(94円)、総合利回り4.3%(94+10=104円、優待メロンは実は超高級品で楽天市場で調べると1つ5000円!)で、優待は500株保有で2000円相当のクオカード、1000株保有で(1)4000円相当のクオカードもしくは(2)クラウンマスクメロン2個または(3)静岡産煎茶または(4)「治郎柿」などです。 遠州トラックの優待メロンは滅茶苦茶甘くて美味しいです。♬ 正直に言って、これまでの人生で食べた中で一番です。以前初めてもらった時に「これは異常にウマい。まるで口の中で超新星爆発が起こっているようだ。何かおかしいぞ。」と感じ、後で調べて「1つ5000円」もする超高級品だと分かったのですが、「ガツガツ食わずに、もっと味わって一口一口噛み締めて食べればよかった。」と激しく後悔しました。 そのためそれからはゆっくりと舐める様に味わって戴いていますが、毎回非常に美味しいです。口に含んだ時のあり得ないほどの水分量と甘み。これは異次元ですね。 今日はメロン以外の選択肢である治郎柿についても見ておきましょう。 「皇室献上指定園」って書いてある。高級そう。 なんか、厳かにおがくずみたいので覆われています。高級カブトムシみたいですね。 ハリがあってつやつやしてる。 とても美味しい柿だけど、ワイはやっぱりメロンの方がいいや。柿をディスってるんじゃなくて自分は凄くメロンが好きなんだな、と改めて思いました。 さて遠州トラックは成長力があり同時に指標的に割安ではあるものの、このところ株価推移は軟調です。その理由はアマゾンのデリバリーサービスプロバイダー(Amazonの日本法人「アマゾンジャパン」が提携する地域限定の配送業者のこと。)としての成長がついに止まったためです。 また超ドライで情け容赦のないアマゾンが荷物を個人事業者に直接委託する 「アマゾンフレックス」 を今後急拡大する方針であることから、逆に将来的にはバッサリと切られる可能性すらあるのではないか?とマーケットから不安を持って見られているためです。実際そういう論調の記事を多く見るようになっています。 下記の通り、アマゾンとの取引は高レベルを維持してはいるものの142億円程度で頭打ちとなっています。(上記データは第59期有価証券報告書P21より引用)(上記データは週刊東洋経済2021年8月28日号より引用) ただこれだけ取引量が増えたデリバリーサービスパートナー(DSP)をいきなり切って、アマゾンフレックスですべてを個人に直接委託するというのは全く現実的ではないでしょうし、遠州トラックの業績が急激に悪化することは無いのではないか?と個人的には考えています。(上記データは週刊ダイヤモンド2024年10月26日号より引用) EC(ネット通販)市場の拡大は悠久の大河の様な時代の流れですからね。また工業製品用部品や日用品軸に配送センター業務が増大していることもあり、下記の通り足元の業績推移も全く問題はありません。と言うか、むしろ売上高はジリジリと伸び続けています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 更に指標的に割安かつ業績好調な遠州トラックは、親会社で60.0%の株を持つ住友倉庫から見ても極めて魅力的な存在であると推測されるので、今の様な株価低迷が続けばいずれはTOBの可能性もあるのではないかとも感じています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 以上、成長力・指標的な割安感・優待力の「3種の神器」を併せ持った遠州トラックを引き続きポートフォリオ上位銘柄として愛でながら、楽しく戦って行く予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Nov 10, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。487位 3196 ホットランド(東P、6・12月優待) ○ PF487位は、たこ焼き『築地銀だこ』が主柱のホットランドです。 実は結構いろいろなブランドを持っているんですね。最近は「おでん屋たけし」が増えている印象があります。↓ 現在の株価は2364円、時価総額512億円、PBR4.33、自己資本比率は46.2%、今期予想PER18.61、配当利回り0.4%(10円)、総合利回り1.6%(10+27=37円、優待券はメルカリ平均価格の額面の90%で換算)で、優待は100株保有で年2回1500円相当の株主優待券などです。 私は幼少の頃からたこ焼きが大好きだったので、その意味ではホットランドの優待券は実にありがたいです。ただ、ここのたこ焼きはカリッとさせるために表面に油をまぶしてあるのですが、これがワイの「THE初老」の胃袋には厳しくて一度に沢山は食べられないのが悩みの種です。ほんとだったら何舟でも行きたいんだけどなあ。。。 色々食べ比べたけど、シンプルな奴が一番うまいと思います。↓ さて2023年末の事ですが、近所のイオンを散歩していると銀だこの数量限定の福袋が売っていました。 しかもこの福袋、なんと優待券で買えると言うのです。! 使用期限も延ばせるしお得だし、これは正に「優待券ロンダリング」や。 世の中にこんなに美味い話があっていいのでしょうか? これが福袋の実物です。↓ 中身はたこめしの素+たこ焼き券など。↓ たこめしを作ってみました。 おいしーい。 たこめしお握りも抜群。たこと海苔が実によく合うんだよ。 さてホットランドは指標的には明白に高いですが、同時に優待パワーもめちゃめちゃ高いです。トータルで考えるとPF中位で余裕でホールドしていけるものと考えています。
Nov 9, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の最終回第8弾です。 今日は、第5章 リスク以外にも関係するボラティリティ、レバレッジ型ETFの場合 から。 ほとんどの投資家は、ボラティリティが高くなるほどリターンが減るということを認識していない。 レバレッジ型ETFー期待したリターンが得られるとは限らない ボラティリティがリターンに悪影響を及ぼすことを理解していないと、投資家は突然、不快な目に遭うこともある。レバレッジ型ETFを買う多くの投資家がよい例だ。一般的に、2倍のレバレッジ型ETFを買う投資家は、相場が上昇すれば、レバレッジをかけていない同種のETFよりも2倍稼げると思い込んでいる。 しかし、この種のETFをある程度長く保有すると、相場が上昇したときのリターンは2倍に達せず、下落したときには損失が2倍以上になる。同様のことは、レバレッジをかけた空売り型ETFにも当てはまる。相場が下落しても利益は上昇分の2倍に満たないことが多く、相場が上昇すると2倍以上の損失が出がちだ。 この重要な点が良く分かるように、最も注目される株価指数であるS&P500のETFに焦点を合わせよう。図5.1を見ると、S&P500指数のETF(SPY)で2倍のレバレッジを効かせた投資は、2007~2011年にー4%だった。 一方、2倍のレバレッジ型ETFであるウルトラS&P500ETF(SSO)のほうは、同じ期間にー41%になっている。 つまり、レバレッジ型の指数ETFを買った投資家は、レバレッジをかけない指数を50%の証拠金で買った投資家よりも37%も損をしたのだ。両者が取っているリスク額は等しいように見えるのにもかかわらずである。 さらに驚くべきことは、ウルトラショートS&P500ETF(SDS)に投資した場合だ。相場が全体として下げていれば、このETFでは利益が得られると思ったかもしれない。 しかし、図5.2で示すように、レバレッジ型でかつ空売り型のETF(SDS)は、指数連動型ETF(SSO)でレバレッジをかけた場合よりもさらに損失が大きく、-58%になっている。指数の空売りでレバレッジを2倍にした場合は+4%の利益だったので、62%もマイナスだったことになる。 いやあ、レバレッジ型のETFの中長期パフォーマンスが悪いことは以前から良く知られてはいますが、それにしても酷いですね。 ただ不思議なのは、ここ日本でもレバレッジ型のETFを買って逆境にただひたすら励ましあいながらじーっと耐えるという「謎の友の会」に参加している投資家の方々が未だに散見されることです。新種の罰ゲームの一種なのでしょうか? さてこれでこの本の紹介は終わりです。シュワッガーらしい、クリアカットで知的に誠実な1冊です。未読の方は是非。(続く)
Nov 8, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。486位 6463 TPR(東P、3月優待) ◎ PF486位は、自動車用ピストンリング日系向け大手の一角のTPRです。 現在の株価は2393円、時価総額821億円、PBR0.51、自己資本比率は54.6%、今期予想PER9.44、配当利回り4.2%(100円)、総合利回り4.7%(100+13.2=113.2円)で、優待は100株保有でお米券3枚などです。 TPRは指標的に割安ですし、十分な総合利回りも出ていますし、PF中位としては非常に良い銘柄と思います。それにしても自動車関連の銘柄は今の市場ではとことん人気が無いですね。
Nov 7, 2024
色々忙しくて遅くなりましたが、11月の抱負です。アノマリー的には最高の季節の始まりですね。 さてマーケットでは昔から 11月は、1年で最高の数か月の到来を告げる。 11月は機関投資家の第4四半期の資金が市場に入ってきて、最高の3か月の初めとなるので、最もパフォーマンスが良い月のひとつに位置づけられる。 (出典 アノマリー投資、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P150) と言われています。また、 11月、12月、1月は最も良い3か月だ。株価が着実に上昇する可能性が高いだけでなく、上昇自体もほかの月に比べて圧倒的に大きくなることがある。(出典 アノマリー投資、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P149) こともあり、11月と言うのは、 「1年で最高の3か月」の始まりを告げる、祝砲轟く(とどろく)素敵な1か月 となります。 ということで、私は11月が大好きです。株が上がることが多いだけでなく、温暖化が進む現代では気候もちょうど良くて過ごしやすいですし、ご飯も美味しい季節ですから猶更ですね。(笑) それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Nov 6, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 485位 1965 テクノ菱和(東S、3月優待) ◎ PF時価総額485位の中堅銘柄は、空調工事中堅のテクノ菱和です。 現在の株価は2333円、PBR1.00、自己資本比率は71.0%と良好、今期予想PER9.43、配当利回り4.3%(100円)、総合利回り4.6%(100+7=107円、優待品はメルカリ平均価格の700円で換算)で、優待は100株保有で3月株主に静岡県新茶(例年は30グラム、ただし極上品で実に美味しい。)です。 テクノ菱和は指標的にもまずまず安いですし、財務状態も良いですし、十分な総合利回りも出ていますし、とても魅力的です。ポートフォリオ中位としては全く問題のない銘柄です。それにしても空調工事関連にはいい銘柄が多いですね。
Nov 5, 2024
今日は通常の2021~24ポートフォリオ概況シリーズです。 484位 3395 サンマルクホールディングス (東P、3月優待) ○ PF484位の中堅銘柄は、全国にサンマルクカフェなどを展開するサンマルクHDです。ここは2013年27位、2016年24位と過去には準主力級で戦ったことのある銘柄ですが、この数年かつての輝きが見られず、無念の「優待株いけす堕ち」となりました。 現在の株価は2291円、時価総額522億円、PBR1.55、自己資本比率は63.6%と良好、今期予想PER21.29、配当利回り2.3%(52円)、総合利回り3.6%(52+30=82円、優待カードはメルカリ平均価格の3000円で換算)で、優待は100株保有で「ほとんどのお店で飲食代金20%割引になる魅惑の株主優待カード」です。 毎年、こんな感じで優待カードの色が美しく移ろっていくのもとても魅力的ですね。♪♪♪ さて、サンマルクカフェは全国各地にたくさんあるので、財布に株主優待カードを入れておくと、 いつでもどこでも誰とでも、お得に気軽に小粋にお茶が飲めて本当に重宝 します。「株主であることの御褒美」を日々しみじみと実感しながら幸せに暮らせるんですね。 当然これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Nov 4, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の第7弾です。 今日は、第4章 間違ったリスク評価 から。 何も測らないほうがまし 投資家が破滅的な損失を被ったときはたいてい、リスクを測る尺度を持たなかったからではなく、リスクを正しく測っていなかったことが直接の原因だった。 不完全なリスク測定は、リスクを何も測らないときとは比較できないほど、とんでもない事態を引き起こすことがある。 VaRの問題点 VaR(バリュー・アット・リスク)は、最悪の状況で被る可能性が高い最大損失を推定した値である。VaRは、ある高い信頼水準(通常は95%か99%)で一定期間に被る可能性がある最大損失、と定義できる。 例えば、99%の信頼水準で1日のVaRが3.2%の場合、1日の損失が3.2%を超えるのは100日のうち1日だけと予想される。 VaRは将来のボラティリティや相関水準が過去と変わらないという前提に立ったうえでの推測値である。しかし、この前提が著しく不適切になることは珍しくない。例えば、VaRで判断するかぎり、高格付けのサブプライムモーゲージ債から成るポートフォリオは、2007年前半でも非常に低リスクだった。それらの債券価格が当時は極めて安定していたからだ。VaRは過去の値動きから分かるリスクしか反映しないため、これらの債券に固有の破滅的なリスクについて、当時はわずかな手掛かりさえ示さなかっただろう。 VaRは、車を時速60キロ以下で走らせているときには極めて正確だが、それを超えると低い数字しか示さないスピードメーターに似ている。正確さが最も要求されるときに、危険なほど間違えるのだ。! VaRは最大riskの尺度を統計学に基づいて提供するため、ポートフォリオのリスクについて、投資家に根拠のない安心感を与えるかもしれない。この意味で、リスクを測るのにVaRに頼りすぎるのは、まったくリスク尺度を使わないときよりも危険なことがあるのだ。 このVaRに関するシュワッガーの説明は滅茶苦茶分かりやすいですね。VaRが「いざと言うときに役に立たない怪しい数字」であるという認識は以前から持っていたのですが、今回改めてそのカラクリを学ぶことが出来てとても良かったです。(続く)
Nov 3, 2024
* 今日の日記は、プライベートな備忘録となります。投資とは直接の関係はありませんので、読み飛ばして頂いて構いません。 * お酒を飲むのを止めて4か月が過ぎました。これは健康寿命を少しでも伸ばして投資家として一番大切な「複利のマジック」を最大限享受するため、そしてその手っ取り早い目標として体重を管理する・少しでも減量することが大きな目的でした。 きっかけは複数あったのですが、1つには敬愛していた経済評論家でそのウイスキー好きで知られていた山崎元先生が若くして食道がんで亡くなられて大きな衝撃を受けたことがありました。先生はブログを拝読していると以前からウイスキーをストレート(原液)でぐびぐび飲まれていたようで、「うーん、これはやっぱり可能ならばお酒は止めた方が長生きに繋がるか。」と痛切に感じたのです。 人間が口にする物の中で体に悪いよ、発がん性があるよ、とされているものにはハム・ベーコン・ソーセージなどの加工肉製品や赤身肉、糖分が多かったり精製具合が過剰な白パンや白米がありますが、それらと較べてもアルコールの加害性・障害性は煙草と並んでダントツ&レベチであり、ついに観念したということです。 後自分が凄腕だと思う投資家の方々がほぼ全員スリムで締まった・節制の効いた体型をしているのに、自分だけ長州力的なフォルムなのは純粋にカッコ悪いな・ダサいなと思ったこともありました。「自分の体型のコントロールも出来ないのに、そんなやつにポートフォリオのコントロールが出来る訳ないよな。」としんみりと感じたのです。 さてやっているのは以前は1日に2本飲んでいた350mlの酎ハイを止めただけです。ご飯はいつも通りに食べています。ただ以前は夜飲むお酒の事を考えて白米をほんの僅かしか食べない日もあったのですが、今はお酒を飲まないのでその分いいかなと思ってむしろたくさん食べているくらいです。 さて次に投資家にとっての必須科目とも言える筋トレに関してですが、禁酒以前からずっと週2回、合計100~120分程度の中強度のマシントレーニングをしています。お家に業務用のオールインワンラックやレッグプレスマシン、可変式ダンベルやトレーニングベンチなどを置いているので、それらを使って毎回全身を鍛えています。 ローイングやバービースクワットなどの有酸素運動も組み入れ、毎回持ち手を様々に変えて懸垂をするなど、必ず10種類以上のトレーニングをメニューを変えながら行って、飽きが来ないように楽しく続けています。この中でも懸垂は特にコスパが高いと思っていて、最近では「持つ位置を変える×それぞれ順手と逆手」の合計8種類くらいのいくつかを毎回ランダムでやるようにしています。 ちなみにトレーニングの時間ですが、 週に130~140分を大きく超えると逆に寿命が縮まるというデータが出ている ようなので、それも考慮に入れて最適な時間を設定してます。そこにギリで届かない所、100~120分くらいを目安にしています。 最後に肝心の体重ですが、4か月で日によるけど平均で2.5キログラムくらい瘦せました。ズボンのベルトの穴が大体1穴手前で入る様になりました。 イメージで言うと、「大長州力から中長州力」くらいになりました。お酒を止めた以外のライフスタイルには変化はない訳なので、これは純粋に禁酒の効果ということになります。お酒のカロリーっていうのは本当に高いんだな、と日々実感しています。 禁酒直後に較べると体重の減り方がマイルドになってきている感じがします。限界が近いのでしょうか? また1か月後にどうなったかを報告する予定です。
Nov 2, 2024
さて今日は、2024~25主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP30銘柄をまとめておきます。 1~10位 11~20位21位 4365 松本油脂製薬 「THEいぶし銀」の実力派ですね。22位 7516 コーナン商事 コーナン商事からは良い意味での「ケダモノ臭」がするのがいいですね。23位 9305 ヤマタネ カタリスト豊富で非常に良い銘柄ですね。24位 9027 ロジネットジャパン まずまずの成長力・指標的な割安感・実用的な優待の3拍子が揃った最高にクールな銘柄ですね。25位 8119 三栄コーポレーション 業績の回復した三栄コーポレーション。元々高い優待パワーを誇る銘柄ですからこれで「鬼に金棒」ですね。26位 7485 岡谷鋼機 ワイが笑顔で岡谷家家臣から離脱できる日は果たして本当に来るのでせうか?27位 7614 オーエムツーネットワーク ここは「食肉小売業」として見てもまずまず安いですが、「外食優待株」として捉えると破格に安いと思いますね。28位 255A ジーエルテクノホールディングス 旧ジーエルサイエンスも旧テクノクオーツもとても良い会社でしたし、統合後の新会社の更なる飛躍に期待しています。29位 8341 七十七銀行 私の「優待地銀株バルクプロジェクト」の中で最上位の一角を占める大切な銘柄ですね。30位 7551 ウェッズ 私にとって心地良い「午後の紅茶」的な銘柄ですね。 以上、2024~25ポートフォリオTOP30銘柄のまとめ でした。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Nov 1, 2024
いやあ今年2024年ですが早くも10か月が経過しました。ということは、なんと1年の6分の5が終わってしまいました。それはもう実質的にはほとんど終わりです。時の流れの速さが信じられないですね。 それでは次に当ファンドのポートフォリオマネジャーより今月のまとめを発表させていただきます。 皆様こんばんは。ポートフォリオマネジャーのProf.みきまるです。今月はですね、1つだけ超主力クラスで戦える銘柄を見つけてコツコツと買い増しをしておりました。1年中マーケットに居座ってひたすらチャンスを探し求めていると、たまには掘り出し物が見つかるものなんですね。 後、「これは良くなかったな。不注意だったな。」と思う取引が1つだけありました。具体的には、名証プレミア上場の超不人気株である 7485岡谷鋼機 が立会外分売を行ったのですが、細かい条件や岡谷がマーケットで置かれている状況を全く考慮せずに、「おっ、分売か。少しだけ欲しいな。」と思って大脳新皮質を介さない投資家としての原始的な脊髄反射だけで申し込み上限の1000株注文しました。 フタを開けてみると、驚くことに私はまるっと1000株そのまま買ってしまっていました。でもほんとはそんなにたくさんは欲しくなかったのです。比例配分で100株か200株か、そのくらいだろうと思っていたのです。 慌てて調べてみると、岡谷の分売は15万株もあり、元々毎日の出来高もほとんどない株だったので、そもそも売り切れるかがマーケットから不安視されていたような状況でした。そんなだから私にもまるまる100%の割り当てがありましたし、分売後はそれが大きな漬物石となって株価を安定的に押し下げることになってしまいました。 でも自分は他の事(書評を書くための投資本の乱読)に気を取られていて、全然何にも見ていなかったのです。今後気を付けようと思います。 それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Oct 31, 2024
さて今日は当ブログ一番人気を誇る 2024~25主力株概況シリーズ です。 30位 7551 ウェッズ (東S、9月優待) ◎◎ PF時価総額30位の上位銘柄は、アルミホイール主体の自動車部品・用品卸でトップクラスのウェッズです。 社長さん、まるで俳優さんの様なお名前ですね。 2013シーズン34位、2014シーズン29位、2015シーズン34位、2016シーズン26位、2017シーズン27位、2018シーズン39位、2019シーズン45位、2020シーズン45位、2021シーズン50位、2022シーズン41位とずっとPF上位の一角の地位を維持し続けている実力派銘柄ですが、今年2024年も「12シーズン連続」でそのポジションを守ってここでゆるゆると登場してきました。♬ 現在の株価は610円、時価総額98億円、PBR0.61、自己資本比率は63.3%と良好、今期予想PER6.99、配当利回り4.4%(27円)、総合利回り4.8%(27+2=29円)で、優待は1000株保有で2000円相当、2000株保有で5000円相当、10000株保有で10000円相当、20000株保有で20000円相当のクオカードです。尚10000株以上を3年以上継続保有(株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載)の場合、クオカードは1000円増となります。 さてウェッズの5000円クオカードが財布に入っていると、コンビニで常に「王様気分」で買物が出来て非常に気持ちがいいです。(笑)「苦しゅうない、欲しいものは何でも買ってやるぞ。」と思いながら店内をご機嫌で巡回できるからですね。 株主優待には精神を高揚させる、日々の生活を彩り豊かで楽しいものにしてくれるという大きな効用があり、これが我々優待族が「市場で最も長生き種族」であり続けている秘密 の一つとなっています。 「楽しいことは長続きする」んですね。♬ さてウェッズはあまり成長力はないですが、指標的に十分に割安ですし、またしっかりとした総合利回りも出ていますし、非常に安定感のある良い銘柄です。 ウェッズのアルミホイールは「リーズナブルな価格の割にクオリティが高い。」ので、それが堅調な業績推移に繋がっているものと個人的には考えています。 ところで前世紀の大投資家の ジェラルド・M・ローブ は、 あなたの持っている銘柄全てが資金全体の値上がりに貢献すべきだ。それは、ボートの漕ぎ手全員が力を出し切らなければならないのと同じ理屈である。 と述べました。 そして私はこのローブの金言を常に胸の真ん中に抱いており、ポートフォリオ最上位銘柄群に関しては、リスクとリターンのバランスを毎日毎日極限まで突き詰めて考え、常に最も期待値が高いと考えるところでカチカチに固めて戦っています。 また基本的には、「リスクを取ればとるだけそれだけリターンも良くなる。」と永遠の3歳児のようにシンプルに考えています。「背伸びをするだけして実際に身長が伸びるように日々精進していく。また継続的な筋トレで全身のマッチョ化を目指し、同時に資産は長州力のようにどこまでもプクプクとふくよかに大きく、極限の筋肥大を目指す。」という立場です。 ただ正直に言って、緊張感のある銘柄ばかりだと「ちょっと疲れる」のも事実なのです。尊敬するローブ先生に反論するわけではないのですが、実際のポートフォリオ運営ではある程度の「不真面目さ・おふざけパート」や「遊び」の部分がないと何だか楽しくないし、リラックスして戦えないのです。 あまりにもキチキチに攻撃的なPFを組むと、なんというか精神的に「最短距離でコーヒーの絞りかす」になってしまいそうな、燃え尽きてしまいそうな感覚があるんですね。 そういった意味で、指標的に十分に割安で、過去25年間一度も赤字が無く、還元意識が強くて株主思いで、更に株価推移もマイルドなここウェッズは、私にとって心地良い「午後の紅茶」的な銘柄なのです。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) これからもポートフォリオのこのくらいの順位で「癒し系優待バリュー株」であるウェッズを緩々とホールドして楽しく応援していけたらいいなあ、日々のポートフォリオ運営では常にそういう余裕を持ち続けたいなあ、そう考えています。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Oct 30, 2024
本日、当ブログはめでたく 開設19周年 を迎えることが出来ました。 日記を始めた19年前のこの日 2005年10月29日 のことは今でもよく覚えています。その数日前から、「よし、自分もブログなるものを始めて見るぞ。誰もやっていない、優待とバリューを融合させた、ワイ独自の奇想天外な投資法がどこまで通用するのかを全世界に発信するんだ。」とずっとそわそわしていて、ついに覚悟を決めて日記を書き始めたのでした。 最初の瞬間から自分の中にいくらでも言葉が泉のように湧き出てくる感じで、「これはたまらん。♪♪♪ 滅茶苦茶面白い遊びを見つけてしまった。!!!」と大興奮しました。 それまでヤフーの色々な個別銘柄の掲示板を根城にして活動していて色々な不自由と限界を感じつつあった私にとっては、「自分自身を思いのままに、存分に表現できるメディア」であるブログというメディアがジャストフィットしたのでした。そしてその時の感動と情熱を維持したまま、何だかあっという間に今日にまで至ったという状況です。 さて今日は19周年なので、過去に自分が主力として戦ってきた銘柄を改めて思い返してみます。ブログを始める前の20年以上前の時期には当時名証2部だった8599セントラルリース(現8593三菱HCキャピタル)や6948住友電装(現5802住友電気工業)などを主力として種銭をコツコツと稼ぎました。 そしてブログ開始後の最初期の頃の主力株は3364ナルミヤインターナショナル(一旦上場廃止後だが現在は再上場)、4298プロトコーポレーション、6875メガチップス、7523アールビバン、7548サンクスジャパン(MBOにより現在は上場廃止)あたりでした。 その後のブログ立ち上げ期は2762三光マーケティングフーズ、3258常和ホールディングス(その後ユニゾHDとなるもEBOで現在は上場廃止)、7509アイエー、7553サザビーリーグ(MBOにより現在は上場廃止)、8876リログループあたりでした。 そして15年前くらいは2589ゴールドパック(TOBにより現在は上場廃止)、9267ゲンキードラッグストア、3049エノテカ(MBOにより現在は上場廃止)あたり、10年前くらいは2198アイ・ケイ・ケイ、3097物語コーポレーション、3544サツドラホールディングス、6630ヤーマン、9441ベルパークなどでした。 どの銘柄にも手に汗を握るドラマがありましたが、常にその時点でベストの戦闘力・総合力を持つと自分が考える銘柄を主力とし、勇気を持って戦って来たつもりです。そして今現在は、009540韓国造船海洋、7932ニッピ、3539JMホールディングス などの銘柄に投資家としての夢を乗せて戦っています。 それでは皆様、 「みきまるの優待バリュー株日誌」 をこれからもどうか末永くよろしくお願い致します。 2024年10月29日 みきまる拝
Oct 29, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。483位 4247 ポバール興業 (東S、3月優待) ○ PF483位は、カスタム品の工業用ベルトとガラス等研磨材が柱のポバール興業です。 現在の株価は1180円、時価総額31億円、PBR0.54、自己資本比率は81.4%と鉄壁、今期予想PER23.05、配当利回り3.2%(38円)、総合利回り4.1%(38+10=48円)で、優待は100株保有で1000円相当、200株保有で2000円相当のクオカード等です。 ポバール興業はまずまず低PBRですし、財務状態がいいですし、そこそこの総合利回りが出ていますし、PF中位としてはとても良い銘柄と考えています。
Oct 28, 2024
いやあ、今回の衆院選の開票速報、見るの面白いですね。まだ結果が出ていない激戦区も多いですし最終結果は分かりませんが、現時点でも自民党の大敗は確定的な状況です。 さて今後ですが、政権を担うのが自公国なのか自公維なのか、それともまさかの左翼大連合になるのか、予断を許さない状況です。全議席が確定すればもっと輪郭ははっきりしてくるでしょうが、今見ている感じだと立民が思った以上に躍進している印象です。 ま、投資家としてはどんな状況下でも生き抜いていかなくてはならないですし、取り敢えず最終結果の確定を楽しみにしています。
Oct 27, 2024
さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。29位 8341 七十七銀行 (東P、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額29位の上位銘柄は、仙台拠点で東北最大の地銀である七十七銀行です。 現在の株価は3860円、時価総額2959億円、PBR0.48、自己資本比率は5.6%、今期予想PER8.69、配当利回り3.6%(140円)、総合利回り3.9%(140+10=150円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」300株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当、3000株保有で10000円相当の地元特産品またはクオカードです。 定番のクオカード 凄く高級そうな焼肉セット 肉のうまみが野菜に広がって美味しい 七十七銀行は私の「優待地銀株バルクプロジェクト」の中で最上位の一角を占める大切な銘柄です。これからも今後の業績推移をしっかりと見ながらホールドしていく予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Oct 26, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。 482位 7596 魚力 (東P、9月優待) △ PF482位は、鮮魚専門店を百貨店、駅ビル内に展開している魚力です。 現在の株価は2363円、時価総額345億円、PBR1.91、自己資本比率は80.5%で有利子負債は0、今期予想PER25.17、配当利回り2.2%(52円)、総合利回り3.0%(52+20=72円)で、優待は100株保有で2000円相当などの海産物です。 魚力優待明太子の和風スパゲティの三変化。どれも間違いない美味しさです。 魚力は指標的な割安感は全くありませんが、良好な財務状態と上記の通り独自性のある力のある優待内容を考えると、優待族的にはPF中位でのんびりホールドしていくのには特に不安感のない良い銘柄であると考えています。
Oct 25, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の第6弾です。 今日も、第2章 非効率的市場仮説 から。 効率的市場仮説が経済理論のごみ箱行きになる理由 効率的市場仮説はリスク評価や最適ポートフォリオの決定、オプション価格決定を含めて、重要な金融の基礎としてさまざまに応用されているので、矛盾する証拠が山ほどあるにもかかわらず、この理論の支持者はこれを捨てたがらない。しかし残念ながら、根底にある仮定が誤っているために、これらの応用で誤った結論が導かれることもある。さらに、バブルと恐慌という、最も大きな代償を支払わされる時期に、誤りは極端になる。。。この仮説の欠陥は深刻で、その数も多い。●もしもこの仮説が正しければ、不可能なことがこれまでに起きている。●この仮説が正しければ、統計的に不可能な運用実績を達成している市場参加者がいる。●この仮説には、感情が価格に及ぼす影響が組み込まれていない。 シュワッガーが指摘している通りで、効率的市場仮説の問題点は「明白に間違っているにもかかわらず、それが正しいものとして金融の世界で幅広く使われてしまっている事」にあります。 その悪影響は極めて深刻なレベルに達していますが、その信者の方たちは未だに一切気付いていないようです。いやむしろ積極的に気付きたくないと考えている気配もあります。実に不思議な宗派ですね。(続く)
Oct 24, 2024
さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。28位 255A ジーエルテクノホールディングス (東S、非優待) ◎◎ PF28位の上位銘柄は、分析装置、消耗品メーカのジーエルサイエンスと半導体製造用の石英部品に特化しているテクノクオーツが統合して、つい最近の2024年10月1日に誕生したジーエルテクノホールディングスです。出来立てほやほやの会社なので、まだ四季報のページもありません。 現在の株価は2823円、時価総額519億円、PBR---、自己資本比率は--%、今期予想PER8.84、配当利回り2.5%(70円)で、優待はありません。 ただ旧テクノクオーツでは数年前に廃止されたものの激ウマさくらんぼ優待🍒がありましたし、 旧ジーエルサイエンスでは最期までクオカード優待があったので、 新生ジーエルテクノHDでもまだ優待新設の可能性は0ではないんじゃないかな?と少し期待しています。 さて私は旧ジーエルサイエンスをPF上位で保有していたので、そのままスライドしてジーエルテクノHDのホルダーになりました。旧ジーエルも旧テクノクオーツもとても良い会社でしたし、新会社の更なる飛躍に期待しています。今日は最後に旧ジーエルと旧テクノクオーツの以前のブログ記事を貼って置きます。 7705 ジーエルサイエンス 5217 テクノクオーツ2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Oct 23, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。481位 2208 ブルボン (東S、9月優待) △ PF時価総額481位の中堅銘柄は、新潟拠点の菓子大手のブルボンです。 現在の株価は2331円、時価総額646億円、PBR0.99、自己資本比率は62.0%、今期予想PER18.37、配当利回り1.6%(37円)、総合利回り2.0%(37+10=47円)で、優待は「6か月以上の継続保有」を条件に、年1回100株保有で1000円相当の自社商品詰め合わせなどです。 私的には、ブルボン≒ルマンドという感じです。幼少の頃から食べていたような記憶があります。今調べたら、 発売は1974年でそれからずっとロングセラー商品 ということでした。 食べると形がボロボロ崩れるんだけど、それがまた郷愁を誘うんだよな。。。 ブルボンは指標的には実に妥当な株価位置と思いますが、優待内容にはかなり力があると思います。優待パワーを加算すると、PF中位としては余裕でホールドしていけると個人的には見ています。
Oct 22, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。480位 6973 協栄産業(東S、3月優待) ◎ PF480位は、三菱電機系の商社の協栄産業です。 現在の株価は2251円、時価総額72億円、PBR0.38、自己資本比率は44.7%、今期予想PER4.83、配当利回り4.9%(110円)、総合利回り5.3%(110+10=120円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカード等です。 協栄産業は指標的な割安感が極めて濃厚です。PF中位では申し訳ないくらいに良い銘柄ですね。
Oct 21, 2024
さて今日は大人気を誇る 2024~25主力株概況シリーズ です。 27位 7614 オーエムツーネットワーク (東S 1・7月優待) ◎◎ PF時価総額位の上位銘柄は、2292エスフーズ 傘下の食肉小売業のオーエムツーネットワークです。 2016シーズン19位、2017シーズン30位、2018シーズン53位、2019シーズン55位、2020シーズン65位、2021シーズン73位、2022シーズン87位とじりじりと順位を落としていましたが、「相対的に見て、今のOM2は安いな。」という判断の下に大きく買い増ししたため、久方ぶりに順位を上げて今シーズンはここで登場してきました。 現在の株価は1434円、時価総額105億円、PBR0.57、自己資本比率は82.0%と良好、今期予想PER10.21、配当利回り2.1%(30円)、総合利回り2.5%(30+6=36円)で、優待は年2回、1・7月に100株保有で自社オリジナルギフト商品の30%割引販売 プラス年1回7月に、500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当の自社取扱商品(ハム・ソーセージ)もしくはアウトバックステーキハウスで使える食事券です。 私はこの数年は、アウトバックステーキハウスの食事券を戴いています。 それではアウトバックステーキハウスの実際を見ていきましょう。 私はこれまで色々と食べたのですが、今までのところではこのハンバーグ・ステーキが一番美味しいと思いました。結局、自分はとても「安く出来ている人間」なんです。やや貧しかった幼少時の食生活の影響でしょうか、ステーキよりもハンバーグの方が本当に美味しいのです。(汗) 見て下さい、この断面図。 凄い「肉密度」でした。 ♬ ちなみに、この食べ放題のパンがまた美味い。 さて今日はもう1つだけメニューを紹介しましょう。前回の訪問時にはシンプルなアウトバッカー・バーガーを食べてみました。 野菜たっぷり&肉肉しくて、とても素朴な味わいで良かったです。うん、こういうのでいいんだよ。シンプルイズべスト。 ま、オーエムツーネットワークは現状指標的に十分に割安ですし、優待内容も上記の如く素晴らしいですし、PF上位銘柄として全く不足の無い極めて良い銘柄であると認識しています。 というかここは、「食肉小売業」として見てもまずまず安いですが、「外食優待株」として捉えると破格に安い という言い方もできると思います。 これからもアウトバックステーキ優待を楽しみに、ご機嫌でホールド継続の予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。 しかし、このパン、ちょっと固めなのが逆に良くてガチで無限に食える。素朴な美味しさって強いんだな。。。アウトバックステーキ、ほんとに良いお店だなあ。。。
Oct 20, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の第5弾です。 今日も、第2章 非効率的市場仮説 から。 理由は間違っているが正しいー市場に打ち勝つのが難しいわけ 効率的市場仮説を擁護する人々は、市場に打ち勝つのは極めて難しいと主張する。それはまったく正しいが、理由は間違っている。 市場でエッジ(優位性)を手にするのが難しいのは、価格がすべての公表された情報を即座に織り込むからではなく、価格に対する感情の影響が大きく変わり過ぎるために、ほとんど計測できないからだ。 適正価格をどれほどもっともらしく定義しても、感情のせいで市場価格がそれらを大幅に超えることがある。この時期はバブルと呼ばれる。逆に、感情のせいでそれらを大きく下回ることもある。この時期は恐慌と呼ばれる。 市場がいつ高揚感に包まれているのかや恐怖に襲われているのかは、理解できることが多い。それでも市場に打ち勝つのがとてつもなく難しいのは、バブルや恐慌がどこまで進むか判断が難しいからだ。 市場に打ち勝つのが難しいことを説明するのに、市場価格は常に正しいという仮定に訴える必要などないのだ。 ふー、効率的市場仮説が完全に頓珍漢で間違っていることに対する、これ以上ないくらい逆説的かつ鮮やかで切れ味の鋭い説明ですね。 次に効率的市場仮説信者の方がワイにネチネチ絡んできたら、この文章をそのまま喉奥に詰め込んでやろうと思いました。そのくらい印象的でしたね。(笑)
Oct 19, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。479位 8923 トーセイ (東P、11月優待) ○ PF479位は、首都圏のオフィスビルや賃貸住宅の不動産再生が柱のトーセイです。 現在の株価は2412円、時価総額1174億円、PBR1.31、自己資本比率は35.0%、今期予想PER9.74、配当利回り3.2%(77円)、総合利回り3.5%(77+12=85円、優待券のメルカリ平均価格は額面の40%で換算)で、優待は100株保有で3000円相当のホテル宿泊割引券+1年以上2年未満継続保有の株主にはQUOカード1000円相当、2年以上5年未満は同2000円相当、5年以上は同3000円相当です。 トーセイは業績推移にムラがありますが、長期で見れば成長していますし、指標的にもまずまず割安ですし、PF中位としては問題のない良い銘柄であると考えています。
Oct 18, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。478位 8013 ナイガイ(東S、1月優待) △ PF478位は、靴下の老舗で、ストッキング、靴下関連中核に再成長を図り、タビオと資本業務提携しているナイガイです。 現在の株価は243円、時価総額20億円、PBR0.32、自己資本比率は52.0%も利益剰余金はマイナス、今期予想PER19.92、配当利回り0%(0円)、総合利回り2.3%(0+5.5=5.5円、優待は1ポイント=0.5円で換算)で、優待は「6か月以上の継続保有を条件として」100株保有で1100ポイント(1ポイントが1円相当。自社オンラインショップで使用可)などです。 ナイガイは業績低迷が続き「継続前提に重要事象」の灯る厳しい状況ですが、優待内容はとても良いと思います。 何とか今の危機を脱して欲しいとホルダーとして願っています。
Oct 17, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。477位 2540 養命酒製造 (東P、9月優待) △ PF477位は、慶長7(1602)年創業で「養命酒一本足打法」の養命酒製造です。 養命酒が何に効くのかはよく知りませんが、そういえば私のじいちゃんもちいちゃいコップでたまに飲んでいましたね。 現在の株価は2405円、時価総額397億円、PBR0.71、自己資本比率は85.5%で有利子負債は0、今期予想PER55.80、配当利回り1.9%(45円)、総合利回り2.5%(45+15=60円)で、優待は100株保有で1500円相当、継続保有3年以上で3000円相当の自社商品詰合せです。 過去の優待品をいくつか見ておきましょう。 養命酒製造は長い歴史を誇る企業で、積み上げてきた利益で財務状態は鉄壁中の鉄壁ですし、保有していて非常に安心感のある銘柄です。ポートフォリオ中位としては文句なく良いですね。
Oct 16, 2024
さて先日、3068WDI 傘下の香港点心専門店、ティム・ホー・ワンの日比谷店に行ってきました。ここは以前から行きたかったのですが、いつお店の前を通っても行列がぎっしりで諦めていました。この連休で用事があって東京に行っていたのですがちょうどホテルが朝食無しのプランだったので、「そうだ、朝ごはんを食べずに開店時間の10時に行けば並ばずに入れる。」と思い付いて実行したのでした。 ところでWDIといえば、イタリア料理店のカプリチョーザやニューヨークレストランのサラベスなど本当に良いお店が多いことで知られています。私はなかでも上記のカプリチョーザがもう30年以上前から大好きで通いまくっています。自らの経験上、「WDIのお店は確率的に当たりが多い」ので今回のティム・ホー・ワンにもとても期待していました。 結論から言うと、「世界一安いミシュランレストラン」の名前通りの素晴らしいお店でした。今日は自分の備忘録代わりに何が美味しくて何がイマイチだったのかを書いておきます。その理由は絶対また行くので、その時により美味しい点心を選べるようにするためです。 店内は凄い活気。 メニューです。 全部で30種類。 色々と頼みました。 それではワイが食べたものを美味しかった順番に発表します。 1位 ポークと海老の焼売 1つ1つが大きくて肉肉しく、密度たっぷりで滅茶旨い。これは絶対次も頼むやつ。 2位 海老とニラの蒸し餃子 色味が美しく、中身も張り裂けそうなくらいにパンパンに詰まっていて旨い。ニラと海老のバランスが良い。 3位 大根餅 ワイは元々大根餅が好きなのだが、これも間違いのない美味しさ。 4位 温レタス 蒸したレタス。点心の合間の口休めにぴったり。これを途中で1枚1枚剥がして食べると、点心がよりおいしく感じる。次も必須だな。 5位 海老の蒸し餃子 安定した美味さ。1つ食べちゃったけどほんとは4つセットだった。 6位 季節の温菜 美味しいけど、温レタスの方が上だった。でも色の濃い緑黄色野菜は長生きには必須なので、次もお腹に余裕があれば頼みたい。 7位 マーライコウ(蒸しパン) まあまあ美味しいけど、所詮はパン。別にここで食べなくてもいいかな?とワイは思った。 8位 キノコと野菜のチョンファン(ライスロール) うーん、これはあと一歩。特に印象に残らなかった。次は頼むのやめよう。 お支払いは優待券。有難いことです。 以上、WDI 傘下の香港点心専門店、ティム・ホー・ワンの探検記でした。
Oct 15, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 476位 8551 北日本銀行 (東P、3月優待) ◎ PF時価総額476位の中堅銘柄は、地銀中位で岩手県中心に八戸から仙台までの東北太平洋岸で展開している北日本銀行です。 現在の株価は2486円、時価総額219億円、PBR0.24、自己資本比率は5.6%、今期予想PER7.01、配当利回り3.2%(80円)、総合利回り4.4%(80+30=110円)で、優待は100株以上を1年以上継続保有を条件として (1)株主優遇定期預金作成優待券3枚または(2)地域特産品3000円相当などです。 さて地銀株というのは元々指標的に割安なところが多いことに加え、地銀株の地域特産品優待というのは 地元に根ざしている がゆえに極めてその内容が良いことが多く、個人的には大好きです。今日は北日本銀行の魅惑の優待品をいくつか具体的に見ておきましょう。 味噌粕漬ギフトセット いわいどりの焼き鳥づくし いやあ、北日本銀行の優待は実に素晴らしいですね。これからも現行の優待制度が維持される限りは楽しくホールドして応援していく予定です。
Oct 14, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の第4弾です。 今日は、第2章 非効率的市場仮説 から。 値動きに市場のニュースは追随する 予想外の重大な新事実が明らかになれば、当然ながら市場は即座に影響を受ける。しかし、ほとんどの場合、ファンダメンタルズの変化を報じるニュースが出ると価格はそれに合わせて即座に動く、という効率的市場仮説の説明は現実とは正反対だ。 実際には、金融関連のニュースのほうが値動きに即座に合わせる、と言ったほうがはるかに正確である。特定の日に相場がどういう動きをしようと、金融リポーターはその値動きの理由を見つけなければならない。そのため、適切かどうかに関係なく、その日にたまたま同時に起きたニュースで理由付けがなされる。このお決まりの手順のために、相場が上昇と下落の両方にまたがって大きく動く日には、強気の理由にも弱気の理由にも同じ事実が使われるという滑稽な状況に陥ることすらある。 2011年8月26日は、その完璧な例だった。その日の相場は、午前に急落して、午後に急上昇した。市場が最も注目していたのは、FRBのベン・バーナンキ議長による講演だった。次の2つの大見出しは、同じ通信社が同じ日に配信した株式ニュースだ。 バーナンキの発言後、株式市場は下落 バーナンキの発言で望みをつなぎ、株式市場は反騰 これを読むと、同じイベントが当初は弱気と受け止められたが、後に強気に取られたと考えることもできる。だが、それよりも、市場の値動きに合わせてイベントの解釈が変えられた、と考えるほうがはるかに自然だ。 値動きこそがニュースを生み出すのだ、ということですね。私たち人間の脳は「強力な物語生成機」です。次から次に「自らが混乱しないような、矛盾の無い後付けのストーリー」をシームレスに作り出すことが出来ます。 「市場のニュース」は、そういう風に出来ているということを理解することが大切ですね。(続く)
Oct 13, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の第3弾です。 今日は第1章 専門家のアドバイス から。 はい、この章の内容は全く皆様の推測通りで、投資の「専門家」のアドバイスは全く当たらないし、なんだったら逆にマイナスの方が多いくらい、という事です。 具体例がいくつか出ていますが、「全米ナンバーワンの投資指南役」として知られている、米CNBCのマッドマネーの司会者ジム・クレイマーに対する検証結果を見ておきましょう。 ジョセフ・エンゲルベルク、キャロライン・サスビル、ジャレッド・ウィリアムズの3人は、マッド・マネーでクレイマーが初めて買い推奨をした1149回について、正確さと影響度を調査、分析した。 これらの推奨に基づくポートフォリオと市場平均のリターンには、どの保有期間で見ても統計的に有意な差はなく、ほとんどの期間で市場平均を下回る成績だった。 株式投資家への私のアドバイスは、株価指数連動型のファンドを買うか(ただし、極端に上昇した時期のあとを除く。)、あなたに十分な興味とやる気があるのなら、自分に合った投資法やトレード法の開発に時間やエネルギーを注いだほうがよいということだ。どちらの場合も、専門家の推奨に耳を傾けなくて済む。 驚異的な成功を収めたトレーダーのマイケル・マーカスはこの点について賢明なアドバイスをしている。「自分の考えに従うべきだ.....。自分のスタイルに従うかぎり、自分の手法の良い部分も悪い部分も引き受けることになる。しかし、だれかほかの人のスタイルを取り入れようとすると、両方のスタイルの最も悪い部分だけを取り入れることになることも多いのだ。」 このシュワッガーの指摘は極めて大切です。何故なら私たち投資家は1人1人が持っている能力・性格・資金力が異なるために、それぞれにぴったりの投資法も当然に異なるからです。貴方にベストのやり方と言うのは、あなた自身でしか生み出せないのです。 投資の世界では、DIY(Do It Yourself)が当たり前、ということですね。
Oct 12, 2024
さて今日は当ブログ1番人気の 2024~25主力株概況シリーズ です。 26位 7485 岡谷鋼機 (名P、2・8月優待) ◎◎ PF時価総額26位の上位銘柄は、「江戸初期1669年創業」で中部財界のドン&名門商社の岡谷鋼機です。 2015シーズン42位、2016シーズン34位、2017シーズン38位、2019シーズン42位、2020シーズン42位、2021シーズン37位、2022シーズン34位と9年連続でPF上位で登場していますが、今シーズンもその地位を維持してここでゆったりと出てきました。 私のポートフォリオは、一切忖度の無い完全実力主義&サスケ方式の「真っ新な、生まれたての小鹿のような目」で毎年決定されるので、9年連続で上位に留まれる様な銘柄は極めて稀で驚異的です。これは岡谷鋼機に確かな実力・高い総合戦闘力があるという事の証明ですね。 さて岡谷鋼機は2021年3月に31年ぶりの社長交代があり、創業家14代目の当主で前社長さんの長男でもある岡谷健広氏が就任しました。「岡谷鋼機にだけ江戸時代がそのまま今でも続いている。」かの様な錯覚を覚えますね。(笑) 岡谷家14代当主 岡谷家13代当主 ちなみに岡谷家について詳しく知りたい方は、下記の日本の地方財閥30家(菊池浩之著、平凡社、2012年)と言う本が超お勧めです。 細かい家系図も載っていますし、どうやって岡谷家がのしあがっていったかも良く分かりますよ。↓(上記データは、日本の地方財閥30家(菊池浩之著、平凡社、2012年)P76より引用) さて岡谷鋼機は、トヨタですら一目置く真の盟主、名古屋経済界のドン(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用)(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用) として知られています。 2013年に債務超過に陥っていた老舗劇場の御園座(みそのざ)が救済されたのも、最終的に岡谷家13代当主の岡谷篤一前社長がゴーサインを出したことで決まったという事実に、その別格の存在感が滲み出ています。(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用)(上記データは週刊ダイヤモンド2022年3月5日号より引用) また岡谷鋼機は地元の名古屋では、 「嫁に出すならトヨタより岡谷の社員」 とも言われています。 (上記データは手持ちの週刊ポストの過去記事より引用) ちなみにこれに関連して、2021年2月20日に東洋経済オンライン編集部による、「生涯給料の中部地区ランキング」という記事がありました。 このランキングの中で、岡谷鋼機の生涯給料は3億3950万円の3位であり、3億3570万円で4位のトヨタ自動車、3億0845万円で8位の豊田自動織機よりも上位に位置していました。 つまり、「嫁に出すならトヨタより岡谷の社員」という古くから地元に伝わる格言はある意味で真実だったということなんですね。! (上記データは東洋経済オンライン編集部2021年2月20日の記事より引用) そんな素敵な岡谷鋼機の現在の株価は7070円、時価総額1374億円、PBR0.36、自己資本比率は46.4%、今期予想PER5.55、配当利回り1.9%(135円)、総合利回り2.1%(135+11=146円、優待米は1キロ440円で換算)で、優待は200株保有で2月株主に 愛知県産米5kgです。400株保有の場合は8月にも同じお米5kgが戴けます。更に長期株主優遇優待制度(200株以上の連続3年以上の保有で図書カードの追加)もあります。 愛知県のお米が美味しいなどとはあまり聞いたことがなかったのですが、この岡谷鋼機のはなかなかのクオリティです。 ちなみに長期株主優遇優待の内容は以下となります。 200株以上を3年以上連続保有で、2月及び8月株主に2000円相当の図書カード。 さて岡谷鋼機は超マイナー市場である名証プレミア所属であることが災いして指標的に非常に割安な株価水準に捨て置かれていますが、その実力には確かなものがあり、間違いなくポートフォリオ上位の一角で戦える素晴らしい銘柄であると考えています。 創業家14代目の新社長さんの手腕に期待しながらこれからも楽しくホールドして応援していく所存ですが、ワイが投資家として元気な内に金銭的に報われる日が本当に来るのだろうか?、355年もの歴史を誇る岡谷家がこれからも永続するのは間違いないけれども、株価上昇と言う「日の目」を見る前に自分が先にくたばってしまうのではないか?という気もちょっとしてきています。 と言うか、よくよく考えると岡谷鋼機が株主にせっせとお米優待をくれてまた長期で持つと図書カードが追加されるのも、「チミ達投資家は、家臣として岡谷家の永続と繁栄を末永く静かに支えよ。」という暗黙のメッセージなのではないか?ともちょっと感じています。ワイが笑顔で岡谷家家臣から離脱できる日は果たして本当に来るのでせうか???2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Oct 11, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の第2弾です。 今日は、 はじめに から。 投資家の最大の敵は、自分なのだ。ほとんどの投資家が自然な直感に従うとき、不思議なほど間違ったことを続けて選択してしまう。 投資のプロたちも、特有の間違いをお決まりのようにやらかしている。実に様々な形で現れるが、共通する間違いがひとつある。それは不十分か無関係なデータに基づいて結論を出しがちなところだ。 不十分なデータや不適切なデータに基づいて結論を下すことは、投資の世界では珍しくない。 数学モデルは過去のデータにはぴったり合っているが、将来に関する指針としては役に立たないし、誤解を招くことさえある。 市場モデルや投資理論は観察から得られた証拠ではなく、数学を当てはめるのに都合の良い過程に基づていることが多い。投資理論の全体系は、市場が正規分布しているという仮定に基づいて築かれている。正規分布をしていれば、正確な確率に基づいた推定ができるので、アナリストにとっては非常に便利だからだ。 全世界の市場では、ポートフォリオマネジャーの多くが「1000年に1回」だとか、「100万年に1回」しか起きないはずだと主張する値動きが、数年おきに起きる。 要するに、広く信じられている投資モデルや仮定は、それらが現実世界で機能すると主張するかぎり、間違っているということだ。 はい、シュワッガーの言う通りで、市場は正規分布しません。マーケットでベル型カーブの存在を信じること、それを基にした理論に盲目的に従うことは、明白な「死への近道」です。 それでは次回からはいよいよ本文へと分け入って参りましょう。(続く)
Oct 10, 2024
さて今日は久方ぶりに株式投資本オールタイムベストです。第143位は、 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) です。 さてジャック・D・シュワッガーと言えば、永遠の名著である マーケットの魔術師シリーズ であまりにも有名です。 そして本書は、インタビュワーとしての力量の高さで世界的定評がある彼の知性・誠実さ・視点の広さが遺憾なく発揮された良書です。 今日は、現代最高峰のバリュー投資家である ジョエル・グリーンブラット による まえがき から。 私は彼がもっと早くこの本を書いてくれたらと思っているのだ。 この信じられないほど簡潔で分かりやすく、良識ある市場の案内書を書いてくれたシュワッガー氏に感謝したい。 私は知人すべてに本書を勧める。これは今やあらゆる投資家の必読書であり、早く読むほど、望ましい。 2012年8月 ジョエル・グリーンブラット それでは次回からは、グリーンブラット激賞の1冊の大トロの所だけを、サクッと一緒に見ていきましょう。(続く)
Oct 9, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。475位 7999 MUTOHホールディングス (東S、3月優待) ◎ PF475位は、業務用大判プリンタの最大手のMUTOHホールディングスです。 現在の株価は2413円、時価総額122億円、PBR0.49、自己資本比率は79.3%で有利子負債は0と鉄壁、今期予想PER9.60、配当利回り4.6%(110円)、総合利回り5.8%(110+30=140円)で、優待は100株保有で3000円相当の選べるギフトなどです。 MUTOHホールディングスは指標的な割安感・鉄壁の財務・高い総合利回りを兼ね備えています。もう少しPF上位で戦わないと申し訳ないくらいに良い銘柄ですね。
Oct 8, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 474位 7840 フランスベッドホールディングス (東P、3月優待) ◎ PF時価総額474位の中堅銘柄は、ベッドとメディカルサービスを手掛けるフランスベッドHDです。 現在の株価は1249円、時価総額480億円、PBR1.13、自己資本比率は55.6%、今期予想PER14.39、配当利回り3.1%(39円)、総合利回り3.6%(39+6=45円、優待券はメルカリ平均落札価格の額面の40%で換算)で、優待は200株保有で3000円相当の自社グループ優待品などです。(1年以上5年未満継続保有の場合、株主専用サイト利用券または自社グループ優待品10000円相当、5年以上は株主専用サイト利用券または自社グループ優待品15000円相当を贈呈。) 今日は私の過去の選択品をいくつか見ておきましょう。珍しくて面白いアイテムが満載です。 後、懐かしい所では鈴鹿にF1を見に行った時に使ったアイテムなんかもあります。この時は小林可夢偉選手が3位に入賞した年で本当に感動しました。 フランスベッドHDは、指標的には妥当な株価位置ですが、優待内容はかなり良いと思います。これからもPF中位銘柄として楽しくホールドして応援していく予定です。
Oct 7, 2024
さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。 25位 8119 三栄コーポレーション (東S、3月優待) ◎◎ PF時価総額25位の上位銘柄は、生活関連品の専門商社の三栄コーポレーションです。 ここは2016シーズン6位、2017シーズン10位、2018シーズン8位と長年主力として戦っていたところなのですが、その後急激に業績が悪化し残念ながら「主力撤退」の状況に追い込まれていました。 ただ「三栄コーポは最悪期を脱しつつあるし、既にほとんどの投資家に完全に愛想を尽かされていてほとんど見ている人がいないのもいいな。」と感じて2021シーズンに久々に少し買い増しをして64位で上位に再登場しました。 そしてその後の2022シーズンに「今期も3期連続の赤字だけど、かなり構造改革が進んできているし、光は見えてきてるな。」と考えて更に買い乗せしました。 また別の視点から言うと、3期連続大赤字となる業績ズタボロの当時の三栄コーポを買えるのは、我々の様な「市場の他の投資家とは全く異なる、奇妙奇天烈な視点を持った優待族」しかいないという面もありました。 他の市場参加者と全く異なる考え方でポートフォリオを組むことは、市場で生き残るためにとても大切なこと ですからね。 、、、その後、三栄コーポレーションは見事に業績のV字回復を果たし、株価も急騰しました。そしてその結果、順位を大きく上げて今シーズンはこの位置で登場することとなったのでした。 現在の株価は905円、時価総額92億円、PBR0.74、自己資本比率55.6%、今期予想PER9.53、配当利回り3.2%(29円)、総合利回り4.3%(29+10=39円、優待は1P=1円で換算)で、優待は100株で株主優待ポイント1000P、400株で2000Pなどです。3年以上保有の場合は更にポイントが上乗せ加算されます。 ちょっとここで優待カタログの内容を見ておきましょう。いずれも三栄コーポレーションが手掛けるブランドの商品になります。 優待品の充実したラインナップに三栄コーポの高い実力が端的に滲み出ています ね。♪ ちなみに私はここを長年持っているので、過去に様々な優待品を選んでいます。少しだけ見ておきましょう。 フォックスチェアー グレー なかなかお洒落ですねー。 シャスールのラウンドキャセロール。 このフランス製の超重量級のホーロー鍋を使うと、理由は良く分かりませんが煮込み料理が格段に美味しく仕上がります。実例を見てみましょう。 さて前述の様に三栄コーポレーションは、マイナーながらも実に良いブランドを取り揃えてビジネスを展開しています。 そして、それぞれのブランドの長所を生かして日本市場でメジャーに育て上げる「インキュベーター」としての能力も非凡であり、それが三栄コーポの大きな魅力の1つでもあります。 ワイのお家には、大好きなビルケンシュトックの靴がぎっしり! 業績の回復した三栄コーポレーション。元々高い優待パワーを誇る銘柄ですからこれで「鬼に金棒」です。当然これからも優待MAX株をホールドしながら楽しく応援していく予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の「無重力のステージ」に連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちてはいないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Oct 6, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。本日紹介する銘柄は本当はもう少し上の順位だったのですが、見逃していたのでここで出しておくものです。おっちょこちょいのワイが運営している当ブログではこういうことは実に頻繁にありますのでご了承ください。 473位 3302 帝国繊維 (東P、12月優待) ○ PF473位は、消防ホース最大手で1887年創業の名門企業である帝国繊維です。 現在の株価は2827円、時価総額778億円、PBR1.13、自己資本比率は82.2%と鉄壁、今期予想PER23.10、配当利回り1.8%(50円)、総合利回り2.5%(50+20=70円、優待のリネン製品はヤフオク平均落札価格の1000円で換算)で、優待は「100株以上&1年以上の継続保有」を条件として、1000円相当のクオカード+3000円相当の自社製品(リネン製品)です。 優待のリネン製品のクオリティは最高です。 過去数年分を見ておきましょう。 帝国繊維は、旧安田財閥系の毛並みの良い企業で、財務状態も優待内容も素晴らしいエクセレントな会社です。当然これからも楽しくホールドしながら応援していく予定です。
Oct 5, 2024
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