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2006.04.05

ふとした寂しさ

(4)

カテゴリ： Life

昨日は昨年の5月に他界したｶﾚﾊﾟﾊﾟのﾏﾏ（つまりｶﾚのおばあちゃん）の納骨を、上海郊外にある霊園でして来た。（家から車で2時間くらいの場所）

ｱﾀｼはてっきりご供養のみでそこへ出かけるのかと思っていたら、納骨がまだされていなかったのね
1年くらい前に他界したのに、お墓に入るまでこんなに期間を要するなんて…変な感じがした。
（墓石の事とか、ｶﾚﾊﾟﾊﾟの息子のｶﾚがその時に日本にいて留守だったって事もあって延び延びだったのだろうだけど＾＾；）

家族とか親戚をもの凄く大事に考える中国の思想？ に存分影響されてる感じは受けるなぁ。

「一体どんな事をするのだろう」 と少し緊張気味で居合わせたｱﾀｼ。
霊園に着いたら、ｶﾚﾊﾟﾊﾟ方の親戚一同、すごい大人数が揃っていた＾＾；
納骨って言っても、服装的にはみんな普段着だし、 「儀式だなぁ～」 と感じ始めたのはお坊さん達の衣装を見てからかな。
（オレンジや黄色メインの衣装を身にまとっていて、タイとかインドの僧侶を連想します＾＾）

お経もなんだか日本のそれとは違い、歌のようなﾘｽﾞﾐｶﾙな感じだった☆

お線香を捧げる順番 も決まっているよう。
おばあちゃんの息子であるｶﾚﾊﾟﾊﾟやその兄弟達から順々に…。その息子たちのお嫁さんが続き、孫たち、最後がｱﾀｼって感じ。

お線香の長さ も日本と異なり長かったなぁ！
30cm程あったでしょうか。　
順番が来ると僧侶から1本渡され、1人ずつ捧げる。　3度拝礼して、供え、また3度拝礼して下がる。
その後、3人一組で膝まづいた状態になりその状態で3度拝礼する。

この一連の動作が、何時間かの間に何度か順繰りで回ってくるの。
これは建物の中で行われ、もちろん墓地へ行っても同様な事を繰り返した。

だから昨日は、1日その霊園にいたような感じ。
il||li＿ﾉフ●il||li ｸﾞｯﾀﾘ

最後の方では墓地の所で、ここでも登場か!!

爆竹と打ち上げ花火

そして中国の昔の小銭に似せて作った紙のお金を一杯つめた真っ赤な紙袋を5～6包み、墓地の前で燃やして、祖先に贈る。
お供え物は、墓地の前に小テーブルをセットして、各家庭で作ってきた料理のお皿を並べて、他にも果物やお酒、花を供えてた。（スイカ丸ごと1個とか＾＾；「やっぱりスイカ出てくるんだ？」って思ったわ。）

この供養の後、恒例なのが親戚一同と大食事会。
帰り際にﾚｽﾄﾗﾝで。
大人数集まる中での食事は、賑やかで話も弾んで楽しげなのだけど、ｱﾀｼには 「中国の血族の絆」 と言うのを 「これでもか！」 と見せつけられる場でもある。

それはとっても素晴らしい事なのだけど、 よそ者のｱﾀｼ にとっては少々寂しい気分を感じてしまう場でもあるのよね…。

ｶﾚﾊﾟﾊﾟはｱﾀｼには殆ど干渉しないけれど、ｱﾀｼと同じくらいの歳のｶﾚの従姉妹には自分の娘同等にﾁﾔﾎﾔしてたり、その子がお年頃の娘さんって事もあってか、いつも集まりの中心的存在になってるのよね。

確かに歯切れのいい喋りに、愛嬌たっぷりの美人さ～ん

(*´Д｀*)ﾎﾟﾜｧ～ﾝ

一族のアイドル的印象を受けます。
皆に構われている彼女を見てると、なんだか羨ましい気分になっちゃうんだなぁ～（本音(爆)）

ｶﾚも従姉妹に結構ちょっかいを出すんだなぁ～ （子供の頃からの付き合いだから普通なんだろうけど）
彼女のｲﾔﾘﾝｸﾞを引っ張ろうとしてみたり、可愛くﾈｲﾙｱｰﾄを施した指を弄ってみたり＾＾；

そういう 従兄弟・従姉妹同士のｽｷﾝｼｯﾌﾟ っていうの、大人になってもそんな感じで続いてる所が、ｱﾀｼの実家の親戚にはない感じなので、しっくりこない (;^_^A ｱｾｱｾ…
「もういい歳なんだし、ちょっかい出すなよー」 って感じたりするけど (｡´･ε･｀｡)ﾑｰ （少し妬きもちですかねでも、そんな集まりの中で 1人ﾎﾟﾂﾝと放ったらかしにされる のは寂しいぞぉーっと感じちゃったんだな。）

「1人でいる時に感じる孤独」 と 「大勢の中で感じる孤独」 、色々あるとは思うけど、昨日は大勢の中でふと寂しく感じたかな…。

疎外感感じちゃったの(。pω-。)ねー

「そんな日もあるさ」 ってことだねー。

ｱﾀｼが思うに、いくらｶﾚのお嫁さんになって、この一族の仲間に入ったとしても、 根底の所にあるそういう絆とか繋がりって部分で 、 「完全には輪に入れない」 というか…なんか上手く言えないけど、そういう感覚ってあるなぁ～と感じる訳です… ﾊｨ(*´^｀*)ﾉ

そこの寂しさは、 「もぅどうしようもないなぁ～」 って感じだわ。
きっと、お嫁に行けば国際結婚に問わず、お嫁さんはそう言う部分を味わうのだろうなぁ～＾＾；

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