スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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2010.04.27
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21日、最終回の第4回を迎えました。
今回は、私のブログとも関わりのある
SF短編の特集でした。

SF短編だけがテレビで
ここまで取り上げられることは
今までなかったことではないでしょうか…
これを機に、F先生の偉大なる作品「SF短編」が
広まってくれたら嬉しいなと思います。

今日28日、再放送があります。
見逃した方、興味がある方は
NHK教育の朝5:35から、録画の用意をどうぞ~
この日記をご覧になってる頃には
終わってるかもしれませんが…(苦笑)

番組過去3回の日記はこちらです。
第1回 ゲスト:藤子A先生
第2回 ゲスト:伊藤藤子プロ社長&むぎわらしんたろうさん
第3回 ゲスト:藤本正子夫人&3人の娘さん


■藤子・F・不二雄 ふしぎ大百科 第4回 ひとりぼっちの宇宙戦争

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 ふしぎ大百科 ひとりぼっちの宇宙戦争


■ 今回のゲストは、岡田斗司夫さんです。

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 岡田斗司夫 作家

番組では、作家と紹介されましたが
アニメ会社「ガイナックス」の元社長です。


■ 40年以上昔の少年サンデーがズラリと並べられています。

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 岡田斗司夫 少年サンデー

「高校のときに、すでに蔵書が27000冊」との
ナレーションがありましたが、スゴ~~~イ。
少年サンデーも、おそらく全部そろっているのでしょうね~


■ SFといえば、普通は、Sサイエンス Fフィクション です。

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 岡田斗司夫 SF

F先生の魅力は、SF短編にある
と岡田さんは考えています。私も同じです。


■ F先生のSFは、S少し F不思議 です。

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 岡田斗司夫 SF 少し不思議

F先生は、自分のSF短編は、本格的ではないからという
謙虚さから、サイエンス・フィクションと呼べるほどではなく
「SFは、スコシフシギの頭文字なんです」と、いつも話しておられました。


■ パーマンは、ポケットにアイテムがあるのが魅力。

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 パーマン SFの魅力

本格的なSFといえば、パーマンもSF作品だと
岡田さんは語りました。マントとマスクのパワーの数値化が
SFの要素であり、魅力があるとのことです。


■ 70年代にSFブームが到来

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 SFブーム

SF映画もブームになり、SF雑誌も多数出回ります。
その頃、原稿料が安そうなところでも
F先生は好んでSF作品を描いて発表していました


■ SF短編でも絵が変わらない

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 SF短編 ミノタウロスの皿

普通は、作品に応じて、描き方を変えるものですが
少年漫画と同じタッチで描いています。
絵を変えなくても、語り口を変えるだけで
こんな大人向けの話も描けてしまいます。
少年漫画には無限の表現力が
あるのかもしれません。


■ 心をどこに持っていくかで見方が変わる

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 SF短編 見え方

SF短編の魅力は、年齢によっても
とらえ方によっても、1つの結末で終わらないところです。

 SF短編「ミノタウロスの皿」とドラえもんの
 2つの作品は、ほぼ同時期に書かれています。

このようなナレーションがありました。
F先生の短編 「劇画オバQ」を紹介した日記 で、私も
>ドラえもんの連載が始まって間もない頃です。
>現実的な大人の視点も持ち合わせながら
>ずっと児童漫画(そしてSF短編)を描き続けてきた

このように書いてきました。
番組と重なる部分があるのは、嬉しいことですね。


■ 海外SF小説家 フレドリック・ブラウンの「闘技場」

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 ひとりぼっちの宇宙戦争  フレドリック・ブラウン 闘技場

海外のSF作品を読んでいたF先生は
宇宙人と地球人が戦う物語の
フレデリック・ブラウンの「闘技場」から、ヒントを得て
「ひとりぼっちの宇宙戦争」を描いた、といわれています。


■ 「闘技場」のアイデアを超えた「ひとりぼっちの宇宙戦争」

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 ひとりぼっちの宇宙戦争 SF短編 フレデリック・ブラウン 闘技場
「ひとりぼっちの宇宙戦争」では
『藤子・F・不二雄は、それをさらに進化させた』
『もう、上手いとか見事とかというレベルじゃない』
と、岡田さんは語っています。


■ F先生のインタビュー 番組「集まれ!夢のスーパーヒーローたち」(93年)より

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 集まれ夢のスーパーヒーローたち インタビュー

「(SF短編の)発想はどこから生まれてくるのでしょう?」
テレビ番組で、F先生は、こんな質問を受けます。
F先生の数少ない出演番組のVTRを、持ってきてくれた
NHKに感謝ですね。これは、動画サイトでも見かけませんでした。


■ F先生曰く「絶対的なものは何もない」

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 集まれ夢のスーパーヒーローたち 絶対的なものは何もない

第二次世界大戦後、今まで「神の国・日本」と徹底的に
教育されてきたことが、一気に崩れて、先生たちの
いうことも変わった。そのことがビックリ仰天だった。
そんな経験から、『絶対的なものは何もない』のだと感じたそうです。

ただ、私が思うのは、そうした経験をしたのは
F先生だけでなく、当時の日本人の多くが、同じようなことを
経験したはずです。驚きの経験を形に変える、作品として生み出す
そうした創作力を築いた、F先生がスゴイと思うんですよね~


■ 地球で生き残った一人の人間の物語 「流血鬼」

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 流血鬼

「流血鬼」は、 SF短編の日記
クローズアップして、紹介しています。


■ 岡田さんは語る。「藤子・F・不二雄はオタクの憧れ。神様ですね」

NHK こだわり人物伝 藤子・F・不二雄 オタクの憧れ 神様

「オタク」という言葉に、違和感を
覚えるかもしれませんが、ゲストの岡田さんは
「オタキング」という会社&ニックネームをお持ちで
オタクに関する書籍も出してますので
岡田さんに密着しているキーワードでもあります。
なので、あまり深く考える必要はないでしょう。

「こだわり人物伝」は毎回25分で、あっという間に
終わってしまいました。
ハスキー声の久本雅美さんは、ちょっと
ナレーションに合わなかったかな、と思いましたが
優しさが込められていて、よかったです。
全4回は、どれも満足で、感動的でした。

岡田さんを選んだNHKも、素晴らしい人選でした。
私も感動してしまうほど、SF短編の読み手でした。
ここまでSF短編を語れる人がいるなんて、嬉しいことです。

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  詳しくは、 フリーページ をご覧ください





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Last updated  2010.04.28 02:38:55
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