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バーUKでは初めての試みとして、プロの講師をお迎えしてお話を聞きながら、美味しいチーズと様々なお酒とのマリアージュを楽しむ集いを、以下の日程、内容で開催いたします。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。 とき:2020年3月19日(木)午後7時半スタート ところ:バーUK店内(大阪市北区曾根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035)講師:吉村薫さん(ちーず屋「Tetote」オーナー)内容:10種類のチーズと5種類のお酒<赤ワイン、白ワイン、シェリー、ウイスキー、ラム>のマリアージュを楽しみます(バゲット付き)。※ドリンクの追加もできます(1Shot¥500~)。定員12名 ※定員に達し次第締め切ります。参加費:5000円(バーUKのサービス料込み) ※前日キャンセルの場合は参加費の半額を、当日キャンセルの場合は全額を頂戴いたします。 ※申し込みは、バーUKまで営業中にお電話でお願いいたします。【講師紹介】 吉村薫さん:チーズ専門の卸業をしていたが、お客様の喜ぶ顔が直接見たいと思い、塊(かたまり)からカットしたてのチーズを食べてもらう「チーズ魂(だましい)」というイベントを全国で行う。2018年に「Tetote」を創業。現在は、チーズ普及のイベントのほか、より美味しいチーズを食べてもらう空間作りのために、様々なお店とのコラボも展開している。HP:http://www.facebook.com/tetote2018
2020/01/23
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皆さま、Bar UKの2月の店休日のお知らせです。 2月は、毎日曜日のほかに、1日(土)、11(火)=祝日、15日(土)、24日(月)=振替休日、29日(土)にお休みを頂戴いたします。何卒よろしくお願いいたします。 ※なお19日(水)、20日(木)は「テイスティングの集い」開催のため、ほぼ終日貸切営業となります。また、グループ(5名様以上)でのご予約であれば、土曜や祝日の休日の臨時営業も可能です。5日前までにマスターまでご相談ください。【Bar UK】大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035 営業時間 → 平日=午後4時~10時半(金曜のみ11時まで)、土曜=午後2時~8時半(入店は8時まで)、定休日=日曜・祝日、別途土曜に月2回、水曜に月1回不定休(月によっては変更されることも有り)。店内の基本キャパは、カウンター7席、テーブルが一つ(4~5席)。オープン~午後7時まではノーチャージ、午後7時以降はサービス料300円
2020/01/22
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Bar UKは本日18日土曜日、午後1時半〜8時で営業いたします(ただし入店は7時半まで)。皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。Today, the bar opens from 1:30 to 8:00 pm(LO 7:30).
2020/01/18
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なくならない間違いの拡散 この20年間、カクテル誕生の歴史について、可能な限り正しい歴史的事実を発掘することに努めてきた私としては、日本で発刊されるカクテル関連本(近年刊行の本でさえも)の記述に、相変わらず間違いが目立つことが本当に残念でなりません。 私がとくに問題だと思っているのは、カクテル誕生にまつわる逸話の部分です。「間違った作り話のような逸話」が載っている本からの安易な引用や、(カクテルの)誕生年や考案者の名前の間違い等がなくなりません。 最新の「NBAオフィシャル・カクテルブック」(柴田書店刊、2016年改訂版刊)を始めとして、日本のほとんどのカクテルブックはいまだに、根拠のない説を掲載しては拡散し続けています。その結果、多くのバーテンダーがこの作り話を歴史的事実と誤解して、カウンターでお客様に広めたりしています。 バーテンダーが著者であるカクテルブックの場合、おそらく、文章部分は編集者が書いているケースが多いでしょう。その編集者がきちんと参考文献に当たって史実に基づいて書いてくれたらいいのですが、ほとんどの場合、間違った作り話を載せた本やネット情報からの引用(二次利用)です。なので、編集者の責任がとても大きいと思います(著者が作家、ライターの場合は著者自身の責任も免れませんが…)。 結果として、日本で出版されるカクテルブック等では、なぜかこの類の「間違い・作り話の再生産、拡散」がいまだに多くて、本当に嫌になります。欧米のカクテルブックはここまで酷くありません。分からないことは分からないと書くか、複数の説を紹介するか、あるいは触れないようにする本が多いです。 マルガリータ誕生の作り話 私が日本のカクテル関連本で、最も問題だと思う具体例を一つ挙げるなら、(これが一番多くて目立つのですが)カクテル「マルガリータ」に関する「作り話(逸話)」です。マルガリータに関しては、残念ながら誕生の経緯・由来について、確かな説や裏付け資料は現時点では確認されていません。 しかし、日本のカクテル関連本では、誰が最初に言い出したのかは分かりませんが、いまだに「1949年、ジャン・デュレッサーというバーテンダーが、全米カクテルコンテストで入賞した自分のカクテルに、かつてハンティング中の流れ弾に当たって亡くなった悲運の恋人の名をつけた」という作り話が、さも定説(歴史的事実)のように、ほぼ例外なく紹介されるのです。 2008年に出版された石垣憲一という方の著書「カクテル ホントのうんちく話」(NBAカクテルブックと同じ柴田書店刊というのが皮肉です)によれば、石垣氏自身が米国のバーテンダー協会関係者に問い合わせた結果、後世の作り話である可能性が強いことが分かっています。 欧米では無視されているのに そもそもこの「流れ弾説」は、欧米ではほとんど知られておらず、無視されています。Wikipedia英語版の掲示板では、「このフィクションは日本人のほとんどに信じられている。バーテンダーを主人公にしたドラマがさらに、そのフィクションを事実のように取り上げた」という批判的な書き込みすらあります。 さらに、「ジャン・デュレッサー」は実在の人物で、綴りはJohn Durlesserです。カタカナ表記も普通は「ジョン・ダーレッサー」と表記すべきでしょうが、日本ではなぜか前者のおかしな表記が定着してしまいました(これも拡散の副作用でしょう)。 石垣氏によれば、1949年当時、全米カクテルコンテストが開かれたという記録はなく、ダーレッサー考案説は、その前提自体が疑わしいということです。全英バーテンダー協会の北米カリフォルニア支部が誕生したのは1948年。ダーレッサーは当時ロサンゼルスの有名レストランのバーテンダーで、同支部の幹部でした(この支部は後に全米バーテンダー協会の母体となり、1951年には国際バーテンダー協会<IBA>の誕生に発展します)。 もし1949年にカクテルコンペが開催されていたとしても、運営側の幹部であるダーレッサー自身が出場して入賞したなんて話は、いささか無理があるでしょうし、何よりもダーレッサー自身が、このコンペやマルガリータの逸話について証言を残していないことからも、客観的にみれば、第三者の作り話であることは明らかでしょう。 石垣氏は、IBA北米支部から聞いた公式見解として、「マルガリータの原型となるカクテルは、1930~40年代にメキシコ・アカプルコのバーで生まれたと考えられる。作者は不詳」と紹介しています。同支部の説明では、その後1950年代に、アカプルコに別荘を持っていた米テキサス州在住のマーガレット・セイムズなる女性がこのカクテルをいたく好んで、米国内に広めたといいます。カクテル名も彼女の名前マーガレットにちなんで「マルガリータ」となったということです。 信憑性薄い「ダーレッサー説」 結論として、ダーレッサーとマルガリータの創作を結びつける根拠ある史料やデータは見当たりません。ダーレッサー自身のマルガリータのレシピというのは伝わってはいますが、なぜかフローズン・スタイルです。 ちなみにWikipedia英語版は、「以下の説はどれも確かなものではないが」と断りながら、4つの説(日本ではほとんど知られていない)紹介していますが、「ダーレッサー=流れ弾説」はまったく無視しています。(1)1941年、メキシコのバーテンダー、ドン・カルロス・オロズコがドイツ大使の娘、マルガリータ・ヘンケルのために考案した (2)1930年代後半、メキシコの「ランチョ・ラ・グロリア・ホテル」(ホテルではなく「カフェ・レストラン」だという説も)のカルロス・ヘレーラというバーテンダーがマリオーリ・キングという名のダンサーのために考案した(ヘレーラ自身の証言が残るという) (3)1948年、テキサス州ガルベストンに住むバーテンダー、サントス・クルーズがマーガレットのミドルネームをもつ歌手のペギー・リーのために考案した (4)そもそもマルガリータと同じレシピの酒は、アイオワ州など中西部では禁酒法時代(1920~33)から「テキーラ・デイジー」という名で日常的に飲まれていた。テキーラ・ベースということで、「デイジー」の元来の意味「ひな菊」に当たるスペイン語の「マルガリータ」と呼ばれるようになった。 欧米の文献初出は1947年 欧米のカクテルブックで、マルガリータが初めて登場するのは、現時点で確認できた限りでは、1947年に出版された「Trader Vic's Bartender's Guide」(Victor Bergeron著)です。レシピは現代のレシピとそう大きく変わりません。 少なくとも1940年代半ばの米国では、マルガリータはある程度認知されていたことを裏付ける証拠資料です。40年代半ばにはマルガリータはある程度普及していたということならば、「1949年の全米コンテストで…」という話自体がますます疑わしくなります。 なお、日本の著名なカクテル研究家でもある福西英三氏は、その著書「洋酒うんちく百科」(河出書房新社、2004年刊)で「ダーレッサー=流れ弾説」を採用していますが、残念ながら裏付けとなる根拠(資料)は示されていません。 私は、石垣氏が紹介した「アカプルコ発祥説」か、Wikipedia英語版が紹介する(4)の「米国中西部の州発祥説」が一番信憑性があるかと思いますが、どちらが正しいかは裏付ける一次資料が残っていない以上、現時点では分かりません。分からないことは分からないと言うのが正しい姿勢だと信じています。 * * * * 信じられる史実だけ紹介すべき 日本の出版業界の方々やバー業界の方々は、なぜ他の本に書いてあることがすべて正しい、歴史的事実だと信用してしまうのでしょう? なぜ出版の際に、欧米の専門サイトも含め複数のソースに当たりクロスチェックをしないのでしょう? 「食」の専門出版社ですら、同じ間違いを繰り返しています。いい加減、日本の出版業界もバー業界も、こうした「後世の作り話」を忘れるべき時期だと思います。 私は長年、可能な限り一次資料に当たって、一番真実に近いと思われる、信頼に値する歴史的事実伝えるべく、ブログや雑誌で発信してきましたが、現状をみるとまだ道半ばというか、自分の発信力不足を痛感します。まだまだ頑張らなけば…と思っています。 PS. 上記のような「間違った作り話の拡散」もあるかと思えば、2017年に出版されたあるカクテルブックを見ていて、少し驚きました。それぞれのカクテルに添えられている文章にどこか見覚えがあったのです。どうやら私のブログが部分的にコピペされている文章がいくつもありました。 巻末に参考文献として記すか、直接一言声を掛けてくれるかしてくれれば、喜んで引用を了承したのですが…。悲しいことですが、こうしたマナーの悪い方々を排除するのはなかなか至難の業です。【ご参考】【改訂新版】カクテル--その誕生にまつわる逸話「マルガリータ」
2020/01/09
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謹賀新年! 皆さま、明けましておめでとうございます! 旧年中はバーUKをご愛顧頂き、本当に有難うございました。本年も、皆さんに愛されるバー空間を目指して、引き続き精進して参ります。これまで以上のご贔屓を、何卒宜しくお願いいたします。 新年は6日(月)から営業いたします。皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。【Bar UK】 大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035 営業時間 → 平日=午後4時~10時半(金曜のみ11時まで)、土曜=午後2時~8時半(入店は8時まで)、定休日=日曜・祝日、別途土曜に月2回、水曜に月1回不定休(月によっては変更されることも有り)。店内の基本キャパは、カウンター7席、テーブルが一つ(4~5席)。オープン~午後7時まではノーチャージ、午後7時以降はサービス料300円
2020/01/01
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