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本日土曜日は都内のとある校舎への出講です。ここで私が担当するクラスの生徒たちは、知識に貪欲で授業を非常に熱心に聞いてくれます。まず、雰囲気が良いです。笑うべき時に笑い、悩んでもらいたい時に首をかしげる。生徒と講師の呼吸がピッタリ合っていると実感出来ます。
こういうクラスの生徒たちはまず間違いなく伸びます。。。ある条件をクリアーしていれば。。。その条件とは 1. 指定された宿題を必ずやる事。2.毎回行なわれる単・熟語など小テストで8割以上をキープし続けること。の2点です 。「8割以上をキープし続ける」と簡単に言いましたが、実際に8割をキープすることは、小テストではそれほど難しい事ではありません。「単・熟語などの小テストは苦労と得点がほぼ比例する」と言っても過言ではないと思います。嘘はつきたくないので正直言いますが、実際に小テストですら「苦労と得点の割合」での個人差は出てしまいます。 しかし、8割を下回った場合、まずは才能うんぬんよりも「それにかけた時間と苦労」の少なさを疑うべきです 。「じゃあ、時間がない人はどうすればいいの?」・・・このあたりについても解決策はあります。来週中に綴りたいと思っています。
「才能」・・・私自身も含めほとんどの人にとって耳が痛い言葉です。本当は避けて通りたい話題です。私も中学・高校時代には数学が本当に苦手でした。中学生のころから「俺は数学的センスは無いな」と分かっていました。しかし、少なくとも小テストなんかでは絶対に8割は下回りませんでした。どんなに嫌いで才能がないと自分で分かっている教科でも小テストくらいなら「苦労と根性」でなんとかなるものです。 実際、私は数学を英単語のように「単語カード」で覚えていたくらいです(普通ありえないですよね?)。そこまでしないと数学で得点できなかったのです。大き目の単語カードの表面に問題文を書き、裏面に解き方の手順を3手順くらいでまとめておき、そらで言えるまで何回も練習しました(汗)。 考えても分からないのでとにかく暗記してました(こんなこと数学の先生たちに言わせればナンセンス以外の何者でもないですよね。。)。こんな数学オンチな私は中学最初のテストで数学は50点満点で17点でした。平均点は忘れましたが恐らく平均の半分位の得点でしょうか。しかし既に中1の3学期の段階で数学は50点中40点はとれるようになっていました。何も自慢なんてしたいわけじゃありません。伝えたいことは次のことです。「やはり実際に才能の差はあると思う。でも精一杯やってみれば、その人なりに成果は必ず出る!」ということです。
中学生の時に陸上部の顧問の先生が言っていました。「男子の100mは努力をすれば誰でも12秒台まではいける。その先は、『才能』だな」と。これを聞いて私は喜びました。なぜなら、12秒といえばいわゆる「あいつ運動神経いい!」と言われるくらいの速さじゃないですか!そこまでいければ十分と考えました。実際勉強においてもほぼ同じ事がいえます。この「100m12秒」が「テストの8割」と同じ加減なのです。
実際、私の数学はそれ以上にはなりませんでした。しかし、単語カードであそこまで才能の無さを隠しおおすことができ、高校入試でも十分通用したことは「その人なりに伸びる」という証明ではないでしょうか。
なんだか最初から私の経験ばかりだし堅苦しくて辛い話になってしまいましたが、 このブログでは「面白おかしい話」よりも「得をする話、有益な話」を主に私の9年間の教壇生活から引っ張ってきて(押し付けがましいようですが)読者のみなさんにご提供できたらと考えております。できるだけ毎日書き綴っていきます。特にムダのない勉強の仕方、暗記の方法など実践的な得点アップ術を出来る限りご提供したいと考えております。今後ともよろしくお願いします(^0^)/