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昨年の秋から始めた新しい仕事も、ひとつ仕事を覚えたかと思えば、また新しい責任の重い仕事を任せられ、寝言は冷蔵品の発注が多いらしい(夫証言)。 新しい仕事とはサービス業の小売で、わたしは冷蔵品の発注を日々どきどきしながらJANコードをスキャンする。 冷蔵品は期限が近いものも少なくなく、どうか美味しさに満たされた間に良いご縁に恵まれ、新しいお宅の幸福のひとときに一役買ってもらえたらと、日々切実に願っている。 といっても連日仕事に入っているわけではないので、休日明けはあの可愛こちゃん(チーズとかハムとかね)はどうなっただろうかと、朝いちばんにチェックする。 今度冷蔵の修行(研修か)に他店にお世話になるのだけれど、あぁ、本当は投げ出したい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自由で直感で生きる双子の星と射手の星だから、もう発注とかまさに修行中の修行。 だけど、この年齢になって若いベテランの先輩が教えてくれるありがたいさ、あぁこれってものすごく貴重だなとも心から思える。 みなさん、わたしのもの覚えのゆっくりさに始めは呆れつつも、温かく見守り、アドバイスしてくれる、このありがたさ。 息子の同じ歳のスタッフと働ける楽しさ。 こんなに新鮮な新しい世界を経験できるなんて。 とも心から思っている。 責任も、PTA会長をしたときのように、「ただいま冷蔵のエキスパートになるためのコスプレ中」と自分の中で苦笑しながらやっている。 朝仕事に入る時に冗談まじりに、「今日も明るく爽やかに、淡々と」とスタッフに声をかける。 自分に声をかけるのだ。 とくに淡々と、がだいじ。 いろんなお客様がいて、突発的なことも起こる。 いろんな人生を送っているひととめぐり合う。 生きているだけでそれだけで精一杯のひとにもめぐり合う。 硬直した癖のある生にめぐり合う。 それでも、明るく爽やかに、淡々と。 そして、できるだけ自分のその日の持ち場をしっかり守る。 そのことが、一緒に働くスタッフの助けになるのだ。 よく思い出すのが、スイミーの話。 「自分の持ち場を守るんだ」ってフレーズを思い出す。 そうして大きな魚に立ち向かい、困難も越えていく。 これまでレジでクレジットの打ち間違いを二度した。 6と9の並びには特に注意している。 商品をお勧めしたり、売ることは多分とても得意。 何より自分のお店のワインには自信がある。 チャーミングなワインがたくさんある。 (ひそかに嫌いな商品もあるよ) 今日も新しいワインが入ってきて、早速購入し、お試し。 もう素晴らしい。 素晴らしいコスパの良いワインに日々感動している。 このチャーミングなワインをたくさんのひとの夕べのひとときに届けたい。 ただそんな気持ちだけで続けている。 このワインの素敵さを思い返すだけで、もう自分の中に瑞々しさが溢れるのだ。
2017.02.28
息子の配属先が変わり、朝6時に出勤することもでてきた。 わたしも5時過ぎに起きてごはんの用意をするのだけど、仕事のストレスがあるなぁと思う時は、やはりごはんを滋養のあるものにする。 ハンバーグとか唐揚げとかじゃなくて、あさりのお味噌汁とかフェンネルスープとか。 息子は代番(体調不良など欠員が出て勤務に入ること)が少なくなく、睡眠不足になりやすいので内臓も疲れやすい。 寝不足でストレスがかかったとき、内臓はさらにプレッシャーがある気がする。 内臓が強いひとはバイタリティも強い、ような気がする。 なので様子をみて、りんごのすりおろしだとか、生姜の炊き込みごはんとか、朝からちょっと手間をかけてドリアにしたりだとか、消化を促したり、ちょっとテンションを上げられるようにしたり(ドリア好き)している。 母ができることはその程度。 あとはバッチフラワーをいつも飲んでいるかな。 見送る前にかける言葉はいつも同じ、「明るく清々しく淡々とね」 もう駅を利用するひとも色々なので、ようやく明日19になるだろう男子にとって、本当に心平かに接客するってどれだけ我慢しているんだろうって思う。 ましてや正義感強いからなぁ〜〜〜〜〜〜 がんばれ息子、新しい一年は彼女ができるといいな。 そろそろね。 って、娘は明日受験なのだけど、昨日美しいおおきないちごをたっぷり購入。 朝からハッピィな気分にして送り出したい。 今夜は排毒スープにして明日のお弁当を心をこめて作る。 あまりにやること満載で帰宅するまでこどものことは忘れている(ごめん)から、ごはんにメッセージをこめる。 がんばれ、みんな。 希望のところに合格できますように。
2017.02.09

新しい年になり、この瞬間も人生の時間を積み重ねている。 身体も心のねぎらいながら、おかげさまで本当に好きな仕事ができ、美味しいワインを愉しみ、仲の良すぎるらしい家族とのひとときを過ごしている。 たったひとつ、願うならば、真央が滑る演技に相当した得点をつけてほしいこと。 何度も書いたけれど、真央が滑った瞬間から世界に色が生まれる。 きらめきも、情熱も、祈りも、歓びも、かなしみからの再生も、みんな生きている証だということを、ひとの強さとしなやかさを、真央の滑りがみんな教えてくれる。 どれだけ彼女の滑りで勇気をもらい、前も向くことができたかわからない。 わたしのようなひとが、この世界に100万人くらいいるかしら? その100万人のファンが望むたったひとつの願いは、真央の膝が回復し、練習通りの演技ができること、そしてその演技に対して、一度でいい、まっとうな点数をつけてほしいこと。 生きているうちにこんな選手に出会えた幸運。 真央に出会った者の務めとして、みずみずしさ、清々しさ、やわらかさ、努力、明るさ、真央からもらったエッセンスをポケットに入れて、生きていきたいと思う、死ぬまで。 それが今年も変わらぬ立春の誓い。
2017.02.04
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