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ピアノBar・Mで、「新曲は何かないんですかー?」とスタッフのコに言われて、最近練習中なのがこれ。新曲と言うには、2008年に発表された曲なんで、少々古くて恥ずかしいだけど、ね。 ピアノの弾き語りに向いた曲で、歌詞もメロディーも素敵なんだけど、いかんせん、2サビのラップの部分(「二人ふざけあった帰り道 それも大切な僕らの日々…」)がめちゃ難し~い。メロディーがいまいちつかみにくいし、なんと言ってもこの手の歌は、歌詞が多すぎるー!(笑) という訳で、先日、Bar・Mで初披露したけど、まだ完成度は7~8割程度。スタッフはなかなかいいと誉めてくれたけど、まぁ半分は営業トークだし、もっと曲を聴きこんで、しっかり練習しないと。頑張るぞー。 キセキ(By GReeeeN) 明日 今日よりも好きになれる 溢れる思いが止まらない 今もこんなに好きでいるのに 言葉にできない 君のくれた日々が積み重なり 過ぎ去った日々 二人歩いたキセキ 僕らの出会いが もし偶然ならば? 運命ならば? 君に巡り会えた それってキセキ 二人寄り添って歩いて 永久(とわ)の愛を形にして いつまでも君の横で 笑っていたくて 「ありがとう」や Ah 「愛してる」じゃまだ 足りないけど せめて言わせて「幸せです」と ※著作権法上、歌詞は一部しかご紹介できません。ご容赦を。【ご参考: GReeeeN】HIDE、navi、92、SOHという男性4人組で構成されたヴォーカル・グループ。2002年、現プロデューサーであり、HIDEの実兄でもあるJINのサポートを受けて、GReeeeNを結成。デビュー当時、4人全員が現役の大学歯学部生で、学業とミュージシャンを両立させるための、顔を隠しての覆面活動が話題を集めた。現在は、4人全員が歯科医師として働きながら(福島県郡山市在住)、音楽活動を続けている。 2008年5月に発売された7枚目のシングル「キセキ」は、TBS系のテレビドラマ「ルーキーズ」の主題歌にもなって大ブレイク、オリコン・ランキングでも2週連続1位に輝いた。2009年6月には、日本国内で最もダウンロード回数が多かった曲としてギネス・ブックに認定されたという(出典:Wikipedia)。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/30
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T タム・オシャンター(ホット)(Tam O'Shanter, Hot) 水呑に熱湯を三分の二位までつぎ入れ、角砂糖一個を溶かし、ブールボン・ウイスキー一ジガーを加え、レモンの露二三滴をたらし、レモンの輪切一片を浮かしてすすめます。 ティー・パンチ(ホット)(Tea Punch, Hot) 紅茶を六合ほど普通の色に漉して出して置き、別に鉢か甕(かめ)に、ブランデー二合余りと、ジャマイカ・ラム八勺(しゃく)【注1】、レモン四個の搾り汁、および砂糖大匙で六杯を入れ、湯煎(ゆせん)にかけて静かに温めながら充分にかき混ぜ合わせます。前の紅茶を徐々につぎ入れ、全部をかき混ぜ合わせ、パンチ・グラスかまたは耳付き盃(さかずき)につぎ分けてすすめます。 テレフォン・フィッズ(Telephone Fizz) 調合器に砕き氷を二分の一位まで入れ、砂糖小匙で一杯と、フレンチ・ヴェルモット一ポニー、マラスキーノ一ポニー、および鶏卵一個を入れ、充分に振蕩してソーダ水呑に漉してうつし、冷たいソーダ水を九分目までつぎ入れてすすめます。 トム・カクテル(Tom Cocktail) これは「O」の項で説明しました「オールド・トム・ジン・カクテル」の別名です。 トム・コリンス(Tom Collins) これは「J」の項で説明しました「ジョン・コリンス」の別名です。 ターフ・カクテル(Turf Cocktail) 調合器に砕き氷を入れ、オランダ・ジンと、フレンチ・ヴェルモットか、又はイタリアン・ヴェルモットとを各二分の一ジガーずつを入れて、オレンジ・ビター二注を加え、充分にかき混ぜ合わせ、カクテル・グラスに漉してうつしてすすめます。 これは、ヴェルモットは、いずれのものを選んでも構いませんが、ジンはかならず「オランダ・ジン」を用いなければ「ターフ・カクテル」と呼ぶことが出来ません。【注1】「一勺(しゃく)」は一合の10分の1で約18ml 従って八勺は約145ml(「M」の項の【注9】参照)こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/30
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S<下> ショウ・ミー・カクテル(Show Me Cocktail) 大きい調合器に砂糖小匙で一杯を入れ、牛乳二匙を加えて溶かし、次にクレーム・ド・カカオ一ポニーと、アップル・ジャック【注1】か、またはブランデー一ジガーを加え、砕き氷を三分の一位まで詰めて牛乳をつぎ入れ、充分に振蕩して大きいゴブレットか、またはソーダ水呑に漉してうつしてすすめます。 シルヴァー・フィッズ(Silver Fizz) 調合器に砂糖中匙で一杯を入れ、水二匙を加えて溶かし、次にレモン一個の露を搾りこみ、鶏卵一個を割って落とします。砕き氷を三分の一位まで入れ、上等のジン一ジガーを加えて充分に振蕩し、ハイボール・グラスか、またはパンチ・グラスに漉してうつし、ゼルツェル・ウォーターか、サイフォン・ソーダを九分目までつぎいれ、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かし、麦稈をさしてすすめます。 スノウ・ボール(Snow Ball) 小さい調合器に砂糖小匙で一杯を入れ、水二匙を加えて溶かし、次に鶏卵の白身だけ一個分を加え、砕き氷を二分の一位までと、ウイスキー一ジガーを入れます。充分に振蕩してソーダ水呑に漉してうつし、季節の果実を浮かし、麦稈をさしてすすめます。 ソーダ・カクテル(Soda Cocktail) 大きいゴブレットに砂糖大匙で一杯を入れ、ソーダ水二匙を加えて溶かし、アンゴスチュラ・ビター一注を加え、氷の塊二つ三つを入れ、ソーダ水を九分目までつぎ入れ、よくかき混ぜ合わせてすすめます。 ソーザーン・フィッズ(Southern Fizz) これは「N」の項で説明しました「ニュー・オルレアン・フィッズ」の別名です。 スターボード・ライト(Starboard Light) ハイボール・グラスか、又はソーダ水呑にクレーム・ド・マント一ジガーを入れ、別に壜のまま、ごく冷たく冷やしたゼルツェル・ウォーターか、或いはサイフォン・ソーダか、又は別の沸騰水【注2】を九分目までつぎ入れ、静かにかき混ぜ合わせ、麦稈をさしてすすめます。 【備考】これは通俗には「クレーム・ド・マント・ハイボール」と呼び、「スターボート・ライト」の名は、少なくも混成酒通によって呼ばれる綽名(あだな)で、このニックネームの起(おこ)りは、昔ある詩人肌の旅行家が、星月夜の海濱(かいひん)をよぎるとき静かな海の彼方より、港に向かって来る船が灯している、右舷のラムプの美しさを見て、心ゆくばかり旅愁を慰めたが、その夜の宿りに疲労を癒そうとして「クレーム・ド・マント・ハイボール」を求めた。 しかるにその色といい輝かしさが、ゆくりなくも宵に見たラムプのうつくしさにはほうふつとしていて、懐かしい詩的な感想を呼び起こした。それからは「スターボード・ライト」と呼んで、この清新な飲料を一層に愛し、かつ又大いに宣伝して綽名を広めたによるといいます。前に「P」の項で説明した「ポート・ライト」も、これに因(ちな)んで生まれたニック・ネームにほかならないのであります。 スター・エンド・ストリップス(Star and Stripes) これは「P」の項で説明しました「プース・カフエ」の別名です。 ステー・ダウン(Stay Down) ハイボール・グラスに小さい氷の塊一個を入れ、クレーム・ド・ケシ【注3】一ポニーと、コギャク一ジガーを入れ、イングリッシュ・クラブ・ソーダ【注4】か、又は他のソーダ水を九分目までつぎ入れ、静かによくかき混ぜ合わせてすすめます。【注1】「J」の項の【注3】を参照【注2】言わずもがなだが、ここで言う「沸騰水」とは熱湯ではなく、ソーダ水のこと。【注3】クレーム・ド・カシス(「M」の項の【注6】を参照)【注4】「クラブ・ソーダ」とは精製した水に炭酸ガスを封入した飲料。英国製のクラブ・ソーダはこの時代、相当高価なものであったであろう。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/29
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S<上> サンガリー・エール(Sangaree Ale) これは、要するに「A」の項で説明しました「エール・サンガリー」と同一のものであります。 サンタ・クルズ・ラム・デイジイ(Santa Cruz Rum Daisy) 調合器に砕き氷を入れ、ガム・シロップ三注(つぎ)、マラスキノ一注、レモン半個分の搾り汁、およびサンタ・クルズ・ラム一ジガーを入れ、充分にかき混ぜ合わせ、カクテル・グラスに漉してうつしてすすめます。 サラトガ・サァワル(Saratoga Sour) これは「G」の項で説明しました「ジン・サァワル」の場合のジンを、サラトガ・ワイン【注1】に代えて用いるほか、すべて同じに調合してすすめます。 サウターン・コッブラー(Sauterne Cobbler) これは「C」の項で説明しました「クラレット・コッブラー」の場合のクラレット【注2】を、サウターン【注3】に代えるほか、すべて同じに調合してすすめられるのであります。 サウターン・パンチ(Sauterne Punch) これもまた「C」の項で「クラレット・パンチ」と呼んで説明しましたもののクラレットを、サウターンに代えて調合するほか、すべて同じであります。 サゼラク・カクテル(Sazerac Cocktail) 調合器に砕き氷を入れ、ガム・シロップ小匙で一杯と、セルナー・ビター三滴、およびサゼラク・ブランデー一ジガーを入れ、充分にかき混ぜ合わせ、カクテル・グラスに漉してうつし、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かし、別に氷水を添えてすすめます。 シャンデー・ガーフ(Shandy Gaff)【注4】 これはエールと、ジンジャー・エールとを半々に合わせてすすめます。しかし、エールとビールとを合わせたものも「シャンデー・ガーフ」もしくは「シャンデー」と略して呼ばれ、エールと、ジンジャー・エール、或いはエールと、ビールとの割合は、好みにより七三または四分六に合わせてすすめます。 シェリー・コッブラー(Sherry Cobbler) これは「クラレット・コッブラー」の場合のクラレットを、シェリーに代えて調合してすすめます(「C」の項参照)。 シェリー・フリップ(Sherry Flip) これは「B」の項で説明しました「ブランデー・フリップ」の場合のブランデーを、シェリーに代えるほか、すべて同じに調合してすすめます。【注1】サラトガは米カリフォルニア州の都市。ワイン産地で知られる。【注2】ボルドー産の赤ワインのこと(「C」の項の【注4】を参照)。【注3】「サウターン」は現代の表記では「ソーテルヌ」。ここではソーテルヌ産の白ワインを指す。ソーテルヌはボルドー地方を流れるガロンヌ川の中流にあり、高級な甘口白ワインを産することで有名。【注4】現代の表記では「シャンディ・ガフ」。今日ではエールに限らず、ビールとジンジャー・エールのカクテルを指す。カクテル史に詳しい某BARのマスターによれば、「ガフ」には英俗語で「真似る」「物まね」との意があり、「Shandy」というカクテルを真似たことからこの名が付いたという説もあるという。なお原著では「Guff」となっていたが、これは「Gaff」の誤植と思われるので、復刻版では修正した。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/27
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R レジャンツ・パンチ(Regent's Punch) 大きい鉢か甕(かめ)に、砂糖大匙で八杯を入れ、ソーダ水を加えて溶かし、次にレモン十個の搾り汁、シャンパン三壜、キュラサオ一ジガー、コギャク一壜、およびジャマイカ・ラム二注ほどを、前述の順序でかき混ぜ合わせながら加えます。大きい氷の塊一個を入れ、冷たく冷やし、パンチ・グラスにつぎ分けてすすめます。 レヴァイヴァー(Reviver) 大きいゴブレットに氷の塊二つ三つを入れ、ラズベリー・シロップ一ジガー、牛乳一ジガー半、ブランデー一ポニー、およびゴブレットの九分目までレモン・ソーダか、或いは他の甘味のある沸騰水をつぎ入れ、静かにかき混ぜ合わせてすすめます。 ライン・ワイン・エンド・ゼルツェル(Rhine Wine and Seltzer) 中位のバー・グラスに壜のまま冷やした冷たいライン・ワイン【注1】と、ゼルツェル・ウォーターとを半々につぎ入れ、氷を用いずにすすめます。 リッケー(Rickey) これは「G」の項で「ジン・リッケー」として説明してあります。 ロード・ハウス・パンチ(Road House Punch) バーガンデー・ワイン【注2】一壜を湯煎鍋にあけて、湯煎にかけて温め、砂糖で甘味を加減し、適宜な香気を付け、耳付盃につぎ分けてすすめます。 ロブ・ロイ・カクテル(Rob Roy Cocktail) 小さい調合器に砕き氷を入れ、オレンジ・ビター二注、アンゴスチュラ・ビター二滴、およびフレンチ・ヴェルモットと、スコッチ・ウイスキーとを二分の一ジガーずつを入れ、充分にかき混ぜ合わせてカクテル・グラスに漉してうつし、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かし、別に氷水をそえてすすめます。 ロック・エンド・ライ(Rock and Rye) ライ・ウイスキー一壜をデカンターにうつし、ロック・キャンデー【注3】三つ四つを入れて、二三日そのままにして置き、後(のち)、利久酒盃をそえてすすめます。 ローマン・パンチ(Roman Punch) 中位(ちゅうぐらい)のバー・グラスに砂糖大匙で一杯を入れ、水二匙を加えて溶かし、次にレモン一個の露を搾りこみ、ラズベリー・シロップとキュラサオとを小匙で一杯ずつを加え、更にブランデー一ジガーと、砕き氷を八分目まで入れ、静かに充分にかき混ぜ合わせ、最後にジャマイカ・ラム一注を加えてすすめます。 ローヤル・パンチ(ホット)(Royal Punch, Hot) 鉢に砂糖大匙で二杯とレモン四個分の搾り汁を入れ、熱湯三合ほどをつぎ入れ、一度かき混ぜ合わせてから、コギャク四分の一壜とキュラサオ一ジガー、および別の器で鶏卵の白身ばかり三個分を泡雪にかき立てて加え、手早く、しかし柔らかに充分にかき混ぜ合わせ、パンチ・グラスにつぎ分けてすすめます。 ルビー・カクテル(Ruby Cocktail) 調合器に氷の塊一個を入れ、オレンジ・ビター一注と、チェリー・コーディアル一注【注4】、およびスロー・ジン【注5】と、イタリアン・ヴェルモットとを二分の一ずつを加え、充分にかき混ぜ合わせ、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かし、カクテル・グラスに漉しうつしてすすめます。 ラム・エンド・ジン(Rum and Gin) 小さいバー・グラスにガム・シロップ小匙で一杯を入れ、別にジャマイカ・ラムを壜のままと、氷水をそえてすすめます。 ロシアン・カクテル(Russian Cocktail) シャンパン・グラスに砕き氷を一杯に詰めて、グラスが凍ってくるまでそっとして置き、後(のち)、氷をあけて砂糖を入れ、グラスが凍って含んでいる水分を利用して、グラスの内部全体に砂糖をまぶしつけ、余分な砂糖をあけて、アンゴスチュラ・ビター四五滴を点々とたらしまわします。 次にコギャク一ジガーをグラスの中央へ静かにつぎ入れ、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かし、最後に壜のまま冷やしたシャンパンをグラスの九分目までつぎ入れてすすめます。これは「ピータースブルグ・カクテル」とも呼ばれます。【注1】「C」の項の【注5】を参照【注2】「B」の項の【注2】を参照【注3】「ロック・キャンデー」とはここでは氷砂糖のこと(棒状の砂糖菓子を指すこともある)【注4】「チェリー・コーディアル」とはサクランボを材料にした甘口濃縮ジュースのこと。チョコレートづくりにもよく使用される。【注5】「スロー・ジン」とは「Slow Gin」ではなく「Sloe Gin」。スモモの仲間であるブラックソーンの果実・スローベリー(Sloeberry)を蒸留酒に漬け込んで造るリキュール。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/22
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Q クーイン・シャルロット(Queen Charlotte) ソーダ水呑に氷の塊二つ三つを入れ、ラズベリー・シロップ一ジガーと、オルジェート・シロップ一注(つぎ)を加え、次にレモン・ソーダか、または他の甘味のある沸騰水を九分目までつぎ入れ、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かし、よくかき混ぜ合わせてすすめます。 クェンシャー(Quencher) 調合器に砕き氷を入れ、レモン二個の搾り汁と、砂糖大匙で二杯、およびコギャク一ジガーを入れ、別の器で鶏卵一個をときほぐして加え、充分に振蕩してソーダ水呑みに漉してうつし、冷たいジンジャー・エールを九分目までつぎ入れてすすめます。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/19
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ワインのコルクを利用して暖簾をつくりました。 電動ドリルでコルクの中心に数ミリの穴を開け、ヒモを通してつなぐだけという簡単なものです。 一番下にくるコルクはアクセントとして、シャンパンのコルクにしました。写真ではよく分からないかも知れませんが、サイズは縦約65cm、幅約40cmです。 この暖簾、実は昔、友人がシンガポールで営んでいたBARにこのようなコルクの暖簾があるのを写真で見せられて、「面白い、いつか作ってみよう」と思っていました。 で、家で飲むワインやシャンパンのコルクは捨てずにずっと残してきました。集めているのを知った友人が使用済みコルクをよくくれたこともあって、今ではその数、千数百個(数えたことがないので、ほんとは何個あるのか分かりません)。 ちなみに、今回の暖簾では約220個使いました。今回のは、あるお宅からのリクエストもあったのでプレゼントすることになっていますが、次は我が家用にも一つ作ろうと思っています。タペストリーみたいに飾っても面白いかも。でも、どこに吊るそうかなぁ…。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/18
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10数年ぶりで島根県の松江市に出張でお邪魔してきた。元旦前後の大雪もあって市内はまだ雪化粧していたが、寒さの方は想像していたほどではなく、久しぶりに楽しいBAR巡りを楽しめた。以下は、今回巡った素敵な酒場のご報告。【Bar山小舎(やまごや)】昭和32年(1957)創業の老舗。松江に行ったらここは外せないと以前から思っていた。前回の松江訪問の際はあいにくお邪魔できなかったので、楽しみにしていた。 1軒家の店の中は、レンガと木をたっぷり使った温かい感じの内装で、まさに名峰の8、9合目くらいにある山小屋という雰囲気。半世紀を超す長い歴史に裏打ちされた風格は、銀座や大阪の老舗BARにも決して負けない。 店内の半分ほどのスペースが吹き抜けになっているので、圧迫感がなくて心地よい。内階段を2階へ上がれば、団体向きのテーブル席もある。「先代が、西部劇に出てくるような酒場の造りにしたいと考えたのです」と現マスターのYさん。 Yさんは創業者からみれば、孫にあたる三代目(40歳くらいかな?)だが、物腰の柔らかい落ち着いた接客や話しぶりは、老舗の看板を背負うに十分な落ち着きを漂わせている。 地方のBARは都会と比べて、「お酒関連情報の格差」というハンディがある。「(松江は)どうしても情報や技術が5年、10年と遅れがちです。だから時々大阪へ出て、セミナーに参加したり、先輩のBARのカウンターに座ったりして勉強させてもらっています」とYマスター。 インターネットがいくら発達しても、最新の商品や情報に接し、手に入れるのには、地方のBARには都会人にはわからない苦労がある。だからこそ、そんなハンディをある程度受け入れながら、地方に根ざして頑張っているBAR経営者やバーテンダーたちを、僕は心から応援したいと思う。 「自分は三代目だが、いつかまったく血縁のない別の方がこの店の経営者となったとしても、この店はずっと続いていってほしい。だから私の代でつぶしたと言われないように頑張るつもりです」とYマスター。そうした心意気がある限り、この「山小舎」はこの松江の地でこれからもきっと愛されていくだろう。【Bar Lochside】大阪で私が時々お邪魔するBARのマスターに、「今度、松江へ出張で行くんやけど、知り合いいる?」と聞いたら、「1軒だけ心あたりが…」と言って教えてもらったのがこの店。宍道湖畔から程近い、盛り場の一角に立地し、文字通り「Loch(湖)」の「Side(側=そば)」。都会のBARでは考えられないような、心憎いロケーションである。 カウンター8席ほどの小さな酒場に入って驚いたのは、バックバーに並んだシングルモルトの品揃え。都会のBARにも負けないくらいの充実度。おそらくは松江で一番だろう。「別にモルトBARに特化してるつもりはないんですが…」というマスターのBさんはまだ30代半ばの若さ。 店はまだオープンして2年というが、それ以前にも別の店で修業を積んだこともあって、Bさんの接客はとてもフレンドリーで、心地よい。「松江ではみんななかなかモルトを飲んでくれなくて、うちのお客さんも、半数はカクテルを頼まれますよ」と苦笑いも。 Bさんも山小舎のYマスターと同様、時々大阪に出かけて「勉強のために」BAR巡りなどをするという。こうした、研究熱心な若いバーテンダーがいる限り、松江のバー業界のレベルも確実に上がっていくだろう。それは旅人にとっても嬉しいことは言うまでもない。願わくは、もう1時間くらい開店時刻(現状は午後8時)が早ければ言うことないんだが…(笑) 【中村 Bar】以前、いくつかの雑誌でこの店を紹介する記事を読んでいた。記事はもちろんだが、なによりも店内の写真を一目見て気に入った。カウンターのまん前に大きな窓が広がり、宍道湖へ流れ込む川(大橋川)や街並みが眺められる。素晴らしい夜景だ。以来、「松江へ行ったら必ず」と思い続けてきた。 店はおしゃれなパステルカラーのビルの2階にある。オープンして8年。マスターは別の場所で20年ほど店を営み、現在のBARをオープンするのを機に移ったという(以前の店は今もあり、別の方に任せているとか)。 大阪から久しぶりに出張で来た旨を伝え、つくっていただいたウオッカ・トニックを頂きながら、夜景をぼんやりと眺める。夜の川面をのんびりと泳ぐカモや白鳥を見ていると、一日の疲れが癒される。時間の流れが実にゆったりしている。 川沿いをよく見ると、何隻かの小舟が係留されている。「あれは何の船ですか」と尋ねると、「ジジミ漁の舟なんです」とのこと。そう言えば、「有名な『宍道湖七珍』のなかにはシジミも入ってましたよね」と僕。「でも、七珍の中のアマサギなんて今じゃほとんど採れなくなりました。温暖化の影響だと言われています」とマスターは、とても気さくにあれこれと教えてくれる マスターはさらにこんな話もした。「今、島根県では救急医療が大問題になってるんです。出雲や県西部の大田、益田には高度救急病院がないんです。重篤患者は松江まで車で運ぶしかない。しかし今年のような大雪だったら道路も使えず、ヘリで運ぶしかない。都会の人は、田舎に無駄な高速道路ばかり造ってとよく言いますが、島根に住む人間には道路は命綱なんです。田舎には人は住むなということなんでしょうかねぇ…」。 僕は地方に暮らす人たちの切実な声を聞きながら、「本当に必要なインフラ整備(公共事業)はやはりしなくては」と痛感する。真面目な話を続けていたら、いつの間にか松江の夜もすっかり更けてきた。路面が凍結しないうちにホテルへ帰らねばならない。僕は、マスターに美味しい酒への礼を言って、再訪を約して帰途にについた。 松江のマスターの皆さん、心からの歓待を本当に有難うございました! 【Bar 山小舎】島根県松江市東本町1-33 電話0852-21-1090 午後6時~午前零時 日休 【Bar Loch Side】松江市伊勢宮町536-1 ビル1F 27-5526 午後8時~午前3時 第1・2・3日休 【中村 Bar】松江市東本町4-8 27-5770 午後8時~午前1時 日祝休 ※いずれの店もとてもリーズナブル&良心的なお値段なので安心して訪れてください。 ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/14
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P パナマ・クーラー(Panama Cooler) ソーダ水呑に砕き氷を三分の二位まで入れて、砂糖大匙で山盛一杯を加え、オレンジ半個分の露を搾りこみ、次にライム・ジュースに注と、ライン・ワイン一一ジガー、シェリー一ジガー、及びマラスキノ三注か四注を加え、充分にかき混ぜ合わせ、オレンジの輪切一片を浮かしてすすめます。 ピーチ・エンド・ホネー(Peach and Honey) これは、カクテル・グラスに蜂蜜大匙で一杯と、ブランデー一ジガーを入れ、よくかき混ぜ合わせ、別に氷水をそえてすすめます。 ピコン、アメー(Picon, Amer)ソーダ水呑に氷の塊一個を入れ、アメール・ピコン【注1】一ジガーと、グルナダン・シロップ大匙で一杯を入れ、ソーダ水を九分目までつぎ入れ、静かによくかき混ぜ合わせてすすめます。 パインアップル・カクテル(Pineapple Cocktail) これは、パインアップル・シロップで甘味をつけ、薄く半月形または扇の地紙形に切ったパイン・アップル一片を浮かしたカクテルを呼ぶニック・ネームです。 ピスコ・パンチ(Pisco Punch) 大きいゴブレットに氷の塊一個を入れ、ペルヴィアン・ピスコ【注2】一ジガー余りを入れて置き、別に可成(かなり)濃いプレーン・レモネードをつくり、前に用意して置いたゴブレットの中にうつし、よくかき混ぜ合わせ、麦稈をさしてすすめます。 このピスコ・パンチに、更にキュラサオ二注を加えることを、混成酒愛好家の間に主張されて居ります。それは、決して悪くない風味になりましょう。 ポンピエ(Pompier) ソーダ水呑に氷の塊一個を入れ、クレーム・ド・ケシ【注3】一ポニーと、フレンチ・ヴェルモット一ジガーを入れ、ゼルツェル・ウォーターかまたはサイフォン・ソーダ水を九分目までつぎ入れ、よくかき混ぜ合わせてすすめます。 ポート・ライト(Port Light) ハイボール・グラスに氷の塊を入れ、ローズ・マント【注4】一ジガーを入れ、ゼルツェル・ウォーターを九分目までつぎ入れてすすめるか、またはクレーム・ド・ローズ一ジガーを入れ、ゼルツェル・ウォーター或いはソーダ水を九分目までつぎ入れ、静かによくかき混ぜ合わせてすすめます。 この「ポート・ライト」は、後に「S」の項で説明する「スターボート・ライト」と相対する、ローマンチックな飲料です。 ポートワイン・ネーガス【注5】(Port Wine Negus) 水呑に砂糖大匙で一杯を入れ、水二匙を加えて溶かし、氷の塊一個を入れ、ポート・ワイン一ジガーを加え、水を九分目までつぎ入れ、よくかき混ぜ合わせてすすめます。 ポートワイン・ネーガス(ホット)(Port Wine Negus, Hot) 水呑に熱湯を四分の三位までつぎ入れ、砂糖小匙で一杯を加えて溶かし、ポート・ワイン一ジガーを加え、よくかき混ぜ合わせてすすめます。 ポートワイン・サンガリー(Port Wine Sangaree) 小さい調合器に砂糖小匙で一杯を入れ、水二匙を加えて溶かし、ポート・ワイン一ジガーと砕き氷を二分の一位まで入れ、充分にかき混ぜ合わせて小さいグラスに漉してうつし、ナッツメグほんの少しをおろしかけてすすめます。 プース・カフエ(Pouse Cafe) プース・カフェ・グラスに、次の五種の酒を、次の順序にしたがひ、決して交じり合わぬよう、段々に、五色につぎ入れ、別に氷水をそえてすすめます。 一(最下層)ラズベリー・シロップか、或いはクレーム・ド・ヴァニュ【注6】か又はクレーム・ド・ケシ 五分の一 二(二段目)マラスキノ 五分の一 三(三段目)クレーム・ド・マント 五分の一 四(四段目)エロー・シャルトルーズ【注7】 五分の一 五(最上層)コギャク 五分の一 プース・ラムール(Pouse L’Amour) ヴェルモット・グラスに、マラスキノ一注を入れ、次に鶏卵の黄身だけ一個分を形を崩さぬよう、かつ又、前に入れたマラスキノの上へ浮くように静かに流し入れ、その上層へグラスの七分目までクレーム・ド・ヴァニュをこれもごく静かにつぎ入れ、最後にブランデーを流し浮かしてすすめます。【注1】「アメール・ピコン」は1837年、フランスの元軍人ガエタン・ピコンが造り出したビター系のリキュール。オレンジの果皮、キナ、リンドウの根などを原料にする。【注2】「ピスコ」とはブドウを主にマスカット系ブドウの果汁を原料に造られるペルー特産の蒸留酒。「ペルヴィアン(Peruvian)」とは「ペルーの」「ペルー人の」の意味する英語。【注3】「クレーム・ド・ケシ」とはもちろん「クレーム・ド・カシス」(カシス・リキュール)のこと。【注4】「ローズ・マント」の「マント」とはミントのことだが、「ローズ・マント」がどういうものかは不明。【注5】「ネーガス(Negus)」とは赤ワインにレモン、糖分を加えた飲料のこと。現代では「ニーガス」という表記が一般的。【注6】「E」の項の【注1】を参照【注7】「エロー・シャルトルーズ」とはもちろん「イエロー・シャルトリューズ」のこと。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/09
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O オールド・ファッションド・カクテル(Old Fashioned Cocktail) カクテル・グラスに角砂糖半分を入れ、水小匙で一杯を加えて溶かし、氷の塊一個小さい調合器に砕き氷を入れ、オレンジ・ビター二注(つぎ)と、好みの酒一ジガを入れ、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かし、更にボカース・ビター【注1】二注を加え、静かにかき混ぜ合わせ、氷を取り除けてすすめます。 もし、最後に加えるポカース・ビターが持ち合わせない場合は、アンゴスチュラ・ビター二滴をたらします。 オールド・トム・ジン・カクテル(Old Tom Gin Cocktail) 小さい調合器に砕き氷を入れ、オレンジ・ビター二注、オールド・トム・ジン二分の一ジガーを加え、充分にかき混ぜ合わせてカクテル・グラスに漉してうつし、レモンの皮一そぎを押しつまんで浮かして、別に氷水をそえてすすめます。 オールド・トム・ジン・フィッズ(Old Tom Gin Fizz) これは「G」の項で説明しました「ジン・フィッズ・プレーン」の場合のジンに、オールド・トム・ジンを用いてすすめます。 オランジャード(Orangearde) これは水五升に対し香料及び薬味料としてオレンジの皮十二匁(もんめ)【注2】と、酒石酸【注3】十二匁、およびオレンジ・シロップ四十匁を充分にかき混ぜ合わせ、漉して壜に詰め、つねに貯(たくわ)えて用います。このオレンジャードは、冷やして夏期の飲料に適するほか、下痢を癒(なお)す特効剤として薬用されます。 オランジャード・ツー・オーダー(Orangearde to Order) ソーダ水呑に砂糖中匙で一杯を入れ、ネーヴル・オレンジ一個の露を搾りこみ、砕き氷を二分の一位まで入れ、ソーダ水かまたは普通の水を九分目までつぎ入れ、よくかき混ぜ合わせ、オレンジの輪切一片を浮かし、麦稈をさしてすすめます。 オルジェート・パンチ(Orangearde Punch) 小さい調合器にオルジェート・シロップ【注4】大匙で一杯を入れ、レモン一個の露を搾りこみ、ブランデー一ジガーと、氷の塊二つ三つを入れ、充分にかき混ぜ合わせてパンチ・グラスに漉しうつし、冷たいソーダ水を八分目までつぎ入れ、ポート・ワイン一注を加えてすすめます。 オイスター・カクテル(Oyster Cocktail) 極(ご)く新鮮な牡蠣(かき)を殻から外し、ひだを切りのけ、含んでいる水分と共に、カクテル・グラスの中へ六分目まで位、中高に盛りこみます。 上等のトマト・ケヤップをつぎかぶせ、本場製のウオーセスタシャー・ソース(俗にウシタ・ソース【注5】と呼ばれている、どんな田舎の洋食屋にでも、むしろ等級の低い店ほど多く出してある、麦を焦がして味をつけたような黒いソースの本物)を、ほんの香りをそへるために二滴か三滴をたらし、かるく胡椒をふってすすめます。【注1】「ボカース・ビター」とは「ボウカーズ・ビター」のこと。「M」の項の【注8】ご参照。【注2】1匁(もんめ)は3.75g 従って十二匁は45g【注3】「酒石酸」とはブドウやワインに多く含まれる有機化合物で、酸味料として食品添加物としての使用が認められている。【注4】「A」の項の【注2】を参照。【注5】「ウオーセスタシャー・ソース」「ウシタ・ソース」とはもちろん現代で言う「ウースター・ソース」のこと。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/05
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N ナショナル・ガード・パンチ(National Guard Punch) 鉢か甕(かめ)に、砂糖一斤【注1】、レモン二十個の搾り汁、キュラサオ二ジガー、および好みの沸騰水二壜(びん)をつぎ入れ、砂糖が溶けるまで充分にかき混ぜ合わせて、シャンパン二壜と、ブランデー半壜をつぎ入れ、更にかき混ぜ合わせて大きい氷の塊一個を入れます。季節の果実を薄切その他適当な形に切って浮かし、香料とし薄荷(はっか)の若芽少しを加え、冷たく冷やしてすすめます。 ニェート(Neat)【注2】 これは、大英帝国でウイスキー、およびウイスキーを主として調合した混成酒を呼ぶ言葉です。 ニュー・オルレアンス・フィッズ(New Orleans Fizz) ソーダ呑に砂糖小匙で二杯を入れ、ソーダ水四匙を加えて溶かし、氷の塊一個を入れ、次にジン一ジガー、サイフォン・ソーダを九分目までつぎ入れ、最後に砂糖小匙で一杯を入れ、美しい泡の立ち騰(あ)がるところをすすめます。【注1】ここで言う一斤(きん)とは、重量の単位で160匁(もんめ)に相当する。1匁は3.75gなので、一斤は600gとなる。なお、食パンの一斤は英国斤という単位で、製パン業界の公正競争規約で340g以上(350g~400g)と定められているという。【注2】「ニェート」とは現代の表記では「ニート」。今日ではあまり使わないが、主にウイスキーそのもの、すなわちストレート・ウイスキーを意味する英語。ストレートで飲むことを「ニートで味わう」と言ったりする(秋山氏は、ウイスキー・ベースの混成酒=カクテルもニートの範疇に入るとしているが…)。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/02
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皆さま、あけましておめでとうございます。昨年もうらんかんろのブログ「酒とピアノとエトセトラ」へのご支援を有難うございました。 うらんかんろは、今年の大晦日は来客もなく、連れ合いと猫2匹と一緒に穏やかに過ごしました。紅白を見ながら鴨鍋を味わって、鍋の締めは年越しそばにして、BS朝日のベストヒットUSAでのカウントダウンの後は、キール・ロワイヤルでささやかに乾杯しました。 本年も引き続き、お酒とBARと音楽(+その他、好奇心のおもむく分野で…)の情報をあれこれと発信していきたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。PS.紅白に出たサザンの桑田クン、とりあえず元気そうでとても良かったです。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2011/01/01
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