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2025.04.29
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カテゴリ: 坐禅
「道はるかなりとも」青山俊董

〇沢木興道老師が晩年「得は迷い、損は悟り」ということを、繰り返し繰り返しおっしゃった。凡夫は放っておけば得する方にしか動かない。凡夫の思いの満足する方へしか行こうとしない。その凡夫が少しでも無我の修行、道に近い生きざまをしようと思ったら、つとめて損する方へ、なるべく貧しく、なるべく人目の立たぬように動けということになるでしょう。

まひろ中宮彰子「瑕は宝なのです」 に対する画像結果
昨年の大河「光る君へ」で まひろ(紫式部)が中宮彰子に「瑕(きず)は宝なのです」という場面があった。

『人の心の好惡(こうお)苦だ(はなはだ)常ならず
好めば毛羽を生じ惡(にく)めば瘡(きず)を生ず』
人の好き嫌いの心はとても変わりやすいもの。
好きとなれば、羽が生え飛ぶほどに持ち上げて大事にしますが、
嫌いとなれば、瑕(きず)ばかり探しだします」

まひろは彰子に白居易の「太行路」を指南する。

彰子「私も間もなく、帝に瑕(きず)を探されるのであろうか」

まひろ「瑕とは、大切な宝なのでございますよ」



まひろ「瑕こそ、人をその人たらしめるものにございますれば」


実に人は自分の瑕(欠点)に苦しむ。
しかし瑕(欠点)をみつめ、瑕と向き合うことによって、人は成長できる。

一昨年暮れの心臓手術以来、1年数か月、毎朝、2,3回(30分ほど)坐禅をする。
心臓によく、姿勢を正しくするうえでよい。
実に瑕(きず)から目をそらすことなく瑕と向き合って、
むしろ瑕(大切な宝)をいつくしむように坐る。
誠に瑕は大切な宝、人を人たらしめるものである。

楽天ブログに、坐禅する上での参考にするために 沢木興道師の文章を載せている。
おそらくは自ら正しく坐禅することなくして、沢木師の言葉は心魂に響かない。





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最終更新日  2025.04.29 08:00:08
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