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syun@ なんで? なんでわざわざお金ももらえないのに英語…
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ピーチ@ 理科・社会・数学 この3つの、勉強法がわかりません。
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…

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2007.09.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
入試を目前にして、焦り始めている生徒たちも多いと思います。現に私の周りにも(毎年のように)だんだんとトルモノテニツカズといった様子の子が増え始めています。ここから急激に成績を伸ばしていく子がいます。2年ほど前に、個人的に分析してみました。それまで徐々たる向上だったのが、正月を境に一気に急上昇or急降下、というサンプルが多くありました。秋に諦めずに着実に身に付けていった子が一気に伸びることが多いです。

過去問をわんさか解いていくことになりますが 、単に数多くの問題に当たるだけでは絶対にいけません。この時期の過去問は「傾向を押さえる」などという呑気なことをするためのものではありません。そんなことは受験勉強を始めた当初にすでにある程度つかんでいるはずです。今ある知識を個別の問題へと的確に当てはめる力を養う「応用力育成期間」と考えてください。「応用」というと「知識」のようなニオイはしませんが、「応用」だってゆくゆくは応用ではなくなります。言葉は悪いですが、「惰性的な知識」となるのです。したがって、「応用力育成期間」=「応用知識暗記期間」と言いってしまってもいい。そしてその応用知識をさらに汎用が利くようにブワっと広げてくれるのが先生です。キレイごと抜きに実際そうだから。そうやって入試に成功していくから。 実際、入試会場で、持っている知識を応用して初見の発展問題に当てはめるってのは困難なことです。解答できるケースのほとんどの場合、初見のように見えて実は以前に類題をやったことがあるというほどのものです。

「『着実』って何?精神論じゃん!」
 とんでもない、着実というのは「広く灰色(たくさんのことがなんとなく分かっている状態)」よりも「狭く黒色(知っている事に関しては確実に解ける)」を意味します。
過去問を進めていく際、「次に出会ったときに確実に解けるのか」をロクに検証しないで次の問題へと突き進むのはほとんど時間の無駄です 。かえって自信を失い、問題に対して懐疑的になることにより今までよりも実力を失う事すらあります。

 例えばここに100問あるとしましょう。最高の理想が、100問全部が黒、という状態。
次に50問黒色で残りの50問は全く白。次に100問全部なんとなくわかっている状態。
傾向として、得点につながるのは上位校になればなるほど、「完全な知識」の応用なので、 なんとなくわかっている程度の知識ではなにも解けません

 別に一般論を偉そうに言っているわけではないです。目の前の生徒が現にそうだからです。
 例えば簡単な例ですが、「受け入れる」という単語を穴埋めする問題。Aくんは何も書けず空白のまま提出。Bくんは「あー、あれだよ、えっとアクセプト」と言って「acsept」と書いて提出。そして両者ともその部分は0点。Bくんはこのテストで全問こんな調子で結局は30点しか取れず、一方Aくんはacceptは全く知らなかったが、知っている単語については確実に書けたので50点取れた。なんてことがすごく多い。

一番言いたい事。それは、「今だからこそ、前日の復習を!」です。生徒も親も「先へ先へ」と焦りがちですが、「身につける」ということが学習です。結構前の記事の『復習の仕方』で書いたように 、「1時間の勉強に対し、翌日15分から20分程度の解き直し」 が記憶の王道です。そしてまた間違えたら、今度は1週間後の解き直しです。

Slow and steady wins the race! (急がば回れ!)
slowである必要はないので、 Steady wins the race!(確実が勝ち!)
と言い換えておきます0(^-^)0






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Last updated  2007.09.26 02:58:21
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