みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 26, 2020
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト110位







 適応的市場仮説 (アンドリュー・W・ロー著、東洋経済新報社、2020年)










 の第6弾です。









 今日も 第6章 適応的市場仮説 から。ついに議論の本丸入口に到達です。

















 適応的市場仮説




 効率的市場仮説はもう何十年も金融市場に関する主流理論の地位を占め続けているけれど、人はいつも合理的に行動するわけではないということがわかっている。ということは、市場が常に効率的でなくてもまったく驚く必要なんてないのだ。



 私たちは完全に合理的なわけでも、完全に非合理的なわけでもないので、合理主義者と行動主義者はどちらもいまひとつ説得力に欠ける。となると、市場の仕組みを説明する新たな理論が必要になってくる。



 まずは、次の単純な事実を認めることから始めよう。市場の非効率性は現に存在する。










 はい、市場の非効率性は現に存在します。だからこそ市場にはこんなにもたくさんの凄腕投資家がいるのです。当たり前のことですね。でも旧来の効率的市場仮説はその「当たり前」を認めない、実に気持ちの悪い仮説だったのです。












 私たちはお決まりの行動の中にちょっとした気まぐれを抱えるだけの合理的存在なんかではない。むしろ、私たちの脳は気まぐれの集合体だ。私たちはバグを含むシステムではなく、バグでできたシステムなのだ。



 こういった気まぐれは、決してランダムなものでも、その場限りのものでも、非体系的なものでもない。経済的合理性ではなくて生存を最大の目的とする脳の構造が作り出すものなのだ。



 たとえば、扁桃体が制御する私たちの恐怖反応は、数億年前に起源がある。













 ローレンス・A・コナーズ が、傑作 ​ 「恐怖で買って強欲で売る」短期売買法  で記したように、マーケットでは、  ​ 恐怖効果  はその力が衰えず永続することが知られています。






 それは我々人間の生物としての根源的なとても深いところにエッジ(優位性)の源があるからです。私たち人間は、「生存を脅かす様な強い恐怖」には「宿命的に同じ反応」をしてしまうんですね。(続く)





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Last updated  Nov 26, 2020 05:41:54 PM
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