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佐良直美さんの5枚目のシングル。1968年7月25日発売。A面「すてきなファーニー」作詞 山口五十鈴さん 作曲・編曲 いづみ・たくさん作詞者が一瞬、山田五十鈴さんだと思ってしまう人が多そう。山田五十鈴さんは自分でも歌ってレコード出してるので、そう思っても仕方ないかも。山口五十鈴さんという作詞家の方は資料とか無さそうでよくわからない。この曲はメロディー、編曲が洋楽のカバーなのかと思ってしまうほどです。まるでフランスやイタリアの音楽のよう。転調していき盛り上がっていく構成と最後の佐良さんのロングトーンの音は歌謡曲では絶対にないように思う。ヒットするとかしないとか抜きにして凄く良い曲です。B面「世界の果てまで」作詞 岩谷時子さん 作曲・編曲 いづみ・たくさんTBSドラマ「愛妻くん今晩わ」の主題歌。このドラマは1話完結のオムニバスドラマだったらしい。もちろん観たことはないけど、いろいろ調べてみるとキャストや製作陣もおもしろそう。オムニバスで全40回も放送したのも凄い。 スケールの大きい美しいメロディーを歌わせると、この頃は右に出る者はいないと思えるほどの歌唱力。佐良直美さんの歌声は心の奥の方が落ち着くように包み込んでくれる豊かさがあります。この曲も名曲です。
2021年12月03日
八代亜紀さんのコンサートに行ってきた!2度の延期の後、やっと開催されたコンサート。毎回チケット購入してたけど、開催された今回が一番いい席取れたので良かった。聴きたい曲のほとんどを生で聴けて大満足のコンサートでした。歌はもちろんですが、昔から八代亜紀さんの可愛らしさや人柄の良さに惹かれてレコード、CDを買い続けてる。今日のMCも最高に楽しかった。70歳を過ぎた八代亜紀さんの歌は本当に最高です。70年代、80年代の八代さんよりも確実に今の八代亜紀さんが良い!どの曲も、その楽曲に対する愛情が強く感じられて1曲1曲感動でした。セットリスト第一部1曲目「なみだ恋」 1973年2月5日発売 4枚目のシングル2曲目「風のブルース」 1999年3月20日発売 77枚目のシングル3曲目「花水仙」 1976年1月25日発売 14枚目のシングル4曲目「愛の終着駅」 1977年9月25日発売 22枚目のシングル5曲目「花(ブーケ)束」 1990年2月10日発売 61枚目のシングル6曲目「とおりゃんせ」 1995年3月21日発売 69枚目のシングル7曲目「あなたの背中に」 2000年8月19日発売 80枚目のシングル8曲目「不知火情話」 2005年3月23日発売 89枚目のシングル9曲目「一枚のLP盤(レコード)」 2010年4月7日発売 99枚目のシングル10曲目「居酒屋「昭和」」 2020年12月9日発売 109枚目のシングル第二部11曲目「The House of the Rising Sun」カバー曲 アニマルズ・バージョン12曲目「Sing, Sing, Sing」カバー曲 13曲目「山谷ブルース」カバー曲14曲目「おんなの夢」 1975年1月25日発売 10枚目のシングル 15曲目「おんな港町」 1977年2月5日発売 19枚目のシングル16曲目「もう一度逢いたい」 1976年9月25日発売 17枚目のシングル17曲目「雨の慕情」 1980年4月25日発売 30枚目のシングル18曲目「日本海」 1983年8月21日発売 45枚目のシングル19曲目「哀歌(エレジー)」 1978年5月25日発売 25枚目のシングル 作詞・作曲 谷村新司さん20曲目「舟唄」 1979年5月25日発売 28枚目のシングル 何と言っても「哀歌(エレジー)」を生で聴けた事が最高でした。50周年記念で発売されたCDでは、今の声でレコーディングした「哀歌(エレジー)」が聴けます。1978年にレコーディングした「哀歌(エレジー)」と聴き比べたら1発でわかるのですが、声の深さや伝わってくる想いが何倍も凄い。その新たにレコーディングした歌唱よりもさらに今日のコンサートの生歌は強烈に凄かった。「哀歌(エレジー)」が凄過ぎて「舟唄」があまり入ってこなかった。1978年にレコーディングした「哀歌(エレジー)」も少し棘を感じる若い声の歌唱も大好きです。この曲は4番まであるのですが、今日のコンサートでは1番、2番と歌って3番の部分をインスト演奏になり、その上に重ねてコンサートのお礼の挨拶がありました。感動的な挨拶のあとに、4番を歌った。この曲を凄く大事にしてる事がわかってうれしかった。ニューレコーディングのCDでは3番ももちろん歌っているのでフルコーラス聴けます。ちなみに今日カットされた3番の歌詞は「♪帰る家さえ ない鳥が 寒さこらえて 空を見る 二度と飛べない空ならば 隠しておくれ 今夜から」七五調の大正演歌のつくりで日本人の琴線に触れるメロディーと歌詞です。この曲、一度でいいから谷村さん本人にも歌ってほしいと思う。カバー曲3曲はできればオリジナル曲を歌ってほしかった。まだまだ・・まだまだ・・名曲が山ほどあるのに・・・。どのアーティストでもなんだけど、できればオリジナル曲だけを歌ってほしいと思ってしまう。「朧月夜(2000年)」「命火(1985年)」「かもめの歌(1988年)」「港町純情(1980年)」「愛を信じたい(1991年)」「竜二(1987年)」「故郷へ…(1978年)」「MU-JO(2013年)」「貴方につくします(1975年)」「昭和の歌など聴きながら(2008年)」「ともしび(1975年)」「泡沫〜UTAKATA〜(1996年)」「ワタシウタ(2020年)」「明日に生きる愛の歌(2020年)」「ミスター サムシング ブルー(1997年)」「恋街ブルース(1972年)」「恋歌(1977年)」・・・カバー曲の3曲がこの中から3曲だったらさらに最高だった。「山谷ブルース」は八代亜紀さんが歌うと違って聞こえて感動した。扇ひろ子さんの「新宿ブルース」の替え歌として作ったらしい曲ですが、「新宿ブルース」なら今でもたまに聴く。扇ひろ子さんなら「哀愁海峡」「未練の涙」の方が好きですが…。「仁義(セリフ入り)」もよく聴く曲。八代亜紀さんのシングルはB面にも良い曲がいっぱいあります。たまにはB面曲も取り上げて歌ってほしいと思う。「愛の條件」のB面「ひとり寝」「花(ブーケ)束」 のB面「たそがれ東京」「港町絶唱」のB面「死ぬほど愛して 」「命火」のB面「おんなの情念」他にも山ほどあるけどB面の名曲は勿体無い。CD売り場に行くとBOXにはサイン入りポスターがもらえるとの事。50周年5枚組BOXはすでに買ってたのでサイン入りポスターは諦めた。違うブースでアナログ盤を売ってるのを見つけた。なんと、LPジャケットにサインが入ってる!即、購入。サインがなくてもアナログ盤は絶対に買ってた。50周年のニューレコーディングの8曲が収録されています。アートワークは田名網敬一さん。遊郭をモチーフにした斬新なジャケットです。裏ジャケも強烈。歌詞カードもまた素晴らしい。来年のカレンダーも購入。中は八代亜紀さんの描いた絵画です。見終わった後は近くの居酒屋へ。いろいろ食べたけど「クエの薄造り」が美味しかった。
2021年12月02日
1965年3月発売のこまどり姉妹のシングル。A面「裏町情話」作詞 石本美由起さん 作曲・編曲 遠藤実さん右と左のスピーカーで姉の並木栄子さん、妹の並木葉子さんがかなりはっきり分かるほどにボーカルが分かれています。右が栄子さんだと思います。こまどり姉妹でこのボーカルの録り方は珍しいと思う。どの曲も普通は二人の声をMIXしたのが左右スピーカーから出ます。「三味線姉妹」は一人ずつで歌うパートが珍しく多い曲ですが、左右分けてるわけではない。こまどり姉妹版「昭和枯れすゝき」もいつものユニゾン歌唱ではなく一人パートが多い曲。B面「酒場小唄」作詞 石本美由起さん 作曲・編曲 遠藤実さん「裏町情話」はヒットした曲なのでCD化され多くのベスト盤などに収録されてますが、この曲はCD化はもちろんされていません。ご陽気お座敷曲なのですが、4コーラスとも歌い出し前の間奏が印象的。ドヴォルザーク作曲の「新世界より」の日本語歌詞をつけた家路の「♪いざや 楽しき まどいせん〜」部分のメロディーがそのまま使われて二人の歌に突入する。それもクラシック曲らしくイントロはトランペットとミュートトランペットとストリングスで演奏されています。イントロや間奏、裏メロにクラシック曲が使われる事も昔の歌謡曲にはよくあったように思う。ユーフォニュームが吹く裏メロのようなアレンジもいくつかあった。
2021年11月28日
1973年10月発売の島倉千代子さんのシングル。この前のシングルが企画盤の「親鸞おどり」でした。「♪情け一筋 世の人のため 我が身を捨てて苦労なされた 強くあくまで信仰深い 親鸞様を誉めたたえよう 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」自分は浄土宗ですが、浄土宗から分かれた浄土真宗なので近い印象。同じ「南無阿弥陀仏」だし。A面「残月」作詞 横井弘さん 作曲 鎌多俊與さん 編曲 山路進一さんこの曲の島倉さんの悲しすぎる震える歌唱は絶品です!いつも以上に細かいビブラートで聴く側の心を震わせます。かなり悲しい男歌です。着物一枚も買ってあげられないまま逝ってしまった女房を忍んでいる一人の男。B面「女舞」作詞 横井弘さん 作曲 鎌多俊與さん 編曲 山路進一さんほとんど邦楽の楽器でオケが出来てきます。歌謡舞踊するには良さそうな楽曲。このシングルにももちろん振り付けは付いています。
2021年11月24日
竹越ひろ子さんの1966年発売のコンパクトシングル。2016年発売と2018年発売のベスト盤が倍以上の高値がついている貴重盤。来月12月8日に「決定版2022 竹越ひろ子」が発売されるので定価で買えるチャンスです。A面1曲目「東京流れもの」作詞 永井ひろしさん 作曲 不詳 採譜・編曲 桜田誠一さん この曲が竹越ひろ子さんの楽曲の中で一番有名な曲だと思う。青山ミチさんと何となく被るので自分はどっちの歌だったか分からなくなる曲があったりします。青山ミチさんほど低音でドスきかせていませんが、安定した中低音が気持ちいい歌唱です。プロレスラーの力道山に見出されプロデビューしたそうです。この曲のシングルは1966年8月に発売。この曲の大ヒットでこのコンパクト盤の企画が出たんだと思う。2曲目「流れ旅」作詞 高橋掬太郎さん 作曲・編曲 白石十四男さん高橋掬太郎さんが作詞です。高橋掬太郎さんは超名曲を数え切れないほど書いています。「古城」「酒は涙か溜息か」「男涙の子守唄」「一本刀土俵入り」「啼くな小鳩よ」など。この「流れ旅」も時代を感じさせるような懐かしさがある曲です。シングル「東京無宿」のB面だった曲です。B面1曲目「東京無宿」作詞 横井弘さん 作曲・編曲 佐伯としをさんこのコンパクト盤に収録されてる4曲はかなりどれも似てるような楽曲です。まあ、青山ミチさんの「〜ブルース」シリーズも一瞬区別ができない曲もあります。元ジャズシンガーだったらしいのですが、この路線の曲が続いてどうだったんだろうと考えてしまう。この曲もヒットシングルです。2曲目「放浪」作詞 藤間哲郎さん 作曲 不詳 採譜・編曲 桜田誠一さん この曲は大ヒットシングル「東京流れもの」のB面曲。A,B面とも作曲者不詳ってのも珍しい。この曲のイントロなどは、ややJAZZっぽい感じもあります。ピアノのオブリもJAZZっぽい。最近では竹越ひろ子さんを知ってる人も少なくなってきた感じがする。青山ミチさんと同じぐらい有名だと思うのですが…。
2021年11月17日
八代亜紀さんの14枚目のシングル。デビューから5年、初めてフォーク調の楽曲を歌った。A面「花水仙」作詞 池田充男さん 作曲 浜圭介さん 編曲 伊東雪彦さんこの曲を歌う前のイントロ被せの司会にこんなのがありました。『「貴方につくします」は「ともしび」に続く八代演歌のヒットだった。 しかし世はあげてフォークブームとなっていく。1976年八代亜紀は自分なりにフォーク調を 歌いこなした「花水仙」で、その可能性の豊かさを世に示した』そして歌い終えたあとに再びまた司会者が・・『歌は世に連れという言葉がございます。随分昔にあった言葉だろうと思うんですが、 そりゃもう歌そのものを言い当てている言葉だと思うんですねぇ やっぱり歌というのはその時代の流れを敏感にキャッチしなければ 人の心を打ってヒット曲にならないと思いますが! あまり神経質になって自分では時流に乗ったつもりでも逆に流されてしまうと 本来の持ち味を失って良い歌ではなくなるわけですね。 ですからこのフォーク全盛の頃にはほとんどの歌手が、それなりにフォーク調の曲を 歌ったもんですが… まあ傑作とか…あとに残るだろうと言うような歌は ほとんどなかったと言ってもいいんではないでしょうか? そういう中で今、お聴きいただいた「花水仙」 これは亜紀ちゃんが自分なりにフォーク調の曲をこなして非常に高い評価を受けたわけです。 ま、ここで彼女は一つの自信を得たんだろうと思いますね。 どんな歌でも心を込めて歌えば私のファンは私を見捨てない・・・という自信は得ましたけれども やっぱり八代亜紀は、私は演歌だとここで踏みとどまったんですねぇ〜 だから、これ1曲であとはもうフォークにのめり込んでいく事をやめました。 本来の八代演歌の「本道に」戻ったわけです。 そして!世に問うた歌、これはまあ後々まで残る歌だと思いますが、 あの「もう一度逢いたい」という歌です。』 ややフォーク調の『花水仙」1曲歌っただけでここまで長々と言われる・・・・。「もう一度逢いたい」を出す前に「ふたりづれ」という演歌の名曲があったのに。その次の「夢魔のブルース」はまあ飛ばしてもいいけど^^;「夢魔のブルース」の次が「もう一度逢いたい」です。この司会者はその後に八代亜紀さんが全曲ブルースのライブやJAZZのライブをやったりするとか想像も出来なかったんだろう。モンゴルの音楽を取り入れたり、メタルのギタリストと共演するとか、ジャズアルバム、ブルースアルバムがヒットするなんて事も想像できなかったと思う。逆に八代亜紀さんが歌手を志したのはJAZZシンガーのジュリー・ロンドンの歌を聴いてからだと事をこの司会者は知らなかったのかも。その上、この日のコンサートの前半の山場として谷村新司さんのアルバムにしか入っていないもろシャンソンのナンバー「ムーランルージュ物語」を歌っているし、「ダンシング・オールナイト」もカバーしている。「ムーランルージュ物語」は7分超える長い曲で、ちんぺいさんもライブで歌った事のないような曲なのにフルコーラス、演歌色なんてまったくない演奏で歌いきっています。八代亜紀さんの「ムーランルージュ物語」は本当に良い!演歌を歌う八代さんしか認めないような司会者も歌は世に連れ変わって行けたのだろうか。このライブ盤を聴くたびに昔から「何言ってんだか…」って思ってました。B面「白い桟橋」作詞 池田充男さん 作曲・編曲 伊東雪彦さん この曲がA面だったならあの司会者もカリカリする事もなかっただろう。王道演歌でA面だったとしてもヒットしてたと思う名曲です。これはライブで聴きたいB面曲のひとつ。延期、中止で延び延びになってた50周年記念コンサートも今回は開催されそう。再びもちろんチケット取った。楽しみです。
2021年11月16日
1973年7月5日発売の佐良直美さんの26枚目のシングル。前作「陽が当るまで」はロック寄りのアレンジの歪みギターを前に出した楽曲でした。A面「さびしい男たち」作詞 山上路夫さん 作曲 中村泰士さん 編曲 竜崎孝路さん完全なフォーク調のアレンジの楽曲です。フォークギターのシャリシャリした気持ち良いストロークが全編で流れています。このシングルでは編曲の竜崎孝路さんの名前が「龍崎孝路」と表記されています。誤字だったのか、この「龍」でも活動してたのか・・。70年代フォークと言えばこれ!って感じの楽曲です。優しく叙情的で良い曲です。B面「青い封筒」(ブルーレター)作詞 丹羽きよみさん 作曲 小室等さん 作曲 瀬尾一三さん小室等さんと瀬尾一三さんが揃えば完全昭和フォークです。作詞の方は知らないのですが、このブルーレターは何を意味してるのかよくわからない。中島みゆきさんの夜会「橋の下のアルカディア」で「緑の手紙を開けなさい」というキーワードが出ますが、あれは緑のツタに覆われた飛行機の格納庫の扉を開けなさいって事だったと思うのですが、このブルーレターはただ悲しい事を表してる意味なのか。青い便箋と青い封筒で手紙が届いたらちょっと怖い気もしてしまう^^;「やわらかい土に とても沢山 足でキッスをしています」とか何か怖い・・・
2021年11月15日
1978年1月発売の梓みちよさんのシングル。A面「銀河系まで飛んでいけ!」作詞 喜多條忠さん 作曲 吉田拓郎さん 編曲 馬飼野康二さんこの曲は元々、キャンディーズがアルバムに収録していた曲で梓みちよさんがカバーしてシングルとして発売しました。(1983年には中原理恵さんもカバーしてシングルとして発売)オリジナルのキャンディーズ版はラテンロック歌謡なアレンジでした。この梓みちよさんのバージョンはラテン色を残してラテンジャズのような大人なアレンジになっています。梓みちよさんのシングルの中ではあんまり好きじゃない曲だったのですが、久しぶりに聴いてみて梓さんの歌唱の気持ち良さに惹かれた。B面「ミストレス」作詞 山口洋子さん 作曲 川口真さん 編曲 馬飼野康二さんこの曲はアレンジもメロディも凄く好きでA面よりもこっちばかり聴いてた。16刻むギターが気持ちよく、ブラスアレンジも凄く好き。メロディも凄く魅力がある。1978年1月 ツアーパンフ「銀河系まで飛んでいけ!」のジャケのカット違いの写真です。扉から飛んででいく謎の物体がSF映画の1シーンのようです^^;シーツか白いシャツか・・この時のセットリスト。アリスの曲で始まり、アリスの曲で本編が終わる構成。ちんぺいさんとセイヤングで絡みも何度かあって、梓みちよさんはちんぺいさんの事がお気に入りのようでした。新曲の「銀河系まで飛んでいけ!」は2曲目歌われ、MC挟んで中島みゆきさんの「アザミ嬢のララバイ」ツアーパンフの裏表紙。アルバムジャケも別カットの写真です。
2021年11月11日
1973年11月5日発売の4枚目のシングル。この曲の前のシングル「わたしの青い鳥」が大ヒットしたイメージでしたが、この曲の方がずっと売れてた事に驚きです。初ベスト10内に入ったシングル。A面「花物語」作詞 阿久悠さん 作曲 中村泰士さん 編曲 あかのたちおさん楽曲中の半分以上がセリフで作られてる曲です。子供ながら斬新な曲だと思ってた。(斬新なんて言葉は知らなかったけど変わった曲だと思ってた)クラスの女子たちはセリフ部分のモノマネをしていた。かなり特徴がある発声と言い回しなので真似しやすかったと思う。この曲の大ヒットで3曲あとのシングルもセリフかなり多めの楽曲を歌うことになります。B面「のっぽの恋人」作詞 阿久悠さん 作曲 中村泰士さん 編曲 高田弘さん「天使の初恋」のイメージに近いように子供の頃は思ってた曲。「♪あなたのあなたの事が〜」と「♪恋して恋しているわ〜」が似てるだけかも知れないけど。全く同じ作家陣で作られた曲なので似ててもおかしくはない。高田弘さんの編曲の楽曲も好きな曲は多いのですが、自分の好みは馬飼野康二さん、竜崎孝路さんの編曲が好きだったので初期の桜田淳子さんの楽曲なら「三色すみれ」が好きでした。唯一、1曲だけ筒美京平さんが編曲した「ひとり歩き」は別格的に良い編曲だと思う。作曲も初期の中村泰士さん時代から森田公一さん時代になって曲調も派手に明るくなった。どちらも名曲を残しています。この前、ケーブルテレビで1977年の桜田淳子さんのライブやってたのを観て、懐かしくて初期の楽曲をアナログ盤で聴いていました。
2021年11月09日
1980年12月10日発売の島倉千代子さんのシングル。1979年5月から連続で5枚のシングルの作詞が光星龍(細木数子さん)が担当しています。この曲が光星龍さん担当したシングルの最後の曲。この曲の次のシングルが大ヒット曲「鳳仙花」です!A面「愛の砂漠」作詞 光星龍さん(細木数子さん) 作曲 市川昭介さん 編曲 佐伯亮さんややムード歌謡調の楽曲です。スリー・ポーカーズのコーラスがよりムード歌謡色を強くしています。コンガの音が奥気味でこもってるように感じるのが勿体無い。島倉さんのボーカルと同等に前に出てるアコギのオブリがちょっとだけ気になる。島倉さんの歌唱は低音から中高音まで心地良く感情が伝わってきて素晴らしいです。B面「さいはての宿」作詞 櫻井義晃さん 作曲 三浦伸一さん 編曲 佐伯亮さんこの曲の作詞と作曲の方を知らないのですが、叙情演歌の王道的な楽曲で島倉さんのこの頃のイメージに合った楽曲。島倉さんのボーカルを完全に浮き立たせているアレンジも歌声に聴き入る事ができて良い感じです。
2021年11月03日
由紀さおりさんの1971年3/21発売の8枚目のシングル。A面「この愛を永遠に」作詞 なかにし礼さん 作曲・編曲 川口真さんこの曲が収録されてるアルバムの事は前に書いたように思うけどシングル曲として単体で聴くとイメージが大きく変わるように思う。メロディーやアレンジは当時のソフトなフォークのような印象。メロウなアレンジに由紀さおりさんの柔らかい歌唱で心が安らぐ。間奏のストリングスのアレンジとか凄く美しくて聞き入ってしまう。B面「やせた女」作詞 なかにし礼さん 作曲・編曲 川口真さんアルバム「この愛を永遠に」のB面ラストに収録されてる曲。前にも書いたように思うけどアルバムの全曲の中で一番好きな曲です。シングルA面向きではないけど何度も聞きたくなる。このシングルの前のシングルが大ヒット曲「生きがい」です。「生きがい」が名曲過ぎて、次のこのシングルはかなり影が薄い印象。「この愛を永遠に」はヒットしなかったのがちょっと不思議。サビもキャッチーで耳に残るし由紀さおりさんの歌唱は「生きがい」に負けないほどに良いと思う。
2021年10月27日
1964年8月発売の島倉千代子さんのシングル。ケーブルテレビ衛星劇場でずっと観てみたいと思ってた京マチ子さん主演映画「偽れる盛装」がテレビ初放映され録画したものを2回連続で観ていました。1951年の作品。この「偽れる盛装」は祇園の芸妓さんの話で京マチ子さんの魅力全開の映画でした。「偽れる盛装」はDVD化されていますが、衛星劇場ではDVD化もされていないマニアックな1950年代〜60年代の映画を初テレビ放送として観ることができます。その前は京マチ子さん主演1949年作品「地下街の弾痕」も観ることができた!この映画は昭和20年代の戦後間もない大阪の街が観られるのも感動。最近、映画をまたよく観るようになってきた。週に5本は必ず観てる感じです。A面「舞すがた」作詞 西沢爽さん 作曲 船村徹さんこの前のシングル「愛するゆえに」やその前の「星影のエアーポート」がムード歌謡路線だったのでこの曲で一気に古風な日本の世界が広がる。「偽れる盛装」を観ていて島倉千代子さんが祇園を歌った曲が数曲頭に浮かんで来た。その中でもこの「舞すがた」が「偽れる盛装」の世界を感じさせる。京マチ子さん演じる「君蝶」を取り巻く周りの人々が浮かぶ。「君蝶」は男を手玉にとる強い女なので、この「舞すがた」の主人公とはかけ離れていますが…^^;華やかな世界の裏のドロドロした世界を描いている映画には惹かれる。京マチ子さんはそんな世界を描いている映画の主演が多い。日本の女優さんでは京マチ子さんがダントツに一番上手いと思うし、一番好きです。1940年代〜60年代には凄い女優さんだらけですが、その中でも輝いて見える。若尾文子さん、田中絹代さん、淡島千景さん、乙羽信子さん、杉村春子さん、三益愛子さんなど共演してきた超名女優の中でまったく引けを取らない輝きで自分は京マチ子さんが一番です。この曲の主人公は「偽れる盛装」の中なら肺の病気で亡くなっていく若い芸妓さんのイメージです。B面「夕顔」作詞 高月ことばさん 作曲 船村徹さんこの曲ので出だしの歌詞とメロディー「♪糸より細い 銀の雨 夕顔の花 風に哭く」ここで曲の世界観が一気に広がっていく。演歌とか流行歌と言うカテゴリーに入らないような印象です。A面よりも好きな曲です。
2021年10月25日
トワ・エ・モワの1971年発売の4曲入りコンパクト盤。天地真理さんの3枚目のアルバム「虹をわたって」のB面ラストにトワ・エ・モワの「誰もいない海」をカバーして歌っています。天地真理さんバージョンはいつもよく聴いてるのですが、オリジナルを久々に聴いてみた。トワ・エ・モワのCDは持っいなくてシングルを数枚持ってる事を思い出して、棚を探すとこのコンパクト盤が出て来た。トワ・エ・モワは渡辺プロダクション所属でフォークバンドってわけではなく歌謡曲ユニットの印象の方が強い。フォークっぽい楽曲が多かったのでフォークグループと認識されてる場合が多いように思う。どこかの野音の客席なんだろうか?日比谷かな。A面1曲目「誰もいない海」 作詞 山口洋子さん 作曲 内藤法美さん 編曲 森岡賢一郎さん2曲目「或る日突然」 作詞 山上路夫さん 作曲 村井邦彦さん 編曲 古谷充さんB面1曲目「空よ」 作詞・作曲 難波寛臣さん 編曲 古谷充さん2曲目「初恋の人に似ている」作詞 北山修さん 作曲 加藤和彦さん 編曲 青木望さん「誰もいない海」 1970年11月5日発売ブルースハープソロから始まる天地真理さんバージョンを聴きすぎていてオリジナルのアコギソロから始まる雰囲気がフォーク感をより感じさせる。アウトロも二人のスキャットのFOで終わっていく所もかなり印象が違って聞こえます。「或る日突然」 1969年5月10日発売この曲も天地真理さんはライブでカバーしていました。他に天地真理さんのデビューアルバムには「虹と雪のバラード」をカバーしています。この曲はトワ・エ・モワのデビュー曲。「空よ」 1970年3月25日発売この4曲の中から一番好きな曲。大ヒットしたわけでもないのであまり知られていないけど歌謡曲とフォークのバランスもいい感じです。この曲はテレビ番組の中で公募して入賞した曲。「初恋の人に似ている」 1970年7月25日発売北山修さんと加藤和彦さんが組んで作った曲ですが、それほどそんな感じがしない曲。この二人で作った作品は「あの素晴らし愛をもう一度」「白い色は恋人の色」「青年は荒野をめざす」「悲しくてやりきれない」など名曲を山ほど作ったコンビ。青木望さんのアレンジだけは70年代フォークグループのイメージです。
2021年10月25日
高田みづえさんの4枚目のシングル。1978年3月5日発売。1978年5月20日に神戸文化ホールで「ファーストコンサートツアー」を観た時、この「花しぐれ」が新曲として本編ラストに歌われました。生でこの曲を聴いてから高田みづえさんが好きになりシングル盤とか買い始めた。このコンサートのチケットは小学生の頃からいつもアリスのコンサートチケットを買ってたイベンターさんが招待券を10枚送ってきてくれたもの。アリス以外でチケットが多く残ってる場合だけ招待券をいっぱい送ってきてきれた。南沙織さん、美樹克彦さん、紙風船、アグネスチャンなど・・・当日座席交換なんだけど、いつも10列目前後のセンターの席で観る事ができた。残りのチケットはいつも学校の友人に配ってみんなで観に行ってた小学生〜中学生時代。この日も昼公演は売れてたようですが、夜公演はかなり厳しかったようでした。神戸文化ホールは最後列から1列、2列、3列で最前が27列か28列。16列26番なのでこの日も前から11列目ぐらいでした。A面「花しぐれ」作詞 松本隆さん 作曲・編曲 都倉俊一さんこのシングルまでの3枚のシングル曲も好きですが、この4枚目が歌謡曲らしくて凄く好きです。やっぱり都倉俊一さんのメロディーは良い!初期の高田みづえさんの楽曲なら「パープル・シャドウ」「ビードロ恋細工」もよく聴いてた。アルバム曲にも名曲が多くて結局シングルカットされなかった「南々西」はコンサートでも定番曲のようになってたようです。B面「デイ・ドリーム」作詞 松本隆さん 作曲・編曲 都倉俊一さんタイトルのイメージと曲の雰囲気はかなり違って思える。可愛いアレンジの軽快な曲です。この曲はファーストコンサートでセットリストに入ってなかった。アルバム曲も多くセットリスト入りしてたのですが。「高田みづえ ファーストコンサート」ツアーパンフ中にセットリストも書いてあるけど、内容の変更はかなりあったように思う
2021年10月23日
1967年5月1日発売の島倉千代子さんのシングル。この「永遠に答えず」は、この発売日の10年前1957年日活映画「永遠に答えず」の主題歌でした。そして1967年テレビドラマ化されフジテレビ「永遠に答えず」の主題歌として再発売。(1957年盤はB面が霧島昇さんの「愛情一路」でした)この曲の次のシングルが150万枚以上の売り上げの国民的大ヒット曲「東京だョおっ母さん」です。A面「永遠に答えず」作詞 西沢爽さん 作曲 古賀政男さん 編曲 佐伯亮さん物悲しい古賀政男さんのギターの音色で始まるイントロは芸術です。このドラマも映画も観た事ないけど、歌詞の内容からしてかなり悲しい内容だと想像できる。古賀政男さんのギターと島倉千代子さんの歌のみの部分がかなり多くを占めています。オルガンとマンドリンが少し色をつける感じで入ってくるのも効果的。ギターの弾き語りのように聞こえるアレンジが凄くいい。B面「涙の十字架」作詞 西沢爽さん 作曲 古賀政男さん 編曲 佐伯亮さんこの曲は1967年のテレビドラマ用に作られたフジテレビ「永遠に答えず」の挿入歌。この歌詞には主人公がキリスト教信者で名前を由美子という事がわかる^^;主題歌同様に悲しい曲です。A面の10年後のレコーディングなのでストリングスや混声コーラスなど演奏も豪華です。島倉千代子さんのシングル、書いてない曲がまだまだある・・・。4分の1もまだ書いてないと思う^^;島倉さんのオリジナル曲はいい曲だらけなので聴きたい曲も多いし・・・。畠山みどりさん、水前寺清子さんの自分が持ってるシングル盤もまだ全部は書けてない。森進一さんのシングルは全て書いたように思う。
2021年10月21日
「Diesear」の事を書いたので、台湾アーティストつながりで、日本ではダントツに有名な歌手「欧陽菲菲さん」のこの曲の事を。「忘れていいの」は1984年1月21日発売の10枚目のソロアルバム「抱擁 -SATIN ROSE-」の中にソロ曲として収録。そして2月25日に小川知子さんとのデュエット曲「忘れていいの-愛の幕切れ-」として発売され話題になった楽曲です。ソロで歌う「忘れていいの」と小川知子さんと歌う「忘れていいの」はかなり印象が違って聞こえる。ちんぺいさんがこの曲をコンサートで初めて歌った時、等身大の小川知子さんのパネルを出してきてデュエットしてるように寄り添って歌った。ちょっと余興コーナーのようになっていましたが…^^;A面 欧陽菲菲「忘れていいの」作詞・作曲 谷村新司さん 編曲 若草恵さん力を抜き引いて優しく歌う欧陽菲菲さんの歌唱も凄くいい。ロック色の強い歌謡曲を歌ってる印象が強い欧陽菲菲さんですが、シングルB面やライブ盤ではしっとりと歌う「Danny Boy」や「別れの朝」、台湾の名曲「何日君再来〜夜来香」なども凄く良い。それでもやはり「恋の追跡-ラヴ・チェイス-」「雨のエアポート」「火の鳥」「涙のディスコナイト」「うわさのディスコ・クイーン」のような曲を聴きたくなる。この「忘れていいの」は若草恵さんの優しいアレンジも凄く良くて、サビ繰り返し前の新たに加えたコーラスのパートも気に入ってます。欧陽菲菲さんの「忘れていいの」はかなりおすすめです。このシングルから2年後に発売された「孔雀よふたたび愛へ」も凄く良い曲でおすすめ。この曲は若草恵さんが作曲と編曲を担当しています!アレンジャーとしてのイメージがかなり強いのですが作曲家としても良い曲を多く書いてます。
2021年10月20日
1972年2月1日発売の南沙織さんのシングル。シングル盤の棚を整理してたら黄色に目立つジャケットが目が行って抜き出してみたらこのシングルだった。南沙織さんのシングルは「早春の港」と「想い出通り」「色づく街」「人恋しくて」「春の予感」の5枚しか持っていないと思ってたら、全然違う場所にこのシングルが紛れ込んでた。CDではA面ならいつでも聴けるけどB面を聴くのは子供の頃以来。A面「ともだち」作詞 有馬三恵子さん 作曲・編曲 筒美京平さんこの曲もしっかり通して聴くのは何十年ぶりかわからないほど。これまで生きて来た年数よりこれから生きられる年数の方が確実に少ないのだから昔、聴いてたものを全て聴いていきたいと思ってる。なので新しいものを聴く時間はどんどん少なくなっていく。その上、自分が生まれる以前の日本の音楽をいろいろ聴いてみるのも趣味になってきてるのもあるし。イントロから全体的にのんびりしてて。この頃は今よりも時間がゆっくりだったような錯覚してしまう。南沙織さんのはつらつとした声も懐かしい。歌番組で南沙織さんが歌ってる姿をテレビの前で座って観ている自分が浮かんでくる。B面「いつか逢う人」作詞 有馬三恵子さん 作曲・編曲 筒美京平さん盤に針を落としてしばらく流れてもまったく記憶にない。多分、レコード買って来た時にB面は一度聴いただけだったのかも知れない。軽快でキャッチーな曲。子供の頃からちょっと寂しげな曲の方が好みだったのであまり聞かなかったのだろうと思う。なので南沙織さんの全シングルの中で「早春の港」が一番好きなんだと思う。天地真理さんのシングルなら「ふたりの日曜日」「恋する夏の日」「空いっぱいの幸せ」よりも「若葉のささやき」「恋人たちの港」「初めての涙」「愛のアルバム」「想い出のセレナーデ」「木枯らしの舗道」「矢車草」のような曲の方が好きです。天地真理さんに関してはアルバム曲の方が好きな曲が多いのですが。
2021年10月17日
島倉千代子さんの1976年9月発売のシングル。一つ前のシングルが企画盤「おじいさん おばあさんありがとう/しゃっきり音頭」でした。その反動かこのシングルはかなり重く濃い楽曲です。A面「霧の音」作詞 保富康午さん 作曲・編曲 船村徹さんセリフから始まる大正演歌風なアレンジと哀しいメロディーの楽曲です。「♪ 生きて行けない 死なれもしない つらい迷いの女の闇を」島倉さんの歌唱も歌の中に入り込んで感情を絞り出すように歌っています。テナーサックスのソロがいい感じなのに短すぎるので3倍あってもいいように思った。B面「夕焼けの歌」作詞 保富康午さん 作曲・編曲 船村徹さん島倉千代子さんの母親の事を歌った曲です。聴く人誰もに通じる母親を想うストレートな歌詞。胸にグッとくる島倉さんの歌声に惹きつけられる。
2021年10月07日
二見颯一さんのニューシングル「無情の酒」が発売されました。前作「修善寺の夜」から大人の演歌路線になり、この「無情の酒」でより等身大以上の大人な世界を歌っています。森進一さんも10代〜20代前半で「女のためいき」「女の波止場」「命かれても」「東京みれん」等、とんでもない大人な世界を強烈な歌唱で大人たちを驚かせた。特に「東京みれん」はかなり強烈です。それまでの歌唱とはかなり変えて太い声で歌った「盛り場ブル-ス」も20代前半とは絶対思えない歌唱。1曲目「無情の酒」作詞 森坂ともさん 作曲 水森英夫さん 編曲 石倉重信さん寂れた駅裏酒場でうらぶれた男が良かった頃を思い出しながら飲んでる姿を歌っている。大人な世界ですが、森さんの初期のドロドロの男女の世界とは違うまだ爽やかな演歌です。とんでもないドロドロの男に捨てられた女歌を歌っても二見颯一さんの歌唱力ならおもしろくなりそう。この前、二見颯一さんがやってるyoutubeの中で民謡を子供の頃から歌ってきた悩みや葛藤などの話をしてました。5歳から民謡を歌い始め変声期になってそれまでの高音が出せなくなっていく焦りなど、民謡に賭けてたのがよくわかる話でした。尺八の寸がだんだん長くなって低い音でしか歌えなくなった時は辛かったそうです。5歳から民謡を歌っていたからYoutubeの中でアカペラでいろいろ歌っても安定してるのだと思う。2曲目「ごめんよ」作詞 森坂ともさん 作曲 水森英夫さん 編曲 石倉重信さん昭和ムード歌謡調の楽曲です。歌バックにコンガの音を前に出してたら雰囲気がもっと出たかも。アコギのオブリがフレーズも音質も凄く良い。ちょっと湿った感じで歌う二見颯一さんの歌唱も新境地のような気もする。デビュー曲「女のためいき」の次のシングルです。「東京みれん」は「女のためいき」以上の個性ある歌唱です。「♪あえば死ぬほど〜〜 別れがつらいそんな東京 のぅぅぅ〜〜〜 夜が好き」「♪肩を抱くのも〜〜 未練の果てかかわいい黒髪 んがぁあ〜〜 震えてる〜」誰も真似できないような個性爆発の歌唱です。まだ18歳なのに凄い個性。多分、師匠の猪俣公章さんに歌い方を指導されたのだとは思うけど…。それにしても1960年代〜70年代前半も森進一さんの歌唱は強烈です。70年代後半からはギミックなくても歌の上手さだけで誰をも聞き入らせる事が出来るようになった。
2021年10月06日
山口百恵さんの1975年3月21日発売のシングル。大ヒットした「冬の色」の次のシングルがこの曲。意外と知られてないのですが「冬の色」は「プレイバックPart2」や「イミテイション・ゴールド」「さよならの向う側」「ロックンロール・ウィドウ」「絶体絶命」「しなやかに歌って」などよりも、売上枚数はかなり多い。今挙げた曲の中では自分は「冬の色」が一番好きです。A面「湖の決心」作詞 千家和也さん 作曲 都倉俊一さん 編曲 森岡賢一郎さんこの曲の1年ちょっと前に桜田淳子さんが「花物語」をリリースしています。セリフが始まる曲で当時話題になって、そのセリフのモノマネもよくされるほどでした。「この花はわたしです やっと綺麗に咲いたのです 誰よりも先に あなたに見せたかったのです」こんなセリフでした。桜田淳子さんは1974年にも「花占い」と言うセリフから始まる曲をリリースしました」「会える 会えない 会える 会えない・・・・」そしてこの山口百恵さんの「湖の決心」もセリフで始まる曲です。「運命を信じますか そしてそれに従いますか 私は私は あなたに従います」ってセリフ。当時、「冬の色」が気に入ってた自分は次のシングルがこの曲で何かガッカリ感があったのを覚えてる。春に発売の曲なのに「冬の色」以上に重めで暗い。B面の曲をA面にしたらいいのにとか思ってた。かなり年月が過ぎてからこの曲のメロディーの美しさとアレンジのおもしろさに惹かれていった。山口百恵さんのシングルでセリフから始まる曲はあと1曲だけあります。1980年11月19日発売のラストシングル「一恵」です。1980年11月19日は三浦友和さんとの結婚式当日。その日にラストシングルを出して終わりたかったのだと思う。セリフ「一期一会 いくつかの出逢いの中で それぞれの心を知りました」この曲は詞を山口百恵さん本人が書き、谷村新司さんがそれにメロディーを付けた名曲です。ラストシングルの「一恵」は歌詞もメロディーもアレンジも最高です。1975年頃の山口百恵さんB面「春の奇蹟」作詞 千家和也さん 作曲 都倉俊一さん 編曲 森岡賢一郎さん曲調は明るい感じもするのですが、歌詞はかなりメンヘラっぽくちょっと怖い。♪「あなたをひとり占めにしたいと思ったから 泣く真似もした 死ぬ真似もした そしてあなたを傷つけた」インパクトもあるのでA面にすれば話題になったかも。この頃、発表されたアルバム曲「ふたりに春が」「新しい地図」「ともだちそれとも妹」のどれかがシングル向きだったような気がする。「ふたりに春が」はイントロ出だしが浅田美代子さんの「しあわせの一番星」とかなり似てるけど。
2021年10月02日
八代亜紀さんの50周年記念BOXが今日、発売になりました!趣向を凝らした5枚のディスクのBOXです。チケット買ってたのに中止になってしまった50周年記念コンサート・・・ガッカリしてたらこのBOX発売のニュースで、改めて開催されるであろう50周年ライブに期待がより膨らんだ。アートデザインも不思議な世界で凝っていて最高です。BOXの面と歌詞ブックレット表紙今日は5枚組のうちの1枚目の事を。DISC1は全てニューレコーディング!110枚以上発売されてるシングル曲の中からベストの12曲が選ばれた。個人的には「哀歌(エレジー)」が110曲の中から選ばれたのがうれしい。この曲は1978年5月発売の谷村新司さん作詞・作曲の名曲です。ニューレコーディング1曲目「なみだ恋」 作詞 悠木圭子さん 作曲 鈴木淳さん 編曲 鎌田雅人さん2曲目「おんなの夢」 作詞 悠木圭子さん 作曲 鈴木淳さん 編曲 宮永治郎さん3曲目「花水仙」 作詞 池田光男さん 作曲 浜圭介さん 編曲 鎌田雅人さん4曲目「恋歌」 作詞 池田光男さん 作曲 伊藤雪彦さん 編曲 小野秀幸さん5曲目「おんな港町」 作詞 二条冬詩夫さん 作曲 伊藤雪彦さん 編曲 宮永治郎さん6曲目「もう一度逢いたい」作詞 山口洋子さん 作曲 野崎真一さん 編曲 宮永治郎さん7曲目「愛の終着駅」 作詞 池田充男さん 作曲 野崎真一さん 編曲 小野秀幸さん8曲目「哀歌(エレジー)」作詞 谷村新司さん 作曲 谷村新司さん 編曲 若草恵さん9曲目「舟唄」作詞 阿久悠さん 作曲 浜圭介さん 原編曲 竜崎孝路さん 編曲 大村稔明さん10曲目「雨の慕情」「舟唄」作詞 阿久悠さん 作曲 浜圭介さん 原編曲 竜崎孝路さん 編曲 大村稔明さん11曲目「日本海」 作詞 阿久悠さん 作曲 大野克夫さん 編曲 宮永治郎さん12曲目「愛を信じたい」 作詞 秋元康さん 作曲 中崎英也さん 編曲 若草恵さん各ディスクには写真満載のブックレットがついています。写真集やショーのパンフなどはかなり持ってるのですが、持っていない写真も多くありました。1曲目「なみだ恋」 この曲でブレイクしてそれから現在までスター街道から逸れる事なく、第一線の歌手として活動してきました。自分が思うに、歌のうまさや声の渋さはもちろんですが、今まで愛され続けたのは八代さんの人柄があってこそだと思います。コンサートに行けばわかると思うのですが、ほんとに暖かい人柄に溢れたステージを楽しめます。1973年2月発売の4枚目のシングルです。1976年のライブ盤「熱唱 八代亜紀リサイタル」の歌唱と比べたらよくわかるのですが深みが何倍も増して説得力の凄い歌唱になっています。70年代前半のまだ可愛さの残った声の時の歌唱も好きですが、深みを増した今の歌唱の方が聞き応えがあります。2曲目「おんなの夢」はタイトルを見ただけで元気が出るような明るいアレンジのアップテンポな曲が頭に浮かぶと思いますが、この曲に関してはかなりアレンジ変えています。「熱唱 八代亜紀リサイタル」「五周年記念 八代亜紀リサイタル “燃えて翔べ”」「八周年記念 八代亜紀リサイタル'80」「歌手生活25周年リサイタル」など、どのライブ盤でもスタジオ盤のテンポよりもさらに速くして盛り上げるようにアレンジされています。最近のライブアレンジのような1コーラス目をアコギ1本でフリーテンポで歌っています。2コーラス目からはアップテンポになります。3曲目「花水仙」はオリジナルにかなり近い演奏に深みを増した八代さんの歌唱が乗ると鳥肌です。4曲目「恋歌」はオリジナルのアコギソロのイントロの厚みを感じさせない淋しげな音でしたがかなり印象が変わるアレンジです。ストリングスがイントロ頭から厚みを加えていて豪華な印象。この曲は「八周年記念 八代亜紀リサイタル'80」の歌唱が一番好きでよく聴いてました。5曲目「おんな港町」はニューアレンジめちゃくちゃカッコいい!基本的には各楽器のフレーズなんかは変えていませんが、エフェクトの掛け方がROCKです。元メガデスのマーティさんが弾いてるのかも?って思ってしまうほどHEAVYです。マーティさんことマーティ・フリードマンは前に八代さんの作曲とギターを担当した曲があります。「MU-JO」って楽曲ですが、いつ聴いても鳥肌もんのカッコいい曲です!このアルバムはレコーディングミュージシャンのクレジットがないので残念。八代さんの歌唱もこれまでのどんなバージョンよりもベストな物だと思います。カッコいい!6曲目「もう一度逢いたい」のニューレコーディングバージョンもギターがやたらHEAVYです。オブリのギターの音もメタルしてるから・・・^^;間奏やアウトロのGソロも歪みまくりです。八代さんの歌唱も最高にかっこいい!7曲目「愛の終着駅」はブルージーにアレンジされています。ドラムもブラシ使ってるし。聞こえてくるフレーズはほぼオリジナルのままなので、いい感じにアレンジ変えてます。8曲目「哀歌(エレジー)」は谷村新司さんが八代亜紀さんのために書き下ろした曲です。当時アリスの「谷村新司」しか知らない人はきっと驚いたと思う。1974年からアリスと並行して制作されてたソロアルバムにはモロ大正演歌のような楽曲も何曲が作られてたのでソロアルバムまで聴くようなマニアックなファンにはこの楽曲も特に驚く事なく自然に感じてた。ソロアルバム買う人しか聴く機会がなかった谷村さんのこんな世界を八代亜紀さんが歌ってくれた事でちんぺいさんの楽曲の幅の広さを知らしめてくれたと思ってる。また、この曲を歌う八代さんが最高で、この曲は八代さん以外の人が歌うのは考えられない。今の八代さんの深み増した声の方がさらに感動的です!「哀歌(エレジー)」ほんとに良い曲です。9曲目「舟唄」のニューバージョンはほぼオリジナルを崩す事なくアレンジされていますが、八代さんの歌唱が重く激しくなった分、オリジナルよりも説得力が半端ない。10曲目「雨の慕情」もオリジナルを大きく崩す事なくアレンジされてます。シンセの音色を変えたくらいが耳に残る感じ。11曲目「日本海」は1983年発売のセンチュリー時代の楽曲です。この曲がチョイスされた事に一番驚いた。かなり前のブログにも書いたと思うけどシングル曲にしてはやや弱いと思ってた曲。でも!このニューバージョン聴いて、一気に考えが変わった。物凄く良い!特に当時の八代さんの歌唱より今、歌ってる「日本海」最高です!12曲目「愛を信じたい」は1991年の作品で日本コロムビア移籍後の名曲。この曲が好きなことは腐るほど何度も書いたような気がする。オリジナルもいいのですが、今回のドラマチックにアレンジされたバージョンはより歌詞と八代さんの歌声がすんなりと胸に入ってきます。リレコーディング、セルフカバーって難しいと思う。オリジナルを超える事なんてかなり難しいし、変に全く違う曲調とかにしてしまうと怒りさえ覚える物もよくある。でも、この八代亜紀さんのBOXのDISC1は大成功のパターンです。BOXのあとの4枚はまたゆっくりといつか書きます。今日、届いたばかりでこの1枚目しか聞き込んでないので。5枚目はDVDです。50周年企画アルバムで実現してほしいのは、レコード会社の壁を完全に超えて全シングルのA面B面全曲コンプリートのBOXを出して欲しい。15枚組くらいでコンプリートできると思う。B面にいい曲が多いから勿体無いし、CD化されてない曲が多すぎる大物歌手の一人です。BOXの裏
2021年09月26日
島倉千代子さんの1964年5月発売のシングル。A面「ふたりだけの太陽」作詞 西沢爽さん 作曲 市川昭介さん 編曲 安藤実親さん日本で初開催されるオリンピックを意識して作られた「ニッポン音頭」の2つ後に発売されたシングル。「ニッポン音頭」は島倉千代子さんと北原謙二さん、花村菊江さんの3人で歌っている曲。この「ふたりだけの太陽」は松竹映画「ふたりだけの太陽」の主題歌と書かれてるものもあるのですが、その映画の資料とか見つけられない。ジャケットにも映画主題歌とかどこにも書かれていないし。一つ前のシングルは「石竹の歌」「石竹」って何だろうって調べた事があった。花の名前で、それまでナデシコだと思ってた花だった。ナデシコにもかなり種類があるようで、そのうちの一つのようです。「♪石竹は〜 初恋の色〜」で始まる曲です。この「ふたりだけの太陽」は明るく軽快な応援ソング。まだ戦後と言ってもおかしくない時代に似合う良い曲です。柔らかく優しい演奏に島倉さんの品のある歌声がバッチリはまって感動的。B面「いまのまんまでいいんじゃない」作詞 西沢爽さん 作曲 市川昭介さん 編曲 安藤実親さんこの曲も女性が恋人を励ますような応援歌。夢ばかり見ては落ち込んでばかりいるような男を励ましてる歌です。島倉さんの包み込むような品のある優しさに癒される曲です。
2021年09月23日
アグネス・チャンがSMSに移籍して第一弾シングル。1978年11月25日発売。カナダ留学を終え、復帰第一弾シングル「アゲイン」1978年8月25日発売して、復帰全国ツアーも開催。突然で急な移籍だったので前のレコード会社と何かあったのだろうか?って当時は何も知らないので思ってた。A面「やさしさ知らず」作詞 松本隆さん 作曲・編曲 松任谷正隆さん松任谷正隆さんのメロディーとアレンジが光る名曲です。発売当時はそんなに好きではなかった曲ですが、時を経て聴くたびにこの曲の良さを感じるようになった。SMSに移籍してからも名曲が多く、特に好きな曲は「小さな質問」「ぼくの海」「やさしさ知らず」「春不遠」の4枚のシングル。「愛がみつかりそう」「原野牧歌」「愛の呪文」「愛のハーモニー」も気に入ってよく聴いてた。愛のハーモニーと愛がみつかりそうは徳間ジャパンか…。B面「3つの銅貨」作詞 松本隆さん 作曲・編曲 松任谷正隆さんこの曲も良く出来ててミュージカルのようにセリフを歌詞にしてるようで男と女の各自の言葉を軽快なポップスと少しシャンソンっぽいアレンジで違いを出しています。A面よりも発売当時からドラマチックなこっちの方が好きだった。
2021年09月19日
梓みちよさんのファーストアルバム。1963年7月に10インチアルバムとして発売されたもの。1962年「ボッサ・ノバでキッス」でデビューして8ヶ月で発売したシングルのAB面曲全曲と2曲追加して構成されてるアルバムです。1曲目「ヘイ・ポーラ」 with 田辺靖雄さん 同じ渡辺プロ所属の田辺靖雄さんと多くの曲を2曲目「黒い瞳に青い空」3曲目「恋はボッサ・ノバ」4曲目「ムーン・リバー」5曲目「スカイリング・デイト」6曲目「渚のデイト」7曲目「ラスト・ダンスは私と」8曲目「ワン・ボーイ」9曲目「グッバイ・ジョー」10曲目「ボッサ・ノバでキッス(エッソ・ベッソ)この頃から人気急上昇だったスピッツを連れています。1950年代後半には飼い犬として登録された犬の4割がスピッツだったそうです。自分もスピッツはよく吠えて子供の頃は怖かったけど、それでも一番可愛い犬って思ってた。10年ほど前なら、たまにスピッツを売ってるの見ましたが今では見る事もなくなった。今のスピッツはほとんど吠えないようになってるとか・・・。1曲目「ヘイ・ポーラ」は5枚目のシングルで1963年6月発売。同じ渡辺プロ所属の田辺靖雄さんと多くの曲をデュエットでレコーディングしてシングル発売しています。2曲目「黒い瞳に青い空」はシングル「ヘイ・ポーラ」のB面曲。この曲はイタリアのシンガー、Betty Curtisのカバー。3曲目「恋はボッサ・ノバ」は3枚目のシングルで1963年3月発売。Eydie Gorméのカバーです。Eydie Gorméがアメリカでボサノバを流行らせ、日本では梓みちよさんがボサノバを流行らせたと言われてるそうです。梓みちよさんのデビュー曲が「ボッサ・ノバでキッス」4曲目「ムーン・リヴァー」は映画「ティファニーで朝食を」の主題歌です。5曲目「スカイリング・デイト」は2枚目のシングルで1963年2月発売。この曲はオリジナル曲。銀座でのデートを歌ってる。6曲目「渚のデイト」は4曲目のシングル。1963年5月発売。コニー・フランシスの大ヒット曲のカバー。ミディアム3連の歌い上げ系の曲。7曲目「ラスト・ダンスは私と」は越路吹雪さんがカバーした事でも有名な曲。アメリカのグループ「ドリフターズ」がオリジナルです。実はまったくフランスのシャンソンではありません。この訳詞はあの有名は岩谷時子さんの訳詞ではないバージョンです。8曲目「ワン・ボーイ」はジョニー・ソマーズのカバー。9曲目「グッバイ・ジョー」は坂本九さんもカバーしてヒットした事でも有名な曲。オリジナルはアルマ・コーガン。園まりさんや多くの歌手がカバーして曲。10曲目「ボッサ・ノバでキッス(エッソ・ベッソ)はデビューシングル曲。1962年11月発売。Birthe Wilke とPaul Ankaが歌った曲のカバー。カバー曲ばかりって思ってしまうけど、当時は海外の曲に日本語歌詞を乗せて歌うのが主流になってました。梓みちよさんの歌唱は「二人でお酒を」以降のイメージとは全く違う印象に思う人が多いと思う。この頃は可愛く透き通った声で歌ってします。が、歌唱力は絶品です!梓みちよさんのコンサートには2回だけ行った事ありますが、生で聴くとさらに歌唱力の凄さがわかるシンガーでした。メランコリーを歌ってる頃の梓みちよさん1976〜77年頃
2021年09月03日
由紀さおりさんの1971年7月発売のアルバム。フランシス・レイが由紀さおりさんに書き下ろした2曲とオリジナル曲とカバー曲で構成されてるアルバム。2012年にリマスターされて初CD化しました。1曲目「男のこころ」 作詞・作曲 フランシス・レイ 訳詞 山上路夫さん 編曲 川口真さん2曲目「雨がやんだら」 作詞 なかにし礼さん 作曲 筒美京平さん 編曲 大柿隆さん 3曲目「花嫁」 作詞 北山修さん 作曲 端田憲彦さん・坂庭省吾さん 編曲 大柿隆さん4曲目「朝食」 作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 渋谷毅さん5曲目「今、今、今」 作詞 藤田敏夫さん 作曲 いずみたくさん 編曲 大柿隆さん6曲目「雲よ風よ空よ」 作詞 ヒロコ・ムトー 作曲 山下毅雄さん 編曲 大柿隆さん7曲目「この愛を永遠に」 作詞 なかにし礼さん 作曲・編曲 川口真さん8曲目「知床旅情」 作詞・作曲 森繁久弥さん 編曲 大柿隆さん9曲目「恋におちないように」作詞・作曲 フランシス・レイ 訳詞 山上路夫さん 編曲 川口真さん10曲目「ありふれた人」 作詞 永六輔さん 作曲 吉村英世さん 編曲 大柿隆さん11曲目「竹田の子守唄」 日本民謡 編曲 大柿隆さん12曲目「やせた女」 作詞 なかにし礼さん 作曲・編曲 川口真さん1曲目「男のこころ」は、オリジナル曲で1971年6/21発売の9枚目のシングル。 2曲目「雨がやんだら」は、朝丘雪路さんのカバー3曲目「花嫁」は、はしだのりひことクライマックスのカバー4曲目「朝食」は、オリジナル曲5曲目「今、今、今」は、尾崎紀世彦さんのアルバム収録曲6曲目「雲よ風よ空よ」は、ペギー葉山さんのカバー。7曲目「この愛を永遠に」は、オリジナル曲1971年3/21発売の8枚目のシングル。8曲目「知床旅情」は森繁久弥さんのカバー9曲目「恋におちないように」は、シングル「男のこころ」のB面曲10曲目「ありふれた人」 は、オリジナル曲11曲目「竹田の子守唄」は京都民謡12曲目「やせた女」は、シングル「この愛を永遠に」のB面曲1曲目「男のこころ」と9曲目「恋におちないように」はフランシスレイの美しいメロディーをさらに美しく感じさせるような最高の歌唱で楽しめます。特に「恋におちないように」はフランス映画の冒頭に流れてきそうな楽曲です。5曲目「今、今、今」はアレンジ、演奏ともにカッコよく、尾崎さんの声で聴くのとはまた全然違う世界が広がって素晴らしい。一番好きな曲はB面曲ですが12曲目「やせた女」は最高です。由紀さおりさんの歌声だからよく聞こえるのかも知れない。4曲目「朝食」は可愛く爽やかなナンバー。前半はスキャットです。コーラスは作曲の渋谷毅さん本人が歌っています。3曲目「花嫁」は由紀さおりさんのアルバムに「坂庭省吾さん」の名前が掲載されてるのがうれしい。
2021年09月01日
1991年発売の岸千恵子さんの企画アルバム。このアルバムはオリジナル曲と民謡で構成されています。1曲目「お酒だよ」 作詞 吉田旺さん 作曲 花笠薫さん 編曲 池多孝春さん2曲目「津軽母情」 作詞 吉田旺さん 作曲 四方章人さん 編曲 池多孝春さん3曲目「華があっての人生さ」 作詞 里村龍一さん 作曲 四方章人さん 編曲 池多孝春さん4曲目「居酒屋雪国」 作詞 里村龍一さん 作曲 あいたかしさん 編曲 池多孝春さん5曲目「めでた節」 作詞 吉田旺さん 作曲 市川昭介さん 編曲 池多孝春さん6曲目「援歌だよ」 作詞 吉田旺さん 作曲 市川昭介さん 編曲 池多孝春さん7曲目「千恵っ子よされ」 作詞 志賀大介さん 作曲 山中博さん 編曲 池多孝春さん8曲目「母の針箱」 作詞 あつみよしこさん 作曲 猪俣公章さん 編曲 小林仁三さん9曲目「おんな船」 作詞 志賀大介さん 作曲 奈良昌章さん 編曲 山中博さん10曲目「北海よされ節」 北海道民謡11曲目「津軽じょんがら節(台詞入り) 青森民謡12曲目「津軽小原節」 青森民謡13曲目「秋田大黒舞」 秋田民謡14曲目「南部牛追歌」 岩手民謡9曲目までがオリジナル曲。1曲目「お酒だよ」は1991年6月28日発売のシングル曲です。軽快なアップテンポ演歌。2曲目「津軽母情」はシングル「お酒だよ」のカップリング曲。津軽の故郷を出て行った息子に向けて母親が祈るように歌っている曲。「♪ひとり他国の片隅は さぞや辛かろ 切なかろ 戻ってけろや戻ってけろや 津軽の故里へ」ちょうど1991年の湾岸戦争時に国際協力活動しに行った自衛官なのかもとか想像してしまう^^;違うと思うけど。4曲目「居酒屋雪国」を聴いてて青森の町外れにこんな居酒屋がもしあれば入りたくなる。切ないけど温かい演歌です。6曲目「援歌だよ」この前の曲「めでた節」も力強い応援歌ですが、この「援歌だよ」は日本の応援歌の王道です!「♪男なら男なら どんとどどんとドント・ギヴ・アップ」で1番から3番まで始まります。ひらがなとカタカナで分けられてる歌詞を読めばDon't Give Upってなんだろうなとわかるけど音で聴いてたらどんと、ギブアップして諦めるのも大事って事なのかと勘違いしてしまう^^;8曲目「母の針箱」はオカリナの寂しげなイントロで始まる感動的な楽曲です。民謡の4曲は最高です!本格的な実力派民謡歌手から歌謡歌手になったので、民謡を歌い出すとレベルの違いに感動。この中でも特に「津軽じょんから節(浪曲入り)」は必聴です!この民謡5曲のうち楽曲として一番好きなのはラストの「南部牛追唄」です。この曲はいろんな歌い手で聴いてます。歌い回しも雰囲気出すのも強烈に難しい曲でこの曲を聴けば歌の上手さが何となくわかる気がする。まだ20代前半の二見颯一さんが歌う「南部牛追唄」も凄く良かった。youtube Liveで生歌唱で歌ってるのを聴いた。岸千恵子さんは早くに亡くなってしまって、もっとさらに円熟味を増した民謡が聴きたかった。民謡だけを集めたBOXのCDとか出してくれたらいいのに。
2021年08月27日
1979年5月1日発売の島倉千代子さんのシングル。A面「噂」作詞 光星龍さん 作曲 船村徹さん 編曲 服部克久さん作詞の光星龍さんは前にも書いたかも知れないけど占い師の細木数子さんのペンネーム。テレビをほとんど見ないので細木数子さんの動いてる姿や声は思い出せない。それとは別に「こんなん出ましたけど〜」の頭巾被った白蛇占いの人ならよく知ってる。小学、中学生の頃はまだテレビは少し観てたから。「こんなん出ましたけど〜」のパロディーは今、宝塚大劇場で上演中の「シティハンター」の中にも出て来ます。「こんなん出ましたけど〜」って言ってた泉アツノさんは元タカラジェンヌだから登場させたのだと思うけど…。みんな知ってるのかな?と思いながら観てました。この「噂」って曲は島倉千代子さんに珍しいド演歌。それも夜の女の演歌です。森進一さん、藤圭子さん、八代亜紀さんが歌えばしっくり来そうな酒の匂いがする演歌。島倉千代子さんにはあまり似合わない印象。やらしい音のテナーサックスは合わないなぁ。B面「女の私が得たものは」作詞 光星龍さん 作曲 曽根幸明さん 編曲 世良譲さんなんでこの曲に世良譲さんがアレンジしてるのか不思議。3拍子の昭和演歌なのに、世良さんがアレンジするとめちゃカッコいいビッグバンドジャズのようになっています。それだったらモロにジャズな曲を島倉さんに歌ってほしかった。この楽曲を世良譲さんに編曲させるのは勿体ないと思ってしまう。島倉さんの「花は生きている」「信じているから」「月のためいき」「バラ色の風に乗って」「赤い自転車」のような曲を世良譲さんがビッグバンドアレンジすればどんな感じになったのか考えてしまう。
2021年08月26日
島倉千代子さんのライブDVDNHKの歌番組「ビッグショー」のためにNHKホールで収録された映像。この時のセットリストで特に貴重なのは、7月にブログで書いた1000曲レコーディング記念曲「悲しみの宿」をライブ歌唱で聴ける事。次に貴重なのは津軽三味線を大フィーチャーした名曲「竜飛岬」がライブで聴ける事。そしてこの時点での最新曲「北の港で待つ女」もライブ映像で聴ける所です。この時の「悲しみの宿」も絶品です!佐山俊二さんと一時期、脱線トリオで組んでいた南利明さんらとの寸劇を交えての「すみだ川」もみものです。佐山俊二さんは名コメディアンでもあり、名優でもありました。早くに亡くなられて残念です。「ほれているのに」を歌う時も佐山俊二さんが笑いを入れて盛り上げています。「すみだ川」はライブ歌唱の方が断然イイ!そして、この時の歌唱には誰もが涙する「東京だョおっ母さん」は本当に感動です。「東京だョおっ母さん」を熱唱している所。セットリスト1曲目「この世の花」2曲目「からたち日記」3曲目「りんどう峠」4曲目「逢いたいなァあの人に」5曲目「愛のさざなみ」6曲目「恋しているんだもん」7曲目「ほんきかしら」8曲目「ほれているのに」9曲目「すみだ川」10曲目「北の港で待つ女」11曲目「竜飛岬」12曲目「悲しみの宿」13曲目「東京だョおっ母さん」「竜飛岬」は本当に名曲です!
2021年08月21日
1969年3月に発売された企画盤シリーズ「STAR MINI DELUXE」シリーズの中のひとつ。初期の楽曲を集めた作品です。A面1曲目「この世の花」 作詞 西條八十さん 作曲 万城目正さん 編曲 松尾健司さん2曲目「東京の人さようなら」作詞 石本美由紀さん 作曲 竹岡信幸さん 編曲 山屋清さんB面1曲目「からたち日記」 作詞 西澤爽さん 作曲 遠藤実さん 編曲 安藤実親さん2曲目「逢いたいなァあの人に」作詞 石本美由起さん 作曲 上原げんとさん 編曲 山屋清さん「この世の花」は200万枚の大ヒットの島倉千代子さんのデビュー曲。1955年1月発売数え切れないほど回数を聴いた曲ですが、イントロのメロディーから飽きることなく新鮮に感じる。このデビュー曲が超名作だったので2000年代までの第一線でずっと活躍するきっかけが出来たと思う。 「東京の人さようなら」も大ヒット曲です。1956年発売。この曲の事は前にかなり詳しくかいたように思う。メロディーも歌唱も柔らかく切ない歌ですが心が安らぐ楽曲です。「からたち日記」は1958年発売。130万枚売り上げ大ヒットとなりました。セリフも印象的で転調してからのセリフが特に心の残る。「逢いたいなァあの人に」は1956年12月発売の120万枚を軽く売り上げた大ヒット曲。このアナログ盤に収録されてる4曲の中で一番好きな曲。歌詞の物悲しさを助長する島倉さんの儚げな歌唱がたまらない。メロディーも素晴らしく飽きる事なく聴ける曲です。
2021年08月12日
デビューしてからCDが出ると買ってる若手歌手の一人、二見颯一さんの新譜が発売になった。Youtubeで毎週、ライブ配信してるのをアーカイブでたまに観てる。配信の中で生歌で数曲歌ったり、三味線弾き語りで民謡を歌ったりするのが聴けます。昭和歌謡の名曲をカバーして歌ったり、民謡もアカペラで歌ったりで楽しめる。デビュー曲を最初に聞いた時から声質と歌い回しが気に入ってずっと聴いてる感じ。このミニアルバムも往年の昭和歌謡の名曲もカバーしていて、どう歌っているのか楽しみでした。1曲目「刈干恋歌」 作詞 たきのえいじさん 作曲 水森英夫さん 編曲 石倉重信さん2曲目「望郷終列車」 作詞 森坂ともさん 作曲 水森英夫さん 編曲 石倉重信さん3曲目「古城」 作詞 高橋掬太郎さん 作曲 細川潤一 さん 編曲 川上英一さん4曲目「湯の町エレジー」 作詞 野村俊夫さん 作曲 古賀政男さん 編曲 遠野カオルさん5曲目「星影のワルツ」 作詞 白鳥園枝さん 作曲 遠藤実さん 編曲 伊豆のりおさん6曲目「昭和恋月夜」 作詞 菅麻貴子さん 作曲 水森英夫さん 編曲 竹内弘一さん7曲目「大江戸辻売り小唄」 作詞 円春乃さん 作曲 水森英夫さん 編曲 竹内弘一さん1曲目「刈干恋歌」は2ndシングル曲。リマスターやリミックスはされていないオリジナル音源。2曲目「望郷終列車」は2ndシングル「刈干恋歌」のカップリング曲。同様にオリジナル音源。3曲目「古城」三橋美智也さんが1959年発売、300万枚売れた大ヒット曲このカバーは一番楽しみにしてた曲。1stミニアルバムの時にも三橋美智也さんの「達者でナ」をカバーしたのが凄く良くて三橋美智也さんの他の曲も聴きたいと思ってた。「達者でナ」も難しい曲ですが、この「古城」は歌詞の深さと歌い回しがさらに難しい曲。若い二見さんの歌声に合ったアレンジも良いし、声の伸びや歌唱も想像以上に良かった。間奏のコーラス部分もメロディを変えずにアレンジされてるのもイイ!2番の歌詞「♪崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉や・・・」が昔から特に好きな所ですが二見さんの歌唱でも三橋さんに負けないほどの情感が伝わってくる。4曲目「湯の町エレジー」は1948年古賀政男さんが作曲して近江俊郎さんが歌った大ヒット曲。古賀メロディーの代表曲のひとつの名曲です。オリジナルのイントロの印象的なギターソロはもちろん古賀政男さんが弾いていました。多くの人がカバーしたのを聴きましたが、古賀政男さん本人が歌ってるバージョンがやたらと胸に沁みます。特に上手くはないのですが、他では感じられない切なさに聴き入ってしまう歌唱で一番好きです。二見颯一さんのバージョンはイントロのギターの音も良く録れてるしバランスも良くて演奏も気に入っています。現代の若者の二見さんの声の伸びでこの曲を聴くとまた違う趣があって良い。出だしの最初の音が低くて近江俊郎さんもレコーディングで苦労した話は本人も語ってたのですが二見さんは低音もいい感じです。5曲目「星影のワルツ」は特に好きな曲ってわけでもなかったのですが、フルコーラスを何十年かぶりに聴いて名曲と言われ続けているのもわかった気がした。台湾でも大ヒットして、知らない人がいないと言われてるほど。6曲目「昭和恋月夜」はこのアルバムのために作られた新曲。「恋月夜」と文字を見るとどうしても森進一さんのヒット曲「恋月夜」を思い出す。たまに森さんがライブのアンコールでツイストを踊りながら歌う曲です。「東京物語」とメドレーのように歌った時もありました。カラオケのあるような店で飲む時に歌わないといけない雰囲気になった時はこの曲をよく歌うw最近ちょっと森進一さんのライブに行ってないけど、次あればまた行こうと思ってる。「昭和恋月夜」はゆったりした昭和演歌の王道です。アレンジもメロディーラインも懐かしさを感じる。そして二見さんの声質と歌唱法が古き良き昭和の歌謡曲歌手のようで安心して聴ける。7曲目「大江戸辻売り小唄」は、1stミニアルバム収録の「ところがギッチョン恋之介」に続くご陽気ものです。瓦版屋の歌です。そうそう、瓦版といえばこの前観劇した轟悠さん主演「婆娑羅の玄孫」の中で瓦版屋役を若手の極美 慎さんが陽気に活躍してたのを思い出す。今回はお手拍子ものです。2021年でもこのような曲が今でも作られ続けているのは良い事だとほのぼの思いながら聴いてた。Amazonで予約して買ったら、10インチサイズのジャケットとステッカーが付いてた。歌詞カードの中の題字と挿絵は二見颯一さん本人が書いたもの。
2021年08月04日
島倉千代子さんの1983年8月21日発売のシングル。A面「流氷岬」作詞 丘灯至夫さん 作曲 遠藤実さん 編曲 京建輔さん隠れた名曲です。遠藤実さんの描いたメロディーは島倉さんの声を最大限に生かしてるようです。個性的な高音の細かいビブラートを堪能できる歌です。アレンジも良くて、ストリングスは効果的だし、メタルほど歪ませてるギターもアクセントになっています。この曲をテレビで歌ってるのか観た事ないので、youtube などで演歌の花道の映像とかあがってないか探してみようと思う。B面「ふたりの港」作詞 丘灯至夫さん 作曲 遠藤実さん 編曲 京建輔さんこの曲もメロディーが秀逸で、遠藤実さんの凄さを実感させられる。アレンジはオーソドックスな演歌風です。島倉さんの歌唱はいつでも品があって聴く側の心が和らぐ。
2021年08月03日
2001年1月1日発売の島倉千代子さんのシングル。1曲目「北どまり」作詞 木下龍太郎さん 作曲 伊藤雪彦さん 編曲 前田俊明さんご当地ソングの歌詞を作る事が多い木下龍太郎さんですが、この「北どまり」は北海道のどこをイメージしてるのだろうか。「♪向こうは凍てつく オホーツク 赤いランプが 海沿いに」で始まる曲です。多分、稚内の宗谷岬じゃないかと・・・。この曲は北国演歌の王道と言えるメロディとアレンジです。島倉千代子さんが王道ド演歌を歌ってるイメージは少ないのですが、ド演歌を歌ってもオリジナリティがしっかりあって素晴らしい歌唱です。2曲目「切符一枚」作詞 木下龍太郎さん 作曲 伊藤雪彦さん 編曲 前田俊明さんカップリング曲はフォーク調の演歌です。アレンジは演歌よりな部分も多いのですが、歌詞は70年代フォークそのものな感じです。「♪僕はいつでも いつでも僕は 心の中の 切符一枚 道連れに…」人生の出会いの縮図を感じさえられ、考えさせられる歌詞で、それを人の何十倍も寄り道や回り道、峠道などを歩いて来た島倉さんが歌うので心に響きます。
2021年07月30日
1974年4月1日発売の鶴岡雅義と東京ロマンチカのシングル。この曲はメインボーカルの三条正人さんが脱退する時に発売されたシングル。この後、三条正人さん(三條正人)はソロ歌手としてデビュー。しかし1978年に東京ロマンチカに再加入して脱退と加入を何度か繰り返した。A面「別れてきました」作詞 なかにし礼さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 竜崎孝路さんインパクトの強いタイトルでしたが、大ヒットにはならなかった。三條さんの甘い声とわざとひっくり返す歌唱や悲しげなファルセットも楽しめる三條さんの歌を楽しむには最適な楽曲。歌のうまさは流石です。B面「銀座の女(ひと)」作詞 なかにし礼さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 竜崎孝路さんじっとり甘いムード歌謡調ではなく、やや軽快な歌謡曲な楽曲です。キャッチーさではA面よりも絶対にこっち。サビもインパクトあるし、こっちがA面の方が良い。60年代〜70年代のムード歌謡コーラスグループも好きなグループが結構ある。「黒沢明とロス・プリモス」と「平和勝次とダークホース」は書いたように思う。レコードをかなり持ってる「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」や、この「東京ロマンチカ」の事も少しずつ書こうかと。
2021年07月24日
島倉千代子さんの4曲入りEP盤。1969年3月にコロムビアレコード所属アーティストの中から11人のミニデラックス盤が発売された。(美空ひばりさん、島倉千代子さん、村田英雄さん、舟木一夫さん、都はるみさん、畠山みどりさん、こまどり姉妹、三島敏夫さん、扇ひろ子さん、ジュディ・オングさん、中井昭・高橋マサルとコロラディーノ)島倉千代子さんはこの「愛のさざなみ」と「この世の花」の2種類のミニデラックスを発売。A面1曲目「愛のさざなみ」 作詞 なかにし礼さん 作曲 浜口庫之助さん 編曲 ボビー・サマーズ2曲目「恋しているんだもん」 作詞 西沢爽さん 作曲 市川昭介さんB面1曲目「ほんきかしら」 作詞 岩谷時子さん 作曲 土井啓四郎さん2曲目「ほれているのに」 作詞 くるみ宏彰さん ・作曲 くるみ敏弘さんA面1曲目「愛のさざなみ」の演奏は、ボビー・サマーズとその仲間。1968年7月1日発売GSサウンドと歌謡曲融合させた大ヒット曲。この曲のようなロック系の楽曲は、この曲以前から多く歌っていました。2曲目「恋しているんだもん」の演奏は、コロムビア・オーケストラ。1961年11月1日発売このミニアルバムの中でこの曲だけ時代が違う。可愛い系の楽曲を集めた4曲にするためにこの曲がチョイスされたように思う。B面1曲目「ほんきかしら」の演奏は、岡田みのるとヤング・トーンズ+ニューサロン・オーケストラ本格的ラテンナンバー。前にも書いたけどこの曲は白木みのるさんとのデュエットがライブ盤で聴けます。ラテンバンドとストリングスを贅沢に使った演奏。2曲目「ほれているのに」の演奏は、ジョージ山下とドライ・ボーイズ+コロムビア・オーケストラこの曲もラテンナンバー。この曲も白木みのるさんとデュエットしています。このミニアルバムの4曲はひたすら可愛い島倉千代子さんを堪能できます。演歌しか歌っていなかったと思ってる人がきっと多いと思うのが残念。ロック系も多く歌ってました。カラーミニポスター付き
2021年07月18日
1975年5月1日発売の島倉千代子さんのシングル。この曲は島倉千代子さんがレコーディングした1000曲目の記念曲です。1955年3月にデビューして20年で1000曲もレコーディングしているのは凄い!A面「悲しみの宿」作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 船村徹さんこの曲は冒頭にセリフが入ります。このセリフが少し問題になってセリフ部分をレコーディングしなおしてすぐに交換されました。「悲しみにたえかねて、旅に出ました あなた 私は今 裏日本の小さな宿にいます」 これが元々のセリフ。「悲しみにたえかねて、旅に出ました あなた 私は今 北日本の小さな宿にいます」 「裏日本」を「北日本」に変えられました。自分が持ってるシングルは「北日本」とリレコーディングされたEP盤です。オリジナルがあれば貴重。テスト盤や見本盤はオリジナルの可能性が高いので中古レコード店で探したりしていますが、見つからない。この「裏日本」って言葉、アリスのマニアなら頭に浮かぶと思うけど、1973年12月発売の「ALICE III」に収録されてる「愛しはじめて三ヶ月」って曲があるのですがこの2番の歌詞の最後の方に「♪ 裏日本へ急行列車は走るけど 揺れてふれ合う肩が寂しい」とあります。この歌詞は岡田冨美子さんの作詞でした。「ALICE III」はメンバー以外の作家に曲を数曲書いてもらった唯一のアルバムです。ちなみに作曲はかまやつひろしさん。島倉さんの話に戻って・・・この「悲しみの宿」で紅白歌合戦の初大トリを務めました。その時のセリフはもちろん「北日本」でした。ドラマチックないい曲です。B面「女のともしび」作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 船村徹さんじゃあこの曲が1001曲目って事なんだろうか^^;このB面がまた凄い感動する曲です。歌詞の中に「かあさんの ともしびを」とありますが、このタイトルの「女」とは「かあさん」の事を歌っています。ガットギターの悲しい響きと旋律が島倉さんの歌声とリンクして最高です。
2021年07月12日
1977年11月発売の島倉千代子さんのシングル盤。この曲は花登筐さん脚本のテレビドラマ「おくどはん」の主題歌でした。A面「わたし京都へ」作詞 花登筐さん 作曲 船村徹さん 編曲 佐伯亮さんドラマ「おくどはん」は、東京から京都の老舗組紐屋の若主人のもとへ嫁いできた浅茅陽子さん演じる活子の話。この曲はその活子が京都に着いた時の事を歌っている曲です。若主人の守役は中条きよしさんが演じました。ドラマ「おくどはん」は子供の頃に親が観ていたので一緒に観ていたような気がする。何となく覚えている。この曲は演歌調なのですが、アレンジ、演奏はタンゴ調です。アコーディオンがタンゴのリズムを刻んでいます。島倉千代子さんの上品な歌い回しと声質で楽曲が何倍も良い曲になる。B面「はぐれ花」作詞 横井弘さん 作曲・編曲 船村徹さんこっちはガットギターの響きを生かした演歌です。歌バックではこの曲でもアコーディオンが前に出てきます。この曲の歌詞が凄く好きで聴くたびに胸に響く。
2021年07月09日
島倉千代子さんの1958年8月発売のシングル。この曲は1930年(昭和5年)に映画「祇園小唄絵日傘」の主題歌として作られた曲。多くのシンガーがカバーして歌っていますが、島倉千代子さんのバージョンが一番印象に残っている。A面「祇園小唄(春・夏」作詞 長田幹彦さん 作曲 佐々紅華さん 編曲 松尾健司さん三味線 豊吉・豊寿 囃子 望月彦八郎さん「♪月はおぼろに東山〜 霞む夜毎のかがり火に・・」で始まる誰でも一度は聴いた事があると思う楽曲です。今の時期になってくると京都の街ではこの曲が流れてたりするのかも知れない。1978年〜1983年頃に毎年、祇園祭の頃、円山音楽堂に野外コンサートを観に行ってたので夜の祇園なんかでこの曲をよく耳にした。その野外コンサートは「宵々山コンサート」と言って毎年いろんなジャンルからゲストを呼んでナターシャーセブン・自切俳人さん、杉田二郎さん、高石ともやさんを中心に開催されてました。コンサートが終わるのが9時頃だったと思うのですが、日帰りで神戸まで帰る時もあれば、円山音楽堂の近くにあった、ばんばひろふみさんのお母様が営んでた祇園の六三園って旅館に泊まったりしていました。ばんばさんのお母様は本当に優しくていろいろと話してくれたり超美味の鯖寿司を出してくれたりして思い出が多い。あの石の湯船も懐かしい。で、7月になっていろいろ思い出してたら、この曲を聴きたくなった。春は円山音楽堂で昼下がりコンサート、秋も昼下がりコンサートと春、夏、秋には京都に行ってました。このA面の春と夏は光景が浮かんでくる。B面「祇園小唄(秋・冬)」作詞 長田幹彦さん 作曲 佐々紅華さん 編曲 松尾健司さん三味線 豊吉・豊寿 囃子 望月彦八郎さんB面は秋と冬です。冬だけ京都に行った思い出はあまりないけど、雪景色の京都もゆっくりといつか行ってみたいと思う。かなり幼い頃に父親に雪の積もった金閣寺や平等院に連れて行ってもらった写真は残ってるけど記憶にはあまり残っていない。島倉さんの上品な歌声にこの曲の質感もより品のあるものになる。舞妓さんや芸妓さんが添えぬ思いをかみしめて踊っている姿が浮かんできます。
2021年07月04日
1983年3月30日発売のアグネス・チャンのシングル。この曲は山崎ハコさんが書き下ろした楽曲です。かなり前にも一度書いたかも知れないけど、今日はこの曲が聴きたくなってシングル盤で聴いてた。A面「小さな質問」作詞・作曲 山崎ハコさん 編曲 石川鷹彦さんふとした時にこの曲の歌詞が浮かんでくる時がある。1983年といえば山崎ハコさんは2月に11枚目のアルバム「風の色」と9月に12枚目のアルバム「ダージリン」の2枚のアルバムをリリース。この2枚ともが名盤で、自分も当時かなり何度も聴いたアルバム(今でももちろん聴いていますが)フォークギターを抱え1本のピンスポで歌い上げてたハコさんのイメージからロック寄りの楽曲が定着してきてデビュー当時の固定されたイメージを払拭していた頃。10th「硝子の風景」〜12th「ダージリン」の3枚は山崎ハコさんのアルバムの中でもかなり回数を聴いたアルバムです。石川鷹彦さんが編曲したアグネスバージョンはハコさんのアルバムに入っていてもおかしくない。森一美さんが編曲したハコバージョンの方がアイドルを経て女性シンガーになったアグネスに合うようにも思う。「傷つけられたと言いながら 自分で治せなくて もどかしいから不器用だと逃げて走り続けた」「いつだって正しいと言いたかった けれどもそれは無理だね 自分で気付いたくせに」B面「時の河」作詞 神津カンナさん 作曲 森山良子さん 編曲 石川鷹彦さんB面のこの曲も美しいメロディーが心に残る。アレンジはタイトルに河とあるかも知れないけどベネツィアとかの風景が浮かんできそう。ちなみに山崎ハコさんのアルバム「ダージリン」に収録されてる「小さな質問」の次の曲「君の季節」も凄くいい曲です。「小さな質問」とつなげて聴くと少しゾクッとする。3年ほど前に難波の中古レコード屋で見つけた見本盤
2021年07月01日
1968年1月1日発売の島倉千代子さんのシングル。1月1日発売のシングルは当時、特に珍しい事でもなく島倉さんのシングルも1月1日発売の物も多い。A面「女の幸せ」作詞 白鳥朝詠さん 作曲 宮田東峰さん 編曲 宮脇章好さんムード歌謡調の楽曲のシングルが続いてる頃の中の1曲。一つ前のシングル「大阪夜曲」や、その一つ前のシングル「女の慕情」のクオリティが高かったのでこの曲のアレンジや歌メロがイマイチに感じてしまう。特にアレンジが気になってしまう。急に出てくる低音のオルガンの和音の二分音符ベタとか・・この時期の楽曲の中ではあまり好きではない曲ですが、島倉さんの冒頭のセリフや悲しげな歌唱は絶品です。B面「こころの湖」作詞 白鳥朝詠さん 作曲 宮田東峰さん 編曲 松尾健司さんB面のこの曲は昭和青春歌謡のような爽やかで儚い楽曲です。軽やかな島倉さんの歌唱が凄く良い。アレンジが絶品で楽曲の中の風景が頭に浮かんでくるような素晴らしさです。ストリングス、フルート、ハープ、マリンバ、どの楽器の編曲も凄くイイ!
2021年06月27日
1968年11月発売の島倉千代子さんのシングル。この曲は当時、衝撃的でもあったGSテイスト強めのロックサウンド「愛のさざなみ」の次に発売された曲。このジャケットを見て気づく人も多いと思うけど、大ヒットした「愛のさざなみ」のジャケットのように派手な色合いとデザインにです。曲調はこんな色合いではないように思うけど、「愛のさざなみ」と同じデザイナーなのかも知れない…A面「慕情はかなく」作詞 高峰雄作さん 作曲・編曲 市川昭介さん「愛のさざなみ」の大ヒットで次のこのシングル発売までの間が4ヶ月も空いています。この頃の島倉さんは1ヶ月〜2ヶ月ごとにシングル発売している事が多かった。「慕情はかなく」は島倉千代子さんの王道とも言うべき儚く物悲しい歌謡曲です。演歌のメロディーやアレンジとは一味違う個性的な世界。B面「そっと愛して」作詞 石本美由起さん 作曲 竹岡信幸さん 編曲 山屋清さんイントロのガットギターソロからインパクトのあるムード歌謡になっています。この曲はA面にするべき曲のように感じる。タイトルもキャッチーだし…。しおらしく、控えめな女性像は島倉千代子さんの品のある歌声にぴったりハマる。このシングルの1ヶ月後には前に書いた「わかれ」をリリースしています。「わかれ/涙をあげる」はかなり好きなシングルです。
2021年06月24日
1979年1月発売の島倉千代子さん歌手生活25周年記念曲「弾き語り」この前書いた、このシングルの一つ前のシングル「恋みれん」とは正反対な正統派演歌です。A面「弾き語り」作詞 石本美由起さん 作曲 市川昭介さん 編曲 服部克久さん編曲の服部克久さんは、前シングル「恋みれん」のディスコサウンド意識したアレンジから今回の正統派ド演歌まで幅の広さに驚かされる。この曲のイントロだけでも鳥肌ものです。小料理屋かなんかのカウンターの端で一人悲しく酒を飲んでいる所へギター片手の演歌師が誰かのリクエストで女の悲恋を歌い出す。カウンターの端でそれを聴いてより悲しく心が傷んでしまう状況を歌っています。島倉さんの儚い歌唱が楽曲自体をより感動的なものにして、聞きながら胸が熱くなる。メロディーも歌詞も素晴らしい。B面「愛呼ぶ渚」作詞 吉秋雅規さん 作曲 市川昭介さん 編曲 小杉仁三さんゆったり三拍子の大正演歌っぽいメロディーと七五調の歌詞は島倉さんの声によく合う。島倉千代子さんは存在自体が上品で、時代が流れても色褪せない透明感を感じながら聴けてしまう。歌唱には島倉さん自身の生真面目さがどの曲にも感じられて魅力を感じてしまう。
2021年06月21日
1978年10月1日発売の島倉千代子さんのシングル。デビュー25周年を目前に発売された軽快で明るいナンバー。A面「恋みれん」作詞 吉秋雅規さん 作曲 市川昭介さん 編曲 服部克久さん1978年といえば巷ではディスコミュージックが溢れかえってた時期。島倉さんもその波に少し乗った感じのアレンジです。服部克久さんの絶妙なディスコと演歌のコラボのような編曲最高です。イントロや間奏のリズム隊とストリングスのアレンジはかなりディスコ寄りアレンジ。歌詞は大阪を舞台に作られています。御堂筋、中之島、法善寺と出てくる場所はかなりベタです。明るくノリよく歌う島倉さんのボーカルが凄くイイ!B面「手拍子さん」作詞 石本美由起さん 作曲 市川昭介さん 編曲 小林仁三さんタイトルを見た通りのご陽気ナンバーです。手拍子ものなのはもちろん、酒の席で盛り上がりそうな曲です。
2021年06月18日
1964年11月発売の島倉千代子さんのシングル。石川さゆりさんとのデュエット曲を聴いてたら可愛い系のこの曲を思い出した。A面「恋人さん」作詞 西沢爽さん 作曲・編曲 土田啓四郎さんNHK「きょうのうた」に採用された曲。「♪ そよ風にのって恋人が クル クル ク〜ルクルクルクル いつもの街を〜」編曲も可愛く作られていて、島倉さんの声によく合う可愛い曲です。ラテンパーカッションも軽快に鳴り続けていて、朝にテレビで流れるのには明るくていい感じ。B面「花のワルツ」作詞 西沢爽さん 作曲・編曲 船村徹さんスローテンポのワルツで物悲しい曲です。「パルナスの歌」にちょっと雰囲気が似てる。使ってる楽器もかなり近いと思う。ハープとガットギター、ストリングス、フルートでクラシカルなアレンジ。ゆったりと悲しげに歌う島倉さんのボーカルが凄い良い!2コーラス目と3コーラス目の間のバイオリンソロも良い音しています。
2021年06月11日
島倉千代子さんと石川さゆりさんがデュエットして発売されたシングル。1987年10月21日発売。A面「浪花姉妹」作詞 たかたかしさん 作曲 岡千秋さん 編曲 斎藤恒夫さん1987年4月発売の「人生いろいろ」の大ヒットから、多くの企画物のイベントや楽曲制作などありました。その中のひとつがこれ。この曲は「浪花恋しぐれ」とまったく同じ製作陣で作られた楽曲です。(「浪花恋しぐれ」は1983年に都はるみさんと岡千秋さんのデュエットで大ヒットした曲)島倉さんと石川さんにはあまり大阪のイメージがないのですが・・・。大阪出身なら今なら、天童よしみさんと川中美幸さんか・・・。上沼恵美子さんと神野美伽さんって組み合わせもありか。曲中に「浪花恋しぐれ」と同様に関西弁のセリフがあるのですが、なかなか関西弁も上手く微笑ましい。一部、変なイントネーションが気になる箇所がありますが…実年齢ではかなり年の差だと思うけど、歌声だけでは本当に姉妹のように聞こえます。島倉さんの声が可愛いので上手く出来てると思う。楽曲自体は「浪花恋しぐれ」ほどのインパクトがないのが残念。セリフがもっとエグめのバリバリ関西でも良かったようにも思う^^;B面「ぼたん雪」作詞 山上路夫さん 作曲 馬飼野康二さん 編曲 前田俊明さんB面もデュエットソングです。金田賢一さんと島倉さんのデュエット。金田賢一さんの歌声は聞いた事のない人もおおいと思うし、歌声を想像できない人も多いと思う。凄く甘い声でピッチも安定してて凄く上手いと思う。島倉さんの可愛らしい声と低音の響く甘い声の相性は最高です。曲調はニューアダルトミュージックです。曲だけで言えばこっちA面の方がインパクトあったと思う。
2021年06月10日
島倉千代子さん主演ドラマ「あの橋の畔で」の主題歌。1961年12月20日発売で100万枚を売り上げた大ヒット曲。A面「夕月」作詞 菊田一夫さん 作曲 古関裕而さん 編曲 松尾健司さん連続テレビドラマ「あの橋の畔で」の主題歌。原作、菊田一夫さん、音楽担当が古関裕而さん。島倉千代子さんはドラマ初出演、その上主演という事でかなりのプレッシャーがあったそうです。菊田さん、古関さん、島倉さんという凄いメンツでの作品なので、当然凄い高視聴率で1年以上続いた。1962年1月2日から1963年3月26日まで毎週火曜日22時〜23時の放映。もちろん、自分は一度も観た事がないのですが・・・生まれてないので観られるわけない。ドラマの内容はまったくわからないけど、悲しそうな話だと想像できる。B面「ハモニカ小僧」作詞 菊田一夫さん 作曲 古関裕而さん 編曲 松尾健司さん 歌 中山千夏さんこの曲は連続テレビドラマ「あの橋の畔で」の挿入歌子役で出演していた中山千夏さんが歌っています。この歌詞から察するに男子役で出演してたように思える。
2021年06月03日
松山恵子さんの1960年12月1日発売の大ヒットシングル。A面「アンコ悲しや」作詞 藤間哲雄さん 作曲・編曲 増田幸造さんこの曲はいろんな人が歌っています。有名な曲なのでタイトルで思い出せなくとも、聴けば思い出す人も多いと思う。出だしの独特の歌い回し「♪赤い椿の花びらぁあぁあぁあぁあ・・・・かめぇえば〜〜」(怪獣好きにはちょっと「カメーバ」って怪獣を思い出す人もいるかも。 ゲゾラ・ガニメ・カメーバの3匹の怪獣が出てくる映画)「アンコ椿」の「アンコ」とは伊豆大島の女性のこと。この曲も本土や他国からの男性を待ちわびる悲しい歌。B面「さようなら東京さん」作詞 十二村 哲さん 作曲・編曲 袴田 宗孝さん東京に出て来たけど、街や人の冷たさに悲しい思いだけをさせられ彷徨う事にあった女性。悲しげに美しい声で歌い上げる松山恵子さんの表現力に感動します。都会の無情を抱え込んで故郷へ帰る事になる。この昭和30年代、40年代は特に都会の無情さ冷たさを歌った歌がかなり多かったと思う。
2021年05月28日
松山恵子さんの大ヒット曲を2曲カップリングした「ベスト・カップル・シリーズ」の第二弾。A面「酒場恋唄」作詞 松井由利夫さん 採譜・補作曲 石沢千之さん 編曲 河合英郎さん1965年に発売されたシングル。この曲は20代の頃に初めてスナックなんかに行き始めて、そこで年配のママさんが歌ってるのを聴いて知った曲。戦前や戦後の話を聞くのが好きで年配のママさんがいる店によく行ってた。自分の知らない古い歌も他のお客さんが歌うカラオケで知ったりして、昭和初期からの楽曲が好きになったのもあの時の影響もかなりあるかも。30代半ばからスナックやラウンジに行くことはなくなったけど、たまに懐かしくなる。この曲は女性が男に振られて、その男を諦めようとコミカルに歌う楽曲です。飲み屋では盛り上がる曲。B面「十九の浮草」作詞 牧喜代司さん 作曲・編曲 袴田宗孝さんこの曲を最初に発売したのはSP盤で1957年5月15日にマーキュリーから発売。EPとして発売されたのは1961年7月に東芝から発売。SP盤の時点で大ヒットとなり、EP盤の時代になって再録音して大ヒット。19歳の女性が流しでギター弾いて街を流れていく悲しさを歌っています。
2021年05月26日
山本リンダさんの49枚目のシングル。1曲目「真夜中のピエロ」作詞 田久保真見さん 作曲 樋口義高さん 編曲 今泉敏郎さん作詞の田久保真見さんは2016年に堀内孝雄さんに書き下ろした「空蝉の家」で第49回作詞大賞の大賞を受賞しました。昭和の大御所作詞家の先生たちが亡くなっていく中、今はこの田久保真見さんの勢いが凄い。良い歌詞をすごい数、書き上げています。大賞を受賞した「空蝉の家」は堀内さんの作ったメロディーと相待ってじんわり感動できる名曲になっています。他にすぐに頭に浮かぶのは森進一さんに書いた「月のエレジー」です。この曲も本当に名曲です。この「真夜中のピエロ」は軽いロックテイストの大人の歌謡曲です。シャンソン歌手としてひとつの世界を確立した山本リンダさんの今の歌唱が楽しめます。初期の甘いアイドル歌唱、中期の激しい歌唱、そしてシャンソンを丁寧に歌い上げる現在。幅広い歌唱を使いこなせる数少ないシンガーだと思います。2曲目「真夜中のピエロ(オリジナルカラオケ)」3曲目「真夜中のピエロ(一般用カラオケ)」4曲目「風のアンサンブル」作詞 川井みらさん 作曲 馬飼野俊一さん 編曲 今泉敏郎さん作曲の馬飼野俊一さんと言えば、編曲家のイメージを強く持ってる人が多いと思う。作曲した曲で有名なのはチェリッシュの数曲のヒット曲や野口五郎さんのヒット曲など多くありますが、やはり編曲家としての偉大さがまず頭に浮かぶ。天地真理さんの「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「恋する夏の日」、そしてB面の超名曲「もの想う季節」「わたしの場合」の編曲は特に素晴らしい。ジローズの「戦争を知らない子供たち」も馬飼野俊一さんの編曲。美川憲一さんの「さそり座の女」も馬飼野俊一さんの編曲。森進一さんの「旅路のはてに」「故郷」「襟裳岬」「別れの接吻」と言った名曲もそうです。この「風のアンサンブル」では作曲のみ担当でアレンジは違う人に任せています。メロウで美しいメロディーと柔らかいアレンジ、優しい歌詞をソフトに歌い上げる山本リンダさん。ファルセットの美しさにも惹かれます。
2021年05月24日
1984年10月1日発売の島倉千代子さんの大ヒットシングル。A面「夢飾り」作詞 里村龍一さん 作曲 浜圭介さん 編曲 桜庭伸幸さん1981年4月発売の「鳳仙花」の大ヒットから、しばらく静かな演歌調の曲が続いていましたが、(「みちのく十綱橋」「ためいき橋」「流氷岬」「母子星」「恋椿」)「積木くずし」だけはフォーク、ポップス調のバラードでした。そしてこの「夢飾り」は歪みギターとロック調のリズム隊とアレンジです。それまでのイメージと少し違ったのが大ヒットに繋がったのかも知れない。60万枚以上の大ヒットになりました。アレンジも歌メロもキャッチーで売れて当たり前のようにも感じる。島倉さんの歌唱も小気味よくリズミカルで素晴らしい。B面「あなたの小樽」作詞 池田充男さん 作曲 市川昭介さん 編曲 池多孝春さんこれまでのシングルの流れだと、この曲がA面だと自然な流れのように思える。最初はこの曲をA面扱いとしてレコーディングしたのかも。「夢飾り」をレコーディングしたら、良かったのでレコード会社も勝負に出たのかも知れない。この「あなたの小樽」ももちろん市川昭介さんのメロディーを筆頭に売れそうな曲作りになってると思う。昭和ムード歌謡調のアレンジもいい感じです。
2021年05月23日
松原のぶえさんの2010年10月6日発売のシングル。2009年に大きな手術をして、その翌年に発売されました。1曲目「阿修羅海峡」作詞 喜多條忠さん 作曲 弦哲也さん 編曲 桜庭伸幸さんレジェンド作家陣が作り上げた楽曲なので駄作なわけがない。大きな手術や週刊誌記事で問題になった事件を経て松原のぶえさんの完全復活のための楽曲のようにも思える。歌詞も深くメロディーはドラマチック、アレンジは派手に作られています。松原のぶえさんの声や歌い回しは好きなので、何度か松原さんの楽曲の事は書いたように思う。2曲目「雨のレクイエム」作詞 Non 作曲 小林勇仁さん 編曲 斎藤功さんこの曲は愛沢竣也さんとのデュエット曲。愛沢竣也さんは松原のぶえさんの事務所「のぶえオフィス」の所属歌手です。松原のぶえさんの付き人から歌手になったそうです。この曲はラテン系ムード歌謡です。バンドネオンをフィーチャーしたタンゴ調の楽曲。二人のハーモニーの美しさは抜群です!
2021年05月21日
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