発達障がいな息子たちとの日常

発達障がいな息子たちとの日常

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2005.06.07
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カテゴリ: 子供たちのハナシ
長らく更新ができず、ご心配をおかけしておりましたm(_ _)m

お返事もできないまま、大変失礼いたしました。
なかなかじっくりPCに向かうことができず、
かといって、いい加減なレスや日記は書きたくなかったので、
きちんと書き込みできるまで、
おかせていただきました。

今日やっとこうして書き込みすることができました。
長くなりますが、


前回の日記で、misaのゲーム熱にまいっていましたが、
あの日、PCの電源を落としてからも
misaの顔つきや態度が脳裏から離れず
なんとも哀しい気持ちになって、一人泣いていました。
そこへ旦那が帰宅。
普段泣くことのない私の涙のワケを話すと、
「それならゲームなんか捨ててやる!」と逆ギレ。
旦那に相談すると、大体においてこういう展開になるので
「またか」という気持ちでさらに哀しくなり
もうめちゃくちゃにしゃべって泣くしかできませんでした。
少し落ち着いた旦那が、普段家にいない自分を責めはじめました。

2人でじっくり話しました。
私は泣いて少しラクにはなったものの、
あのmisaの顔つきを思い出すとゾっとして、
たかが7歳の自分の息子に、恐怖さえ感じてしまうほど
弱気になっていました。


たわいもない話などをして別れましたが、
その日、その方から携帯に電話がありました。
「misaくんのことで悩んでいませんか?」と。
全身の毛が逆立つ感じでした。
そして「フルネームと生年月日を教えて」と。

この時私には「まさか」という気持ちと「やっぱり」という気持ちが
ぐちゃぐちゃに入り混じっていました。
恐ろしく荒れるmisaを見てふっと
「何かにとり憑かれたみたいだ」と思ったことがあったからです。

夜遅く、メールがきました。
「もう大丈夫」と。
翌日、その方にお会いしました。
「やっぱり、憑いていたんですか?」と単刀直入に尋ねると
「正確にいうと、“憑いて”いたのではなくて“入って”いたのよ」。
その方は、私が話す前に、
この頃の荒れたmisaの様子を、まるで見てきたかのように話しました。
「それは、misaくんじゃなかったのよ」。

話はこうでした。
misaには、旦那の方の先祖霊が“入って”いたそうです。
それは、すぐにはとても信じられることではありませんが
misaが産まれる前からの計画だったそうです。
つまりmisaは、
その先祖霊がこの世に再び現れるために
その霊によって、用意された人間だったということです。
私が欲しくて産んだ子だけれど、それも私がそう思わされて産まされた、と。
なんとも、受け入れがたい話でした。
それでも、幼少の頃のmisaは可愛らしく、
今のmisaは別人のように荒れてしまいました。
それは、幼少の頃ではまだ体も発達しておらず、
完全に親の管理下にあり自由もきかないため
霊も表には出なかったそうで、
この4月頃、misaが豹変した頃からは
行動範囲も広がり、反発心も芽生えてきたmisaが
霊にとって「待ちに待った」時だったようなのです。

授業参観で見た、先生を敵視しているかのようなあの態度や
ゲームを中断させた時の、7歳とは思えない恐ろしい顔つき、
口から次々とあふれ出る暴言、ドスのきいた声、
注意すれば目も合わせずに大声でおどし、
家庭内暴力をふるう思春期の子のような荒れ方・・・。
misaが、親を親とも思っていないような態度に対し、
私自身も「本当に私の子なんだろうか」と不安を覚えたほど。
事実、私が4月から毎日闘ってきた相手は、
7歳の“misa”ではなく、荒れた大人だったのです・・・。

「たぶん、misaくんも覚えのないことが多いはず」
それを聞いて、
涙があふれました。
いえその後も、今でも、思い出すと涙が出ます。

そんなモノを背負って産まれてきてしまったmisaがあまりに可哀相なのと
そんなことも知らずにmisaの全てを否定するようなことを
私が言ってしまったことに対する申し訳なさ、
自分の覚えの無いことで、
私をはじめとして周囲に注意されたり、嫌われたりしていた不憫さ、
今の小さなmisaにはあまりにも大きな出来事、
また、それからmisaが解放されたことへの安堵感と、
「あれはやっぱりmisaじゃなかったんだ」という、親としてのカンが間違っていなかったという嬉しさや
これでmisaが戻ってくるんだという期待・・・

もうとにかくいろんな感情が渦巻いて、
泣いても泣いてもまだ涙があふれ出る毎日でした。

こんな、ドラマのような出来事が、まさか自分の身に起こるとは
誰でも信じられないかもしれませんが、
翌日からのmisaの目の輝きが全然違うことが何よりの証拠でした。

変わりました。
本当にmisaが戻ってきました。
あの目つきも、態度も、暴言も、声も、すっかり消えて
5歳の頃から何も変わっていない、可愛いmisaが居ます。
あの時と同じことで注意したり、
ゲームを途中でやめさせても、
三日月の目で笑って誤魔化したり、
上目遣いに私の顔色を見てはそそくさと逃げていったり、
もちろん口ごたえはありますが
それでもちゃんと目を見て私の話を聞けるし
話の後には納得して、声を荒げることなく気持ちを切り替えます。
その、霊能者の方のおっしゃったとおりに、
翌日からすぐに、甘えてくっついてくるようになりました。
そうなってから思い出せばあの時は、
あんなに甘えん坊のはずのmisaが、
全然私に寄り付かなかったし、
寄らば切る、という、刃物のようなトゲトゲした感じでした。
今は、黙って私の横を通り過ぎることができず、
背中やお腹に抱きついたり、
就寝中も私の布団にもぐりこんできてくっついています。

何より驚いたのは
motoが何か気に入らなくて、私にめちゃくちゃに叩きまくってきた時、
私はわざと黙ってmotoに叩かれるままにしていたのですが
それを見てmisaが
motoと私の間に入り込み、
「もっちゃん!叩くなら兄ちゃんを叩きなさい!ママが痛いでしょ!」と
私を守ってくれたことです。
私はmisaの背後で、涙を隠すのに必死でした。

そんなmisaが可愛くて可愛くて可愛くて・・・。
しばらくは、叱るのが怖くて、腫れ物に触るようにしていました(^_^;)
今は堂々と叱れます。
misaと、太いパイプで繋がっているのが確信できるからです。

で、気になる先祖霊ですが、
取り去ってしまったわけではなく
もう悪さをしないという約束で、
misaの体に入っています。
それは、一応misaの体を“自分”の体とも思うことで
守護霊とは違うけれども、守る役割は果たすから、とのことで。

そんな先祖霊に対して私は、
「仲良くやろうよ」という気持ちと
「misaをよろしく」という気持ちでいます。

そしてその変化が担任の先生にも伝わったのか
学級委員にも任命されました。
・・・と、ここまではドラマ展開なのですが
この話は、クビになった前学級委員さんが反省し
「もう一度やらせてくれ」と先生に頼んだことで
白紙に戻ってしまったらしいです。
いいえ、それでも、以前のmisaならありえなかったことですから
やっぱり先生にも何か伝わっているはずです。

長々と書いてしまいましたが、
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
お陰さまで、misaはすくすくと(?)育っております。

これからも、まだまだ当分忙しい日々が続くので
日記の更新も飛び飛びになりそうですが
新生misaの様子を少しづつ
伝えていきたいと思っています。
また、遊びにきてくださいね。










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Last updated  2005.06.08 00:33:21
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まりこ@ ブログを読ませていただいて お母さま・お義母さまが相次いで旅立たれ …
どんどこ母さん @ kazuyorちゃん >認めたくなくて子供に向き合わない親御…
どんどこ母さん @ haruharu318さん >おつかれさまでした。ついこの間、前の…
どんどこ母さん @ Re[1]:学童最後の日(09/29) 温かいメッセージありがとうございます。 …
kazuyo@ よいことだネ すごくいいことだよ。私達家族の救いの神…

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