みきまるの優待バリュー株日誌

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Feb 13, 2021
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カテゴリ: 株式投資全般
​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト113位






 コナーズの短期売買入門(ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス著、パンローリング、2010年)










 の最終回第3弾です。










今日は、第6章 ルールその5 「ストップは痛い」から。













 株式や株価指数の市場では、ストップは痛手になるのだ。ここで1つの例をお見せしよう。



 検証の内容は次のとおりだ。200日移動平均線を上回って推移し、直近10日間の安値を更新した銘柄を調べる。10日移動平均線の上で引けたときに手仕舞うか、仕掛けたときの価格よりもある一定のパーセントまで値下がりしたときにストップに引っかかるように置いた。これがその結果だ。














 図6.1 ストップと平均損益率の関係















​ ご覧の通り、  ストップをどこに置こうと、ストップを置いたことで成績が悪くなっている。  ストップを置く位置が近ければ近いほど、成績は悪化している。​


​  明らかに、マーケットメーカーやスペシャリスト、およびプロのトレーダーたちは、その位置にストップが置かれているのを分かっていて、それを狙っている  ようだ。​


 何百、何千という数の検証からも見て取れるが、株とは得てして、いったん下落し、ストップに引っかかり、それから、反転して急上昇を始めるものだ。













 いやあ、この「ストップ注文」を使うべきではないというコナーズのデータを基にした説明は素晴らしいですね。







 ちなみに自分は「100%の裁量投資家」を目指しているので、以前からこのストップ注文は一切使っていなかったのですが、このコナーズの名著を読んで、「やっぱりそれで良かったんだ。」と再認識しました。







 「ストップ狩り」って、市場を広く見ていると非常に良く発生している感じがしますし、コナーズの検証結果もそれを強く示唆していると思いますね。










​ さてこれでこの本の紹介は終わりです。簡潔でキレキレで、しかも読んだその日からすぐに投資に役立つ即効性がある、  「読むコカイン」と言って過言ではない太鼓判認定の大名著  です。読んでいない投資家の方は人生を空費していると思いますので、今すぐに是非。(終わり)​





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Last updated  Feb 13, 2021 02:31:53 PM
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