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2007年06月13日
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テーマ: Jazz(1978)
カテゴリ: JAZZ(Grazie Italia )

イタリアは、フランコ・アンブロゼッティのこの「Grazie Italia」からいただきました。ごっつあんです。
なぜか?って、もちろん、好きなんだもーーん。
ジャズ批評のジャケット大賞の銀賞?「Liquid Gardens」も気持ちよさそうなジャケットだけど、私は、こっちのアルバムのジャケットも大好きでやんす。

夏になると、ブラジル音楽もいいんだけど、イタリアはカンツォーネなんてのもいいよね。
先日、聴いたイタリア人にギターの人もボラーレなんて弾いてくださいました。
これも好きだけど、「ローマよ今宵はふざけないで」とか「恋は終わりなく」とかも好きだよなぁ。。「塩の味」もいいよねぇ。
でで、フレズみたいに、哀愁たっぷり、演じるのもいいけど、ラテンのノリで夏しちゃうのもいいよねぇ。
まぁ、はっきり、、言おう。私、なんだか、夏ばて?!気味。


スイス生まれのイタリア系のトランペット&フリューゲル奏者は、親子三代ジャズミュージシャンだぜぇ~♪へぇ~~い。
お父ちゃんは、Flavio Ambrosettiテナーサックス。
息子は、Gianluca Ambrosettiソプラノサックス。
もちろん、このアルバムですが、他のアルバムでも一緒に演奏に参加。
イタリア的家族主義でございまっす。いぇ~~い。
なんだか、ゴッドファーザー的家族愛が頭をかすめっち!
ほとんどのリーダーアルバムはEnjaレーベルからでている、ちょいと、アクも強い。
アメリカの大御所達に憧れながらも、(他のライナーにクリフォードブラウン、リーモーガン、ってあるけど、フレディ様のほうがわかりやすいのでは?)ようは、ヨーロッパのトランペッターに顕著なマイルスやチェットって、路線とはちょっと違うってことなんですが、そこはそれ、やはりヨーロピアンらしい陰影も持ってると思います。

このアルバムはねぇ。。イタリア賛歌だそうっす。
曲によって、ワンホーンから5管まであります。
スイス生まれではあるけど、20歳くらいにはイタリアに移住したりと、40年くらいイタリアのミュージシャンと仕事をしてきて、イタリアンポップスの仕事もしてきて、このイタリア賛歌のアルバムになったようです。


ご存じ、ローマよ、今宵はふざけないで。私的には 「カンツォーネ」 のフレズの演奏が好きだけど、これもジャズテイストばっちりで、いいもんです。
テーマメロディを軽やかに吹いたあとは、しゃっきりジャズ。キャストリの躍動感あるベース、アントニオファラオの流暢なピアノ、バッシバッシドラムが、決めてくる中、がっちり、吹き込んじゃって、何処かで誰かが知ってるようなフレーズ盛り込んじゃうあたりは、やっぱ、ベテラン。
最近、日本人にも結構お馴染みの Volare。危うげに先行するラヴァのフリューゲル。8人という沢山の人数で、所狭しとみんなで決め込む演奏は面白いのだ。壮快だよ。
少ない人数で、空間生かす演奏も面白いけど、この辺は決まるとジャズの醍醐味だよねぇ。。後半、隙間なんて全くなく、沢山の音がめちゃめちゃに、でもきちんとかさなりあった部分では、天をあおぎたくなりまっす。


10人編成で、オルガンが乱入して、ファンキーに全員で踊りまくる、Tintorella Di Lunaとか、もう、私的にはかっこよすぎて何もいえない。え?月影のナポリでっせ。
そして、親子3代が共演のバラード調のE La Chiamano Estate。ラグタイム風にきめたダドモロニのピアノにのせて、まずはスペシャルゲストお父ちゃんFlavio Ambrosetti人生がたっぷりつまったテナーサックスをご披露。こういう、テクニックではどうにもならない味わい、、いいですよねぇ・・。そのあとに、息子と孫がちょこっと、参加して、めでたい3世代初共演。
Le Tue Maniは、ラヴァが自分のアルバムで取り上げてる好きな曲。これも、良い曲だよねぇ。ストレートだけどくぐもったラヴァの気怠さと、ちょっとひねりのはいるアンブロゼッティ。次の曲も一緒に演奏してます。2曲とも、不思議なムード。特に、Caruso は、孫アンブロゼッティとファラオの熱演で、思わず頬が。。緩む。
最後は、イタリアのシンガー・ソングライター、ジーノ・パオリの曲。ダドモロニがダイナミックにピアノソロで歌いあげておいて、最後にアンブロゼッティが鶴のひと声。
終演。

このアルバムの私的な美味しさは、二人のピアノもさることながら、、ベース。
マイダーリン、キャストリさまです。ベースは彼一人なので、小さな編成では必ず、キャストリの渋かっこいいベースソロがばっちり入る。わ~~い、って感じ。
大御所をたてながらも、リーダーの意図を組みつつメンバー全員がきちんとソロも持ち、そんな中で短いながらも自己主張していく面白さと、イタリアのメロディの素晴らしさで、なんだか、聴いちゃう夏ばて防止策。
そう、孫もなかなかの健闘素材でございまっす。

1 Roma Non Fa La Stupida
2 Volare (Nel Blu Dipinto Di Blu)
3 Vecchio Frack
4 Tintorella Di Luna
5 E Se Domani
6 Donna
7 E La Chiamano Estate
8 Le Tue Mani
9 Caruso
10 Nun E Peccato
11 Che Cosa C'e

Enrico Rava (tp,flh)
Maurizio Giammarco (ts,ss)
Gabriele Comeglio (as)
Dado Moroni (p,org)
Antonio Farao (p)
Furio di Castri (b)
Roberto Gatto (ds)
Alfredo Golino (ds)

Franco Ambrosetti (tp,flh)
Gianluca Ambrosetti (ss)

Special Guest
Flavio Ambrosetti (ts) on #7

Enja (ENJ-9379) 2001

どうも、調子がでない。。
いろんな事がうまくいかなかったりして、気分も落ち込みがち。
なんか、怒られる事、、多し。。
まぁ、、暑い季節、、本当に暑くなってしまえば、、
まぁ、身体もなれちゃう。人間、結構環境に適応していくもんだよね。。
頑張らなくちゃね。。ね?





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最終更新日  2009年11月01日 16時47分57秒
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