和室や、蹲踞のある坪庭を直してるから、奥さんの本箱から。
数年前に映画にもなりましたよね。
面白いです、利休が秀吉の命で切腹をする最後の日から、過去にさかのぼって二人の関係が書かれています。
ただ、おじさんは、お茶の事を全く知らないのので、お茶に関する漢字が読めない、意味が判らない、グーグル様に聞きながら読み進めました。
その時はなるほど!と思うのですが、次の判らない言葉を調べると、もう、前の言葉の読み方を忘れてます。
キリン解剖学者?の郡司芽久先生が、東大に入学してキリンの解剖に目覚めて、大学院に進み、一生の仕事とするまでの「キリンラブ」が書かれています。
生物学の好きなおじさんには面白い本です。
何かに夢中になるって、こういうことだなって。
こんな時がおじさんにも在ったよなって。
基礎研究って、こういう事って、政治家に読ませたい部分。
これは、一度、途中でつまんなくて投げ出した本。
一般向けの本ですが、日本人の中学、高校の、理科、生物の知識が有れば殆ど理解できそうな内容でした。
大学で生物系を出でいると、少し物足りないくらい。
でも、読み進めたら、小倉先生と中野先生(こちらは、凄くエライ先生)の対談の中にAIが出てきました。
それが凄い!!こんなにAIって進んでんのか!!って驚く話でした。
よくAIに学習させて人間の代わりをさせるってあるでしょ?
それを病理診断と言って細胞を見て病気を診断させるんですが、人間の病理医が細胞を特殊な染色をしないと区別がつけられないのを、AIは一般的な染色した標本を見て細胞の色、形から、病理医と同程度の正確さで病気を診断しちゃうんですって。
パターン認識の能力が凄いらしい。
他のページには、レントゲン読影の話が在りましたが、人間が何年もかかって、数万枚のフィルムを見て積み上げた能力を、AIは同じ病気を250症例ほどのフィルムを見て学習すると、専門医を上回ってしまうそうです。
病理医の数が足りないそうです。
地味そうだもんね。
儲かるとは思えないしね。
つまんないなって思う本、映画、勉強でも、何か一つ「!」って見つかれば、価値はあるよね。
もう一冊、お茶の話。
何も知らないおじさんが作法をおぼえられるわけがありませんから、うんちく話から興味を持てないかなって。
蘊蓄を覚えるにも、やはり漢字の読みや意味が判らないと難しかった。
AIを頭に組み込みたいです。
食事の席、酒の席で、宗教、政治、金の話、家族の愚痴・自慢、噂話はするなって言いますよね。
お茶の席でも同じだそうです。
でも、これらを禁じると話すことが無くなってしまう。
そのために、こういう逸話を覚えるんだそうです。
な~~んだ、結局、お茶をやってても、根は低俗だから、それを隠すための本だったのかと、最後に変に納得しました(笑)
どうせ低俗なおじさん、今更隠す必要も無いので、この本は要らんかった。
最近、お昼にご飯を食べることが多く、体重が不安定です。
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