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松田聖子さんの16枚目のシングル。1984年2月1日発売。松田聖子さんの事を前に書いたのは81枚目のシングル「永遠のもっと果てまで」の事だったと思う。その曲は31年ぶりにユーミンが作曲を担当した曲。「永遠のもっと果てまで」は2015年発売です。松田聖子さんにユーミンが書いた曲のシングルは全て買って持ってます。編曲はもちろん松任谷正隆さん。ユーミンが松田聖子さんに書いたシングルは8枚。その8枚の中で良く聴くのはやはり一番新しい「永遠のもっと果てまで」です。アレンジも凄く良いしメロディーは天才。そのカップリング曲の「惑星になりたい」はユーミンの提案で編曲を中田ヤスタカさんが担当!松田聖子さんには斬新なエレクトロニカな楽曲です!こんな音にも松田聖子さんのボーカルは違和感なくハマるのも凄い。A面「Rock'n Rouge」作詞 松本隆さん 作曲 呉田軽穂(松任谷由実)さん 編曲 松任谷正隆さんユーミンが松田聖子さんに書いた曲の中で一番聴かない曲なので敢えてアナログ盤出してきて何度か聴いた。80年代にユーミンが松田聖子さんに書いた曲の中で一番多く聴くのは「小麦色のマーメイド」かな。松田聖子さんのヒット曲の中で一番好きな曲。1982年7月21日発売で、その1ヶ月前に発売した松任谷由実さんの13枚目のアルバム「PEARL PIERCE」の中にそのまま入っててもしっくり来る大人っぽい曲。メロディーは天才すぎるし、編曲は完璧すぎる。「小麦色のマーメイド」の松田聖子さんのボーカルも素晴らしいの一言です。ユーミンの作る気だるい系の曲がたまらなく好きな自分はこの曲にはハマりまくりでした。その頃のユーミンの気だるい系の曲なら「夕涼み」「ランチタイムが終わる頃」「グレイス・スリックの肖像」「TYPHOON」辺りになると思うけど「TYPHOON」と「夕涼み」は別格に好き。「Rock'n Rouge」はどうして一番聴かない曲なのだろと思いながら聴いてたけど、キャッチーであまりにもPOPだからかも知れない。ユーミンはヨーロピアンディスコのようにしたかったのでアレンジもそんな感じに。少し前に書いた「Sylvie Vartan」もその頃はヨーロピアンディスコに傾向してた。ABBAとかが代表的。今日、聴いててイントロからカッコイイし、ストリングスのアレンジとリズム隊もめちゃくちゃ良い!ユーミンらしさ全開とまで行かないけどメロディーは文句なしに良い!B面「ボン・ボヤージュ」作詞 松本隆さん 作曲 呉田軽穂(松任谷由実)さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲、こんなに良かったんだと感動だった。A面自体をあまり聴いてなかったので、この曲もあまり聴いてなかった。アレンジの気だるさも良い感じだし、1983年12月発売のアルバム「VOYAGER」に入ってても違和感ないメロディーとアレンジだと思う。
2024年11月21日
2012年3月14日発売の松任谷由実さん41枚目のシングル。ミヤコ蝶々さんの生涯を描いた昼ドラ「鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記」の主題歌のために作られた曲。ミヤコ蝶々さんの事は凄く好きでブログでも何度も書いていますが、このドラマは観てなかった。地上波のテレビを観る事がほとんどない毎日なので、放映されてるのは知ってたけどなかなか昼間だと言うのもあって結局、観る事はなかった。Blu-rayで全話BOXで発売されたら買って観ようかと思ったりしてたけど発売されなかったようです。ミヤコ蝶々さん役は宝塚歌劇85期の映美くららさんでした。85期は凄く好きで応援してた期です。映美くららさんは85期の中でスピード出世してトップ娘役になりました。85期で特に好きだったのは、七帆ひかるさん、大海亜呼さん、舞咲りんさん、山科愛さん十輝いりすさん、音乃いづみさんです。85期が活躍してた頃の宝塚歌劇は毎月、何度も劇場に通って観てました。その頃の雪組と宙組が好きだったので好きなジェンヌも偏ってしまう。今は特に好きな組ってのもなくなってしまったし、劇場に行く回数が以前の半分以下になった。「鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記」の話はここまでで。1曲目「恋をリリース」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん当時あんまり聴いてなかったのですが、最近この曲よく聴くようになった。ブラスセクションのアレンジがめちゃカッコよく、リズム隊のアレンジも最高です。リズム隊は河村 "カースケ" 智康さんと美久月千晴さんです。そしてキーボードは松任谷正隆さんが弾いてます。正隆さんはエレクトリック・ギターも鳥山雄司さんと二人で弾いています。この曲はアルバムには未収録です。超名盤の2011年4月「Road Show」と2013年11月「POP CLASSICO」の間に臨発的に発売されたシングル。40周年を迎えたユーミンの才能が枯渇するどころか、以前以上に名曲を作り始めた頃。2009年の「そしてもう一度夢見るだろう」からは特に本当に名曲だらけで「そしてもう一度夢見るだろう」「Road Show」「POP CLASSICO」「宇宙図書館」「深海の街」とアルバムが出るたびにどんどん深くハマってきてる。1999年「Frozen Roses」からのアルバムはどのアルバムも本当に良く聴いてる。来月、武部聡志さんが書いた「ユーミンの歌声はなぜ心を揺さぶるのか」と題された書籍が発売される。天才ピアニスト、編曲家の武部聡志さんは以前からユーミンの歌声の凄さを語ってました。今回、書籍にしてユーミンの歌声の分析をどう書いているのか読むのが楽しみです。「日本で一番多くの歌い手と共演した音楽家が語る」と帯にも書かれてて、本当に武部さんは数え切れない一流アーティストのアレンジ、プロデュースをしてきた。ユーミンが作った曲はユーミンの声でレコーディングされる事で完結すると思ってる。他のどんな上手い人が歌ってもユーミンの楽曲はユーミンが歌わないとまったく感動しないのがいつも不思議に感じてる。2曲目「夜明けの雲」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん「POP CLASSICO」の10曲目に収録されてる曲。「POP CLASSICO」の9曲目「Early Springtime」、10曲目「夜明けの雲」、11曲目「シャンソン」、そしてラスト曲12曲目「MODÈLE」のアルバム終盤の流れが強烈すぎて、どんだけ才能が有り余ってるんだよ?!って思ってしまう流れ。歌詞もメロディーも完璧を通り過ぎてる。「POP CLASSICO」には聴くたびに胸が熱くなる超名曲「愛と遠い日の未来へ」と「Laughter」も収録されています。正隆さんのアレンジの凄さも改めて感じる曲たちです。本当に凄いアルバムだと思う。
2024年10月27日
1999年11月7日発売の30枚目のアルバム「Frozen Roses」4曲目に収録されてる曲。この曲は「YUMING SPECTACLE SHANGRILA」のために書かれた曲で凄い演出の中で歌われるインパクトの大きかった曲。この曲のMVがあった事を思い出して「シャングリラ1999」のDVDの最後に入ってた「Rāga#3」のMVを観てた。この曲はイントロから鳥肌もののカッコ良さで、発売当時よりも今の方がずっと楽曲の良さが分かる気がする。「FROZEN ROSES」からある意味、新生ユーミン的なイメージがあって当初は違和感感じた部分もあったのですが、結局はこのアルバム以降の凄さに平伏してしまう^^;一番何度も聴いていた「悲しいほどお天気」〜「DA・DI・DA」よりも2000年代以降のアルバムばかり聴くようになるとは思わなかった。自分にとってのベストアルバムをあげるとベスト10まで2000年以降のアルバムばかりになる。2016年の「宇宙図書館」が1番!っていうのは次のアルバムが出るまで変わる可能性はない。「POP CLASSICO」「そしてもう一度夢見るだろう」「Road Show」「深海の街」の4枚は天才すぎるアルバム。20代の頃にハマりまくってたユーミンがこの歳になって、あの時以上にハマるとは思わなかった。いろんなジャンルの音楽にハマりまくって最後はユーミンに戻ってきた感じ。「FROZEN ROSES」も捨て曲なんてありえないほど名曲の宝庫です。この前のツアーで毎回感動しまくった「Now Is On」、どの部分を取り出して聴いても文句ないカッコ良さの「Lost Highway」、カッコ良すぎて泣きそうなる「Sweet Surrender」も最高です!最初は何とも思ってなかった「Spinning Wheel」は泣けて仕方ない曲。メロディーが天才すぎて鳥肌立ちっぱなしの「8月の日時計」、ストレートなROCKでもユーミンのカッコ良さが証明できた「恋は死んでしまった」、こんなおしゃれな曲書けるのはユーミンだけじゃないかと思ってしまう「巻き戻して思い出を」と「Blue Rain Blue」の2曲も聴き飽きることはない。ラストの「流星の夜」は渋いアレンジと天才的な楽曲の構成。ま、全てこの凄さが成立してるのは松任谷正隆さんの天才的な音楽性があってこそですが。「Rāga#3」のことだけ書くつもりがアルバム「FROZEN ROSES」の強烈な凄さを書かずにいられなくなった。「Rāga#3」のMV(この映像はDVDプレイヤーのテレビCMでよく流れてたから、知ってる人も多いはず)(「YUMING SPECTACLE SHANGRILA」で「Rāga#3」を歌う場面。 これとまったく同じ演出が2007年の和央ようかさん・花總まりさんが東京フォーラムで コンサートをした時に花總まりさんの登場シーンに使われた。客席から花總まりさんがクレオパトラの 衣装を身につけて男たちに担ぎ上げられ登場した。こんな所にもユーミンの影響があるのか!と 当時驚いたのを思い出した)(このイリュージョンも「Rāga#3」の中です。これも凄すぎた)
2024年08月15日
松任谷由実さんの6枚組アナログボックスが届いた!5000セット完全限定のBOXです。6枚のA面B面全て聴き終えたら5時間近くの時間が経っていた。最初は1日に2枚ずつぐらい聴くつもりが、勢いで全て聴いてしまった。(ど迫力のBOXです!)2022年10月4日に発売されたCD3枚組とは曲順もまったく違うし、アナログ用に最新マスタリングしているので聴いた印象がまた違っていてどの曲も聴き入ってしまった。とにかく素晴らしい音!!こんな良い音で再び聴けるとは・・・。このアナログボックスのためにレコード針も買い換えた。ユーミンの音楽は最新技術でハイレゾ、Dolby Atmosの立体的な音楽などで聴くのにも適してるし、空気ごと震えるようなアナログ盤で聴くのにも適してる特別な音楽だと実感した。「宇宙図書館」「深海の街」もアナログボックスを買って聴いていますが、その2枚も本当に素晴らしい音で今ではアナログ盤で聴く事の方が多い2枚になった。「そしてもう一度夢見るだろう」「Road Show」「POP CLASSICO」の3枚もアナログ盤を出して欲しい。この5枚は神的アルバムで特によく聴くアルバム。「そしてもう一度夢見るだろう」から「深海の街」の5枚は70年代後半から80年代前半のそれまで一番好きだと思ってたユーミンよりも確実に全てが凄いと思う。CD3枚組発売時には松任谷正隆さんとGOH HOTODAさんの対談などを興味深く聴いて丁寧で完璧な仕事している事はよくわかってましたが、今回のアナログ盤発売でもGOH HOTODAさんのyoutubeでの説明を聴いて期待が大きく膨らんでた。そして期待以上の音を楽しませてくれた。発売日が延期になるかも知れないほど松任谷正隆さんからOKが出なかった「最後の春休み」は全て聴き終えてからもう一度聴いてみた。アナログだと「さしすせそ」が問題になってカッティングが難航したとの事。最後に完成した「最後の春休み」を1979年に出たアナログ盤「OLIVE」のオリジナルヴァージョンと聴き比べたら興味深かった。ユーミンの声の印象がかなり違って聞こえた。1999年リマスターは特に好きなわけじゃなかったけど、今回のCD3枚組とアナログは最高です。CD3枚組に入っていない7曲がさらに追加されています。「ダイアモンドダストが消えぬまに(GOH HOTODA 2024 remix)」「BLIZZARD」「14番目の月」「COBALT HOUR」「少しだけ片想い」「12月の雨」「Autumn Park」まず!「Autumn Park」が最高です!曲自体最高なのですが、このアナログMIXで聴くとさらに泣ける。20代の頃に聴いた印象と、ここまで違って聞こえる楽曲もそんなに多くはない。全ての楽器の音のひとつひとつに無駄がまったくない。自分の中で年々、育ってきた曲のひとつです。「ダイアモンドダストが消えぬまに(GOH HOTODA 2024 remix)」は、昔でいう12inch Remix VersionとかExtended RemixとかDiscotech Mixとかめちゃくちゃカッコ良くなってたのが「COBALT HOUR」この曲自体、昔からカッコイイ曲代表って楽曲のひとつだけど、49年経っても色褪せる事なく最先端に思えてしまうメロディ、アレンジ、演奏。斎藤ノブさんのコンガ最高すぎる!!アナログで聴く「Forgiveness」…想像以上に最高だった。「宇宙図書館」はアルバムアナログボックスの聞こえる響きとはまた違っていて、大好きな曲なので3回針を落として聴いた。この曲は聴く季節も、聴く時間も、その時の感情も全て超越してしまう曲。このアナログボックスで最高の1曲を選べと言われたら迷う事なく「宇宙図書館」です。2番目に選ぶのは「ダンスのように抱き寄せたい」です。やっとアナログ化してくれた!「Road Show」自体、全曲アナログ盤で聴きたいし、発売してほしい。思ってた通りにこの曲のアナログでの音はCDの何倍も感動した。こうなったらアナログ盤で出ていないアルバムも全てアナログ化してほしい。GOH HOTODAさんのカッティングでアナログ化してほしい曲「シャンソン」「Lost Highway」「ただわけもなく」「Laughter」「流星の夜」「きみなき世界」「愛と遠い日の未来へ」「Northern Lights」「ピカデリー・サーカス」「Dangerous tonight」「夢を忘れたDreamer」「砂の惑星」「Flying Messenger」「Midnight Scarecrow」「RIVER」「Weaver of Love ~ ORIHIME」「Take me home」「巻き戻して思い出を」「コインの裏側」「July」「太陽と黒いバラ」「ありのままを抱きしめて」「哀しみを下さい」「110°F」「幸せになるために」「黄色いロールスロイス」「クロームの太陽」「HOZHO GOH (ホジョンゴ)」「恋の苦さとため息と」「夜空でつながっている」・・・・・・・・・期待を大きく超える今回のアナログ盤BOX歌詞ブックレットも新たな写真とメッセージを追加していた。次はホールツアーのような事をこの前のラジオでユーミンが話してた。できるだけいろんな街でユーミンの歌を聴きたいと思ってる。
2024年06月26日
1995年12月5日発売の松任谷由実さんのアルバム「KATHMANDU」のラストに収録されている曲。今の初夏〜梅雨〜真夏へと移ろって行く頃に聴きたくなる曲。アニメはほとんど観る事がない自分がユーミンファンの友人に誘われて観に行ったアニメ映画の主題歌にもなっていた曲。映画はホタルの話。タイトルは「PIPI ピピ とべないホタル」で原作はある小学生の先生がいじめを教室から無くしたいという想いで学級新聞に書き綴って掲載していた作品。羽化する時に羽根が歪んでしまって飛べない姿で成虫になったホタルの話。一度、観たきりなのでぼんやりとしか憶えていない。自分が昆虫好きなのもあって登場するのはほとんどが昆虫なのもあり良い印象として記憶にある。この映画の最後に流れるのがこの「Weaver of Love ~ ORIHIME」「和」や「ASIA」を全面に出したユーミンの世界もカッコ良すぎる!「Weaver of Love ~ ORIHIME」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんアルバム「KATHMANDU」を初めて聴いた頃は正直、はまる事なく聴き流すように聴いてた。(今は全曲通して聴きまくるほど大好きなアルバムになっていますが…)メロディーの美しさにまず惹かれ、歌詞の素晴らしさにも惹かれ、アレンジと演奏の凄さにいつの頃からか完全に虜になってしまってた。1996年〜のコンサートツアー「KATHMANDU PILGRIM」ではコンサートの最後に民族音楽の打楽器とコーラスのみで歌ったのがカッコ良かった!幻想的な映像と衣裳とダンス、そして演出の凄さに惹きつけられた。このコンサートは一度しか観れなかったのが残念。Keyboard & Programming 松任谷正隆さんSynthesizer・Programming & Operating 山中雅文さんE Bass Leland SklarE Guitar 松原正樹さんPercussion Michael Fisherユーミンは初期の頃から「和」のメロディーと歌詞の楽曲はありますが、その全てが名曲と言っても過言じゃない。最近では「散りてなお」も素晴らしい曲です。本当に、良い曲ばかりです。ツアーパンフより
2024年06月21日
昨夜は中島みゆきさんのコンサートの最終日に行ってきました。数日前は台風で新幹線止まらないか…ひやひやしてたけど問題なく東京に着くことができた。終演後は友人と待ち合わせてしてたので急いで六本木へ向かった。東京国際フォーラムから日比谷線まで凄く近いようで意外と遠い。前は有楽町線の地下入り口から地下のまま行こうとして迷ったので余計に時間がかかって、今回は地上で、まず東京宝塚劇場の方を目指して歩くと問題なく早く日比谷線にたどり着けた。東京宝塚劇場は通い慣れてるのでJR有楽町駅の前にさえ行けば勝手に足が劇場に向かう。最近は東京まで宝塚歌劇を観に来る事はなくなったけど、宙組に七帆ひかるさんがいる時や水夏希さんが雪組トップの頃はかなりの回数、東京公演を観にきてた。水夏希さんの退団公演千秋楽も東京宝塚劇場で観劇した。六本木でいつものきんちゃんの店で夜中まできんちゃんも含めて話し込んでいました。6月23日にはきんちゃんのバンドのライブを観るために再び東京に行きます。シグナルの住出さんと滝ともはるさんとサポートメンバーで演奏するバンドです。中島みゆき「歌会VOL.1」1曲目「はじめまして」2曲目「歌うことが許されなければ」3曲目「倶に」4曲目「病院童」5曲目「銀の龍の背に乗って」6曲目「店の名はライフ」7曲目「LADY JANE」8曲目「愛だけを残せ」休憩9曲目「ミラージュ・ホテル」10曲目「百九番目の除夜の鐘」11曲目「紅い河」12曲目「命のリレー」13曲目「リトル・トーキョー」14曲目「慕情」15曲目「体温」16曲目「ひまわり-SUNWARD-」17曲目「心音」18曲目「野ウサギのように」19曲目「地上の星」最終日なのでアンコールがあるかもと思ってたら今回もアンコールなしでした。一応、18曲目からアンコールっぽいけど舞台上はそのままバンドメンバーもいるので本編としか思えないし。さすがにアニメの映像で本編最後とは思えないから…。アニメ嫌いなのでそう思うだけかも知れないけど。まあ、アンコールのお決まり設定をみゆきさんが疑問に思ってアンコールなしのツアーも何度かあったから不思議ではないけど。(1984年〜85年頃)アンコール制度をなくしてからアンコールを復活させたのは「1985年 歌暦page'85」の国技館公演。あの時は本当にカッコよかった!1987年 「Suppin Vol,1 」のアンコールの時は客席の熱が凄かったのを思い出す。「毒をんな」で本編が終わると、MCから始まったアンコール。「さあ!ここから第二部が始まります〜!」って感じのMCをどの会場でもしてて、総立ちの観客の中、凄い歓声が起きていた。メンバー紹介してから「見返り美人」「やまねこ」「白鳥の歌が聴こえる」と強烈な曲の3連続で客席もみんな汗だくだった。「見返り美人」はもちろんカッコいい方のオリジナルバージョンで妙なセルフカバーバージョンではない。あの時はハンドマイクで歌う「不良」の時のみゆきさんのマイクケーブル捌きがめちゃくちゃカッコ良かった。モニターアンプに引っかからないようにビュンビュンとケーブルを投げ上げながらステージ狭しと歌い踊りながらのパフォーマンスは忘れられない。「Suppin Vol,1 」のバックバンドも最高だった!斎藤英夫さんのギター!Keyは重実徹さん!そしてエルトン永田さん!島村英二さんと伊藤広規さんのリズム隊!そして最高のバンマス、斎藤ノブさん!SAXは斎藤晴さん(今はHAL斉藤さん)・・・・1979年からみゆきさんのコンサート観てるけど、やっぱり結局は「Suppin Vol,1 」が一番好きなツアーです。1曲目が「噂」で始まるのも、これまでのどのコンサートのオープニングよりも最高にカッコ良かった。そして「1987年 Suppin Vol,1 TOUR SPECIAL」の国技館4daysはホールツアーの時よりさらにブラッシュアップさせライティングも凄くなってたしアンコールの構成が変わってたのも良かった。音圧も凄かったので観客の熱狂度が強烈でした。いつかまた「36.5℃」「miss.M」からの曲をアレンジをいじらずに聴ける事があればうれしいけど。今回のツアーは「ひまわり-SUNWARD-」を久しぶりに生で聴けたのが良かった。「店の名はライフ」は「 LOVE OR NOTHING TOUR」の時のアレンジが好きだった。やっぱり斎藤ノブさんのコンガは必要だなと思いながら聴いてた。
2024年06月02日
ユーミンの2023年アリーナツアーのBlu-rayが発売された!(特典でついてた大型ジャケ写)2023年度のソロアーティスト動員ナンバー1を獲得した松任谷由実さんのライブBlu-ray。5月13日ぴあアリーナから12月28日名古屋ガイシホールまで54本、57万人以上を動員したコンサートツアーでした!69歳だったユーミンが作ったこの記録を超える事が出来るのは、60代以上の女性シンガーではユーミンの記録更新しかないと思う。このツアーはユーミンはまだまだ動員に余力がありそうだった。どうしても行きたかった4回あった日本武道館公演は立ち見すら取れなかった。地元の神戸ワールド記念ホールも4回のうち3回観る事ができたけど、あと1回はどうあがいても取れなかった。8公演観る事ができたけど、東京と横浜はまったく取れずに行けなかった。追加公演で武道館をあと4回やっても即売り切れただろうな・・・。大阪城ホールは6回ありましたが、半分の3回は取れた。10回は観たいと思ってた最高のショーだったけど8回行く事が出来たので良しとする。8回観て飽きるどころか、まだまだ回数増やしたいと最後まで思える内容だった。自分が観た8回のどこの会場もすごい熱量で会場の10000人全員がユーミン愛を物凄いパワーでステージに注いでるのが感じられた。69歳でもあれだけ楽しませてくれて、感動させてくれて汗だくでステージを走ってるユーミンを観ると本物のプロってこんな人なんだと泣きそうになりながらステージを観てた。セットリストも考え抜かれてて曲順の流れが回数観るたびに、その意味や深さを感じられて感動も増していった。(「TYPHOON」のムービングライトの演出も進化していった)最初に見た5月28日大阪城ホールからどんどん進化して行くステージ。10月9日に観た広島辺りからより洗練されていった印象。演出もライティングも曲アレンジも素晴らしくなっていく。レーザーも演出と数を変えるだけで劇的に違っていった。ライティングの美しさも異常なほどに洗練されていった。毎回、こんなに凄くて9900円???って観終わった後に友人とよく話してた。あまりにもセンスが良く何もかも規模が凄すぎて会場に入った瞬間から圧倒されてた。武部聡志さんを筆頭としたバンドも本当に最高だし、パフォーマーの若者達も素晴らしかった!ユーミンの舞台に関わってる人全てが物凄いプロフェッショナルな事に毎回感動した。(「青いエアメール」の時の新緑の季節から桜の季節への四季の移り変わりの映像も毎回鳥肌でした)(ドラゴンに乗って歌うのはユーミンが最初でした。 1981年「水の中のASIAへ」のツアーで、まだ発売される前の「REINCARNATION」を ドラゴンに乗って歌った。)(1981年「水の中のASIAへ」ツアーからちょうど10年後。 宝塚歌劇月組公演ショー「ブレイク・ザ・ボーダー!」の中でトップスター涼風真世さんが ドラゴンに乗って歌った。涼風真世さんはユーミンが楽曲提供した「PUCK」でも主演していて ユーミンとも関わりが強いイメージが当時あった。 涼風真世さんが好きだったので「ブレイク・ザ・ボーダー!」も3回劇場で観てるし、 「PUCK」も劇場で観た作品)(「ブレイク・ザ・ボーダー!」を劇場で観た時は「水の中のASIAへ」ツアーのオマージュのように 感じた。このショーと芝居は「銀の狼」でその作品も凄く好きな作品)自分が観たどこの会場でもWアンコールの時に観客からの物凄いパワーでユーミンは毎回、感情が溢れ出て素晴らしいMCを聞かせてくれた。このBlu-rayが収録された横浜アリーナのWコールのMCも感動的です。1989年4月1日に開業した横浜アリーナのこけら落とし公演はユーミンでした。「Delight Slight Light KISS」のツアーの一環でツアーの最後の4公演が横浜アリーナ公演。4月1日、2日、4日、5日の4日間。日本武道館公演を8公演した後が横浜アリーナでした。翌年の「LOVE WARS ツアー」でも横浜アリーナで4公演開催された。次はホールツアーなのだろうか。ホールツアーだともっと小さな街でも開催してくれるのがうれしい。2022年〜23年の深海の街ツアーは28カ所、63公演もしてくれた。神戸国際会館2daysが最終地点だったのもうれしかった。その前のホールツアーは2016年〜17年「宇宙図書館ツアー」で42カ所81公演!60代のシンガーで1ツアー81公演は驚異的です。それも全てソールドアウトだったのが凄い。最近はホールツアーとアリーナツアーを交互にやってるので、次はホールのつもりでいるんだけど、また大規模なアリーナツアーになるかも知れないし…。実際に会場であの空気感を体感した57万人には、このBlu-rayは炎の熱の伝わりやフリフラの光の波や、幻想的なレーザーや、客席の集中力と熱を思い出しながら感動できる。毎回、ドラゴンが登場した時の凄いどよめきも懐かしい・・・。【プロデュサーの松任谷正隆さん「DIRECTOR’S NOTE」ブックレット】このブックレットもすごく興味深く読みました。松任谷正隆さんはアレンジャーとしてもプロデューサーとしても本物の天才だと思ってるので、そに人が語る言葉は重さと有難さを感じる。ブックレットに掲載されてる写真もめちゃくちゃイイ!【特典ディスク】このBlu-rayは本編と特典ディスクの2枚組です。この特典ディスクが本当に良く出来てて2回通して観ました。リハーサルから千秋楽の名古屋までを収録してあって、時系列にロードムービー的なドキュメントではなく作り込まれた内容でした。ユーミンの丸くなった人柄の良さも凄く伝わってくる作品。丸くなったと書いたのは、1982年PEARL PIERCEツアー辺りから1ツアー何度か観るようになって(それまでは神戸か大阪で一度観るのみでした)、尖ってるユーミンを何度も観てたし、そのカッコ良さにもハマってた。マンモウチェックとかふつうにMCで話してたし、もっと際どい事もいろいろ話してた^^;70分も収録されてるこの特典ディスクだけでも5000円の価値は余裕である。Blu-rayの映像も音質も本当に最高です!廃盤になってる1982年「昨晩お会いしましょう」ツアーのVHSと1981年「水の中のASIAへ」ツアーのVHSを現代のリマスター技術で音も映像もリマスターして、ノーカットでBlu-ray化して発売してくれたら最高なんだけど。特に「昨晩お会いしましょう」ツアーは本当に好きだったので、1曲目の「カンナ8号線」もあのダミーのユーミンを使った演出のオープニング映像で収録してほしい。「夕闇をひとり」と「手のひらの東京タワー」「 A HAPPY NEW YEAR」の3曲の追加収録だけでもいいから。2023年12月28日名古屋での千秋楽から約40日後には、ユーミンはもうまったく違うライブを開催していました。全8公演
2024年05月31日
松任谷由実さんの2024年5月29日発売のシングル。この曲は能登半島地震災害義援金のためのチャリティシングル。1曲目「acacia[アカシア]」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこれまでユーミンはチャリティという事には腑に落ちないものを感じて参加することがなかったそうです。なぜ、今回チャリティをする事になった想いが歌詞カードに掲載されています。この曲はデビュー間もない頃に能登の海岸で見た群生してるアカシアの花に感動して作った曲。2001年発売の31枚目のアルバム『acacia (アケイシャ)』のタイトルナンバー。アルバム「acacia (アケイシャ)」はカッコいい曲が詰まっています。特に好きな曲は2曲目「哀しみを下さい」、3曲目「110°F」、4曲目「リアリティ」、5曲目「MIDNIGHT RUN」、6曲目「acacia [アカシア]」7曲目「Summer Junction」、10曲目「Lundi」、12曲目「幸せになるために」、14曲目「PARTNERSHIP [after]」・・・ほとんどの曲が特に好きな曲で、他の曲はかなり好きな曲^^;3年ほど前からこのアルバムを急に良く聴くようになったのは、自分がこのアルバムのカッコ良さを理解する事にやっと追いついたって感じがした。発売当時から好きではあったけど今ほど、このアルバムを特別視してなかった。ユーミンの曲って発売当時に何度も聴いてたはずなのに10年後、20年後に本当に心底感動する事が多い。その曲を作ってた時のユーミンに追いつけたような感覚を何度もしてる。「Autumn Park」って曲なんて発売した1986年には「良い曲だなぁ〜」って程度だったのがそれから20年以上経ってからイントロ聴くだけで泣けるようになる。今、例えとして頭にパッと浮かんだ「Autumn Park」の事を書いたけど、そんな曲が山ほどある。何度も書いてるけどユーミンは2009年「そしてもう一度夢見るだろう」以降の5枚アルバムが全て天才すぎて多分、これから先、自分が死ぬまで飽きる事は絶対にないと言い切れる。1980年代すぐにユーミンのコンサートに行くようになったけど、あの頃から25年近く経って2024年、今のユーミンが一番良い!と思えるなんて想像できるわけがない。昨年の「THE JOURNEY TOUR」なんて毎回、感動と楽しさと有難さを感じてユーミンの人柄にもどんどん惚れていくツアーだった。今日Blu-ray「THE JOURNEY TOUR」も届いて観てたけど、あんなに何度も観たライブなのに新鮮に感じるしラスト曲を観終わったら、またすぐに1曲目から観たくなる麻薬のようなライブ。Blu-rayで観ても「ただわけもなく」「Now Is On」「さまよいの果て波は寄せる」の3曲は特に泣ける。2曲目「春よ,来い(Nina Kraviz Remix)」作詞・作曲 松任谷由実さん少し前にパルコの55周年のイベントで「YUMI MATSUTOYA x NINA KRAVIZ」が配信されたのを観て、今をときめく世界的テクノDJのNINA KRAVIZと意気投合してその場で次のコラボの話をしてしまうとか、ユーミンの感性は国も年代も時代も全て突き抜けてるんだと思って生配信を観てた。「ユーミン乾杯!! ~松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム~」にすでに収録されてた曲だけど、こうやってアルバムの流れじゃなく「acacia」の次に「春よ,来い(Nina Kraviz Remix)」が流れ出すとまた全然違った感覚で聴けた。次、本当に「不思議な体験」をNina KravizがMIXしたら、どんな事になるのか楽しみでしかない。年々、日に日に・・・ユーミン熱がやばくなってきてるのを感じる。今のユーミン最高です!(2001年「acacia ツアー」パンフより)
2024年05月29日
夏木マリさんの1979年3月21日発売の15枚目のシングル。A面、B面ともに中島みゆきさんのカバー。A面「さよならの鐘」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さんこの曲は1978年にグラシェラ・スサーナのために中島みゆきさんが書き下ろした曲。翌年の1985年4月にも中島みゆきさん本人がアルバム「御色なおし」の中でセルフカバーしています。グラシェラ・スサーナのバージョンはシンプルで静かなアレンジです。サビの息継ぎが苦しそうだと言う点と間奏がちょっと適当な印象しかあまり残っていないけど、夏木マリさんのバージョンはオケもアレンジも凝っていてドラマチックです。あの息継ぎが大変そうなサビもすんなり歌い上げています。オリジナルとメロディを少し変えてる点が多少、気になるけどシャンソンのように作り込まれてるのでメロディーを変えたのも効果的なのかも知れない。本家、中島みゆきさんのセルフカバーバージョンはかなり派手にロック色も強めでインパクト大。アレンジは 山下三智夫さん&クリスタルキングが担当しています。中島みゆきさんが「さよならの鐘」を初めてライブで歌ったのは1979年の秋の全国ツアー。コンサートもラスト間近かにみゆきさんの弾き語りで歌われた。イントロは鐘の音を表現しているように、5弦、6弦のみ白玉で4小節弾いてからアルペジオで歌が入るアレンジ。この時から「♪ 私のすべて〜あなたがすべて〜」まで最後まで一息で歌っていました。2番終わりの間奏はAメロをギターで演奏。次に歌われたのは1985年「のうさんきゅう」ツアー。この時はセルフカバー曲のメドレーの中で歌われた。「最愛」を1コーラス歌った後に派手にブラスセクションの演奏が入って2番から歌った。「♪思い出すたびに泣いて暮らすは」から。歌の中でトランペットがかなり目立って入ってくるアレンジでした。それからは1991年「夜会VOL.3 KAN(邯鄲)TAN」までセットリストに入ってなかった。B面「朝焼け」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さん1977年6月発売3rdアルバム「あ・り・が・と・う」のB面1曲目収録のカバー。この夏木マリさんのバージョンのアレンジは秀逸です。コンガの音が心地良く、ひょっとして斎藤ノブさんだったりして。ラテン歌謡なカッコイイアレンジで大好きなバージョンです。オリジナルの「朝焼け」は当然、最高です!もの凄い回数聴いてると思う。ブルースハープが楽曲の印象を更に良いものにしています。それとストリングスのアレンジが美しくて凄く好き。「朝焼け」は1978年春のツアーでの演奏がインパクトが強かった。ギターをポロンと鳴らすといきなりブルージーなスキャットを歌い出すイントロは最高でした。ギター1本で歌う「朝焼け」が凄く好きだった。あのギター1本で歌う「朝焼け」はもう二度と聴けそうにないなぁ。次は1984年「明日を撃て!」ツアーの中で歌われました。この時はコミカルなMCで始まる構成でした。ウクレレのストロークから始まる編曲。落ち着いた大人のラテンの演奏でこのアレンジも好きだった。曲中もかなりウクレレの音を前に出しています。「夜会VOL.6 シャングリラ」の中でも歌われた。
2024年05月04日
2002年5月10日に「香港コロシアム」で海外公演を開催した時に制作された香港限定のベスト盤。「acacia Tour」の流れで開催された香港公演でした。と言っても日本の千秋楽の2001年10月27日から半年以上先の開催です。選曲は「acacia Tour」のセットリストに入っている曲を中心に選曲。1曲目「春よ、来い」2曲目「やさしさに包まれたなら」3曲目「ルージュの伝言」4曲目「冷たい雨」5曲目「あの日にかえりたい」6曲目「守ってあげたい」7曲目「7truths 7lies~ヴァージンロードの彼方で」8曲目「真夏の夜の夢」9曲目「夕涼み」10曲目「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」11曲目「カンナ8号線」12曲目「Save Our Ship」13曲目「青い船で」14曲目「卒業写真」15曲目「ANNIVERSARY」16曲目「Destiny」17曲目「acacia [アカシア]」この曲順であまり聴く事はないと思う。初めてユーミンの音楽に触れる人には凄く良い曲順だと思う。取っつきやすい曲がほとんど選曲されてて、ツアーのセットリストに入っていないメジャーな曲も数曲入っています。CDの1曲目だけはツアーセットリスト1曲目の「7truths 7lies~ヴァージンロードの彼方で」にすればいいのに。ツアーセットリストに入ってた「Summer Junction」「110°F」「LATE SUMMER LAKE」や「あなただけのもの」のようなややマニアックで渋めの曲は外されてるのは残念。「Save Our Ship」「青い船で」「acacia [アカシア]」が入っているのはイイ!この「グレイテスト・ヒッツ」を通して聴いてみて最後に流れてくる「acacia [アカシア]」が本当に好きな曲だと実感。その時々で自分の置かれてる場所や精神状態で様々な答えや癒しを与えてくれる曲です。ユーミンの書く歌詞は、簡単な言葉で分かりやすそうなんだけど、心の深い場所で小さい元気をいっぱい作り出してくれる。ユーミンの紡ぐ言葉が最近特に全身に染み込んで、いろいろあって疲れてた心を柔らかくしてくれる。そして言葉以上にメロディーが傷を癒してくれる。10代後半〜20代半ばまで深くハマってたユーミン。2000年代になって(特に2010年代)になってあの頃以上に深くハマっているのが凄く不思議な感覚。この年で再びユーミンの音楽に癒される時が来たのは自然にこのまま最後の日まで聴き続ける音楽の一つになった証。(2001年「acacia Tour」)この前「巻き戻して思い出を」を聴いてて、この曲に引き出されたように完全に忘れ切ってた大切な事を思い出せて心底ユーミンの音楽に感謝した。どうして忘れたのか、自分で忘れようとしてたのかも分からないけど記憶から完全に消えてた。死ぬまでに思い出さないといけない事だったと今はわかる。記憶って不思議すぎる。思い出したくても思い出せない声や表情が何かのきっかけで怖いほどに鮮明に思い出せたりする。特に「声」は夢の中でその声で話しかけられて思い出す事もあった。そして一度、記憶に戻ってくるともう忘れない。「Forgiveness」を聴いてる時にも忘れてた情景や空の色やその人の笑顔を思い出せた事も最近あった。ユーミンは不思議すぎる。脳から記憶をつまみ出せる何かがユーミンの声にあるのかとSFチックに考えてしまう事もある。(2001年「acacia Tour」)
2024年04月29日
2011年5月に発売された単行本「聴くユーミン」に、このセルカバーを収録したCDが付いてました。『翳りゆく部屋 #2011』作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 松任谷由実さんオリジナルのアレンジと演奏が好きすぎて、初めてこのバージョンを聴いた時はピンと来なかった。それからほとんど聴くこともなく本の間に挟まったままのCDでしたが、なにげに久しぶりに聴いてみた所、以前聴いた物とまったく違ったように感じられた。編曲は至ってシンプルで演奏はピアノとオルガンのみ。ピアノ弾いてるのは、松任谷正隆さんなのか武部聡志さんなのかユーミンなのかわかりませんが、このピアノのアレンジが物凄く良い事にいまさら気づいた。そして、重なってくるほとんとベタ弾きで演奏されてるシンプルなオルガンの演奏。ベタ弾きのオルガンと対照的に次第に派手に動くピアノとユーミンのボーカルに引き込まれて感動した。本を買った当初はどこかで適当感とやっつけ感を持っていたのが大間違いだった事に今頃、気付かされた。 これ、凄いバージョンです。ユーミンの低音は何か心の奥が揺さぶられるような不思議なパワーがあって、忘れていた思い出や考え方や風景や思い出せなかった人の声などが、空から降ってくるように思い出させてくれる事が本当に多い。かなり前に亡くなった人の声を急に思い出させてくれた時は曲を聴きながら泣けた。脳に埋もれてた情報を呼び起こしてくれる力がユーミンの歌声にはある。松任谷由実コンサートツアー『深海の街』の」1曲目がこの「翳りゆく部屋」だった。あのツアーもかなり回数を観たのに、この曲を歌ってるユーミンの声に感動しすぎて毎回泣いてしまってた。歌は上手くはないよ。でもそんな事ではないもっと違う次元でユーミンの声は自分の心を豊かにさせてくれる。音楽をジャンル関係なくいろいろ聴き漁ってきた長い年月。この歳になって歌の上手さなんてどうでもいいような域に達してきたように思う。自分を感動させてくれる歌声は上手さを競い合うような歌ではないのがよくわかった。多くの人間が凄く歌が上手いと絶賛するような歌を聴いてもまったく何も感じない事が多いし、逆にその声を遠ざけたいと思う事もある。R&Bやジャズやスタンダードの豊かな声量と文句のつけようのないシンガーの歌は安らぎになる事も多い。自分がブログで書いているシンガーは自分にとって大切な歌声のシンガー。逆にまったく書かないシンガーはまったく何も感じない歌のことが多い。今は創作活動に入ったユーミンがどんな音楽を次に聴かせてくれるのかが一番の楽しみです。2000年代以降のユーミンは本当に自分好みの楽曲ばかりで聴き飽きることはない。(ちょうど「翳りゆく部屋」リリースされた1976年春のユーミン)
2024年04月23日
2004年6月9日発売の松任谷由実さんのDVDシングル。この曲は映画『天国の本屋〜恋火』の主題歌ですが、CDシングルカットせずにDVDシングルのみで発売。2004年11月発売のアルバム「VIVA! 6×7」にアルバムバージョンで収録。この曲も聴けば聴くほどに好きになり深さもわかってくる曲。名曲です!!1曲目「永遠が見える日(Movie Version)」2曲目「ピアノ組曲第10番「永遠」(オーケストラ・ヴァージョン)」作曲 松任谷正隆さん3曲目「「天国の本屋〜恋火」劇場予告編4曲目「永遠が見える日(映像特典・Studio Version 〜 Extra Version)」DVDのブックレットには「ピアノ組曲第10番「永遠」」のピアノ譜もあります。ツェルニーやハノンのような運指練習のような難しさに弾くのは断念^^;昔なら練習して弾けるようにがんばったと思うけど、今では聴くだけでいいや…とすぐに諦めてしまう。作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこのDVDシングルを買うと映画の割引券が封入されていましたが、映画はみにいかなかった。映画館では観なかったけどDVDが発売されたら必ず買うつもりでした。映画「天国の本屋〜恋火」の中で流れる音楽は全編、松任谷正隆さんの作曲した楽曲です。映画の内容はSFファンタジーで引き込まれ感動するのですが、何よりも映画音楽に釘付けです。ピアニストの話なので映画の中ではピアノ曲が多く流れます。サントラ盤のCDが欲しい。この映画のサントラ盤は発売されなかったような気がする。発売してたら絶対に買ってるはずなんだけど…。「永遠が見える日」はアルバムバージョンのMIXの方が自分は好きです。1曲目の「永遠が見える日(Movie Version)」は映画のラストのエンドロールで流れる。映画のラストシーンのストップモーションの後で流れ出すにはこのMovie Versionの方が良い。楽曲単体で聴くにはアルバムバージョンで聴くのが好きです。この手の映画では泣ける事はあまりないのですが、この映画は音楽の相乗効果で毎回ウルってなる。音楽の力の凄さを感じる映画でした。音楽の力といえば、世界的に大ヒットしてる「ゴジラ-1」ですが、この映画の中でも伊福部昭さんのあのゴジラのテーマやモスゴジ、キンゴジの楽曲が爆音で流れ出した時に毎回、涙が溢れた。(ユーミンとゴジラは同い年)「ピアノ組曲第10番「永遠」」は松任谷正隆さんが作曲したピアノ曲のオーケストラバージョン。映画のクラマックスで主演の二人が弾くのですが、感動的です。4曲目の「永遠が見える日(映像特典・Studio Version 〜 Extra Version)」はスタジオでマイクに向かってユーミンが歌っているレコーディング風景風のMV貴重なのはExtra Versionとも書いてある、ユーミンがローズピアノ1本で弾き語りしてるバージョン!「夏祭り」「花火」「天国」「命」・・・ユーミンの音楽が楽しめる映画もおすすめです。渋い役者も多く出ています。鰐淵晴子さん、吉田日出子さん、あがた森魚さん、根岸季衣さん、そして桜井センリさんと原田芳雄さん!ローズピアノで弾き語りこれは映画本編のエンドロール
2024年04月07日
2009年4月発売の35枚目のアルバム「そしてもう一度夢見るだろう」の中に収録された曲。この35枚目のアルバム自体、最近の5年で凄い回数リピートして聴いています。何度も書いてるかも知れないけどユーミンの2000年代からのアルバムがどれも素晴らしくてこんなに毎日のように聴いても感動が大きくなる。楽曲のクオリティはもちろん、正隆さんの編曲がどの曲も天才だと思って聴いてる。特にこの「そしてもう一度夢見るだろう」から2020年発売「深海の街」までの5枚にハマったまま抜け出せない状態でずっと聴いてる。「昨晩お会いしましょう」と「PEARL PIERCE」を超えるアルバムなんて作られるのかって思ってたのは20代の頃。完全に自分の中ではその2枚を遥かに超えて最近の5枚のアルバムは気に入ってる。「悲しいほどお天気」「時のないホテル」「昨晩お会いしましょう」「PEARL PIERCE」「NO SIDE」の5枚は今でも大好きで特別なアルバムですが、今のユーミンが一番カッコいいと思えるのはなんかうれしい。「昨晩お会いしましょう」のツアーを観てからそれまで以上に深くハマった時の事とか懐かしい。今日は明け方まで友人と飲みながらいろいろ話してた。かなり飲んだけどまったく酔えなかったのは何なんだろ・・・。(アルバム「そしてもう一度夢見るだろう」は超おすすめなアルバム)「夜空でつながっている」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんアルバムの中では地味な存在かも知れない。自分もこのアルバムが発売された頃は「ピカデリー・サーカス」「Flying Messenger」「まずはどこへ行こう」「黄色いロールスロイス」「Judas Kiss」などの派手目な曲に惹かれてた。聴き込む度に好きな曲がどんどん増えて今ではアルバムの10曲全曲自分の中では松曲になった。「夜空でつながっている」はハウスのCMでも流れてた曲だけど、その頃はあまり印象に残らなかったような気がする。この曲の言葉のひとつひとつが温かくて優しい。心が病みそうになってる時に本当に癒してくれる歌声と言葉とメロディー。「♪ありがとう」から始まる歌詞は、歌詞カード読むだけでも心が震える。それをユーミンが歌うと、ざらついた心を柔らかくなめらかにしてくれる。本当に不思議です。歌の上手さなんてそれほど重要じゃないんだと今更になって悟った。だからOZZYの歌でも感動で涙してしまうのかと・・^^;歌ってる人の人間性だけが重要。今ではどんな女性シンガーよりも、声も言葉もメロディーも心に響くし、悩みや哀しさを和らげてくれる。最近、ライブに回数行くようになってユーミン自身の人柄に惚れてしまってる。ファンを楽しませ、喜ばせる事を全力で見せてくれる。ファンクラブにしても愛を感じられる。80年代前半にもライブには一つのツアーを何回も観てたけど、あの頃のユーミンは尖ってるのがカッコ良くて癒されようなんて思って観に行ってなかったような気がする。客席で汗だくになって凄い熱気を楽しんでた。メタルの来日公演に近い感覚だったかも。ちょうどOZZYやジューダス、スコーピオンズなどがアメリカでもブレイクして日本でもメタルが異様に盛り上がっていた。ほとんどのヘヴィメタルバンドやハードコア系の来日公演に行ってた頃だった。1980年代〜90年代にコンサートに行く日本のアーティストは数えるほどだった。谷村新司さん、堀内孝雄さん、中島みゆきさん、山崎ハコさん、ナターシャーセブン、杉田二郎さん、そしてユーミン。あとは全て海外のバンドやアーティストでした。メタルもロックもパンクもニューウェイブ系も手当たり次第、海外アーティストは観に行ってた。今もメタルはずっと聴いてるけどライブに行く回数は減った。10年ほど前の4〜5年はブラックメタル、ブルータルデス、メタルコア、デスコアのバンドが来ると必ず観に行ってた。怪しげな小さいライブハウスで観る事が多かった。客席にヤギの血を撒き散らすバンドもいたし^^;血を撒くのは知ってたのでかなり離れて観てた。でも、曲はほんとにカッコいいので今でもブラックメタル系、ブルデス系はたまに聴いてる。そうそう、ユーミンの話。ラジオ2本とウソラジオは必ず聴いてる。そこでもユーミンの優しさや人間らしさに触れる事ができて、どんどん人柄にも惹かれる。この前のインスタにユーミンがゴジラと共演してたのを観てうれしかった。ユーミンとゴジラは同い年。1954年生まれです。1月生まれと11月生まれなので学年は違うけど。早くユーミンのライブに行きたい。今、アルバム制作期間なのでツアーは早くて年末?2025年の苗場の後?
2024年04月06日
松任谷由実さんの1979年発表作品。「ツバメのように」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん1979年7月20日発売のアルバム「OLIVE」のA面3曲目に収録されている曲。じっくりとユーミンを聴いて来た人なら明るいPOPな曲が中心ではない事がわかってるけど、それは荒井由実時代からアルバムを通して聴けばわかる。心の奥にずっしりと入ってくるような重い曲も数え切れないほどある。この「ツバメのように」も10代半ばで初めて聴いて、これまでに感じた事のない不思議な感覚で聴いたのをおぼえてる。若い女性が高層ビルから飛び降り自殺するのを少し冷めた目で第三者が淡々と歌っているのですが、曲調は完全なレゲエです。ノリは最高に気持ちいいのですが、テーマは重すぎるもの。重苦しいバラードじゃないのがさらに寒く感じる。歌詞の中に「♪なんて肌寒い午後でしょう」ってあるのですが、そこが今でもゾクゾクする。「♪もう会えない 彼女の最後の旅 サイレンに送られて遠ざかる」で始まるこの曲は、ユーミンの無機質な声質にハマって悲しみや虚しさや怖さを浮き上がらせる気がする。「♪高いビルの上からは 街じゅうが みんな みんな みんな ばからしかったの ああ 束の間彼女はツバメになった In Rainy Sky なんて肌寒い午後でしょう」この「ツバメのように」は1984年に映像作品の中で復活しています。ヒプノシスの中心人物のStorm Thorgersonが監督で長編の映像作品「コンパートメント(TRAIN OF THOUGHT)」を制作。1984年にこんな作品を作るとはユーミンは既にかなり先を行ってた。内容なSFの世界で次元や時空を超えるように場面がどんどん展開していく。ヒプノシスの美しい映像で作り上げられた素晴らしい作品です。アルバムを通して聴くと「青いエアメイル」と「最後の春休み」の間にこの「ツバメのように」が収録されています。10代半ばではリアルに想像できた「青いエアメイル」と「最後の春休み」、何か遠い場所で起きている事のように思えた「ツバメのように」なのに不思議にその曲だけ浮いてるようには思えなかった。あれから何十年も経つと今は「ツバメのように」の方が近いリアルな物に思えるように変わった。自分だけなのかも知れないけど、友人、知人に自殺で亡くなった人が多いように思う。睡眠薬、飛び降り、自傷行為からの首吊り。バンド関係、学生時代の友人、同じアーティストのファンで一緒に追っかけとかした仲間、数ヶ月連絡取り合ってないなと思ってたら亡くなったって連絡が来るのがほとんど。毎回、「なんで?」って思うけど、自分もそこまで追い込まれてたのなら誰にも相談せずに消えることを選ぶように思う。自殺されて残される者の哀しさと虚しさは何年経っても薄まって来ないように感じる。母親を10代で自殺で亡くした友人がいます。その友人は霊魂などの話には凄い拒絶反応を見せます。お盆やお彼岸などもまったく意味がない事だと語る。突然の事だったようで理由も意味もわからなかったと。会いに来てくれる事が一度もないのなら、そんなモノは存在しないと。10代で母親を自殺で亡くすなんて想像するだけで胸が引き裂かれるように思える。何が原因だったのかも怖くて知りたくないと自分も思うだろうな。同じように逆縁も深い悲しみに襲われる。親よりも先に子供を亡くすのは、ましてや自殺で亡くしたりしたら辛さは想像できない。昨夜も書いたけど宝塚歌劇団宙組の娘役さんが酷いイジメで追い込まれ自殺しました。残された家族、友人たちはどんなに辛いのかと考えるだけでしんどくなる。電飾や派手な衣装に包まれた華やかな世界の怖いほど深い闇の奥底で苦しんでる人が今、現在もいるのじゃないかと想像できる。・・・最近、友人を亡くし(自殺ではない)、気分的にナーバスになりがちで、何十年も観てきた宝塚歌劇の最悪な対応に汚れた愚かさを強く感じる。一人の人間の死を軽く思ってるとしか思えない劇団の対応。他にも自殺をテーマにした楽曲は数え切れないほどある。アリスの「帰らざる日々」は睡眠薬を飲み意識が遠ざかっていくさまを淡々と歌っていてシャンソンのようです。シャンソンといえば「暗い日曜日」が自殺を促す歌だとよく語られています。最愛の恋人を亡くし後追いするような内容です。有名な所ではエルヴィス・プレスリーの「ハートブレイクホテル」は自殺者の遺言から歌詞が作られています。「フランシーヌの場合」は政治活動家が焼身自殺した事を歌っています。中島みゆきさんの「十二月」は自殺そのものを歌っています。歌詞では睡眠薬自殺ですが、この曲を初めて歌った1989年の夜会ではこの曲を歌い終えると高い舞台セットの上から後ずさりしながら飛び降り自殺します。あれは衝撃的すぎた。飛び降りた後は全てのライトが消え暗転の中、2分近い激しいギターソロが続く。怖すぎた。中島みゆきさんは「鳥になって」や「砂の船」などもそう受け取れる歌詞があります。松任谷由実さんは「コンパートメント」で睡眠薬の自殺を歌っています。オジーオズボーンの「Suicide Solution」は自殺の歌ですが、この曲を聴いて少年が自殺したと言いがかりをつけられ裁判になった。裁判はもちろんOZZYが勝った。日本語のタイトルは「自殺志願」でした。この曲は急性アルコール中毒で亡くなったAC/DCのボン・スコットを偲んで書かれた曲。飲み過ぎは自殺行為だとのメッセージだけどOZZYも当時は異常な量を飲んでた。あの頃、死なずに今も歌っていられる事が奇跡のように感じる。QUEENの「Don't try suicide」も自殺をテーマにした曲。日本語タイトルはなぜかまた「自殺志願」・・・自殺を止めようとしている曲なのに。他にもまだまだあるけど、これからも無くなる事のない楽曲のテーマになると思う。そのままダンススタジオで次元を超えたように眠ってしまっている。この後、ダンススタジオの場面での「DESTINY」が始まりユーミンは曲に合わせてレッスンを受けている
2024年04月04日
1992年11月9日発売のユーミンとカールスモーキー石井さんのコラボシングル「愛のWAVE」この曲の存在を忘れてた。10年以上ぶりに聴いたかもしれない。オリコン週間シングルチャート1位になった大ヒットシングル。ユーミンのコラボシングルの第一弾は財津和夫さん、小田和正さんとのコラボ。1985年6月発売の「今だから」でこの曲も1位を獲得しました。 1曲目「愛のWAVE」作詞・作曲 石井竜也さん・松任谷由実さん 編曲 新川博さん発売当時はあまり聴いてなかったような気がする。同時期にアルバム「TEARS AND REASONS」がリリースされてアルバムの曲ばかり聴いてたように思う。しばらくしてからこのシングルをよく聴くようになった。曲も歌詞もキャッチーでアレンジもポップで気持ちいいので売れて当然な楽曲。カールスモーキー石井さんってこんな歌い方だったんだって思いながら今日聴いてた。チェッカーズのボーカルの方の歌い方に似てるような気もする。米米CLUBは聴く機会がなかったので曲を知らないのですが、2012年に谷村新司さんとのコラボシングル「風の子守唄」を聴いた時に凄く感動した。大好きな曲です。歌詞もメロディーも美しくて今でもよく聴く1曲です。2曲目「浪漫の伝言」作詞・作曲 石井竜也さん・松任谷由実さん 編曲 新川博さんこの曲も聴くのはかなり久しぶりだった。1992年に聴いてから一度も聞いてなかったかも。「愛のWAVE」はメロディーも歌詞も所々は覚えてたけど、この曲はまったく忘れてた曲。え、この曲の方が好きかも。1990年代前半って感じの編曲がおもしろい。何かで聴いた事のあるようなアレンジ繋ぎ合わせっぽいのも楽しい。(1989~1990年ツアー)この前、ユーミンの50周年「THE JOURNEY」ツアーのBlu-rayの発売が発表された!70分にも及ぶ構想から1057日間のドキュメントが特典映像らしく、これは楽しみすぎる!今からでももう一度ぴあアリーナから全日程ツアーやってほしいと思うほどにハマった「THE JOURNEY ツアー」!隙のない演出と完璧なライティング、そしてどの席でも迫力ある完璧な音を聴かせてくれた。ユーミンは自分が観に行った8公演、どの日も心が伝わってきた。どの日も本当に甲乙つけられないほどに感動しました。そんなツアーのBlu-ray楽しみ。WOWOWで放映されたのを観たけど盤になってジャケットを手にして特典映像も観られるのはやはり思いは全く違う。そして!もっとうれしいニュースが!『ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム アナログボックス』が発売!CD未収録の7曲を集めたLPが一枚追加される!その7曲の中に「Autumn Park」が選ばれたのがうれしすぎる!LP6枚組で40Pのブックレット付き!LPサイズのブックレットは見応えがある。もちろん、アナログ盤用に新規カッティング用マスタリング!どんな音で聴けるのだろうか。このBOXが届く前にレコード針を交換しとこう。6月26日発売です。数量限定の完全限定盤らしいので予約しとかないと買えないかも知れない。自分はさっそくすぐに「THE JOURNEY ツアー」Blu-rayとこのアナログボックスを予約した。Blu-rayは5月29日発売です!(1989~1990年ツアー)
2024年03月27日
昨日は東京に松任谷由実さんと平原綾香さんのコンサートを観てきました。先週の木曜日の中島みゆきさんのコンサートと2週連続の東京でした。今週はユーミンのコンサート!(バックにスクリーンのみのシンプルなステージ。 このシンプルな舞台がライティングや映像やレーザー光線でゴージャスなステージに変わる。 音も迫力があり大満足な音響でした。)キャパ800人のホール。チケット取れた事は本当の奇跡!ユーミンはこの前まで10000人規模のアリーナを54本完売にして12月28日に終了させた所。そして2月にはまったくセットリストも違うコンサートを開催。毎年恒例の苗場でのコンサート。2月5日から19日まで公演して、そして28日にはまたまったくセットリストの違うこのコンサート。28日と29日の2days限定。2日間で1600人・・・。多分、これまでのどのコンサートよりも当選確率が低く競争率の高いプラチナチケットだったのかも知れない。最近、異常にユーミンの音楽を求めてる自分に神様が当ててくれたのかも。ユーミンは2023年最も観客動員の多いソロアーティストだった。57万人を軽く動員。あの内容なら納得。デビュー50周年の大御所アーティストとは思えない動員力。ユーミンのパフォーマンスも最高だったし、演出もライティングもパフォーマー達の演技も。今回、観たコンサートは映像と語りと歌で構成されてるコンサート。雪資源を守るためにウィンタースポーツに関わった人々が立ち上げたプロジェクト。「SAVE THE SNOW PROJECTS」上村愛子さんが描いた絵本を元に広がった世界。総合演出は松任谷正隆さん!素晴らしい!の一言の演出でした。松任谷正隆さんがこのコンサートのために新たに書き下ろしたストーリー。そこに二人の語りと歌が紡がれていきます。(この1500円の絵本もチケット料金に含まれています。パンフレット代り。 そして協賛の会社からのお土産も付いていました!)平原綾香さんは谷村新司さんが書き下ろした名曲「朱音」で知った。2009年発売。「朱音」はちんぺいさんと二人でデュエットしているヴァージョンもあってこれがまた最高です!ちんぺいさんのアルバム「NINE」に収録されています。平原さんは「谷村さんと出会って、ちゃんと知ったのは一緒に中国に行かせてもらった時が 一番思い出に残っています。 その時、歌うことに悩んだり、細かい事にとらわれすぎて考え込んでしまうことが あったのですが、谷村さんと中国に一緒に行ってステージで歌った時に そういう素晴らしい場所で歌えたこと、言葉は通じなくても心から歌うことの 楽しさを感じることが出来て、それから人生が変わったような気がしたんです。 谷村さんのおかげで広がっていく自分がいました。」と2010年に語っていました。ちんぺいさんと一緒に出演してるライブやテレビも多かった。とにかくユーミン最高だった!今では大好きなアルバム「Frozen Roses」から「Spinning Wheel」が聴けたのが最高!この曲の歌詞とアレンジがたまらない。生でこの曲を聴けただけでも東京まで行った価値があった!それ以上に!!「ダンスのように抱き寄せたい」を歌ってくれた。イントロが聞こえただけで泣けた。この曲はとんでもない名曲です!2011年発売の超名盤「Road Show」に収録されています。プラチナチケット、そしてこの2曲が聴けたのは奇跡のように感じる。セットリスト(ユーミン)1曲目「守ってあげたい」2曲目「Spinning Wheel」3曲目「雪だより」4曲目「ハルジョオン・ヒメジョオン」5曲目「ダンスのように抱き寄せたい」6曲目「やさしさに包まれたなら」7曲目「春よ、来い」8曲目「卒業写真」行けて良かった・・・の一言です。「Road Show」と「POP CLASSICO」と「宇宙図書館」と「そしてもう一度夢見るだろう」と「深海の街」の5枚のアルバムは全曲めちゃくちゃ好きでずっと聴ける。ユーミンファンになった頃の「悲しいほどお天気」や「時のないホテル」〜「PEARL PIERCE」「NO SIDE」などももちろん今でもずっと聴いてるけど最近5枚のアルバムが強力すぎて昔のアルバムが霞むほどです。とにかく今のユーミンがカッコいい!平原綾香さんの歌は「朱音」しか知らないけど、昨日聴いた曲、どれも感動でした。圧倒的な歌唱力!現在の日本のポップス界では確実に一番歌が上手いように思う。今、パソコンから「悲しいほどお天気」が流れてる。この曲のアウトロのアコギのGソロを必死にコピーして練習した事があったけど簡単そうでまったく雰囲気も出せないし、今だにアウトロ聴くとゾクゾクする。そういえば平原綾香さんの曲で浜崎賢太さんがフレットレス5弦ベースでソロを弾いてたのが鳥肌がやばかった。ベースソロと言えば同じ「悲しいほどお天気」のアルバムに収録されてる「水平線にグレナディン」のベースソロがたまらなく好きです。そうそう「SAVE THE SNOW CONCERT」のバンドはユーミンのおなじみの凄腕メンバー!武部聡志さん Key、Piano 遠山哲朗さん Guitar浜崎賢太さん Bass原 治武さん Drums今井マサキさん Chorus A Guitar5人だけなのに物凄くゴージャスな音にアレンジされてるのも松任谷正隆さんが天才すぎるから。ユーミンはこのあと、レコーディング、そしてツアー!そして45回目の苗場。新作が楽しみです。次はホールツアーなのだろうか。アリーナツアーでもどちらでも十分に楽しませてくれるので拘らない。ネット配信で観たこの前の苗場のセットリストが超羨ましかった。自分の好きな曲のオンパレードで2009年以降の楽曲が中心にセットリスト組まれてて最高だった!3公演分をネット配信で観る事ができたので満足です。そりゃ生で聴きたかったけど。「星になった二人」「I Love You」「月までひとっ飛び」「Smile for me」「ピカデリー・サーカス」「Babies are popstars」「Mysterious Flower」「宇宙図書館」が大好きな最近の名曲。そして最強「July」と「砂の惑星」強烈に好きな曲ばかりだった。2022年のユーミン
2024年03月02日
中島みゆきさんのコンサートに行ってきた。(ネタバレ含みます)前に観たのは4年前の大阪フェスティバルホールだった。4年間もライブ活動してなかった事はこれまでなかったと思う。1979年からほとんどのツアー(夜会も)は観てるけど、思い出されるのは1987年に出産活動宣言して1988年は表舞台には出てこなかった事くらい。あの時、もっと創作活動に専念するのかと思いきや1989年には全国ツアー再開。その冬からは「夜会」を開始。1989「野ウサギのように ツアー」はかなりの本数観に行ったように思う。1987「Suppin Vol.1ツアー」も10公演近く観に行った。今から思えば、全てのコンサートツアーの中で「Suppin Vol.1」が一番好きだったかも知れない。次は「五番目の季節」かな。「野ウサギのように」「1990Night Wings」「カーニヴァル1992」「LOVE OR NOTHING TOUR」意外と不評な意見が多かった気がする「パラダイスカフェツアー」も自分は大好きだった。ツアータイトルがなくなった「1998 Concert Tour」が一番回数多く観たツアーだったと思う。単発物だと「歌暦page'85」も「1986年 歌暦-恋唄-」も最高だった!「1986年 歌暦-恋唄-」はライブ盤として出てるけど、カットした曲が多過ぎて満足はしていない。ノーカットヴァージョンをいつか発売してくれたらいいのに。「1984年 月光の宴」も思い出すだけでゾクゾクする。最後の歌詞とメロディーを付け足した「断崖」には度肝抜かれた。あの時の「あわせ鏡」も最高だった。「生まれた時から」〜「ピエロ」〜「波の上」〜「エレーン」の流れも強烈だった。「1982年 浮汰姫ツアー 」は初めてレコーディングヴァージョン通りの編成で全楽曲を再現したコンサートだった。それまではバックバンドもいたけど少人数だった。「1982年 寂しき友へ ll 」は好きな曲のオンパレードだった。「霧に走る」が聴けた事が一番だった。「1985年 のうさんきゅう」はバンドアレンジも構成も急激にカッコ良くなってきたと感じた。昔のコンサートツアーの事なら細かい事もどこで、どんな席で観たとか思い出せるのにこの15年ほどのコンサートの事は細かくはあまり思い出せない。年をとれば昔のことは覚えてて昨日ことは忘れるとかよく言うから・・・4年前に最後に大阪で観たコンサートも正直ほとんど印象に残っていない。1曲目「はじめまして」2曲目「歌うことが許されなければ」3曲目「倶に」4曲目「病院童」5曲目「銀の龍の背に乗って」6曲目「店の名はライフ」7曲目「LADY JANE」8曲目「愛だけを残せ」休憩9曲目「ミラージュ・ホテル」10曲目「百九番目の除夜の鐘」11曲目「紅い河」12曲目「命のリレー」13曲目「リトル・トーキョー」14曲目「慕情」15曲目「体温」16曲目「ひまわり-SUNWARD-」17曲目「心音」18曲目「野ウサギのように」19曲目「地上の星」「ひまわり-SUNWARD-」が再び聴けただけで良かった。「ひまわり-SUNWARD-」といえば「1995年 LOVE OR NOTHING TOUR」の本編ラストに歌われた。(香港公演ではこの曲がラスト曲だった)ホールツアーの時のパフォーマンスも良かったけど、ツアーラストのアリーナ公演4本での演出が凄かった。この曲の2コーラス目のサビから舞台全体が突然客席ギリギリまでせり出してきて感動が倍増した。みゆきさんの歌唱も凄かった!鳥肌立ちっぱなしだった。「はじめまして」はセルフカヴァーヴァージョンなのが残念すぎる。やはり「Night Wings 」のオープニングのカッコ良さを思い出してしまう。 2020年 ラストツアー「結果オーライ」のラスト曲が「はじめまして」だったけどあの時もオリジナルアレンジじゃなかった。オリジナルよりカッコいいと思えたのは「Suppin Vol.1」の時の「白鳥の歌が聴こえる」のアレンジは最高だった。斎藤ノブさんのコンガの音がたまらなかった。アンコールラスト曲と言うものあって大阪フェスの2日目では周りの人もみんな歌ってた。もちろん総立ちだった。あの時のバンドも凄かった。「体温」はCDではそんなに好きではなかったけどライブで聴くと本当に感動した。新しいアルバムからだと「心月」も聴きたかった。「医療関係の3曲」の中に強引に動物病院として「小さき負傷者たちの為に」を入れたらうれしかった。2階席だったからなのかずっと話してる人やレモンサワーのロング缶を飲みながら観てる人やいびきが聞こえてきたり…。音がかなり小さかったから話してしまうのかも知れないけど。みゆきさんのコンサートって音が意外と大きかったイメージだったけどかなり小さく思えた。
2024年02月24日
ユーミンがいろんなコラボしてきた中のひとつ。ボーカル 松任谷由実さんギター エリック・クラプトン・藤原ヒロシさん1曲目「Cappuccino」作詞 松任谷由実さん 作曲 Eric Clapton/藤原ヒロシさん 編曲 大沢伸一さん無機質な打ち込みに重なってくるボサノバギター。そして唯一無二のユーミンの声が重なる。ユーミンはこの曲に参加した事、覚えてるだろうか。休む間も無く51年間走ってるので全てを覚えてるなんて無理だと思うし。2024年現在も次へ次へと走っています。2023年12月28日に50周年記念の「ジャーニーツアー」を54公演、約58万人を動員。そして約1ヶ月半後の2月5日には次のコンサートが始まっています。1ヶ月半前のツアーとはまったく違うセットリストです!リクエストコーナー含め25曲のうち、ジャーニーツアーと重なった曲は1曲のみ!あとは全曲、この苗場のコンサート用のセットリスト。自分はチケット取れずに行けないのですが、強烈なセットリストです。大好きな「宇宙図書館」から4曲も歌ってるし、比較的最近の曲が多く聴きたい曲ばかりで構成されてる!でも、ネット配信の番組で3公演は観ることができるので、今年もそれで我慢。その代わりに2月末にある、これまた違う内容のコンサートのチケットが取れた。凄く狭いホールでのライブなので楽しみです。この「Cappuccino」はボサノバの軽くおしゃれな世界にユーミンしか出せない世界の歌詞が乗り、心地良い大人の世界になっています。ユーミンが参加してるのは1曲目のみですが、2〜4曲も2曲目「Cappuccino Lite (Samba de froresta Remix)」3曲目「MIME (K.U.D.O Remix) 」4曲目「MIME」軽いスキャットが気持ち良い2曲目もいい感じです。2曲目はピアノ、ベース、ドラムも入っての演奏。4曲目「MIME」はクラプトンのギターがより堪能できます。
2024年02月07日
日本のHIP HOP/MCの「SoulJa」と「Misslim」のコラボシングル。最初はMisslimの正体は誰?とか言われてたらしいけど…。声聞けば1発でわかると思うし楽曲は「ANNIVERSARY」をサンプリングしてるし。1曲目「記念日」 SoulJa x Misslim作詞 呉田軽穂さん・SoulJa 作曲 呉田軽穂さん 編曲 佐藤博さん・SoulJaもう15年以上前だったか。このCD買った時は2.3度聴いてどこかにしまいこんだまま、どこにいったかわからなくて、年末に急にまたCD欲しくなって買い直した。正直、当時はふーん程度であまり聴き込まなかった。今、聴くとめちゃくちゃ良い!人ってその時々で胸に入ってくるのか、刺さるのか、何も感じないのか状況や年齢で大きく違うと最近強く感じるようになった。ユーミンの「きみなき世界」「コインの裏側」「夜明けの雲」「Laughter」「Flying Messenger」「Lost Highway」「巻き戻して思い出を」など発売当時は何とも感じなかった曲だったのに今ではドハマリしてずっと聴いてる。当時は「ANNIVERSARY」をいじっただけの曲のように思ってた。それ以上にその頃は「ANNIVERSARY」って曲もあまり好きじゃなかった。今ではユーミンの曲、1stアルバムから全て聴き直す度にいろんな事に気づいて感涙の毎日。今のユーミンが一番カッコよくて好きだから昔の曲を素直に聴き直せる。いろんなジャンルの楽曲を聴きすぎて、ずっと近くにあった大切な音楽を深く聴いてなかった。2曲目「home」 SoulJa x Misslim作詞・作曲 呉田軽穂さん・SoulJa 編曲:佐藤博この曲、久しぶりに聴いて感動で泣けた。今剛さんのGソロも最高だし、二人の歌が最高です。二人で作り上げた歌詞とメロディー、感動的です。ユーミンはこれまでに様々なアーティストとコラボしてきてて、そのほとんど持ってるけどそう言えばコラボ物のCDってあまり聴かない事が多い。いろいろあるのを引っ張り出して来て聴き返してみようと思う。今回の「記念日」のようにハマるかも知れない。CDとDVDの2枚組シングルでDVDには「記念日」のMVが収録されています。高校の卒業式での思いをドラマチックに作ってる。この最初の場面は「最後の春休み」を思い出させるような映像。MVにユーミンは登場しません。でもこんな場面が。20代になったばかりのユーミンの写真が登場。
2024年01月30日
小林麻美さんの6枚目のアルバム「GREY」のタイトルナンバー。1987年3月21日発売「GREY」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 後藤次利さんこの曲は後にユーミンは「宇宙図書館」のアルバムでセルフカヴァーしています。小林麻美さんのヴァージョンはボーカルに深くかかったリバーブの効果でより艶っぽい哀しさに引き込まれる。ユーミンのヴァージョンは「宇宙図書館」のアルバムのラストに収録されているため時空を超えるようなSF感を感じ見えてくる景色や人は全く違う。松任谷正隆さんの編曲が「命」や「時間」を強く感じさせる。後藤次利さんの編曲も素晴らしくシンプルなのに各楽器のフレーズを耳が追いかけてしまう。特に後藤次利さん本人が弾いてるベースのラインは感動的です。この曲、「宇宙図書館」が発売されて聴いてから、曲の凄さに気づいた。そして1987年の小林麻美さんのヴァージョンを聴き直すとあの頃に気づけなかった曲の良さや歌唱の良さを感じた。小林麻美さんの6thアルバム「GREY」は10曲中、9曲がユーミンの作詞作曲です。そしてプロデュースも松任谷由実さん本人です。編曲は全曲、後藤次利さんでサウンドプロデュースも後藤次利さんです。ミュージシャンも最高のメンバーで構成されています。記憶から忘れがちのアルバムですが、こうやってたまに聴くと素晴らしさを改めて実感できる。「宇宙図書館」はアートワークもビジュアルもアルバム内容も完璧で今でもまったく飽きる事なくよく聴いています。
2024年01月27日
松任谷由実さんの1983年発売アルバム「VOYAGER」A面ラストに収録されてた曲。(ユーミンの1984年発売の映像作品「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」から)この曲がライブで歌われる時の演出はいつも驚かされたり感動させられたりでこの曲のイントロが流れ出しただけで、ワクワクしてしまう。1984年「YUMING BLOOD」ツアーの本編最後で歌われた時の演出は凄かった。初めてライブで歌ったツアーだったのもあって、鳥肌が止まらない中、リフレインをずっと聴いてたのを思い出す。それほど何度もセットリストに入った事はない曲ですが、その度にインパクトが強くて印象に強く残る。これまでに5ツアーで歌われたと思う。最近では「TIME MACHINE」ツアーではギャレス・エドワーズ監督の「モンスターズ」の夜のシーンで2体の地球外生物が婚姻色を出してるような光を出して求愛してるような場面を思い出させるような映像にも感動だった。70年代から歌の中にSFを入れたのは日本ではユーミンが最初なんじゃないかと思う。そして、初の本格的な映像作品「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」の中での「不思議な体験」の場面が凄く好きです。この映像作品はイギリスのアート集団「ヒプノシス」を中心メンバーとして結成したストーム・トーガソンが監督しています!ストーム・トーガソンも初めての長編映像作品でやりたい事が凝縮して詰め込まれてるような作品です。ヒプノシスが担当したロックアルバムのアートワークは60年代後半〜80年代まで数え切れないほどあります。超有名アルバムからマニアックなロックアルバムまで。自分がいま頭に浮かぶ好きなアルバムアートワークはQuatermass の「Quatermass」ってアルバム、The Moody Bluesの「Caught Live + 5」The Alan Parsons Projectの「Pyramid」、Peter Gabriel「Car」、Led Zeppelin「Houses of the Holy」「Presence」、Black Sabbath「Technical Ecstasy」、Renaissance「Turn of the Cards」、・・・そしてユーミンの「昨晩お会いしましょう」と「VOYAGER」。全てブログに書いたアルバムばかりだと思う。「Quatermass」・・・好きで凄い何度も聴いてた。意外と知られてないバンドですが、めちゃくちゃオススメのアルバム。レインボーが好きな人は「Black Sheep Of The Family」のオリジナルなので知ってると思う。「One Blind Mice」なんてカッコ良すぎる曲!「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」を久しぶりに観ていて、そのあとで「不思議な体験」をいろんなライブヴァージョンなどでも聴いてた。そして2002年にDVD版で再発売した時の特典映像には監督のストーム・トーガソンのインタビューを収録!
2024年01月03日
松任谷由実さんの50周年記念全国アリーナツアーの最終日に行ってきました!このツアーが始まって6本目の5月28日の大阪城ホールが自分の1回目でした。その日、観終わった後すぐに、このツアーは出来る限り回数を観たいと思った。結局、8回が限界だった。もっと回数観たかったんだけど、チケットがまったく取れない場所もあったし日程的に難しい日も多かったし、・・・それでも8回観る事が出来て良かった。その8回とも観る座席によって感じ方が大幅に違って、8回とも毎回新鮮に楽しめた。ユーミン自身が毎回、新鮮な気持ちでステージに立ってるのも凄くよくわかった。次のツアーからは今日、一緒に行った友人がファンクラブに入会したのでこれまで以上に回数を観る事ができるかも。今回ファンクラブで2公演、CDの先行で5公演、ぴあの最速先行で1公演。ファンクラブは4公演申し込んで2公演ハズレた。1口で4公演まで申し込めるのはうれしい。8回のうちアリーナ席は2回。ファンクラブの2公演でした。あとは全てスタンド席で申し込んだ。今日のツアーラストが一番ユーミンに近い席だった。スタンドのかなり前だった。オペラなしでも表情がよく見えた。11月9日の大阪公演のラストも、神戸の4回目も物凄く盛り上がったけど、今日も凄かった。大歓声と拍手の中、50周年ツアー千秋楽が終わった。2023年12月28日(木) 日本ガイシホール (名古屋)1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 アンコール20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲Wアンコール23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目トリプルコール24曲目「卒業写真」 ピアノ 松任谷正隆さん「COBALT HOUR」2曲目セットリストも凄く良いバランスだったと思う。各自の思い入れで聴きたい曲の時代が微妙に違うと思うけど、全て考慮してこのセットリストって感じがする。自分だったら2009年発売の「そしてもう一度夢見るだろう」以降の楽曲が10曲以上入ってくるし、荒井由実時代ばかりを聴きたい人も中にはいるだろうし、超絶ブームだった頃の曲を多く聴きたい人もいるだろし。ツアー第二期の神戸の2日目からレーザー光線のプログラムが変わったり、スモークの量も明らかに多くなったのと、「TYPHOON」の映像と照明が変わってから、観る側の高揚感がさらに強くなった。神戸1日目とその前の広島を観てるけど、その時は変わってなかったように思えた。気づかなかっただけって事はないと思うんだけど。とにかくツアー後半のレーザーとライティングは最高だった。第一期でもじゅうぶんに満足していましたが。それにしても、このツアー…9900円で観られるのが凄すぎる。ユーミンの観客を楽しませるために舞台の端から端まで何度もぐるぐると歩きながら歌ったり、毎回、振り絞るように渾身のボーカルを聴かせてくれるのも感動で何度も泣けた。あの運動量は年明けたら70歳になる女性としたら驚異的です。「Now Is On」のダンスも後半に近くなるたびに激しくなってきてたし、「Blue Planet」でのサーフィンのダンスと走り回ってのパフォーマンスも激しい。「さまよいの果て波は寄せる」の歌唱には毎回、心を震わされた。元々、大好きな曲ってのもあるけど、生で聴いてこの曲がより好きになった。「ただわけもなく」を歌ってるユーミンの雰囲気が柔らかく優しくて凄く好きです。「ただわけもなく」も異常に好きな曲なので、今回聴けた事が本当にうれしかった。今日のユーミンは「リフレインが叫んでる」の後の1回目のMCから涙声になってた。「今日が最後の航海になります。二度とないこのツアー、ここからの眺めをしっかりと 心に焼き付けたいと思ってます」そんなMCの後での「ただわけもなく」は泣けた。ツアーラストの「航海日誌」はいつも以上に胸にしみた。アンコールの「守ってあげたい」「やさしさに包まれたなら」「春よ、 来い」3曲は、やはりずっと多くの人に愛され続けている名曲なのを改めて強く感じた。何十年経っても古く感じさせない、いつまでも新鮮に聴ける。1982年「昨晩お会いしましょうツアー」で聴いた時の「守ってあげたい」と今日の「守ってあげたい」で新鮮さは変わらない。45周年ツアーの時も同じように感じた。Wコールの時、ユーミンが泣きながら話した。「1ステージも落とす事なく無事、最後の名古屋にたどり着けました。 みんなの応援のおかげです。もっと続けられる気がする!」と力強く叫んだ!これからのユーミンがより楽しみになった。年々、涙もろくなって感情を素直に前に出す今のユーミンが最高です。トリプルコールでも涙でボロボロになりながらも旦那である松任谷正隆さんを紹介するユーミンの言葉に感動した。ユーミンという人生の伴走者。「卒業写真」の正隆さんのピアノにも感動した。ユーミンが涙で声が詰まりそうになると、ピアノを強く弾いて「泣くな!」って言ってるようにも聞こえて心が震えた。今まで聴いた「卒業写真」の中で確実に一番でした。ユーミンは今日から39日後には、もう次の新しいステージの初日を迎えます。「松任谷由実SURF&SNOW in Naeba Vol.44」8回公演。チケット取れなかったけど、今年も「松任谷由実 Y-topia」で様々なコンテンツを楽しめるので今から楽しみです。3日分のライブの配信とリクエストコーナーで歌われる場面の特集など、苗場に行けなくても十分楽しめるのもうれしい。「Y-topia」の前にWOWOWがある。そしてBlu-rayの発売もきっとある。Blu-ray用に編集しなおしての発売だと思う。50周年ツアーの特典映像はどんな映像になるのかも今から楽しみです。
2023年12月29日
松任谷由実さんのCDとしての50周年企画第二弾「ユーミン乾杯!!」が発売されました。12月20日発売です。今回はユーミン初のコラボレーション・ベストアルバムという事でまたおもしろい事考えついたなと企画が発表された時から楽しみでした。レコーディング時のマルチテープを各アーティストに提供して、それを自由に料理してもらうってよほど信用できるアーティストじゃないと託せないと思う。ユーミンらしくジャンルもさまざまで幅広い音楽性は当然の事ながら、新たにそのアーティストの良さに気づかせてくれた事もうれしい事でした。1曲目「影になって」 岡村靖幸さん cheers 松任谷由実さん2曲目「中央フリーウェイ」 YOASOBI cheers 松任谷由実さん3曲目「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」 桑田佳祐さん & 松任谷由実さん4曲目「今だから」 松任谷由実さん, 小田和正さん, 財津和夫さん5曲目「春よ、来い (Nina Kraviz Remix)」 Nina Kraviz & Yumi Matsutoya6曲目「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」 RHYMESTER cheers 松任谷由実さん7曲目「真珠のピアス」 YONCEさん cheers 松任谷由実さん8曲目「守ってあげたい」 乃木坂46 cheers 松任谷由実さん9曲目「輪舞曲」 くるり cheers 松任谷由実さん10曲目「真夏の夜の夢」 GLIM SPANKY cheers 松任谷由実さん11曲目「今だから (Another Version)」 松任谷由実さん, 小田和正さん, 財津和夫さんこの曲の中でオリジナルとして一番好きな曲は1曲目の「影になって」です。一番好きな曲が、一番好きな作品に仕上がっていて感動でした。少し前にユーミンのラジオに岡村靖幸さんがゲストに出た時の放送を聞いたけど岡村さんがユーミンをリスペクトしている事が凄くよく分かったし、ユーミンの岡村さんの音楽性を凄くリスペクトしてるのが伝わってきた。尊敬しあえる同士で、こんな風に凄く好きな「影になって」を良い形で創り変えてくれて嬉しい限りです。「影になって」はユーミンの全アルバムの中で確実にベスト3に入るアルバム「悲しいほどお天気」の2曲目に収録されていて、1曲目の「ジャコビニ彗星の日」から「影になって」の流れは初めて聴いた44年前から飽きる事なくゾクゾクする鳥肌ものの流れです。このアルバムには自分がいつの時代でもずっと好きであり続けてる「丘の上の光」が収録されてる。この頃のユーミンの曲を聴くと、悲しい事があったわけでもないのに胸が締め付けられるような感覚になる。それはノスタルジックな感覚や気持ちとはまた確実に違う。でも、ユーミンは今が一番最高です。過去の名曲がずっと輝いてるのは今のユーミンが最高でないと、ここまで輝き続けないと思う。次に音的に惹かれて入り込んだのは10曲目「真夏の夜の夢」です。GLIM SPANKYのアレンジ、演奏がカッコ良すぎてラジオで初めて聴いた時にカッコ良すぎて泣けた。ユーミンがイントロのあのリフを使わないでって注文したらしいけど、言ってなくてもきっとあのリフは使っていないと思う。あのリフの凄さとキャッチーさは天才すぎるのは当然ですが、今回のGLIM SPANKYもいちいち全てがカッコいい!フランスのIndie Rock「Brooklyn」のアルバム「Clandestine」(2008年発売)を初めて聴いた時の衝撃に近い。1枚しかアルバム出していない「Brooklyn」ですが、自分のツボに入りまくりの曲ばかりでした。中でも特に「Clean」って曲は今でも急に聴きたくなる。インディー系はアメリカの「Velvet Crush」も一時期よく聴いてた。あとは「Air Waves」の「Warrior」と「Dungeon Dots」の2枚は好きだった。そして次は6曲目「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」も最高です!RHYMESTERのこのヴァージョンは以前にもライブ映像で観てたのですが、より洗練されたようで、気持ちよすぎる。ラジオではこの曲が一番最初にオンエアされたのですが、もうすでに何度も聴いてるのに飽きる事なく楽しめる。9曲目「輪舞曲」は、くるりの変態的なアレンジと演奏にトリップさせられてしまう。歌メロにも他の楽器同士もおもしろいほどに音がぶつかってる。ユーミンが特典映像のBlu-rayの中でもこの曲の事を語ってるのが凄くよくわかる。レジスタンスたちが閉ざされたパブでタバコの煙の中、地下新聞を読みながらお酒を飲んでるような妖しげな世界。7曲目「真珠のピアス」も鳥肌もんです。ベースが異常にカッコ良くて、いつもよりスピーカーのBASSをかなり上げて聴いてみた。最高です!ボーカルもカッコいいしギターもゾクゾクする。8曲目「守ってあげたい」は、素朴で身近にユーミンを感じる曲ですが、小室哲哉さんのアレンジと乃木坂46の歌唱はクリスマス間近かの教会の中で聖歌隊が聖歌を練習しているかのような新鮮で汚れのない音楽に思える。良いアレンジです。2曲目「中央フリーウェイ」もオリジナルの1975年はその当時最新の流行の車で完成したばかりの中央フリーウェイをドライブしてるイメージだけど、YOASOBIの2023ヴァージョンは透明のチューブの中を最新の自動運転のEV車で未来の中央フリーウェイをドライブしてるかのような映像が頭に浮かぶ。名前ぐらいしか知らなかったアーティストもあったけど、どのアーティストもアルバム買って聴いてみようかと思える。2023年のユーミンファンクラブからのクリスマスカード。今年も豪華でおしゃれです!ベストアルバムだから、有名曲がほとんどを占めるのは仕方ないけど、マニアックな曲が「影になって」だけなのはちょっと寂しい。YOASOBIは「Flying Messenger」「巻き戻して思い出を」とか良さそう。岡村靖幸さんは「Summer Junction」「110°F」「Northern Lights」「Dangerous tonight」「トランキライザー」「命の花」「インカの花嫁」「BABYLON」など、どうなるのか聴きたい。乃木坂46には「愛と遠い日の未来へ」「Midnight Scarecrow」を歌ってほしい。GLIM SPANKYには「ノートルダム」「残火」「コインの裏側」「破れた恋の繕し方教えます」くるりは「ピカデリー・サーカス」「砂の惑星」「きみなき世界」「太陽と黒いバラ」Blu-rayも44分も濃い内容で大満足です。あと1週間で「The Journey Tour」ツアーラストです。奇跡的にチケット取れたので名古屋まで行きます。次で8回目。もうあと何回か観たかった。7回観てもまだまだ観たいと思わせてくれるショー!この次のコンサートツアーはオリジナルアルバム出してからのツアーかな。楽しみです。
2023年12月20日
松任谷由実さんの大阪城ホール公演に行ってきました!今日はぴあの最速先行で取れた席。アリーナなのかスタンド席なのかもわかっていない状態。昼12時、電子チケットのチケプラからの座席発表。スタンド席だった!この前の神戸2daysはユーミンのファンクラブで取れた席。2日間ともアリーナ席だった。観やすい席で大満足でしたが、アリーナはかなり賭け。スタンド席なら全体見渡せるので、どこの席になってもその席なりの楽しみ方ができる。スタンド席の方が好きですが、神戸で2日続けてアリーナ席で観て、アリーナ席でしか体感できない興奮度があった。周りの熱量もアリーナ席は凄かった。(この前の7月の大阪城ホールの時とは全く違う景色。すっかり夜の光景)今日はBブロックの前方席だった。今までで一番良い席だった。ユーミンが船尾にいても船首にいても両側のマストの上に上がっててもどこにいても死角になる事なく全て見えた。ただ、ドラゴンは後姿を観てる時間が多かったけど。7回目だけど、観るたびに感動がより大きくなるライブ。ユーミンがとにかくカッコ良すぎる!「9900円でこれ観せてもらっていいの?」って毎回本気で思ってる。「THE JOURNEY TOUR」は20000円でも安いと思う。装置や演出だけじゃなくユーミンのパフォーマンスにその価値がある。神々しさと人柄に魅了される。この前の神戸からライティングとレーザー光線、映像がより派手にブラッシュアップされたように思う。スモークの量も確実に増やしててレーザーの効果を上げている。今回のツアー、大阪城ホール公演は6回ありましたが、今日がその6本目。大阪最後の公演でした。今日も凄い立ち見の観客の数!拍手の大きさも凄かった。フリフラもみんな効果的に振ってて見事でした。手拍子しちゃうと光ってる部分が内側になるので効果が半減。2023年11月9日(木) 大阪城ホール1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 アンコール20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲Wアンコール23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目Wコールの前のユーミンのMCは感動的だった。バンドの演奏も毎回素晴らしいし、パフォーマーの人たちの心を感じられるアクロバティックな演技も毎回感動させられる。10000人以上の規模の会場で全54公演。あと10公演。多分60万人以上の動員になると思う。ユーミンの動員力の凄まじさは衰える事を知らない。とうとうこのツアーも自分が観るのはツアーラストの日のみになってしまった。次はホールツアーだと思うけど、その前にどんなオリジナルアルバムを出してくれるのか凄く楽しみです。「宇宙図書館」「深海の街」と最高のオリジナルアルバムをたて続けにリリースしたので、期待値が上がってしまう。今のユーミンが最高です。
2023年11月10日
今日も神戸ワールド記念ホールで松任谷由実さんの50周年のツアーに行って来ました!今日もファンクラブ先行チケット。昼の12時にスマホに電子チケットの座席が送られて来た。今日もアリーナ席だった。昨日が北5ブロック。今日は北2ブロック。列も昨日よりも10列ほど前。かなり観やすい席でした。昨日よりも凄い熱気と盛り上がりだった!(今日はすっきりと晴れた空)ユーミンのコンサートは昔から神戸公演の熱気は特別なものを感じた。昔のユーミンの神戸公演は「ハタケヤマアートディレクション(HAD)」が主催だった。社長の畠山のおっちゃんは面白い人で名物主催者と言ってもいいほど。アリスやザ・ムッシュ(かまやつさんではない方の)のコンサート、そしてユーミンのコンサートでも社長自ら2階席からアンコール時に「ブラボー!また神戸に来てや!!」とか叫んでいました。自分はあの声が社長だとわかってたので毎回、笑ってしまい温かい気持ちになった。元々、神戸新聞会館興行部の代表をしてた畠山さんが独立してHADを作った。1977年までは神戸新聞会館興行部が神戸のコンサートの多くを主催していました。1978年春からHADになった。今日、ユーミンのコンサート観てて忘れてた記憶がよみがえった。1982年1月27日神戸文化ホール公演の「昨晩お会いしましょうツアー」の事。自分は舞台設営とコンサート警備のバイトとして会場にいた。(3月18日姫路と3月22日大阪フェスのコンサートをちゃんと客席で観たんだった。神戸も客席で観てたような記憶になってた^^;)1982年1月27日神戸文化ホール、午前中からホールに行って舞台セットを組み立てる。床が乳白色のアクリルの板でその組み立てから始まった。枠組みを設置してアクリル板をはめ込んでいく。何度も「足元!落ちないように!」と叫ぶ声が聞こえた。そのあと、アクリル板のステージの上で舞台背後の孔雀の羽のように広がった扇型電飾の設置。(「中央フリーウェイ」の時などに効果的に使ってました)その扇型の組み立てをバイトの10人ほどで担当してた。棒の向きを逆に付けてしまってた部分があり、怒られてやり直した事とかまで急に思い出した。舞台セットが出来上がり、リハーサルが始まった。もっと観たかったけど…ロビーで観客に配るコンサートチラシ束を作る作業。音はずっと聞こえてて、「お!この曲やるんだ!」とか一人で心の中だけで盛り上がっていました。その時、超お気に入りだった「夕闇をひとり」が聞こえた時は聞き入ってしまいそうだった。このツアーのMy初日がバイトだったのは、かなりなストレスだった^^;観客も入り終え、警備の仕事に。自分が割り振られたのはセンターブロック横の通路の一番前・・・「うわぁ・・・もみくちゃになる・・・」と思ったのとステージに背を向けないといけないストレス。オープニング…観たくてうずうずしてたのを思い出す。・・・ちょっと斜め横向いて偽物ユーミンが立っているのを観たけど。オープニングも凄い盛り上がりだったけど、観客は座席の前に立って盛り上がってましたが・・・アンコールになると通路に後ろから人が押し寄せカオス状態!こうなる事は何度もユーミン観てたので簡単に予想できた。これは止められない事もわかってた。(今では通路を後ろから客が押し寄せるなんて絶対無理)当たり前のようにどんどん後ろから通路に流れ込んで来る。1981年…いい時代だったな^^;曲は「カンナ8号線」・・・誰も止められない。それ以上に観たい!!(ちなみに…5年ほど前の森進一さんのライブ。アンコールの「東京物語」「恋月夜」で 総立ちの観客が通路に押し寄せてきてカオス状態。森さんのファンも熱い! 森さんのアンコールは毎回かなり盛り上がって熱い!)続いて「DESTINY」・・・もう完全に自分もユーミン観てた。14列目の通路入り口にバイトを2日くらい配置して侵入させないようにしてたはずなのに…。でもカオス状態のおかげでユーミンを最前列で最後の1曲だけ楽しめた・・・・圧迫感も強烈で真冬なのにみんな大汗かいてる・・・。ユーミンの歌が観客を煽り続ける…。もう41年も前の事。まだ自分は10代だった。あの頃のユーミン最高にカッコ良かった!でも!確実に今のユーミンの方が何倍もカッコいい!と断言できる!オーラがあの頃とまったく違うし、有り難みを感じてしまうほどの存在感。登場するだけで泣きそうになるぐらいのカッコ良さ!今日、ユーミンのライブ観てて、バイトした事を急に思い出した。あの時、ユーミンのコンサートのバイトは断ろうと思った事も思い出した。「PEARL PIERCE TOUR」からは舞台を背にするストレスもなく、全て客席で楽しんだ。懐かしい事を思い出したので長々と書いてしまった。ここからネタバレ。トリプルアンコールにせずにダブルアンコールで2曲歌った。多分・・・その日中に新幹線に乗って帰りたいミュージシャン、スタッフのためかも。一旦、はけて、またステージに戻る時間を削減?絶対トリプルになる事はわかってる事だから、そうしたのかも。一瞬、ダブルだから粘ればもう1曲ある?とか思ってしまった。「経る時」「卒業写真」・・・いや・・・自分は「宇宙図書館」が一番聴きたい。「宇宙図書館」がダブルアンコールの定番曲になったらいいのになぁ。2023年10月14日(土) 神戸ワールド記念ホール1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 アンコール20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲Wアンコール23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目24曲目「タワー・サイド・メモリー」 「昨晩お会いしましょう」1曲目 観客の盛り上がりも凄くて昨日とは何かが違ったように感じた。ライティングがまた変わった?演奏も少し違うように思えたし。スモークの量も昨日より多かった。「さまよいの果て波は寄せる」の時もユーミンが見えなくなるほどにドライアイス系のスモークが!あの演出で感動がより深くなった。この曲、本当に好きです。4曲目「ただわけもなく」は泣いてしまった。本当にいい曲。天才的な歌詞とメロディ。15曲目「Now Is On」…最高すぎる!それにしても、2時間をあれだけ踊って走って歌い続けてカッコ良くあり続けるユーミンの凄さを改めて感じたし、観客へのサービス精神、体力の限界まで楽しませてくれるユーミンに感涙。今日のライブも当然、100点満点の最高のライブでした!次は大阪。ぴあの先行で取った席。またまたアリーナかスタンドかわからない席。アリーナの観客の熱を感じながら観たいのもあるし、全体をスタンドから観たい気持ちもある。どっちしろ、会場に入れるだけでありがたい。
2023年10月16日
先週の広島公演に続き、今日は神戸公演を観て来ました!今日のチケットはファンクラブ当選分。第1期はファンクラブで全てハズレたけど、第2期は今回の神戸2daysが当選。CD購入先行はスタンド席希望かアリーナ席希望か選べたのですが、ファンクラブ席は当日になるまでアリーナかスタンドかわからない。これも逆にドキドキで当日までの楽しみが増えた。帰って来てから、友人にもらった石川県の地酒を呑みながら「宇宙図書館」をアナログ盤で全曲聴いてたら、いい感じに酔った。あては、広島の帰りにサービスエリアで買った「ままかり」の酢漬け!「ままかり」の三杯酢漬けは止まらなくなる。酒は「手取川 酒魂 純米吟醸」・・・これ美味しい!「手取川」自体、めちゃくちゃ好きな酒だけど「酒魂 純米吟醸」は初めて呑む。「宇宙図書館」のアナログ盤の音がたまらん!(終演後、外に出るとひどい雨だった。混み合う駅までの狭い道を傘と傘がぶつかり合いながら傘さしてても結構、濡れた。)昼の12時。。。スマホに送られてきた座席はアリーナ席!今回、初めてのアリーナ席。ここまでの4公演はCD購入先行で取った席。全公演スタンド席希望でした。スタンド席はステージの床が見えるが大きいし全体が見渡せる。「TIME MACHINE TOUR」の時の床の演出がめちゃくちゃカッコ良かったので、あれからアリーナツアーはスタンド!って思ってた。今回は床の演出はそれほどないのですが・・・^^;アリーナ席北ブロック。これまで全て船尾側だったのですが、今回は船首側!結論から言うと・・・アリーナ席最高!でした。それほど前の席ではなかったけど、やはりユーミンが、舞台が、かなり近く感じる。何かスタンド席の熱気とは別次元の熱気を感じた。7割以上の曲をスタンディングで聴いた。Zeppやなんばhatch、ライブハウスなどのオールスタンディングのライブに、最近行く事が減ったのですが、あの感じ思い出した。5年ほど前まではDeath、Black、ブルデス、デスコア、グラインドコア系のライブに良く行ってた。今でもCD買って聴いてるバンドは多いけど、来日決まっても躊躇するようになったのは年のせいか…。今は完全にユーミンにハマってしまってるので、ユーミンが見せるショーとユーミンの人柄に今更、またどっぷりとハマり込んでる。80年代頭からユーミンのコンサートに行くようになって「昨晩お会いしましょう」「パールピアス」「リ・インカーネーション」「Yuming Blood」・・・この辺りのユーミンに凄くハマってライブを何本も観てた。でも、はっきり言ってあの頃のユーミンより、今のユーミンの方が断然カッコいい!今のユーミンが観られる、今のユーミンの歌が聴ける幸せを感じながら毎回、このツアーを観てる。今日のユーミンも最高でした!2023年10月14日(土) 神戸ワールド記念ホール1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 アンコール20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲Wアンコール23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目トリプルアンコール24曲目「タワー・サイド・メモリー」 「昨晩お会いしましょう」1曲目 15曲目の「Now Is On」を歌い踊るユーミンがカッコ良すぎて鳥肌立ちまくりでした。アリーナで感じる振動やパワーはスタンドとは全く違った。自分はもっと最近の曲を多く聴きたいと思ってしまう。1999年以降のユーミンのアルバムは全てと言っていいほど最高です。特に2009年「そしてもう一度夢見るだろう」以降のアルバムは超名盤しかない。今のユーミンが一番好きな理由はそこにもある。第二期からレーザー光線の演出も派手になったし、ライティングもパワーアップ!アリーナ席から見るフリフラの光は、スタンドから見るのとはまったく違って感じられた。13曲目の「Delphine」のレーザー光線もアリーナ席だとまったく違ってステージが見える。3曲目「リフレインが叫んでる」は発売当初はあまり好きな曲じゃなかったのに、このツアーで聴いてから凄く好きな曲になった。このツアーまでに何度も「リフレインが叫んでる」はライブで聴いていたのに・・・。なぜか、今回のこの歌、感動して泣ける。18曲目「真夏の夜の夢」も発売当初、ぜんぜん好きじゃなかったのに、このツアーで聴いてからCDでも何度も聴くようになった。今回のツアーは神がかってるのか、魔法でもかかってるのか、これまで何とも思ってなかった曲が全て好きになってしまった。3度の「SHANGRILA」で、その2曲聴いても特に好きにもならなかったんだけどな。「THE LAST WEDNESDAY TOUR」の時も「リフレインが叫んでる」よりも断然「LATE SUMMER LAKE」に興奮してたのを思い出す。「さまよいの果て波は寄せる」に関しては神曲過ぎて、何を書いても安っぽくなってしまう。高校生の頃からこの曲に異常にハマってた。「悲しいほどお天気」は特別に好きなアルバムで発売当時、中でもこの曲と「丘の上の光」の2曲ばかり何度も延々と聴いてた。今でも「悲しいほどお天気」はよく聴くアルバム。明日はスタンド席か、アリーナ席か・・・・。今日、アリーナで観てアリーナ席で観る良さがよくわかったから、どちらでもいい。(バッジセットと新色のヒッピーポーチを買った。台にしたのは、ブログ書き終わったら聴こうと思ってる「Ten Years After」の5枚目「WATT」「Ten Years After」も一定の周期で絶対に聴きたくなるバンド。このアルバム、最近まったく聴いてなかった。最近、CDで「Stonedhenge」は聴いたけど、やはり「Ten Years After」はアナログ盤で聴きたい。)
2023年10月15日
2023年10月9日(月祝) 松任谷由実さんのコンサートに行ってきました!9月9日から第二期に突入して初めてのコンサート。今日は車で行こうと言う事になり、最初は昼12時に神戸を出たら余裕だろうと思ってた。前日に高速道路の情報を調べてみたら山陽自動車道の途中が通行止めになってる事が発覚・・・。急遽、神戸を出るのを10時半に早めて2号線と姫路バイパスなどを通って備前から山陽自動車道に乗った。約4時間半で広島グリーンアリーナに到着!ちょうどグッズ先行してたので先に缶バッジとキャップを買ってから、ツアーポスターが欲しいので「ユーミン乾杯!」を予約。すでにAmazonで予約してたけど、ポスター代と思えばまあいいか。車の中で12時迎え、今日の座席がわかった。スタンドGブロック16列またまた船尾側だった。4回とも船尾に近い座席。観られるだけで、どこでもいいんだけどね。縄梯子がちょうど邪魔な位置だったけど、ユーミンはかなり動き回ってくれるので問題なし。セットリストの変更や演出の大幅な変更はなかったけど、ライティングがより派手になっていた!レーザー光線の演出を使う箇所が多くなったのと、コーラスのアレンジも変わった箇所があったように思うネタバレあり曇り空だけどアリーナの前の緑が鮮やかだった。2023年10月9日(月祝) 広島グリーンアリーナ1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目この前に観た7月16日神戸公演よりもさらにパワーアップ、ブラッシュアップしていて舞台全体が進化していた。4曲目「ただわけもなく」を聴きながら、しみじみ良い曲だなぁと改めて感動6曲目「TYPHOON」もいつ聴いてもカッコいい!ユーミンを照らす真上からのライトが変わったように思う。円筒のスクリーンの映像も少し違ったように思ったけど見る位置で違うのかも知れない。10曲目「さまよいの果て波は寄せる」は名曲すぎて毎回胸が熱くなる。15曲目「Now Is On」はユーミンも歌、ダンスともより激しくなってカッコ良かった!もちろん、今回のセットリストは全曲最高です。ライブの定番系の曲も超有名曲も生で聴くとCDで聴くのよりも何倍も感動させられる。もうすぐ70歳とは思えない運動量のあるステージ。走るし、回転しまくり、ラテンダンスも激しく、ステージ上で凄い歩数歩いていると思う。今日はドラマーが違ってた。原治武さんでした。また違ったリズム隊のノリを感じられて楽しめた。コンサートが終了して駐車場の地下への階段に行くと凄い行列。駐車料金を支払う列・・・。機械が1台しかないので相当時間がかかりそうだったので、少しぶらぶら時間潰して駐車場を出たのが9時半。帰りは山陽自動車道で帰った。通行止めは下りのみだったので上りは問題なかったけど、思った以上に時間がかかった。家に着いたのが夜中の2時半だった。途中サービスエリアで、チキンカツカレーを食べた。カレーってハズレは少ないはずだけど、珍しくかなりおいしくないチキンカツカレーでびっくり。高校の学食のカレーの方がマシだった。どこのサービスエリアかは書かないでおこう。さ!次は神戸!
2023年10月10日
松任谷由実さんがアニメ映画「虹色ほたる―永遠の夏休み」の主題歌として書き下ろした名曲。今日は名古屋で松任谷由実さんのライブがあったのですが、チケット取れずに行けなかった。第3次予約でも自分も友人もまったく当たらなかった。でもまだあと5回は行けるので今回は諦めた。8月19日20日が第1期ツアーの最終日だからかも知れない。9月9日から第2期がスタート。セットリストは変わらないと思いますが(今で完全満足なので変えなくてもいいけど…)、演出か衣装が少し変わったりするのかも知れない。このサントラ盤、もの凄く良いから聴いてほしい一枚。曲の美しさとアレンジの美しさ。「愛と遠い日の未来へ」「愛と遠い日の未来へ」は37枚目のアルバム「POP CLASSICO」の中に収録されている曲。「POP CLASSICO」の中では11曲目「シャンソン」がダントツに好きな曲なのですが、最近、この曲は「シャンソン」に並ぶほどヤバイほど感動する曲になってきてる。元からこの曲は好きな曲だったけど今頃、何かわからない力に惹きつけられるようにこの曲ばかり何度も聴いてしまう時がある。もう会えない大切な人に語りかけられてるような感覚になって胸が苦しくなる瞬間がある曲。メロディーの凄さはユーミンだから当然の事なのですが、メロディー以上に遠くにある誰かの魂を寄せ付けてくれるような歌詞の深さと強さは他には絶対にないのかも知れない。日常に使う言葉で作られているのも凄い事。辞書で調べないとわからない言葉なんて一つもない。日常のあたりまえの言葉でここまで凄い歌詞が書けるのには超人的な物を感じる。「♪泣かせたならごめんね 突然の絵葉書みたいに それぞれの哀しみを 超えていく途中で」ここの歌詞とユーミンの歌い方で毎回心がギュッとなる。そして最後のサビ部分だけに英語でコーラスが入る。「♪I'm sorry that i make you cry」(泣かせてしまってごめん)って繰り返される。そして「虹色ほたる―永遠の夏休み」ユーミンが主題歌を作ったと聞いて単行本を買ってまず読んでみた。内容が怖いぐらいに子供の頃の自分が経験してきたような事がつまってた。主人公のユウタが幼い頃、父親にカブトムシ取りに連れて行ってもらったダムのほとり。1年前に父親を事故で亡くし、小学6年になって一人でそのダムのある山奥へと来てみた。そのダムは昔、村があり今ではダムの底に沈んでしまっていると父親が話してくれた事を思い出す。そこの村でユウタの父親は虹色に光るほたるを見たと話し、そこはほたるの谷だったと…。父親との思い出を辿るようにカブトムシを探しに山奥に入っていくユウタ。森の奥で不思議な老人と出会う。水を飲ませてほしいとその老人に頼まれユウタは持っていたスポーツドリンクをあげる。かんかん照りの日なのに、その老人は今から恵みの雨が降って嵐が来るから早く帰れとユウタに話す。雲ひとつない痛いくらいの日差しの中そんな言葉を信じずに草むらに寝転んでいると突然、雲が湧き上がり雨が降り出す。山肌に土石流のように濁った土混じりの水が流れ、ユウタは足を滑らせて気を失ってしまう。・・・そこからファンタジーの世界に入っていく。ダムの底に沈んだはずの村にいる事にユウタは気づく。テレビからはキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」が流れている。1977年だ。そこで友情を築き、初恋も経験する。森の奥で会った不思議な老人に再び会い、元の世界に戻してあげるが1ヶ月かかるのでこの時代のこの村を1ヶ月楽しみなさいと言われる。そこで1977年の田舎の村の夏休みを経験して父親が子供の頃に見たほたるの谷にも行く事になる…そこからドラマチックにそこでの友情や村民のダムに沈む故郷への思いなど知り、感動的に展開していく。このアニメ映画は音楽を全て松任谷正隆さんが作っていると知り、アニメのDVDは買って持ってたけど封も切らずに何年もそのままだった。サントラ盤も出たので音楽はCDでよく聴いてた。そこに「愛と遠い日の未来へ」の映画ヴァージョンが収録されています。もう正隆さんの音楽もユーミンの映画ヴァージョンも聴けたからDVDはいいやって感じで一度も観る事もなく買って持ってるだけで満足してる状態でした。少し前に「愛と遠い日の未来へ」が好きになりすぎて、アニメ映画だけど観てみようとDVDの封を切って観た。小説で読んで頭に描いてた風景や人物像とは違ったけど、すぐに素直に映画の中に入り込めた。松任谷正隆さんの音楽の付け方の素晴らしさに感動しっぱなし。打ち込みをいっさい使わずに全てオーケストラで作ったらしく壮大な景色に完璧にハマってた。アニメ映画で泣いた事って一度もなかったけど、いろいろと重なる部分も多くて泣けた。音楽の効果もかなり大きかったようにも思う。自分と重なっている部分というのは、幼稚園から小学5年ぐらいまで、夏休みになると父親に週に何度も虫取りに連れて行ってもらってた。行く場所は数カ所あってそのうちの一つに、烏原水源地があった。そこは自分の家から一番近い虫取りの場所で歩いて30分〜40分ほどで行ける所でした。朝の4時前には家を出て父親と二人で急いで山に登ってた。神戸ではクワガタの事を「ゲンジ」って読んでて小さい頃は「ゲンジ取り」と言ってた。この烏原水源地はノコギリクワガタとヒラタクワガタがよく取れた。民家からも近い場所でそんなに山奥でもないので「ミヤマクワガタ」はいなかった。「ミヤマクワガタ」を取るのはまた違う場所だった。「ノコギリクワガタ」の事は「水牛」、顎が(ツノ)が曲がらずに真っ直ぐな物は「カジワラ」、オオクワガタの事を「サクラゲンジ」と神戸では呼んでる人が多かった。(シロスジカミキリの事は「チーチー」って呼んでた。今思い出した)ここの烏原水源地はダムになるまえは、この映画同様に村がひとつあったそうです。一度、雨がなかなか降らない年があって、ダムの底にレンガの橋のような物や家の屋根らしきものが水面に出て来てた事があった。その時、父親が「このダムの底に烏原村という村があったんやで」と話してくれた。父親も生まれていない時で父親も自分の父親に聞かされたと。祖父はその村に流れてた清流でアマゴなどの魚釣りをしていたと聞いた。水が少なくなったダムの底に見えた村の残骸を見た時はなぜか凄く怖かった。烏原貯水池に流れ込んでくる小さな河があってその河にはホタルがたくさんいた。夕方にホタルを見るために水源地まで家族で何度か行った事もあった。家から歩いて40分ほどのところに、ホタルがこんなにいるんだと感動した。ホタルは捕まえてもすぐに死ぬので取る事はなかった。25年前に父が亡くなったあとに、一度だけ幼い頃に連れて行ってもらった場所を巡った事がある。今では道も舗装されハイキングコースのように整備されています。自分が父親に連れていってもらってた頃は軽自動車がやっと1台通れるかどうかの狭い土の道で貯水池の周りを一周できた。金網の柵はなく人の腰の高さほどの石で出来た柵があっただけ。すぐに中に入る事ができた。その代わりにマムシも多くいたので、かなり慎重に歩いてたのを思い出す。その場所で父親と撮った写真が一枚だけある。虫かごの中はノコギリクワガタが3匹ほど入ってて誇らしそうに虫あみを持って笑ってる自分がいる、それを見ると全てが鮮明に思い出される。その時の会話や父親の声なども…。写真ってどんな場所ででも撮っておくべきだと思った。この「虹色ほたる―永遠の夏休み」のシチュエーションが、自分の経験に凄く似てたのもあって感動が大きかった。映画を観てからより一層「愛と遠い日の未来へ」の凄さがわかった。映画のラストにこの曲が流れ出すと心が震える。「♪思い出してごらんよ 幼い日 胸を震わせた 言葉にできないまま 残して来たものを 青空にそこだけ 影おとし 山にかかる雲 儚い夏のような 虹を降らせていた」そして「♪握り返す 手のぬくもり」は記憶から消そうとしてた事をリアルに思い出させる。記憶から消してはいけない事だと気付かされた。最近、ユーミンにはいろいろと泣かされっぱなしです。
2023年08月20日
1976年3月5日発売の荒井由実さんの7枚目のシングル。かなり前にも書いたことあったかも知れないけど、今日はアナログ盤でこの曲をじっくり聴いてた。最近は2009年発売の35枚目のアルバム「そしてもう一度夢見るだろう」以降のアルバムばかりずっと聴いてて荒井由実時代の曲を聴く事がかなり少なくなってた。「そしてもう一度夢見るだろう」から「深海の街」までの5枚のオリジナルアルバムが好きすぎて何回聴いても飽きて来ない。最近、徐々に今のツアーの影響もあって少し前のアルバムも聴くようになってきた。「Frozen Roses」「Wings of Winter, Shades of Summer」「acacia (アケイシャ)」の3枚も改めて名盤だと感動して聴いてる。「悲しいほどお天気」から「PEARL PIERCE」の6枚のアルバムなかり聴く時期があったり荒井由実時代の曲を多く聴く時期があったりもする。自分がその時に何を求めてるのかで聴くジャンルもかなり変わるし、ユーミンのアルバムもどの時代のユーミンのアルバムかかなり変わる。結局、どのアルバムもめちゃくちゃ好きなのですが。(Black Metal、Grindcore、doomばかり聴いてる時期もあったし、フォークばかり聴いてる時期、60年代〜70年代歌謡曲、演歌ばかり聴いてる時期もあった。どんなジャンルの音楽も拒絶することはほとんどないので、いろいろ聴けて楽しい人生です^^;)A面「翳りゆく部屋」作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲といえば、2021〜2022年の全国ツアー「深海の街」の1曲目で歌われた。60公演以上を10ヶ月かけて日本の隅々まで回ってくれたこのツアーも最高でした。スモークの中にせり上がりで登場するユーミンのカッコ良さに毎回感動して泣けた。ライティングも最高だったし舞台装置も最高でした。そして、この曲がより一層好きになった。コンサートツアーで聴いたのは「PEARL PIERCE ツアー」以来だったように思う。凄い久しぶりに聴いたのと、今のユーミンが歌ってる事の感動でオープニングからずっとウルウルするコンサートだった。またこの曲を鳥肌立つような演出で聴きたいと思う。この曲は14歳のユーミンが「マホガニーの部屋」というタイトルで作ったの物が原型でメロディーをそのままに21歳のユーミンが歌詞だけ作り変え「翳りゆく部屋」とタイトルをつけた。「翳りゆく部屋」に書き換える時の最初の歌詞。「♪二人の言葉はあてもなく 過ぎた日々をさまよう」の所が最初に書き上げた時は「♪あなたの落とした吸殻は 過ぎ去った日々のよう」と書かれていた。これはこれで情景がまた浮かび上がってくる。「♪ランプを灯せば街は沈み 窓には部屋が映る 冷たい壁に耳をあてて 靴音を追いかけた」の所が「♪明かりを灯せば街は沈み 窓には部屋が映る あなたの乾いた靴音も 消えてゆく雑踏の中へ」「明かり」を「ランプ」に変えただけで部屋の装飾や窓の形なども全て違って頭に浮かぶ。B面「ベルベット・イースター」作詞・作曲 荒井由実さん 編曲 松任谷正隆さんベルベットとイースターを合わせるセンスの凄さと、プログレのような楽曲は18歳でこの曲を作ったユーミンの天才ぶりがよくわかる例だと思う。昔はシルクで作られてた高級生地のベルベットとキリスト復活祭であるイースター・・・いろいろ想像できてタイトルだけでも楽しめてしまう。曲もヨーロピアンプログレでメロディの秀逸さと歌詞の乗せ方のカッコ良さにいつもゾクゾクする。この曲は2018年アリーナ40公演「TIME MACHINE ツアー」の1曲目で歌われた。このツアーの次の「深海の街」ではA面「翳りゆく部屋」が1曲目で歌われた。このシングルから2曲連続でツアーのオープニング曲に選ばれたのは偶然なのか。「翳りゆく部屋」の翌年の松任谷正隆さん、松任谷由実さん1975年6月号
2023年08月04日
松任谷由実さんの神戸公演に行ってきました!5月28日大阪、7月2日大阪で観て、今日7月16日が3回目でした。コンサート当日の昼の12時に電子チケットの座席が発表されます。今回はCD購入者の先行予約で当選した席。スタンド席希望で当選。今回は全てスタンド席で申し込んでる。10月のファンクラブ当選分だけアリーナかスタンド席かわからない。昼12時になりスマホのアプリを開けて見るとスタンドN17列。一番後ろから2列目。でも、不思議なほどに今回のツアー、どんな後ろの席だとしても観られるだけで幸せに思えるほど何度でも観たくなるツアー。客席につくとスタンド席は一番前が9列から始まってるので実質9列目でした。なんの障害物もない全て見渡せる最高な席だった。その上、スピーカーの位置の関係かも知れないけど、これまでの2回の大阪城ホールよりもさらに音がクリアで完璧だった。低音も満足できるだけ出てるしユーミンの歌声も歌詞が完璧に聞き取れるいい音!「TIME MACHINE TOUR」の時よりも音は確実によく感じた。(いつもユーミンのライブは出音に不満を感じた事はないけど)大阪城ホールよりもひと回り小さいのでしっかりと演出も観ることができた。今日はユーミンが特別いつも以上に楽しそうにはしゃいでるようで可愛かった。【セトリ、ネタバレ】2023年7月16日(日) 神戸ワールド記念ホール1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 アンコール20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲Wアンコール23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目トリプルアンコール24曲目「タワー・サイド・メモリー」 「昨晩お会いしましょう」1曲目真下にPA席があって双眼鏡でのぞくと小さなモニターにユーミンの上半身がずっと映し出されてた。見えない方へユーミンが歩いて行くと、そのモニターを見ると表情までバッチリ見える。ずっとユーミンの上半身を撮影してるカメラマンが何人かいるんだ。ユーミンが歌う向きを変えると、また違うカメラでユーミンの上半身を捉えて撮影してる。映像を見てライティングやエフェクトかけるタイミングを見てるのだろうか。今日はトリプルアンコールまであった!神戸のライブは、あの曲が最後にあるだろう…と勝手に思ってるので、観客のねばりもあって戻ってきて歌ってくれた。今回のセトリ、観れば観るほどに気に入っていく。どの曲の時でもライティング、演出は素晴らしくずっと引き込まれて楽しませてくれる。何よりユーミンの歌が心を震わせてくれて満足度を高めてくれる。トリプルコールにユーミンも心底うれしそうだった。まだまだ次のツアーもその次のツアーも楽しませてくれそうで、ユーミンから安心と余裕が感じられうれしかった。大満足の神戸公演でした!次の神戸公演の一般発売前の先行受付のチラシが入ってた。この2日間はもうすでに確保してる。「本日来場の方」だけの特別受付なので、受付方法の部分は載せるのをやめときます。
2023年07月17日
昨夜はユーミンの花火大会に行ってました。東京競馬場は行った事もないし、どう行けばいいのかまったく知らない。このイベントが決まった時は凄く遠いイメージだったけど調べてみると六本木から大江戸線と京王線乗り換えだけで行けると安心した。六本木で友人と5時半の待ち合わせして、競馬場に着いたのが6時20分。ユーミンの花火があるので東府中駅に特急が臨時停車。新宿から乗り換えも1回ですんだ。東府中駅からはユーミン電車が走ってた。競馬は一度も見た事がないので初めて見る競馬場。テレビなどでも見た事なかったので広さに驚いた。「AVALON」が流れるCMはネットで観た事あったけどモノクロだし馬と人しか映ってなかった。CM中に流れる「AVALON」は2番の歌詞から流れてた。花火が始まるまでの時間にも大きいLEDビジョンにこのCM映像が何度も流れた。「AVALON」はやっぱりめちゃくちゃカッコいい曲だと思いながら映像見てた。残念ながら・・花火ではこの曲、使われなかった。「AVALON」とか「残火」とか使えばいいのに。宇宙図書館ツアーで「AVALON」〜「BABYLON」の流れが最高にカッコよかった!アルバム「宇宙図書館」を聴いてても「Sillage ~ シアージュ」に続いて「AVALON」が流れ出す構成は神すぎる。花火が始まる前に松任谷由実さんが登場!これはラジオで本人が出るって言ってたので驚きはしなかったけど。フジビュースタンドの1階の2列目だったけど、センターからはかなり上手。でも、センターから自分の席までの4倍以上、さらに上手の座席があった。肉眼で何とか見える距離。LEDビジョンには大きく映し出されていたので問題なし。オープニングセレモニー時は撮影禁止なので、写真は撮らなかった。花火の写真もまったく撮ってなかった^^;花火は「真夏の夜の夢」からスタートした。マニアックな曲は「DA・DI・DA」から「月夜のロケット花火」と「14番目の月」のラスト曲「晩夏 (ひとりの季節) 」ぐらいだったかな。あとは誰でも知ってるような有名曲でした。それから「不思議な体験」のライブ音源が使われてるのが良かった。花火は神戸ハーバーランド、宝塚大劇場側の武庫川、PL花火、淀川花火など前は観に行ったりしてたけど、昨夜のユーミンの花火ほど凄い花火は観た事なかった。やっぱり曲とシンクロして見せるのが感動する。音楽をもっと大きくしてほしかったけど。10時前に六本木で友人と待ち合わせしてたのもあって最後の最後までは観なかった。1時間近くも観ればじゅうぶん満足してたし、帰りの電車がえらいことになりそうだったので急いで競馬場を出た。来場者にこのユーミンのうちわがもらえた。
2023年07月06日
2023年7月2日(日)松任谷由実さんのコンサートに行ってきました!このツアーは2回目。多分、絶賛のみの言葉で埋め尽くすブログになると思う。(今日はとんでもなく蒸し暑い日で大阪城ホールに辿り着いた時は汗だくでした)前回、5月28日(日) 大阪城ホール公演でも感動が凄かったけど、今回、2回目観て前回より更に感動が確実に大きくなった。前はAブロック、船首を右側にセンターステージの正面から観る位置でした。今日はMブロック。斜め右すぐそこに船尾、前回とは逆側からセンターステージを観る感じ。今回、前に気づかなかった部分も多く発見した。レーザー光線の効果はAブロックでは感じられなかったものがあった。この前観た大阪城ホールから北海道、長野、東京、静岡、そして昨日の大阪と9回公演してユーミンもバンドも演出もいろいろとブラッシュアップしてたのがわかった。ユーミンは1月から5月まで喉に負担のかからない発声法に変えるボイストレーニングを経て「深海の街ツアー」での感動的の歌唱を更に上回る充実した歌唱を聴かせてくれた。年齢とともに誰にでもその人その人で出しにくくなる音域があって、ユーミンは今回、それをほぼ克服したのじゃないかと思う。50年歌い続けてもまだ努力してる事が手に取るようにわかるので感動も大きくなる。2時間15分ほとんどMCなしで歌い続ける体力と精神力は神がかってるし、歌だけじゃなく、激しいダンスもある、大きいステージを端から端まで何度も移動もする。Wコールの時は走って登場する女性シンガー69歳・・・凄すぎる。Wコールの時のMCで「70年代の終わり頃にお客さんが入らなかった頃があって、お客さんのノリが悪いと ボヤいたら主催の大恩人のような人がお客さんが悪いと言うことは本人が悪いんだよ」と言われてた。と話してた。当時ユーミンの関西でのコンサートの主催をよくしてたハタケヤマアートディレクションの畠山さんの顔が頭に浮かんだ。畠山さんが言いそうな事。ユーミンが言った口調も畠山さんっぽい気がした。ハタケヤマアートディレクション主催の1979年10月5日マジカルパンプキン ツアーの神戸公演チラシ。畠山さんはずっとユーミンにも力を入れて町中に広告ポスターを貼り、いろんな場所にチラシを置いていた。セットリスト ネタバレ2023年7月2日(日) 大阪城ホール1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目20年〜30年以上前のスタンド席も総立ちのロックライブは自分はユーミンにもう求めていない。今のユーミンなら、激しいライブもやれてしまうと思うけど…。今回のセットリストがちょうどバランスが良い気がする。「深海の街ツアー」の激しい曲としっとり聴かせる曲のバランスも絶妙だったし。5/28の大阪城ホールを観てきたあとにも書いたけど、今回、自分にとって特別感動するのは4曲目「ただわけもなく」10曲目「さまよいの果て波は寄せる」15曲目「Now Is On」6曲目「TYPHOON」の4曲。それに加えて今回から9曲目「あの日にかえりたい」と19曲目「航海日誌」の歌唱もすごい引き込まれた。ショーの演出としては何と言っても14曲目「LOVE WARS」のドラゴン!そして3曲目「リフレインが叫んでる」での観た事ないほど無数のレーザー光線。13曲目「Delphine」ではスモークとレーザーで海の中のような演出、そして海中から見上げて海面を泳ぐように見える二頭のイルカ。2曲目「WANDERERS」での炎の演出もインパクト大。18曲目「真夏の夜の夢」でのファイヤーダンスと炎の演出。(昔、子供の頃、ハマブランカかどこかのハワイアンセンター的な所で観たのを思い出した)7曲目「青いエアメール」ではスクリーンに映し出される夏〜秋〜冬〜春へとうつろう景色。6曲目「TYPHOON」の気怠く蒸し暑そう次第に台風が近づき風に揺れるカーテン22曲目「春よ、 来い」で再び登場するドラゴンの神々しさ。そして「春よ、来い」のあのピアノイントロの前に1曲目の「心のまま」の「♪Hurry up 心のまま Hurry up とても愛している」の部分のメロディをピアノが鳴らす。かなりゾクゾクする瞬間です。そして、本当に重要なのが今回もバンドが最高だという事。激しいロックナンバーから息を呑むような繊細なバラードまで全て完璧。それに加えて大阪城ホールなのに音質が素晴らしすぎる。5月の席より今日の席の方がさらに音が美しく聞こえ驚いた。リズム隊の音とバランスも最高でした。ギターの遠山哲朗さんはやっぱり天才だと思った。遠山さんのギターはめちゃくちゃ好きです!今井マサキさんはギタリストとしてもやっていけそうなほどにアコギも最高だった。コーラスは当然素晴らしく、「Now Is On」でのラップパートのカッコ良さも鳥肌もんだった。武部聡志さんは誰もが認める天才だし・・・。PercussionとSAXの佐々木詩織さんと小林香織さんも今のユーミンに欠かす事が出来ない重要なメンバーだと思う。12曲目「Blue Planet」のソプラノサックスのソロめちゃくちゃ気持ち良かった!「Blue Planet」は「THE LAST WEDNESDAY ツアー」の時よりもユーミンの歌唱が凄く、カッコ良すぎて聞き入ってしまった。今日の「Blue Planet」の歌唱、強烈だった!14曲目「LOVE WARS」でユーミンの声にかかってるボコーダーのエフェクトが宇宙からの声のようでカッコいい!SAXソロもカッコ良かった!15曲目「Now Is On」のイントロのピアノの音で今日もやばいぐらい鳥肌だった。聞けば聞くほどにカッコいい曲。「♪ Going on 続く人生 あなたがいなくなっても Changing on 世界は変わる 私がいなくなっても♪ Going on 今を生きよう 離れていく明日でも Now is on 今を愛そう 求め合う瞬間を♪ We'll never be the same ふたりずっとここには いられない Never be the same やきつけるのあなたを」忘れてはいけないのが、9人のパフォーマー。ダンサーと言うより、アクロバティックなパフォーマー。ユーミンのステージに立ってるので当然、凄くレベルの高い人たちなんだと思う。19曲目「航海日誌」では下船する気持ちや思いを各自が芝居で表現してる。ミュージカルの一場面を観てるような演出もライブのラスト間近かにハマってる。フリフラの効果は「TIME MACHINE Tour」の方があったとは思う。フリフラに合う拳突き上げ系の曲が多かったし、観客も一緒に踊る振り付けのある曲も多かった。それにユーミンがフリフラの効果をあげるようなMCもしてた。「さあみんな!腕を上げて準備をして!用意はいいかな?」と言うだけでみんな意識するから。次はユーミンの花火。そして神戸公演と、ユーミンずくし。今日、観た所なのに、もっと回数増やしたいと思ってしまうショーでした。まだ一般発売前の会場もあるし、今、狙ってるのは2公演。2公演さらに増やせたらうれしい。チケット代9900円って安すぎる^^;15000円取ってもおかしくない内容と演出。こんなに凄くお金掛けた完璧なステージで9900円なら他のアーティストがやりにくくなったりして。ユーミンがアンコールで着ているパッチワーク風の衣装の生地っぽいバンダナ。2000円ANNA SUIとユーミンのコラボ。パッチワークを見ると天地真理さんの「恋と海とTシャツと」のジャケットを思い出す。小学生の頃に好きすぎて天地真理さんの全てのジャケットが頭に叩き込まれてる^^;このポーチも今回、新しく発売してた。大きめなポーチなのでいろいろ使い道ありそうなので買った。缶バッジは日にちと会場名が入ってるのでこれから行くたびに買う事になりそう。
2023年07月03日
松任谷由実さんの37枚目のシングル。2005年6月1日発売。1曲目「ついてゆくわ」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこのシングルが発売されてすぐに買ったけど、何度か聴いただけで棚に直してしまってた。さらに2006年5月に34枚目のアルバム「A GIRL IN SUMMER」がリリースされた。その中にこの曲が収録されてたのもあって、シングルで「ついてゆくわ」を聴く機会がさらになくなった。この曲、シングルヴァージョンとアルバムヴァージョンでは歌詞がまったく違います。この曲のテーマの「ついてゆく」物も違います。これまでアルバムヴァージョンばかり聴いてて、かなり久しぶりにシングルヴァージョンを聴いた。アルバム「A GIRL IN SUMMER」でも、超絶好きな「Forgiveness」とめちゃくちゃ好きな曲「時空のダンス」に挟まれてて、地味な印象で曲のことを深く考えた事もあまりなかった曲だった。この前、久しぶりにシングルCDでこの曲を聴いたら、妙に泣けた。これまでに出会ったいろんな大切な人が頭に浮かんできた。まだ会える人、もう二度と会えない人、会えるけど会い辛い人・・・まずメロディーが頭の中に入ってくる。そのあと追いかけるように歌詞が入ってくる。ユーミンの曲で泣ける時は、いつもそうなのかも知れない。そしてユーミンの声質は心の奥を揺さぶる唯一無双の不思議な声。そんなに悲しい曲でもないのに何で泣けるのか不思議な事が多い。そしてアルバムヴァージョンもじっくり聴いてみた。この曲で泣けた事はなかったのに、アルバムの歌詞も深く入ってきた。両方、凄すぎて選べない。この曲が今頃、こんなに好きになるとは思ってもなかった。 2曲目「あなたに届くように」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲もシングルとアルバムでは歌詞が少し違います。この曲、出だしのヴァース部分と同じメロディの所だけあまり好きじゃなくて、そこ以外は全て好きなんだけど・・・。あと4日で今回のツアー2回目!「さまよいの果て波は寄せる」と「ただわけもなく」と「Now Is On」の3曲がまた生で聴けるのがうれしすぎる。今回のツアーはもっと回数観たいけど、チケット取れないから増やせない・・・・でも、5回以上は何とか取れてるのでいいか・・・。そしてその3日後はユーミンの花火大会。府中の東京競馬場で開催されるのですが、梅雨のど真ん中なのでどうなるのか・・・。ユーミンも挨拶で登場するらしい。出演する事はないと思ってたからラッキー。花火大会なんて多分15年前に宝塚大劇場の横で開催されてたのを観に行って以来。結構、何年か続けてチケット買って観に行ってた。
2023年06月29日
ユーミンの1974年10月5日発売の2ndアルバム「ミスリム」久しぶりにアナログ盤で聴いた。ボーカル 荒井由実さんベース 細野晴臣さんドラム 林立夫さんキーボード 松任谷正隆さんギター 鈴木茂さんこの5人は全曲で演奏しています。全曲 作詞・作曲 荒井由実さんA面1曲目「生まれた街で」2曲目「瞳を閉じて」3曲目「やさしさに包まれたなら」4曲目「海を見ていた午後」5曲目「12月の雨」B面1曲目「あなただけのもの」2曲目「魔法の鏡」3曲目「たぶんあなたはむかえに来ない」4曲目「私のフランソワーズ」5曲目「旅立つ秋」1曲目「生まれた街で」メロディーと歌詞が最高なのは当たり前なのですが、アレンジのカッコ良さが異常。この曲の細野さんの弾くベースは昔からずっと聴いてるけど、いつまでもカッコよく感じさせる。リズムアレンジした松任谷正隆さんもこの時から完璧な天才。清水万紀夫さんのフルートも素晴らしい!コーラスは吉田美奈子さんとシューガーベイブ。コンガは斉藤ノブさん!2曲目「瞳を閉じて」この前の大阪城ホールのライブの最後に歌ってくれた。「♪遠いところへ行った友達に 潮騒の音がもう一度届くように」ここのメロディー、小学生の頃に耳にずっと残ってて、メロディだけを頭の中で繰り返して歌ってたのをはっきり覚えてる。何の曲?とか思いながらだったのかも知れない。5歳上の姉がよく聴いてたので知らない間に耳に残ってたのだと思う。吉川忠英さんのアコギのストロークもいい音で入っています。3曲目「やさしさに包まれたなら」イントロのキラキラした魔法がかかってるような12弦アコギの音は瀬戸龍介さん弾いています!瀬戸龍介さんのソロアルバムやシングルの事も何度か書いたと思うけど、ギターの音がキラキラしてると、いろんな曲で書いてたと思う。イースト時代から何かと気に入って聴いてた。この曲、昔はあまり好きじゃなくて飛ばしてたような記憶がある。今では大好きな曲なんですけど。4曲目「海を見ていた午後」この曲も名曲中の名曲。イントロのローズピアノの音から全てが完璧な楽曲。20歳でこんな曲を書けるユーミンはやっぱり地球人の域を超えてるように思えてしまう。5曲目「12月の雨」このアルバムのリードトラックとしてシングルカットされた曲。(歌詞カード表紙はユーミンが描いた絵。幽体離脱の絵… 20歳の女の子が幽体離脱なんてなかなか描かない・・・。B面1曲目「あなただけのもの」昔からこの曲がこのアルバムの中で一番好きだった曲。めちゃくちゃカッコいい!ユーミンは歌詞もメロディも本当に凄いと思う曲。コンガは斉藤ノブさん!コーラスは山下達郎さん、大貫妙子さん、吉田美奈子さん、矢野顕子さんと凄いメンバーです。2曲目「魔法の鏡」この曲も人気曲でシングルB面曲なのに昔からいろんな場所で流れてるのを聴いた曲。この曲で思い出すは、神戸に山を切り開いたような須磨浦公園って公園があってロープウェイとカーレーターっていう妙な乗り物に乗って山頂に行くと、展望台があってそこにジュークボックスが置いてあった(今でも置いてるらしい)中学生の夏休みに友人たちとその展望台の食堂でご飯を食べてたら「魔法の鏡」がジュークボックスから流れ出した。女子高生3人組がジュークボックス独占してこの曲を延々かけてた。5〜6回は流してたと思う。今から思えばきっとそのうちの一人に恋愛で何かあったんだろうとって事なのかな。自分も知ってる曲なので余計に5〜6回もリピートして、山頂の展望台で聴いたのは忘れられない。この曲聴くと、あの時の光景や海の色とか頭に浮かんでくる。3曲目「たぶんあなたはむかえに来ない」この曲も「やさしさに包まれたなら」同様に10代の頃は好きじゃなかった曲。なんで好きじゃなかったのかよくわからない。今は凄い好きなんだけど。4曲目「私のフランソワーズ」小学生の頃からめちゃくちゃ好きだった曲。メロディー凄すぎる。ユーミンの歌声って、今でもそうだけど心の中で入ってきて魔法かけられたように一瞬で忘れてたいたような事を思い出させる力があるように思う。この前の大阪城ホールで生の歌声を聴きながら、こんなに泣けるのは音声以外の何かが自分の心に作用してるのじゃないかと考えたりしてた。決して上手いとは言えないけどユーミンの歌声で最近はいろんな事から助けられてる。5曲目「旅立つ秋」この曲も20歳までに作ってたとか天才すぎる。このアルバムの全曲をユーミンが20歳までに作ってたとか思うと怖く感じてしまうほど。20歳でこんな重い曲をアルバムラストに持ってくるのも渋い。この曲も12弦ギターを瀬戸龍介さんが弾いています。
2023年06月09日
ユーミンの50周年記念アリーナツアー行ってきました!今回は10000人クラスのキャパの会場を52本もやるので、チケットはそれなりに取れるだろうと思ってたら、いつも以上に取りにくい事にも驚いた。50th Anniversaryなので、セットリストもヒット曲や有名曲ばかりだとちょっと嫌だなと思ってたのですが、さすがユーミン! ちゃんとマニアックな曲もたっぷり入れてくれてた。今回も「深海の街ツアー」同様、コンセプトがきっちりあったので、それに沿った選曲。とにかく全てがカッコよかった!会場に入ると、今回はワーグナーの仰々しいシンフォニーが流れていた。前回のツアーはチェンバロのみのバロックと深海のSEが延々と流れてて閉鎖的で息苦しいような繊細な空間。コロナ渦とだぶらせる感覚だった。今回は力強く荒々しい空間。センターには海賊船の物凄いステージセット。スタンド席Aブロックだったので全体的にほぼ死角はなかった。超満員で立ち見も凄い人数入ってた。セットリスト・・・ネタバレ今回、グッズはパンフレット、小瓶キーホルダー、会場限定バッジセット、ジョッキグラスだけとりあえず買った。CD買えば2023年版データブックがもらえるので、全て持ってるけど適当にCD1枚買ってデータブックもらった。帰ってきてから「POP CLASSICO」のツアーBlu-rayを観てたので、その前でグッズの写真を撮った。2023年5月28日(日) 大阪城ホール1曲目「心のまま」 「REINCARNATION」B面2曲目2曲目「WANDERERS」 「LOVE WARS」2曲目3曲目「リフレインが叫んでる」 「Delight Slight Light KISS」1曲目4曲目「ただわけもなく」 「Wings of Winter, Shades of Summer」4曲目5曲目「満月のフォーチュン」 「天国のドア」4曲目6曲目「TYPHOON」 「VOYAGER」B面2曲目7曲目「青いエアメール」 「OLIVE」2曲目8曲目「紅雀」 「紅雀」5曲目9曲目「あの日にかえりたい」 シングル曲10曲目「さまよいの果て波は寄せる」「悲しいほどお天気」ラスト曲11曲目「セイレーン」 「スユアの波」1曲目12曲目「Blue Planet」 「A GIRL IN SUMMER」1曲目13曲目「Delphine」 「KATHMANDU」5曲目14曲目「LOVE WARS」 「LOVE WARS」3曲目15曲目「Now Is On」 「FROZEN ROSES」1曲目16曲目「星空の誘惑」 「REINCARNATION」A面4曲目17曲目「埠頭を渡る風」 「流線形'80」2曲目18曲目「真夏の夜の夢」 「U-miz」3曲目19曲目「航海日誌」 「COBALT HOUR」5曲目 20曲目「守ってあげたい」 「昨晩お会いしましょう」A面ラスト21曲目「やさしさに包まれたなら」 「MISSLIM」3曲目22曲目「春よ、 来い」 「THE DANCING SUN」ラスト曲23曲目「瞳を閉じて」 「MISSLIM」2曲目このツアーで自分が死ぬほど感動したポイント① 1曲目が「心のまま」だった事この曲から始まるとか、びっくりすぎて泣けた。②「ただわけもなく」が聴けた事何年か前にきっかけがあって、急にめちゃくちゃ好きになった曲でセットリストに入るはずないと思ってた曲。イントロのアコギのストロークで感動しすぎて過呼吸になりそうだった^^;この曲を歌っている時のユーミンの表情が神々しかった。③「TYPHOON」がカッコ良すぎた事何度もこの曲がめちゃくちゃ好きだと書いてきたけど、生で聴くと気だるさや蒸し暑さをより感じられた。この曲はアレンジが神すぎる曲。④「さまよいの果て波は寄せる」で涙腺崩壊この曲聴けただけで9900円の価値を遥かに超えた!ユーミンの歌唱も素晴らしくて心にビンビン伝わってきた。中期の楽曲の中でも結構、歌うのが難関な曲なのでもうライブで聴ける事はないと思ってた曲。この曲だけでも聴きに全会場に行きたいと思う。回数を何とか増やしたい!「さまよいの果て波は寄せる」が自分にとって今日の最大のハイライトだった!こんな良い曲…作ったユーミンはやはり天才。⑤「Now Is On」がカッコ良すぎた!この曲ってイントロから完璧な格好良さ。イントロはCDとは音色を変えピアノを重く弾いてたのもめちゃくちゃ良かった!ギターのオブリがカッコ良すぎてユーミンの歌と絡み合う度にゾクゾクが止まらなかった。この曲を歌ってる時のユーミン最高にカッコよかった!メッセージ色を強めに演出効果とラップで出していたのも惹かれた。この5点が自分にとって最高すぎる瞬間でした。「紅雀」が聴けたのもうれしかった!「セイレーン」はライブで聴くとCDの何倍もカッコいいと思えて聴き入ってしまった。「星空の誘惑」はディスコナンバーで強烈に演奏もカッコよかった!「REINCARNATION ツアー」の時よりも「YUMING BLOOD ツアー」の時が客席がディスコの中のようになったのを思い出した。この2つのツアーは本数も多く観たのでいろいろ思い出した。「青いエアメイル」を今日、聴きながら「YUMING BLOOD ツアー」の時を思い出したり「航海日誌」を聴いてると「REINCARNATION ツアー」の場面が頭に浮かんできた。演出の面でも驚かされる事の連続だった。派手ならいいだろうってライティングじゃなく、渋さがちゃんとあって品もあるライティング!ドラゴンに乗って歌う場面も圧巻だった。「Delphine」の時のレーザー光線の使い方も渋かった。イルカも飛んでたし^^;自分にとっての初日は派手な演出よりも、セットリストの渋さやユーミンの歌、バンドの演奏にばかりに集中してしまってた。ラストの「春よ、 来い」を聴きながらでも「さまよいの果て波は寄せる」の感動がずっと尾を引いてた。早くまた「さまよいの果て波は寄せる」を生で聴きたい。次も大阪城ホール。ツアーパンフは、コンサートツアーの歴史が貴重な写真で構成されています。ひとつ理想を書けば、「そしてもう一度夢見るだろう」「Road Show」「POP CLASSICO」「宇宙図書館」の4枚からいっぱい歌ってほしかった。この4枚から1曲も歌ってくれなかった。今日のセットリストでじゅうぶん、文句なしに大満足なのですが。今、一番好きなユーミンのアルバムがこの4枚です。「深海の街」も入れて5枚ですが、「深海の街」の曲は前のツアーでたっぷり聴けたので。今の自分の理想のセットリスト。こんなマニアックな選曲はありえないけど、最近のユーミンの曲が本当に心に沁みてあれだけ70年代〜80年代前半のユーミンの曲ばかり聴いてたのに1999年以降のユーミンの曲しか最近聴かなくなった。特に2009年以降は自分にとって神曲だらけです。1曲目「愛と遠い日の未来へ」2曲目「AVALON」3曲目「Flying Messenger」4曲目「Northern Lights」5曲目「まずはどこへ行こう」6曲目「私の心の中の地図」7曲目「残火」8曲目「今すぐレイチェル」9曲目「Laughter」10曲目「夜明けの雲」11曲目「リアリティ」12曲目「砂の惑星」13曲目「恋は死んでしまった」14曲目「シャンソン」15曲目「GREY」16曲目「夕闇をひとり」17曲目「ダンスのように抱き寄せたい」18曲目「コインの裏側」19曲目「MODÈLE」20曲目「丘の上の光」21曲目「Lost Highway」22曲目「acacia [アカシア]」23曲目「宇宙図書館」「悲しいほどお天気」「昨晩お会いしましょう」「時のないホテル」「PEARL PIERCE」の4枚がずっと自分の中で最高のアルバムだったけど、今は「そしてもう一度夢見るだろう」以降のアルバムの曲ばかり聴いてる。「acacia (アケイシャ)」「FROZEN ROSES」の2枚も最近よく聴くようになった。
2023年05月29日
松田聖子さん35周年記念盤として発売されたシングル。1984年17枚目のシングル「時間の国のアリス」以来の松任谷由実さんの作曲でした。(松任谷由実さんは呉田軽穂のペンネームで書いています)松田聖子さんの事を書くのは多分初めてのような気がする。ユーミンが作曲した曲だけは全てシングル盤持っています。他の曲はあまりわからないのですが…。松田聖子さんの声質や歌い回しはすごく好きで聴いてて疲れないし魅力的です。1曲目「永遠のもっと果てまで」作詞 松本隆さん 作曲 呉田軽穂(松任谷由実さん) 編曲 松任谷正隆さんかなり久しぶりに聴いたけどメロディーはさすがユーミン!って感じで改めて聞き入ってしまった。松任谷正隆さんの編曲も品があって美しく作り上げられています。ユーミンが書く複雑なメロディをいつでも完璧に歌いこなしてるのはさすがです。2曲目「惑星になりたい」作詞 松本隆さん 作曲 呉田軽穂(松任谷由実さん) 編曲 中田ヤスタカさんこの曲はユーミンがエレクトロニカな作品にしたいと考え、中田ヤスタカさんに編曲を依頼した。アップテンポで華やかな楽曲です。松田聖子さん本人もインタビューで、初めて聴いた時にアップテンポで可愛い曲なのですぐに気に入って早くコンサートなどで歌いたいと思ったそうです。ここまでエレクトロポップな楽曲は松田聖子さんもきっと初めてだったんだろうと思う。ユーミンが松田聖子さんに提供した楽曲では「瞳はダイアモンド」と「小麦色のマーメイド」が特に好きです。初めてユーミンが松田聖子さんに提供した「赤いスイートピー」ももちろん未だに古さを感じさせない不思議なほどに新鮮に思えるメロディで大好きです。DVDと2枚組バージョンを買った。DVDの内容は「永遠のもっと果てまで」のMVと 35周年スペシャルインタビュー。インタビューでは初めてユーミンに曲を書いてもらった事の喜びやユーミンが書いた曲への想いなどを語っています。
2023年04月19日
1982年12月5日発売の研ナオコさんの30枚目のシングル。A面「ふられた気分」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 クニ河内さんこの曲は1978年3月25日発売の大ヒットシングル「かもめはかもめ」のB面に「ふられた気分で」のタイトルですでに発表されてた曲です。アレンジを大幅に変えてシングルA面としてリレコーディングされ発売されたもの。この曲は中島みゆきさん本人も70年代後半〜80年代前半のコンサートでは何度か歌われました。1978年版「ふられた気分で」はヴァイオリンのジャジーなフレーズから始まるバージョン。1982年版この「ふられた気分」はおとなしい目のピアノを前に出したイントロから始まるバージョン。これはどちらか選ぶのは難しいほど、両方良く出来てて聴き入ってしまうアレンジです。1982年版の間奏のトランペットソロがめちゃカッコいいので、少しだけ1982年版の方が好きかも。中島みゆきさんは1979年春のツアーでは、1978年版のヴァイオリンで始まるアレンジで歌っています。この時、この曲を紹介するMCでは「ふられた気分」と言っています。「で」はこの時すでに取られてる。ギター、ヴァイオリン、ベース、トライアングルの演奏だったように思う。1982年「寂しき友へ ll 」の時にこの曲を歌った時は、イントロから1番サビまでみゆきさん一人での弾き語り、サビからリードギターが絡んでくるアレンジ。間奏からベースとローズピアノも加わって1979年ライブバージョンよりも華やかなアレンジでした。この曲の前に「あばよ」を弾き語りで歌って、そのままこの曲に突入する構成でした。B面「おもいで河」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 若草恵さんこの曲は1978年8月発売の中島みゆきさん6枚目のシングルのカバー。中島みゆきさんのオリジナルでも編曲は若草恵さんです。マンドリンのインパクトあるイントロで始まるシンプルなリズムが印象的な名曲。その4年後、若草恵さんはロック色を出してやや複雑な構成とアレンジになっています。初めて聴いた時は、しっくり来なかったのですが、今では凄く好きなアレンジです。2番終わりの間奏からベースの盛り上がりからのサビ繰り返しは絶品。中島みゆきさんが「おもいで河」をコンサートで歌ったのは1984年「明日を撃て!」ツアー。「タクシードライバー」を歌い終え、ピアノの5分ほどのフリーソロが入り、たしか衣装を変えたみゆきさんが登場してこの歌を歌い始めたように思う。スタジオ盤でのマンドリンのイントロのメロディはピアノが演奏。この曲の後、すぐに始まる「ひとり」のシングルバージョンでの演奏は鳥肌ものだった。「朝焼け」〜「あの娘」〜「タクシードライバー」〜「おもいで河」〜「ひとり」〜「カムフラージュ」〜「まつりばやし(ロックバージョン)」〜「ばいばいどくおぶざべい」ここのセットリストの流れは神だった! 「朝焼け」って最近特にいい曲だと思うようになった。メロディも歌詞もアレンジも最高です。「あ・り・が・と・う」の中なら「朝焼け」「サーチライト」「時は流れて」の3曲がダントツに好き。次のコンサートではあまり歌わなくなったこの頃〜1980年後半までの曲が多く聴きたい。次は「夜会」なのかも知れないけど。中島みゆきさんの「夜会 VOL.3 KAN・TAN」のチラシ、ポスターが発表になった時、この研ナオコさんのシングルジャケを思い出した人が多かったんじゃないかと思う。自分たちも「ふられた気分」のジャケットの雰囲気に似てるので、今回の夜会では「ふられた気分」を歌うのか?とか話してたのを思い出す。体の角度と右手をポケットに入れてる所とか似てる。研ナオコさんがジャケット着てなかったらかなり似てる。上着で隠れてるけど研ナオコさんもサスペンダーしてるし。
2023年04月14日
1998年5月21日発売の西城秀樹さんの77枚目のシングル。ユーミンの1998年はアルバムのリリースがない年で、1997年12月5日発売のアルバム「スユアの波」のコンサートツアーが1998年1月9日〜7月12日まで開催されていました。「LEGEND OF THE ZUVUYA」全55公演。1曲目「2Rから始めよう」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん、川口講一さん発売当初はアレンジにやりすぎ感を感じてイマイチ好きじゃなかったのですが、最近、凄く気に入って聴いています。時代の先取りしすぎたのか、今、聴くとめちゃくちゃカッコ良い曲。西城秀樹さんの歌唱も力を少し抜いた感じで、低音がかなり渋くてかっこいい。この曲、歌番組で歌った時は演奏どうしたのだろ?打ち込みプラス、アコギだったのだろうか。この時の西城秀樹さんに作ったアレンジが次のユーミンのアルバムに生かされてるように感じる。松任谷正隆さんと川口講一さんの二人でアレンジした「Raga#3」「Blue Rain Blue」「Lost Highway」の3曲や「Now Is On」「巻き戻して思い出を」や大好きな「Sweet Surrender」にもこの時のアレンジがヒントになってるようにも思える。少し前にも書いたけど「Lost Highway」も発売当初よりも今の方が断然好きに思える。めちゃくちゃクールで渋いアレンジです。2曲目「リフレインが叫んでる」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん、川口講一さん誰もが知ってるユーミンの超有名曲。1988年11月発売のアルバム「Delight Slight Light KISS」の1曲目に収録されてる曲。もしもこの曲をシングルカットしてたら300万枚とか確実に売れてたと思う。ユーミンは確実に売れそうな曲はシングルカットしないのが昔から不思議。シングルになると軽っぽく少し安っぽく感じる事もあるのでアルバム曲にしておきたいのかも知れないけど。この西城秀樹さんバージョンの「リフレインが叫んでる」を聴いた事がない人はぜひ、聴いてほしい。松任谷正隆さんの天才ぶりが感じられる。ユーミンのオリジナルとはまったく違いアレンジで、西城秀樹さんの歌唱力や表現力を最大限にカッコ良く聞かせるように作り上げられています。これメイン曲としてシングルカットした方が良かったかも知れない。「2Rから始めよう」はかなりマニアックなアレンジとメロディなのでアルバムの1曲目とかの方がよりカッコよく感じたかも。3曲目も「2Rから始めよう (Original Karaoke)」が収録されているのですが、インストで聴くと更にマニアックな音作りなのが感じられる。めちゃくちゃカッコイイのですが、1998年の日本では一般的に受けにくいのかも。これカラオケで歌うのはきっとかなり難しいと思うし^^;
2023年03月23日
1999年11月3日発売のユーミンのシングル。アルバム「FROZEN ROSES」からの先行発売シングルでした。この「FROZEN ROSES」からユーミンの音がまた新しい世界に入ってきた感じで最初はすぐにのめり込めなかった。今では「FROZEN ROSES」はかなり好きなアルバムになってる。次の「acacia (アケイシャ)」〜「Wings of Winter, Shades of Summer」の流れも今では大好きな流れです。1曲目「Lost Highway」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さん、川口講一さん最初はあまり好きではなかったイントロも今ではめちゃくちゃ好きになってて不思議です。アルバムの中に編曲に川口講一さんもクレジットされている曲が3曲あります。「巻き戻して思い出を」「Raga#3」と「Lost Highway」の3曲。特にこの3曲はそれまでの印象とは少し違うものでした。今はこの3曲はリピートして聴くほど好きな曲です。「FROZEN ROSES」ってアルバム自体、聞けば聴くほどに好きになってきたアルバム。新譜として購入して2.3回聴いて、しばらく放置してたのに、何かのきっかけで聴いてみたら新譜として聴いた時の印象とまったく違って聞こえた。レコーディングメンバーKey & プログラミング 松任谷正隆さんシンセ & プログラミング 北城浩志さん Drums John RobinsonE.G Michael LandauE.B Neil StubenhausViolin 10名 Viola 4名 Cello 4名2曲目「Spinning Wheel」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんそれまでのユーミンを比較的感じられる曲。メロディーの天才ぶりがよくわかる曲。この曲も発売当時は特に好きではなかったのに、メロディーの気持ち良さと、アレンジのカッコ良さにどんどん惹かれてしまった曲。どんどん不穏な空気に包まれてくるようなアウトロは毎回聴くたび鳥肌です。Key & プログラミング 松任谷正隆さんシンセ & プログラミング 北城浩志さん Drums Russ KunkelE.G Leland SklarE.B Neil StubenhausPercussion Michael Fisher
2023年03月19日
中島みゆきさんの新譜が発売されました!前作「CONTRALTO」からかなり久しぶりに感じたけど、意外と約3年後の新作。外タレバンドのアルバムとか4年、5年ぶりって普通にあるから3年が長いとはまったく思わない。オジー・オズボーンで言うなら2010年発売の「Scream」から超名盤「Ordinary Man」まで10年も間が空いてた。その間、BLACK SABBATHの活動が入ってたのもあるけど。長かった。「Down to Earth」から「Black Rain」の間も約6年待たされた。オーストリアのブラックメタル「Belphegor」は2017年に「Totenritual」をリリースしてから6年過ぎてもレコーディングのニュースはあったものの、まだ発売される気配はない・・・。Amazonから昨日届いてて、今日、3回通して聴いた。良くも悪くも安心して聴けていつも通りに安定したゆったり聴けるアルバムだった。2010年以降は大きな変化はなく安定させ続けてる印象です。安定させ続けるのも大変な事だと思う。1980年代半ばの頃のようなドキドキやサウンドに熱くなるのは薄れてしまったようにも思いますが。1曲目「倶に」2曲目「島より」3曲目「十年」4曲目「乱世」5曲目「体温」6曲目「童話」7曲目「噤」8曲目「心月」9曲目「天女の話」10曲目「夢の京」今は8曲目の「心月」がずっと頭の中をぐるぐるしてる。ずっとこの曲のように思ってた頃の事を思い出して懐かしく感じたり、まだ自分にそんな思いが少しは残ってるのかと考えてみたり。知らない間に夜が明けてて、開き直りと近いようだけど、また全然違った明るい世界しか見えなくなってる。年齢のせいだと思うけど、何の不満も怒りも感じなくて、楽しいことや好きな物だけ観て毎日が過ぎてるように感じる。 不満を感じる時間が1秒でも勿体なさすぎる。あと10年かも、あと20年かも、明日かも知れない命を嫌な事や観たくない物に1秒でも使いたくなくなった。 趣味が多過ぎてそれだけのみに時間を使いたい。知らなくていい事が多すぎるのに情報が溢れ過ぎて勝手に耳に入るのを遮断してからストレスもなくなった。「心月」を初めて聴いた時、歌声やメロディや言葉に自分の奥底にまだ完全に澄んでる部分があるのか探ってみた。7曲目「噤」も最初に聴いた時に、野鳥の「ツグミ」の姿が浮かんだ。野鳥のBlu-rayを観てたり、野鳥図鑑を持ち歩いたりする事が増えてる。自分が撮った野鳥の写真も溜まってきたので載せようと思ってる。野鳥の事も何度か書いたように思う。庭の梅の木には毎朝、いろんな野鳥が来て声を聞かせてくれてる。毎朝、そっとカーテンを開けて枝に来ていないか確かめてる。一度、少し寒い日にツグミらしき鳥が枝に止まっていたのですが、はっきり確認する前にこっちに気づいて飛んでしまった。Blu-rayの映像で鳴いてる姿やぴょんぴょん飛んでる姿が印象的でした。渡り鳥なので夏になると違う国へ渡ってしまい、声が聞けなくなるので「つぐみ」らしい。梅の木も3階のベランダにまで届くほど大きくなって毎年剪定してもらうのも大変になってきた。口をつぐんで黙り込む「沈黙こそ金」的なことはこのアルバムの「天女の話」にも出てくる。それと「♪黙っているのは卑怯な事だとおしゃべり男の声がする」って歌詞も浮かんでくる。このアルバムで「心月」の次に気に入ってる曲です。9曲目「天女の話」は「蕎麦屋」を何となく思い出す楽曲。この「えみちゃん」ってどうしても上沼恵美子さんの顔が浮かんでしまう。一度、そう浮かんでしまうと上沼恵美子さんが椅子ごとにじり寄ってくる姿しか浮かばなくなる。「心斎橋まで1時間」って歌詞があるのですが、上沼恵美子さんが住んでる箕面から心斎橋まで電車なら約1時間・・・。3番の歌詞の内容も上沼さんそのものしか思えなくなってしまう。youtube の「上沼恵美子ちゃんねる」にも第一回が始まってすぐに登録してる。「海原千里・万里」時代からLPもシングルも全て買ってた。でも、自分はどちらかといえばお姉ちゃんの「万里さん」の方が好きでした。「上沼恵美子ちゃんねる」にはお姉ちゃんもよく登場するので本当にうれしい。歌声に関してもお姉ちゃんの低い声での歌声が好きだった。フランク永井さんの「大阪ろまん」をカバーしてる万里さんの歌声が特に好きだった。「大阪ろまん」って曲自体、小学生の頃から好きだった曲なのもあって万里さんが歌ってるのはうれしかった。漫才のネタの中ではお姉ちゃんは美空ひばりさんのカバーをよくしてたのですが、これも低音部分が絶品でした!万里さんのソロ曲はかなり少ないのですが、「こいさんのラブ・コール」も万里さんのソロだったような気がする。もっとフランク永井さんの名曲のカバーをもっとお姉ちゃんの声で聴きたかった。テクニックや歌唱力ではそりゃ上沼さんの方がずっと上かも知れないけど、お姉ちゃんの歌声が子供の頃から凄く好きだった。3回通して聴いてみて、この3曲が特に心と頭に残った。今、中島みゆきさんの楽曲で一番好きな曲は?って聞かれたら「噂」って即答する。この10年ほど、この曲のカッコ良さにハマり続けてる。発売当初から好きだったのですが、1987年「Suppin Vol,1 」ツアーのオープニングで歌われて、そのカッコ良さにさらにハマってしまった。みゆきさんの歌唱も全ての楽器の演奏が最高すぎる。アレンジが天才すぎるし。「Suppin Vol,1 」でのアレンジもスタジオバージョン以上に最高だった。「孤独の肖像」が次に好きな曲。「孤独の肖像1st.」じゃなく元の「孤独の肖像」の方が断然、気に入ってる。「1986年 歌暦-恋唄-」の時に弾き語りした「孤独の肖像」はオリジナルの「孤独の肖像」を弾き語りで歌っただけのもので「孤独の肖像1st.」とはまったく違うものでした。その1年前の国技館で白いドレスで歌った「孤独の肖像」は最高だった。「♪隠して心の中 うずめて心の中…」の繰り返しで次第にステップが激しくなっていくダンスも最高にカッコ良かった!ライトも次第に巨大なセットを赤く染め始めていく。1984年ツアー。「まつりばやし」の時のような気がする。1984ツアーのパンフのおまけに付いてたレインボーピック自分はやっぱり後藤次利さんのアレンジが一番好きだった。瀬尾一三さんも嫌いじゃないんだけど、安定感を楽しむには瀬尾さんがいいのかも。2010年以降、アレンジや演奏でゾクゾクする事はかなり少なくなったかも知れない。瀬尾さんのアレンジだと「ふたつの炎」「心守歌」「MEGAMI」「吹雪」「新曾根崎心中」「ジェラシー・ジェラシー」「たかが愛」「お月さまほしい」「闇夜のテーブル」「トーキョー迷子」「顔のない街の中で」のアレンジがゾクゾクする。「夜会 Vol,1」での「毒をんな」のアレンジも好きだった。ノブさんのコンガが最高だった。(オリジナルの方が好きだけど)
2023年03月10日
2022年1月25日発売のユーミンの最新ライブ「深海の街ツアー」のBlu-ray。このライブには5回行く事が出来た。今だにもっと回数を生で観たいと思える完璧に作り込まれたショウだった。ユーミンのコンサートは1981年から観てるけど、最近のツアーの充実感は凄いの一言です。1981〜1982年「昨晩お会いしましょうツアー」、1982〜1983年「PEARL PIERCE ツアー」1984〜1985年「YUMING BLOODツアー」 1986年「DA・DI・DAツアー」1995〜1996年「KATHMANDU PILGRIM」がそれまでは特に好きなツアーでしたが、最近の「宇宙図書館ツアー」「TIME MACHINEツアー」「深海の街ツアー」の3本が今は一番好きなコンサートツアーです。アルバムも2009年からの5枚のアルバムを聴く事が多い。ユーミンが60代になってからの魅力と存在感は圧倒的。正直、80年代の頃のように追いかけてまで観に行ったり、アルバムにハマったりする事はないだろうって思ってた。それが今は完全に覆されて80年代の頃以上にハマってるかも知れない。1曲目 「翳りゆく部屋」2曲目 「グレイス・スリックの肖像」3曲目 「1920 」4曲目 「ノートルダム」 5曲目 「深海の街」6曲目 「カンナ8号線」7曲目 「ずっとそばに」8曲目 「What to do ? waa woo」 9曲目 「知らないどうし」10曲目 「あなたと 私と」11曲目 「REBORN ~ 太陽よ止まって」 12曲目 「散りてなお」13曲目 「雨の街を」14曲目 「ひこうき雲」15曲目 「NIKE ~ The goddess of victory」 16曲目 「LATE SUMMER LAKE」17曲目 「Hello, my friend」18曲目 「ANNIVERSARY」19曲目 「水の影」アンコール20曲目 「青い船で」21曲目 「空と海の輝きに向けて」Wアンコール22曲目 「二人のパイレーツ」トリプルアンコール23曲目「卒業写真」「深海の街ツアー」は派手派手しい明るいショウではなかった。オープニングも重い曲が続きMCもオープニングから45分間まったくなかった。ずっと歌とセリフのみで45分間、集中力と緊張感が途切れない構成。改めてこのBlu-rayを観ても本当によく練り上げられてると思うし、映像作品になっても生で観てる時の張り詰めた感じは体感できた。とにかくユーミンのカッコ良さが半端ない。5回観に行ったうち5回ともオープニングのユーミンの登場で自然に泣いてしまってた。今の声で歌う1曲目の「翳りゆく部屋」の感動は強烈だった。2曲目「グレイス・スリックの肖像」は本当に重い曲です。オープニングから5曲の緊張感とスリリングな世界は「グレイス・スリックの肖像」が2曲目に入ったから集中力が途切れずに引き込まれていったように感じる。新しいアルバム「深海の街」から3曲目、4曲目、5曲目と繋がる構成は最高でした。そして緊張感が一気にほぐれて気持ちが解放できる6曲目「カンナ8号線」「カンナ8号線」をこんな使い方するのは凄いと松任谷正隆さんの構成力に感動した。ここは「DESTINY」でも「埠頭を渡る風」でもなくて「カンナ8号線」なのが凄い。7曲目「ずっとそばに」もこのツアーでかなり重要な1曲。8曲目〜12曲目までの新しいアルバム「深海の街」から連続で歌うのも凄く良かった。そして13曲目「雨の街を」はいきなりデビューアルバムから。映像ではユーミンだけがモノクロで舞台は鮮明なカラー。この映像処理は素晴らしいと思う。モノクロの今のユーミンが「雨の街を」を歌ってる。14曲目「ひこうき雲」もデビューアルバムから。ドラムがいつもより力強くアクセントを付けていたのが印象的な「ひこうき雲」だった。客席で聴いてる時の方がドラムの強さを感じた。15曲目「NIKE ~ The goddess of victory」の演出もカッコよかった。そしてこのツアーで一番の盛り上がりになる16曲目「LATE SUMMER LAKE」マグネシュームが炸裂する派手な演出。17曲目「Hello, my friend」はコロナ渦で聴くのとコロナの1年前の「Time machine tour 」で聴くのとでは感じる匂いや景色がまったく違った。前回のツアーと連続でセットリストに入れたのは、この曲の感じ方の違いを知るためだったようにも思えた。18曲目「ANNIVERSARY」も感動的な演出の中、みんな集中して聴いてた。本編ラスト19曲目「水の影」は毎日緊張して生きてた2年間に一瞬、心地良い脱力感を感じさせてくれた。この曲はアルバム出た時から好きな曲だけど今回のツアーで聴いた「水の影」が一番好きです。アンコール1曲目「青い船で」もアルバム発売時から強烈に好きな曲でしたが、今回の「青い船で」は全てが特別に思えた。ユーミンの声が信号のようになって頭の中に入ってくる感じだった。「月をよぎる雲の色も 波のしぶきさえも 二度と同じ 姿はない 永遠の万華鏡」アンコール2曲目「空と海の輝きに向けて」も元々好きな曲ですが、今、ユーミンが歌う事で「こんなに良い曲だったんだ」と思えた。ダブルアンコール「二人のパイレーツ」も前にツアーで聴いたのもラストの曲だったけど前とはまったく違って聞こえた。トリプルアンコール「卒業写真」神戸では「タワー・サイド・メモリー」がトリプルアンコールだった。Blu-ray二枚組で特典ディスクの方も凄く良かった。リハーサルから神戸のツアーラストまでを追ったドキュメント風の映像。ユーミンのマネージャーからの視点で撮影されてします。アクシデントなど乗り越えての緊張感のあるツアーのドキュメントです。ツアーラストの神戸50周年ツアー「The Journey」のチケット争奪戦はこれまで以上に強烈です。前半の第1期ツアーは思うように取れなかった。3公演はとりあえず確保。第2期はもっと取りにくくなりそう。
2023年01月26日
1997年11月発売の松任谷由実さんの31枚目のシングル。シングルが11月12日にアルバム先行発売され、12月5日にアルバム「スユアの波」が発売された。シングルを先に買っていましたが、1997年12月5日は自分にとって辛すぎる事があってアルバムを買う事も完全に忘れていた。シングルもあまり聴く事なくテーブルの上に置いたままになってたのを思い出す。かなり日が経ってからアルバムを聴いていない事を思い出して買ってきた。その時はあまり印象に残ってなかったように思う。それほど回数を聴いていないアルバムかも知れない。何年か前からユーミンを再び凄く聴くようになってから、このアルバムを改めて聴いた時に新曲を聴くように楽しめた曲が何曲もあった。それだけあまり聴いてなかったのだと思う。 1曲目「Sunny Day Holiday」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんアルバムは聴く事が多くなったけど、このシングルはあれ以来一度も聴いてなかったかも知れない。バージョンが違う事は知ってましたが、アルバムに2曲とも収録されてるので聴かなかった。歌詞も後半少し違う事に今日、気づいた^^;MIXが違うだけだと思ってた。派手な音に感じるシングルは華やかでまた違った印象で楽しめた。この曲も自分の生きてきた記憶の中で何か引っかかる事柄がいくつもあってその場所や時間や肌に感じる温度など思い出せてしまう。凄い力を感じる。これは歌詞を読むだけでは記憶が蘇らないと思う。メロディーとアレンジが魔法のように記憶を蘇らせてくれた。二度と思い出す事がなかったはずの、あの日の光景や表情。編曲がやっぱり凄い。楽器の音ひとつひとつに耳を傾けてしまう。 2曲目「夢の中で ~ We are not alone, forever」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲のシングルバージョンも1曲目同様に25年間まったく聴いていなかったと思う。この曲も歌詞がいきなり少し違う事を知った。最近、比較的よく聴いてた曲。もう二度と会えない人の事なども思い出しながら聞き入ってしまう。ユーミンが書く歌詞は魔法がかっているかのように、脳の中に埋もれてた記憶が鮮明に浮き上がってくる事が多い。それもユーミンの声の力もかなり大きい。無機質にも聞こえる唯一無二の歌唱。無機質なのに人の心を動かせて泣かせてしまう凄い力。超能力者なのか天才なのか宇宙人なのか…いつかさらにユーミンの歌声が進化して聴くだけで人を浮遊させてしまったりして…^^; そんな域に来てるように本気で思ってしまう。アルバム「スユアの波」で「夢の中で ~ We are not alone, forever」の次に流れる曲は「きみなき世界」です。この曲の凄さは前にも書いたかも知れないけど、怖く感じてしまうほどに感動してしまう。この前、YUMING MUSEUMに行ってきて、ユーミンの凄く遠い存在と親近感をも同時に感じた。六本木ヒルズ52階からの夜景をぼんやり観ながら頭の中には「Flying Messenger」が流れ続けていた。記憶から消えてた感情や想いがゆっくりと浮き上がってくるような感覚を感じた。「Flying Messenger」はアルバム「そしてもう一度夢見るだろう」の4曲目に収録されています。大学時代にユーミンが描いた絵 「YUMING MUSEUM」に展示されてる作品。
2023年01月23日
松任谷由実さんの50周年記念の展覧会に行って来ました。六本木ヒルズの52階にある東京シティビューで2022年12月8日〜2023年2月26日まで開催。ユーミンの曲が流れ続ける中、展示物を観て回る。平日の夕方5時前だと言うのに予想を超える人の多さにびっくりでした。この日はユーミンの誕生日だという事で、お昼にピアノ生演奏のイベントがあったようです。内容も予想してたものよりも遥かに豪華で大規模でした。全てをじっくり観て回ったら2時間どころじゃ済まないと思う。もう一度、行けたら期間内に行きたいと思う。映像と一部の写真のみ写真撮影禁止で、ほとんどの展示物は撮影OKでした。(ポスターとチラシのデザイン)久しぶりに行った六本木ヒルズ。52階からの夜景はとんでもなく美しかった。ユーミンの実家の本棚にあった文庫本や単行本、そしてLPレコードなどユーミンの構築して行ったルーツを少しだけでも知ることが出来たのも良かった。そして原稿用紙に歌詞は、作ってる過程がわかるような物もたくさんあって感動しながら読んでました。(左から2番目の衣装で歌ってる時、最高にカッコよかった! こんな奇抜な衣装はユーミンにしか着こなせない)<宇宙図書館のツアー>「ユーミン万歳!」のジャケットの衣装は実物で観ると、さらに迫力があって凄かった。「深海の街」のジャケットも実物はさらにカッコ良かった!「深海の街ツアー」のセットの一部も何点か展示されてました。間近で観ると迫力がすごい。大好きな曲「悲しいほどお天気」最初は1953だったのか…グッズも種類が多くいろいろ悩んで買ったけど、結局かなり買ってしまった。
2023年01月20日
今年のユーミンのファンクラブから送られてきたクリスマスのオーナメント毎年、楽しみのひとつになっています。少し前には、持ち歩く用のペンタイプの手指消毒アルコールが送られてきた。感染者が増え出してきた時だったので、一人一人のファンを気に掛けてくれているようでうれしかった。ユーミンのファンクラブから送られてきたクリスマスの飾りの写真を撮りながら「愛と遠い日の未来へ」を聴いていた。2013年11月発売の「POP CLASSICO」の3曲目。「POP CLASSICO」も聞けば聴くほど曲の深さが心の奥に届いてくる。2011年発売「Road Show」からリリースするアルバム全て、本当に感動するアルバムばかりです。「Road Show」〜「POP CLASSICO」〜「宇宙図書館」〜「深海の街」とこの4枚のアルバムは昔から聴き続けてたユーミンのアルバムよりも、自分にとって宝物のような最高のアルバムばかりです。今が最高です。コンサートも1981年から観てきていますが、(途中2000年代前後行けなかったツアーもいくつかあった)「宇宙図書館」ツアーを筆頭に「TIME MACHINE」ツアー、そして最新の「深海の街」ツアーとユーミンの凄さと深さがよく分かるものでした。ド派手に走り回ってる時も好きでしたが、今のユーミンがやっぱり最高です。多分「宇宙図書館」を聴いてなければ、ここまで深くハマってなかったかも知れない。松任谷正隆さんのアレンジ力の凄さにも改めて感動させられた。正隆さんの編曲でユーミンの声じゃないと成立しない楽曲ばかりです。どんなに凄い声楽家やジャズシンガーが歌ってもユーミンの歌声の感動は作られない曲ばかりです。「愛と遠い日の未来へ」もユーミン以外が歌ってるものなんて聴きたいとも思わない。昆虫がテレパシーで何キロ先でも共鳴したりするように、ユーミンの声にはそんなものを感じる。「深海の街ツアー」で1曲目の「翳りゆく部屋」を歌い出しただけで涙が止まらなかった。今になってこんなにユーミンが好きになるなんて思わなかった。「深海の街ツアー」は全曲ずっと感動しっぱなしでした。自分のバイオリズムがユーミンが放つ波長にがっちり合った感じ。SF的な物かも知れない、霊的な物なのかも知れない。今のユーミンの声を欲する自分の熱は強い。それにしても50周年記念ツアー「The Journey」のチケットなかなか思うように取れない。第1期だけでも30万人ほど動員出来るのに、2公演のみ何とか取れた。「深海の街ツアー」の時のようにもっと何回もユーミンの歌を聴きたいって思うのはわかってる・・・。第2期も30万人近く動員するけど、行きたい場所で観られるか。50周年のこのツアーが終わった次の展開もあるようなので楽しみ。その次はニューアルバムのツアーになるだろうな。楽しみ。
2022年12月24日
中島みゆきさんのシングルが発売されました。1曲目「倶に」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 瀬尾一三さんテレビドラマの主題歌にもなってた楽曲。そのドラマは観てないので変に余計な先入観や情報もなく聴けたので良かった。地上波のテレビドラマなんて何年もまともに観ていない。前のシングルもテレビドラマの主題歌だったけど、あれも10話ほど見て参ったしたので観るのをやめた。今回は曲を純粋に楽しめなくなるので、最初からドラマは観るつもりもなかった。みゆきさんの曲と歌詞は良い意味でまったくブレずに変わらないので安心して聴けます。自分が一番好きなみゆきさんの声の中低音部分を中心に書かれてるメロディーで余計にぐっと来る。一時期は高音を伸ばしきるみたいな歌唱ばかり期待して感動してた事もあったけど、男でも普通に歌えるキーで歌ってるみゆきさんの歌の方が心に響くようになった。「噂」を歌ってるみゆきさんの声が一番好きです。「噂」はスタジオバージョンもライブでもとんでもなくカッコ良かった。スタジオ、ライブともにアレンジも最高すぎたし。あと「毒をんな」を歌ってるみゆきさんの声も最高です。「毒をんな」はライブの方が100倍良かったけど。「極楽通りへいらっしゃい」と「あしたバーボンハウスで」の2曲の歌唱もいつ聴いてもゾクゾクする。比較的、最近の曲なら「心守歌」と「無限・軌道」の歌い方は最初に聴いた時から飽きる事なくずっと聴いていられる。「倶に」は編曲があまり好きじゃない。後藤次利さんならこの曲をどんな曲に仕上げたのだろう…とか思ってしまう。中島みゆきさんを担当したアレンジャーなら後藤次利さんがダントツに良いと思う。「噂」の編曲なんて天才だとしか当時思えなかった。「孤独の肖像」の編曲も飽きない。「孤独の肖像1st」は夜会では良かったけどスタジオバーションは今ではあまり良いとは思えない。アップテンポバージョンの方が絶対的に好きです。スローバージョンは「歌暦」でギター1本で歌ったバージョンが良い。「孤独の肖像1st」とはまったく違うし、オリジナルの「孤独の肖像」を基本にした物だった。この写真、凄く好きだった。1986年頃の写真だと思う。写真だけで泣けてきそうになるような勝手なドラマを想像してしまう。2曲目「銀の龍の背に乗って」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 瀬尾一三さん録り直しのニューバージョンなのかと思ってた。CDが届いて聴いてみたらまったく同じだった。貼ってるシールを見たら、またあのドラマをやるみたいです。何でまたこの曲をカップリング曲にしたのかと思った。あのドラマも苦手だった。役者が嫌とかまったくなかったけど、内容が好きになれなかった。ドラマを観なけりゃ、もっと違って聞こえて今以上に好きだったかも知れない。何かメッセージ性のあるような物のタイアップになるとイメージが悪くなってしまう事もある。テレビドラマとかに関わらずに何もない状態での新曲が聴きたい。「ジェラシー・ジェラシー」以降は全てドラマなどの主題歌だったような気がする。なので「ジェラシー・ジェラシー」は発売前に「EAST ASIA Tour」で初めて聴いたのであまりのカッコ良さにぶっ飛んだ。あの編曲は最高です!瀬尾一三さんの編曲で一番好きなシングル。「トーキョー迷子」の編曲も飽きずにずっとカッコ良く感じる。カップリングの「見返り美人」はまったく聴かなくなったけど。元のオリジナルの「見返り美人」が良すぎたのであのままだけで良かった。最近の10年で自分の音楽の嗜好がかなり変わってきたような気がする。あれだけ好きだったエクストリーム・メタル系はほとんど聴かなくなったし、それに変わってR&B、Funk、Soul musicを再び良く聴くようになったし昭和50年代〜70年代歌謡曲も再び凄く聴くようになった。みゆきさんの曲は相変わらずよく聴くけど、聴くアルバムが同じものばかりになってる。「36.5℃」「miss M.」「生きていてもいいですか」「中島みゆき」「はじめまして」「わたしの子供になりさい」「おかえりなさい」「臨月」「心守歌」を順番に聴いてる感じ。特に「36.5℃」「miss M.」「生きていてもいいですか」の3枚は別格好きなアルバムになってる。「生きていてもいいですか」を作り上げた後藤次利さんのプロデュースと編曲で一度「夜会」を創ってみてほしいとか考える事がある。吉野金次さんプロデュース、編曲、後藤次利さんでもいいし。ミュージシャンも後藤さんの思うメンバーで揃えてほしい。そして自らベースも弾いてほしい。
2022年12月21日
中島みゆきさんの19枚目のオリジナルアルバム「LOVE OR NOTHING」に収録されている曲。(セルフカバーアルバム3枚は除く)このアルバムは1994年10月21日発売で大ヒット曲「空と君のあいだに」が収録されてるアルバムです。(「空と君のあいだに」のアルバムバージョンはまったく違うアレンジ)そのアルバムの9曲目に「風にならないか」は収録されています。当時かなり良く聴いたアルバムなので、歌詞を見なくても全曲歌えそうです。昔はドラマチックで派手目な「ひまわり"SUNWARD"」「バラ色の未来」「YOU NEVER NEED ME」などが特に好きだったのですが、今は優しく問いかけるような曲の方に心が動く。アルバム「LOVE OR NOTHING」の中ではダントツに今は「風にならないか」が好きです。最初アルバムで聴いた時は、いい曲だとは思ってたけどそれほどに惹かれてなかったのかも知れない。でも、この曲をライブで初めて聴いた時はCDのイメージよりも何倍も感動した事を思い出す。(上からAPO盤、通常盤、香港盤)コンサートでは「1995年 LOVE OR NOTHING TOUR」で6曲目に歌われた。「バラ色の未来」に続いて「風にならないか」は演奏されました。このツアーは15曲しか歌わなかったので曲数的には不満もありましたが、アンコールラストのみゆきさんのピアノ弾き語りから始まる「ファイト!」が凄すぎて、曲数の少なさも吹っ飛びました。毎回、この「ファイト!」は10分近くに及ぶドラマチックなアレンジと歌唱で聴かせてくれました。ピアノを弾き始める前に語ったMCも締め付けられるほどの哀しみで心が震えた。その語りの度に亡くした人の顔がいくつも浮かんだ。このツアーは日本で8公演、香港で3公演観ました。香港ではラストの「ファイト!」を歌わない代わりに香港で人気の曲「ルージュ」「最愛」「with」の3曲をアンプラグドアレンジでのメドレーがライブ中ほどで歌われました。香港で思い出したけど、香港公演初日1995年4月24日はかなり緊張してるのが客席にも伝わってきた。そんな中、この「風にならないか」で歌詞を間違えて歌った。(歌詞間違え自体はよくあったけど、海外という事でこっちもドキッ!といつも以上にしたので印象に残ってる)「♪二度とだれかを傷つけたくはない されど自分が傷つきたくもない」と言う歌詞部分を「♪二度とだれかを傷つけたくはない ・・・誰かを傷つけられたくはない」と妙な歌詞になった。2番の歌詞は「♪だれにも置き去りにされたくはない だれをも置き去りにされたくはない」の所を「♪・・・だれかを傷つけたくはない」と1番の歌詞を歌った。(「二度と」が出てこなかった)これはわざとそうしたのか、純粋に間違ったのかはわからない。日本ではこれぐらいの歌詞間違いは驚かない…もっと凄いのがいっぱいあったので・・・。香港2日目の「風にならないか」は初日のリベンジなのか凄く良かった。(上からAPO盤、通常盤、香港盤)あれから27年、歳を重ねてここの歌詞が特に刺さる。若い時には感じなくても歳を重ねると誰にもある事だと思う。「♪望みはすばしこく何処へでも毒をまく やがて自分の飲む水とも知らないで」最近は1983年〜1987年のアルバムばかり聴いてたので、久しぶりに少し最近?なアルバムを聴いた。1995年とかなんか最近って感じがしてしまうのは歳をとったせいだろうな。2000年なんてついこの前って感じしかしない^^;いろいろ聴いても結局、「はじめまして」「miss. M.」と「36.5°C」に辿り着いてしまう。それ以前でもそれ以降でもなくこの3作品が一番思い入れがあるし一番好きな3枚。ライブに関してもこの時期の物が強く印象に残ってる。1981年「寂しき友へ II」も好きなツアーだったけど「SUPPIN Vol,1」のカッコ良さがやはり別格です。「噂」で始まるオープニングが最高にカッコ良かった!!「予感」「生きていてもいいですか」「寒水魚」「臨月」も急に聴きたくなるアルバムです。最近のアルバムだと「心守歌」をよく聴く。タイトル曲「心守歌」が特に好き。「夜を往け」「歌でしか言えない」「グッバイガール」の3枚も思い入れは強いアルバム。プロモ盤香港のフリーペーパー中の記事はコンサートの宣伝と4枚組CDの宣伝、そしてクイズに正解するとツアーパンフが当たる的な。香港コンサートのチラシとチケット香港公演のパンフ
2022年11月04日
1976年6月20日発売のユーミンの初ベスト盤「YUMING BRAND」1973年1st「ひこうき雲」、1974年2nd「ミスリム」、1975年3rd「COBALT HOUR」と7枚のシングルの中から選ばれた10曲が収録されたベスト盤。ジャケットは3D仕様で赤と緑のセロファンが貼られたメガネの形の部分を切り抜いてそれでジャケットや歌詞カードを見ると3Dで見えるって物だった。ジャケットから切り取ってしまうのでメガネの形に穴の空いたジャケットになってしまう。70年代は特殊ジャケもヨーロッパを中心に流行していた。今、頭に浮かぶものでレッド・ツェッペリンの1970年「Led Zeppelin III」、1973年「Physical Graffiti」ジェスロ・タル 1969年「Stand Up」、1972年「Thick As A Brick」P.F.M.の1974年「The World Became the World」グランド・ファンク 1974年「Shainin‘On」ローリング・ストーンズ1971年「Sticky Fingers」1978年「Some Girls」ハンブル・パイ 1974年「Thunderbox」E.L.P 1973年「Brain Salad Surgery」など・・もっとあったけど思い出せない。この中でグランド・ファンクの「Shainin‘On」が「YUMING BRAND」と同じ3D仕様です。この3D仕様は仮面の忍者赤影のソノシートにもあったように思う。赤と緑の3Dメガネをかけて観る映画版「仮面の忍者・赤影」上映に合わせて発売された物だったように思う。この3D映画版はLDで発売され買いました^^;赤と緑のメガネも付いています。1969年の映画なのでグランドファンクよりも赤影のジャケットが一番最初だったのかも。赤影の3Dレーザーディスク。ずっと、3Dって事ではなく映画の途中で赤影や白影がここからメガネを付けよう!とか言ってくれます^^;この3Dメガネで赤影からの合図があれば画面を見ると、何となく立体です^^「YUMING BRAND」は2000年4月にリマスターされCD発売されていましたが、他のベスト盤に入ってる曲と重なってたので買わなかったけど、今回の50周年記念でAmazonで特典付きになってたので、ついつい買ってしまった。このCDに3Dメガネは付いてないので昔のLPの切り取った赤緑メガネでジャケット見てみたらちゃんと飛び出して見えた^^;1曲目「あの日にかえりたい」2曲目「少しだけ片想い」3曲目「やさしさに包まれたなら」4曲目「魔法の鏡」5曲目「ルージュの伝言」6曲目「12月の雨」7曲目「瞳を閉じて」8曲目「きっと言える」9曲目「ベルベット・イースター」10曲目「翳りゆく部屋」このアルバムは当時LPでかなり聴いたので、曲順が頭に完全に刷り込まれてる。物凄い久しぶりにこの曲順でリマスターされた新鮮な音で聴いたら想像以上に良かった。この流れで聴くと「やさしさに包まれたなら」は絶対こっちのゆったりしたシングルバージョンじゃないとしっくり来ない。「瞳を閉じて」〜「きっと言える」の繋がりも凄く好きだった。それにしても「きっと言える」のコード進行はミュージシャンに対しての嫌がらせとしか思えないほどの転調地獄。そんな曲はユーミンの曲では当たり前なんだけど。譜面で見ると異様な転調なのに曲として聴くと凄く自然に流れるように聴こえるから本当に不思議です。これが天才作曲家って事なのかと。「翳りゆく部屋」はこの「YUMING BRAND」用にMIXされた物。このバージョンが後のベスト盤にも使われてる物もある。この前のツアーの1曲目で歌われた時は鳥肌立ちまくりで凄く感動だった。当時の音楽雑誌のギター弾き語り譜。解説アドバイスの言葉が笑えてしまう。この曲、アコギで弾き語りしてたら逆に引く。演奏の解説アドバイス「8ビートのボサ・ロックです。フィンガーとストロークをおりまぜてボサノバ風なシンコペーションを入れて弾くといいでしょう。コードは難しいと思います。途中で転調していますので簡単にできません。がんばってください。」「簡単にはできません。がんばってください」なんて書いてる解説初めて見た。「YUMING BRAND」久しぶりに聴いて感動。この曲順で聴くと不思議に忘れてしまってたような10代の頃の事とかが思い出してくる。このデカジャケって別にいらなかったなぁ^^;3Dメガネが印刷されてるだけです。メガネはついていません。赤影のメガネで見ても飛び出してきます^^
2022年10月09日
夕方に「ユーミン万歳! 」が届いてから、じっくり聴こうと思って全て用事終わらせてやっと3枚聴いてからBlu-rayも観終わった。2022年リマスターが楽しみで買ったのですが、これは、ただのリマスターベスト盤じゃない事が聴きはじめて、すぐにわかった。レコーディング時にかけたエフェクトとまったく違うものがあったり、楽器のバランスが大幅に変わってたり、ボーカルの表情がまったく違った音だったり、新たにレコーディングした部分もあったりするんじゃないかと思える音創り。松任谷正隆さんはベスト盤は好きではないと、ずっと前から話してるのを知ってた。なので正隆さんが関わっていないベスト盤がほとんどでした。しかし、このアルバムは正隆さんが完全に音を0からコントロールしなおしてる。で、新たに変えてどうだったかと言うと・・・最高!!!です!とにかく松任谷正隆さんは凄すぎる。 どの曲もキラキラと新たに命を吹き返してるようで1曲1曲、新曲を聴くように感動した。ここまで音を進化させて曲を元気にさせるなんて凄いと思う。ユーミンの曲自体、何十年経っても古く感じさせない音楽なのに、さらに進化させてるのが鳥肌です。一番楽しみだったのは、このベスト盤の中で一番最近の曲「宇宙図書館」がどうなってるか。何度も何度も書いてるけど、この「宇宙図書館」って曲は音楽の完全体なんじゃないかと思ってしまうほど全てが含まれてるように思えてしまう曲だった。この曲を初めて聴いた時の柔らかい衝撃が凄かった。40年以上前からユーミンの曲は聴き続けてるけど、この曲ほど初めて聴いた時の感動が大きかった曲はなかったように思う。今回の「ユーミン万歳!」での音は、より優しさが増したような印象で泣けた。これは「Forgiveness」にも同じような感覚があった。「Forgiveness」も全ての角が少し角Rになったような暖かさを感じた。「ダンスのように抱き寄せたい」もアルバム「Road Show」の音で100%満足してたのにあれ以上になってる不思議。ここ何年か2006年発売「A GIRL IN SUMMER」以降のアルバムばかり聴いてる。70年代、80年代の曲はもちろん素晴らしいけど、本当に凄いユーミンの曲は最近の曲の中にあるように、特に感じるようになった。「宇宙図書館」「シャンソン」「1920」「GREY」「夜空でつながっている」「ノートルダム」「ダンスのように抱き寄せたい」「残火」「コインの裏側」「愛と遠い日の未来へ」「Forgiveness」「深海の街」「Laughter」「離れる日が来るなんて」「あなたに会う旅」1981年〜1985年が一番よくユーミンのライブに行きまくってた時期。一番回数観たツアーは1982年「PEARL PIERCE」TOURと1984年「YUMING BLOOD」TOUR,1981年「昨晩お会いしましょう」TOURと「REINCARNATION」TOURも複数回観に行った。それ以降もユーミンのライブは何度も観てる。でも、最新の2021〜22「深海の街」TOURが毎回ワクワクドキドキ感が一番凄かった。2018〜19「TIME MACHINE」TOURもそれまでの、どのアリーナツアーよりも感動したし。今が一番イイ!1977年シングルB面曲「消灯飛行」もどうリマスターされてるのか楽しみだった。この曲も本当に名曲で隠れすぎた名曲になっていくのが勿体なく感じてた。今回、日の目を浴びてキラキラ蘇りました。そのA面曲「潮風にちぎれて」も今回収録されています。かなり久しぶりに聴いたけど、この曲もキャッチーなサビを改めて心地よく感じた。音圧は2001年リマスター「sweet, bitter sweet YUMING BALLAD BEST」とほぼ変わらないけど楽器のバランスが違って聞こえて新鮮です。「Valentine's RADIO」も「よそゆき顔で」も今回のリマスター凄くイイ!そしてこのアルバム用にレコーディングされた新曲「Call Me Back」この曲は松任谷由実と荒井由実のデュエットです!めちゃくちゃカッコいい曲!イントロからシブシブで鳥肌です。レコーディングミュージシャンも渋いメンバー揃い!歌詞もメロディも最高です。Blu-rayには、この曲のMVと荒井由実と松任谷由実の時空を超えた対談映像が入っています。MV!カッコ良すぎる!SFの世界で、遠い未来のユーミンが遠い過去のユーミンと出会う。松任谷由実と荒井由実の対談も感動した。胸が熱くなる二人の会話だった。突然、自分が大好きなバンド「Jethro Tull」の名前が出てきた事もびっくりした。ブログに「Jethro Tull」の事はよく書いてたと思う。
2022年10月03日
荒井由実さんの「14番目の月」を久々にアナログ盤で聴いた。今日は帰って来てから映画3本観て、アルバム2枚聴いた。映画は最初に「ハリーの災難」をBlu-rayリマスター盤で観て、次にクロード・フランソワの伝記映画「最後のマイ・ウェイ」をBlu-rayで観て、ルチオ・フルチ監督の名作「墓地裏の家」の最新リマスターをBlu-rayで鑑賞。その後、Bump of Chickenの「The Living dead」を聴いて、最後に「14番目の月」を聴いた。「14番目の月」はアルバム通してあまり聴くことがない方かも知れない。単曲で聴く曲は多く入ってるアルバムではあるのですが。このアルバムを初めて聴いた時はまだ小学生だったけど、ジャケットの印象もあってサウンドが華やかになったと言うような感じがしたように思う。プロデューサーがこのアルバムから松任谷正隆さんになったからなのだろうか。(編曲に関しては2ndアルバムから全て正隆さんが担当していました)1976年ならもうアリスのコンサートには何度も通い始め、アリス自体も「ALICE V」を発売して、より充実してきてチケットもかなり取りにくくなってきた頃。A面1曲目「さざ波」2曲目「14番目の月」3曲目「さみしさのゆくえ」4曲目「朝陽の中で微笑んで」5曲目「中央フリーウェイ」B面1曲目「何もなかったように」2曲目「天気雨」3曲目「避暑地の出来事」4曲目「Good luck and Good bye」5曲目「晩夏 (ひとりの季節)」LPの歌詞カードをじっと見ながら聴いてると、本当に凄いな!と何度も思える所があった。メロディーの凄さにも歌詞の凄さにも鳥肌でした。前にも書いた事があったと思うけど、自分はB面1曲目「何もなかったように」を聴くと反射的に涙腺が緩む。昔から好きだったけど、本当にこの曲の凄さがわかったのは、何年か前のこと。自分が飼ってた犬ことを思い出すのも、もちろんあるけど、それ以上に言葉の一つ一つの凄さに胸の奥が熱くなってくる。ユーミンが飼ってたシェパードが亡くなった事への想いを丁寧に綴った歌詞。「♪本当の光に満ちてた頃が いつかを知るのは 過ぎ去ったあと」これは生きて行く上で全ての事に当てはまっていて、歌詞カードのここの文章だけがいつも光って見える。最近のインタビューで「死」と言うものは、いつも自分の曲には隠れてるというような事を語っていましたが、自分もユーミンの曲ほど「死」をいろんな形で気づかせてくれる曲はないと思ってる。もちろん「生」も強く前に出しているのが前提ですが。ユーミンの重く冷たい曲は、多分、浅川マキさんや山崎ハコさんの曲よりも重暗いのかも知れない。それ以上にやんわりと暖かく包み込むような応援歌が多くあるのでいいバランスで聴ける。いろいろ書きながら、今すぐにでも聴きたいユーミンの曲は、「Forgiveness」「シャンソン」「永遠が見える日」「ダンスのように抱き寄せたい」「GREY」「離れる日が来るなんて」「丘の上の光」「Midnight Scarecrow」「情熱に届かない」「宇宙図書館」「砂の惑星」「Autumn Park」今、頭に浮かんだ曲を書き出したら、ホントにめちゃくちゃ良い!自画自賛。この曲順のままプレイリスト作って、この12曲を聴きながら今夜中に終わらせないといけない仕事の残りの作業しよう。「何もなかったように」の事だけで終わってしまいそうなので・・・。1曲目「さざ波」はメロディーの凄さに引き込まれてしまう。やっぱり天才だ。アレンジも軽いラテンで心地よくていつ聴いても新鮮に思える曲です。2曲目「14番目の月」はライブのアレンジでの仕掛けが染み付いてるので、スタジオ盤を聴くと、これがオリジナルアレンジだったんだ・・っていつも思ってしまう。3曲目「さみしさのゆくえ」は大人になってから、より好きになった曲。ビッグバンドの演奏で聴きたくなるようなジャジーな感じも好きです。「♪心の翳(かげ)は誰にもわかるものじゃないわ」「♪他人の淋しさなんて救えない 夕陽に翼を見送る」の歌詞は10代の頃からいつも感じてた事。4曲目「朝陽の中で微笑んで」はシアトリカルな世界を感じる。この曲に関してはいろんな解釈があるようですが、自分もいろんな風に考えてしまう曲。歌詞もメロディーもアレンジも凄すぎる曲。10代の頃は大きすぎて恐怖さえ感じる曲だった。5曲目「中央フリーウェイ」が「朝陽の中で微笑んで」の次に流れ始めると徐々に深い霧が晴れてくるような感覚になる。改めてアレンジの凄さに鳥肌が立つ曲。B面1曲目「何もなかったように」は最初に散々書いたので^^;2曲目「天気雨」 この曲が好きな人が多い。自分ももちろん好きな曲。メロディーが天才すぎる。3曲目「避暑地の出来事」 この曲のファンも多いように思う。最高にカッコいいサンバ曲。ブラスアレンジのカッコ良さも最高!「シエリト・リンド」がこの後に普通に流れ出しても何の違和感もない^^4曲目「Good luck and Good bye」は岡崎友紀さんに提供した曲。5曲目「晩夏 (ひとりの季節)」も美しい色や風景が頭の中に次々と流れて去って行く。頭の中を映像が流れ続けて不思議な世界に入り込むような感覚になれる曲。ちょうど今の季節に聴くと、トリップしやすいかも。もうね、やっぱりユーミンは天才ですわ。
2022年09月21日
JUJUのライブに行ってきました。終演後、さっきまで飲み屋はしごで友人3人と呑んでました。日本酒バルで燻製系の料理や炭火焼を食べて飲んで、いつも行くBARへ。この店は洋楽JAZZ、ROCK、R&Bのアナログ盤をたくさん揃えてて、こっちの話の内容でアルバムをチョイスして流してくれる。今日はCCRとニルソン、ママス&パパスなどをアナログ盤の最高な音を聴きながら3人で話しながら朝方まで飲んでた。ツアーパンフとは言えないかも知れないけど、豪華なコンセプトブック。飛び出す絵本のようになっています。ユーミンの写真も!初めて生の歌声を聴いてカッコ良さと渋さに鳥肌でした。存在は知ってたし、ユーミン愛が凄い事も知ってたけど今回、アルバム全曲ユーミンの楽曲という事で初めてアルバムを購入。なかなかマニアック心をくすぐる選曲もあってJUJUは本物のユーミンマニアだと納得。8月25日はJUJUがデビューした日だったらしく、アンコール時にサプライズでバンドが曲をプレゼント。JUJUは泣いてしまって、泣きながら挨拶…。真っ直ぐで温かい心の持ち主なのがよくわかった。前にユーミンとの対談した時にもきれいな心の人だなと思ったのも思い出した。心の美しさが歌唱に出てる。ほんとうに良い歌を聴かせてくれて感動でした。このライブに行くのでJUJUのオリジナル曲もかなり聴いてた。ほとんどユーミンの楽曲で構成されるのはわかってたけど、オリジナル全く知らないってのもどうかと思い6月頃からアルバムを購入して予習してた。まずはベスト盤2枚。今回のライブの1曲目がデビューシングルの「光の中へ」でした。ベスト盤に入ってた^^聞き込んでた曲だったので生で聴けて鳥肌でした。ラテン系の「光の中へ」に続いて歌われたのが、アルバム「Delight Slight Light KISS」のラスト曲「September Blue Moon」だった。この曲もサンバのリズムのラテンナンバー。そして、次はめちゃくちゃ好きな曲、アルバム「悲しいほどお天気」の2曲目「影になって」!!この曲はJUJUのユーミンカバーアルバム「ユーミンをめぐる物語」にも収録されてるのでセットリストに入るのは予想できたけど、やはり生で聴くと何倍もカッコよかった。続いてアルバム「昨晩お会いしましょう」の2曲目「街角のペシミスト」!この2曲続くと最高すぎた!アルバム「ユーミンをめぐる物語」に収録されていないユーミンナンバーも多くセットリストに入ってた。そのチョイスがめちゃ渋い!「ダイアモンドの街角」「Midnight Train」「ジェラシーと云う名の悪夢」「Tuxedo Rain」「12階のこいびと」「花紀行」「メトロポリスの片隅で」「かんらん車」…とにかく選曲が渋い。今回、新たにユーミンがJUJUに書き下ろした新曲「鍵穴」も物凄く気に入ってリピートで何度も聴いてる。ユーミン史上、一番エロカッコ良い曲だと思う。深読みするととんでもない世界が浮かんで来そう・・・ライブで聴くとより素晴らしかった。今日のライブでダントツに好きな曲は「TYPHOON」です。この曲はアルバム「ユーミンをめぐる物語」に収録されてるので聴けるのはかなり期待してた。この曲の気怠く蒸し暑そうな雰囲気がアルバム「VOYAGER」発売時からたまらなく好きだった。JUJUバージョンのアレンジも凄く気に入ってる。もちろんアレンジは松任谷正隆さん。アルバム「ユーミンをめぐる物語」に収録されていないユーミンナンバーのアレンジはオリジナルアレンジに近いアレンジにしてたの良い!バンドの演奏も最高だし、コーラスの二人も強力でカッコ良すぎた。そして今回のライブ、忘れてはいけないのはプロデューサーの松任谷正隆さん!楽曲のアレンジもだけど、コンセプトや装置、照明のセンスの良さ!全てがカッコいい。いつも思うけど松任谷正隆さんは本物の天才プロデューサーです。このライブのBlu-rayが出ることを願う。早くまた観たい。とにかく最高でした!コンセプトブックの他にこのハンドタオルとオリジナルブレンドの唐辛子を買った。白ごまとミカンの皮がブレンドされています。どんな味だろう。開けるのが楽しみ。最近、山椒多めの七味ばかり買ってたので、かなりガラッと変わる。今日はニシンそばでも作ろうかな。
2022年08月26日
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