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12位 7533 グリーンクロス (福証、10月優待) ◎◎
PF時価総額12位の上位銘柄は、工事安全機材の販売、レンタルが主力で福岡が地盤のグリーンクロスです。
さてここは少なくとも2015年くらいからはずっとポートフォリオ上位に居座っています。
私は「大きなミスや過ちを犯した銘柄は瞬時に優待株いけすに陥落させる」という、「弱肉強食、焼肉定食」な非常に厳格で、メジャーリーグの選手養成の様なシステムで当「みきまるファンド」を運営しているので、こんなに長期間安定的に上位の地位を維持し続けられる選手は実は極めて稀です。
つまり、グリーンクロスはこの9年間、私の厳しい銘柄選択基準をクリアし続けてきた、時の試練を乗り越え続けてきた、
リンディ効果
のある信頼できる クオリティ銘柄
であり続けてきた、ということです。地味ですが偉大な存在です。
ちなみに私はここの記事の下書きを書くたびに、「待てよ、グリーンクロスは本当に地味な銘柄ではあるけど、でも着実にジリジリと成長しているし、総合的に考えるともうちょっと上の順位で戦える力があるよなあ。」といつも思います。そして実際にちょこちょこ買い増しを続けてもいます。そのため今シーズンは更に順位を上げてここで出てきました。
現在の株価は1259円、時価総額114億円、PBR1.01、自己資本比率は50.0%、今期予想PER9.65、配当利回り2.8%(35円)、総合利回り3.3%(35+42=42円、優待品は意外にもメルカリで600~900円で売れている。なので今回は700円で換算。)で、優待は100株保有で10月株主に「自社オリジナルの明るい暮らしの標語カレンダー」です。
中身はありがたいお言葉のオンパレードで身が引き締まります。1つだけ実例を見ておきましょう。
機会は努力する者を訪れ怠ける者からは去っていく
私が毎日このブログを書き続けているのも、常に株式市場に留まり続け、たくさんのことを考えたり調べたりしながら、年に数回訪れるビッグチャンスを逃さないようにするためです。そういう意味では納得感のある標語ですね。
後、私は地獄の日本株市場で20年以上生き抜いてきましたが、「この人、才能はあるけど全然努力しないな。」と感じる方はほぼ全員消えて逝きました。そういう反面教師的な恐怖感も自分がこのブログをずっと続けている原動力の一つです。
さてグリーンクロスにはいわゆる 「優待都市伝説」 として、「株主やってたら、突然前触れもなく家に巨大な建設工事用のコーンが届いてたまげた。控えめに言って大迷惑だった。」というものがありました。以前会社IRに直接質問したところ、「コーン優待は10数年前頃に3、4年継続したことがある。ただもう今ではしていないし、今後もする予定は無い。」とのことでした。
グリーンクロスは地味な福証銘柄ですが、建設業関係(安全機材)と工事現場などの看板関係(サイン)の2本柱で確実に着実に利益を積み重ねてきています。その「堅さ」は、 創業以来一度も赤字が無い
と言う点に端的に現れていますし、 前期までで15期連続の最高益更新中
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
で成長力も十分にあります。更に言うと、 今期2025年4月期も増収増益予想
であり、今の株価位置には他の銘柄と比べた場合の相対的な安心感がたっぷりあります。
グリーンクロスはこれで隠れ優待でコーンが毎年貰えるのならば主力下位くらいで勝負できるポテンシャルのある素晴らしい銘柄です。ただIRによると、「今後はガチンコの配当で株主還元していく方針。」ということで、それだけが実に残念です。
ま、それはさておき、グリーンクロスは 指標的な割安さと成長力を兼ね備えた魅力的なニッチ銘柄
です。この業界は仙台市の仙台銘板、東京都の7464セフテックと福岡のここ7533グリーンクロスの3社による事実上の寡占状態ですが、その中でもグリーンクロスは関東・東北中心に新規に営業所を開設して精力的に果敢に攻め上がり、着実な成長を続けているからです。
以上をまとめると、グリーンクロスは「伝説のコーン優待」を戴けなくなったのは非常に残念ですが、それを補って余りある魅力を持った最上級の銘柄です。ちなみに工事用コーン以外にも優待向きの可愛いアイテムがたんまりとあるようなので、
是非、伝説の「とんでもない優待再開」ももう一度改めて検討して頂きたいです。(笑) ま、いずれにせよ、これからも業績推移をしっかりと見ながらPF上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。
2024 ~25主力株概況シリーズ 免責事項
2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉はとても残念な事に持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
2021~24PF概況495位、ノジマ。 Nov 26, 2024
2021~24PF概況494位、平和堂。 Nov 25, 2024
2021~24PF概況493位、白洋舎。 Nov 23, 2024