例えば、 I gave という2語が視界に飛び込んできたとしましょう。まずは意味を考えてみる。「私はあげた」です 。「あげる」ってどんな動作?あげる相手がいても、あげる品物がなければ成り立たないし、逆にあげる品物があってもあげる相手がいなければgiveという動作はできません
。 そう、giveを見た瞬間、後ろには「相手+品物」がほぼ確実に置かれるってことが予測できるわけです
。こういう動詞を授与動詞といいますが、ちょっと難しいですが、第四文型を作りやすいのです。直後に「人+物」が置かれる。teachだって教える内容と相手の2つが必要。sendもそうでしょ?showだって。動詞の意味を自分で考えれば、その後にどんな語句が置かれるのかは予測できます。 わざとらしくわかりにくく書いてみますが、こんないじわるな文でもわかるんです。 I gavethe girl whom I like the besta present. gaveの後には「人+物」が来る事を知っていれば。まあ、この文のように「人」が長い場合には、 a presenttothe girl whom I like the best.というように「物to 人」にして、かっこよくしますが。
In the parkを文頭に見つけたら、次にどんな語句が待ち受けているのかはまず予想できます。そう、「S+V」です。このin the parkは前置詞のカタマリなので、主語にはなれない。じゃあ、もっと後に主語があるんだな、と主語探しにうずうずしながら読んでいくんです。先の形を考えながら読むってことですね。 In the parkthe girl with blue eyesspoketo me.
あるいは When I came back home, を見た瞬間home,の後にはさらに大きなS+Vが待ち構えていると考えながら読む。 だって「私が家に帰ったとき」だけで終わる文なんてありえないから。だから「私が家に帰ったとき、誰が(S)どうした(V)んだ?」と問題意識をもって読む
。そうすれば、接続詞のカタマリがどんなに長くなっても、いつかは大きなSVが出てくるんだなというように、英文全体の把握がしやすくなるんです。接続詞を見つけたら、小さなSVの後に大きなSVが必ず置かれてると意識しておこう。 Though our team defeated the opponent in soccer game by the score of 3to 1,our managertoldus to practice harder Thoughのカタマリがどんなに長くても、必ずその後に大きな「誰がどうする」が来ると知っていれば安心して読める。
あるいはThere is を見たら??そうThere is 何が+どこに の順番で語句が置かれることがほとんど。そりゃそうだよね?「ある」っていうのだから、「何が」あるのか、そしてそれは「どこに」あるのかも普通はくっついてくるじゃん。 There wasan unkind womanon the other side of the lake.何が(誰が)どこに の形、確認できますか?