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2013年1月27日(日)、昨年10月14日に急逝した切り絵作家・成田一徹さんを偲ぶ会が、神戸市東灘区の甲南大学平生(ひらお)記念セミナーハウスで開かれました。約270名の参加者が、おしゃれでスタイリッシュな作風で切り絵芸術に新たな地平を切りひらいた成田さんの30年におよぶ画業を振り返りながら、故人の思い出を語り合いました。 発起人、世話人はうらんかんろを始め、こうしたイベント開催には素人ばかりの集団でしたが、全員が心を一つにして、「手作りだけれど参加者の心に響く偲ぶ会にしたい」と願い、設営や展示、飲食の準備などそれぞれの持ち場で精いっぱい頑張りました。 関西以外からもたくさんの参加者がありましたが、多くの方が「来て良かった」と言って帰ってくださり、準備段階での様々な苦労も報われた気がしました。成田さんも、このばかりは天上から降りてきて、会場のどこかに居て、我々と一緒に楽しんでくれたと信じます。 この思い出に残る偲ぶ会を、公式記録カメラマンをつとめてくれたSさんが撮った写真で何回かに分けて振り返り、脳裏に刻みたいと思います(とくに必要がない限り、あえて写真に説明は加えません。皆さんの心の中でしみじみと想像してみてください)。 ※なお、この写真には著作権((C)成田一徹作品保存委員会)があります。無断転載・利用は固くお断りいたします。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/01/31
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「成田一徹さんを偲ぶ会」(2013.1.27.@神戸)での大西ユカリさんの魂の献歌。うらんかんろは伴奏の間、歌の迫力に押されっぱなし。必死で歌に付いていきましたが、音楽の神様が降りてきたかのように心地よく弾けて、本当に至福の時間でした。ユカリさん、成田さん、この出会いをほんとに有難う!
2013/01/31
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成田一徹さんを偲ぶ会(2013.1.27.@神戸)で、大西ユカリさんが成田さんに捧げるために歌ってくれた「That Lucky Old Sun 」は、ユカリさんもMCで少し話されてましたが、成田さんが生まれた1949年に発表された、ゴスペル・ソウルの名曲(作曲Beasley Smith、作詞Haven Gillespie)です(恥ずかしながら、僕は数年前まで、Sunは、Son=息子だと思い込んでいました(^_^;))。 これまでにサム・クック、ルイ・アームストロング、フランク・シナトラ、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ポール・ウイリアムズなどさま...ざまな有名歌手が録音しています(変わったところでは、カントリーのジョニー・キャッシュやウィリー・ネルソンも)。 ユカリさんも大好きな曲で、ライブでは必ずといっていいほど歌うそうです。さて、ある方から「ユカリさんのバージョンはどのアルバムに入ってるんですか?」と質問を受けました。 写真の「七曲入」(2004年4月発表)という変わったタイトルのアルバムの7曲目に入っています(このアルバム、ボーナス・トラックが本編よりも多い8曲も!入ってるめちゃヘンなアルバムで、もの凄いお得感が!)。偲ぶ会でこの曲が大好きになられた皆さまや、元々この曲が好きな方も、ぜひぜひこのアルバムをお買い求めくださいませ!こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/01/29
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昨日、うらんかんろの30年来の友人でもある、切り絵作家・成田一徹さんを偲ぶ会(神戸)が無事に終わりました。朝から会場設営、展示飾り付け、司会進行、ピアノ伴奏、終わってからの撤収作業と、ずっと動きづめだったので、今朝は、太ももや背中が少し痛かったです(笑)。 JR住吉駅近くの会場には、親しかったバー関係、マスコミ関係はもちろん、懐かしい友人の方々がたくさん、成田さんを偲び、思い出を語り合うために集まってくれました。その数273名、200名が収容能力の限界と聞いていた会場のホールでしたが、隣接のロビーも使って混雑緩和をはかった結果、なんとか大きな事故もなく、無事イベントを終えることができました。小さなハプニングもありましたが、「終わりよければすべて良し」という諺通りの、素晴らしい偲ぶ会だったと思います。成田さんはきっと、懐かしい顔とたくさん再会できて喜んでくれていると信じます。 会場には、成田さんの30年以上にも渡る画業をすべて振り返る数多くの原画や資料や愛用品を展示しました。初めて出品されるデビュー前や初期の作品には、参加者も食い入るように見つめていました。おそらく、過去の彼のどんな個展よりも展示の幅広さでは充実した内容になったと自負しています。 発起人代表をつとめ、冒頭の挨拶をしてくださった地元・神戸のバー・サヴォイ北野坂の木村義久さんには、感謝しきれません。木村さんが業界対応、メーカー対応をしてくださったおかげで、我々は裏方に専念できました。 献杯の音頭をしてくださった静岡・沼津のバー・ヴィクトリーの河守勝次郎さんも、遠い所を本当に有難うございました。河守さんが音頭をとってくださったお陰で会が引き締まりました。大好きだった河守さんに会えて、成田さんの壇上の遺影も心なしか喜んでいるように見えました。 献杯の後しばらく歓談。そして、懐かしい成田さんの映像が記録されたDVDを会場のみんなで観ました。最初に上映したのはここ10年以内の、比較的最近の映像でしたが、2本目に上映したテレビ出演時の映像は1992年のもの。成田さんは43歳でした。映像を見て会場からはあちこちから「若いなぁー!」と声が上がりました。 加えて、テレビ出演時の映像には、今は亡きバーリイ浅草の佐野マスター、当時神戸を代表していた伝説のバー・ルルの長原マスター、そしてこの日会場にも来られていたバー・タイムの宇座マスターの若き姿も登場しました。ルルの長原さんは伝説の氷切りで有名だった方ですが、この日地参加した若いバーのマスター、バーテンダーの皆さんは当然本人に会ったことはなく、氷切りの実際の動く映像で観るのは初めてだったと思います。会場では、皆さんしっかりその映像を目に焼き付けているかのようでした。 しかし、それにつけても、動く映像とともに会場に流れる成田さんの大きな生の声。それを聞くと、改めて「彼が亡くなったことが信じられないなぁ」「会場のどこかにいてるみたいやなぁ」という参加者もいました。うらんかんろも同じ思いです。映像での成田さんは、永遠に歳をとりません。 スピーチは様々な方にお願いしました。参加者代表で挨拶をしてくださった成田さんの母校、大阪経済大学の徳永光俊学長をはじめ、雑誌「あまから手帖」の編集長・中本由美子さん、サントリー・チーフブレンダーの輿水精一さん、長年一緒に3人展を続けてきたウノ・カマキリさん(漫画家)&楢喜八さん(挿絵画家)、成田さんとたびたび一緒に仕事をされた酒場評論家の太田和彦さん、秋田から駆けつけてくれたバー・ルヴェールの佐藤謙一さんら。とりわけ、マイク180度回して、壇上の遺影に向かって、涙を流しながら語りかけた佐藤さんの真心こもった挨拶は多くの方の胸を打ち、心にしみました。会場ではもらい泣きする方もいました。 成田さんとは古くからの友人で、今回、忙しいスケジュールをぬって偲ぶ会に参加してくれた歌手の大西ユカリさんからは、成田さんに捧げる献歌もありました。曲は古いゴスペルソウルの名曲「That Lucky Old Sun」。ユカリさんはご自分のCDで何度か録音していますが、日本語バージョンで歌ってくれました。この曲を選んだのは、「歌詞がなんとなく成田さんの雰囲気っぽいし…」とのことですが、Wikipediaで調べると、偶然ですがこの曲は成田さんが生まれた1949年に出来た曲というのもわかって、この偲ぶ会にぴったりの曲になったと紹介してくれました。 ピアノ伴奏は、不肖、素人ピアニストのうらんかんろが、僭越ながらつとめさせていただきました。サプライズでやろうと思っていたので、ユカリさんが歌うことは内緒でした。受付時に参加者にお配りした式次第には、ただ「献歌」としか書きませんでした。献歌の主役がユカリさんであることは、発起人は誰も知りませんでしたし、世話人でも知っていたのは、4人だけです。 僕がまず、10年前の大阪・新世界のバーBABYでのユカリさんとの出会いを紹介しました。元々ユカリさんと友人だった成田さんに連れられて行った切り絵の取材で、マスターがユカリさんを携帯で呼んでくれて、ご一緒したのが最初です。それから10年後、ユカリさんの伴奏をすることになるなんて、夢にも思いませんでした。 最初のしゃべり(MC)で会場を沸かせ、参加者はすっかりユカリさんのとりこなりました。歌も想像通り、素晴らしいものでした。その圧倒的な歌唱力と表現力。伴奏の僕は歌に付いていくのが大変でした(というより、ユカリさんの歌に引っ張ってもらったというのが正しいかも)。偉大なソウルシンガー、大西ユカリの伴奏をさせてもらえるだけでも光栄なのに、それが成田さんを偲ぶ会の場であったことは、僕にとっても、おそらくこれまでの人生の最高に幸せな瞬間の一つであり、天上の成田さんの耳にもきっと届いたと信じています。 最後には、成田さんの奥様・素子様から「多くの皆さんに支えられ、一徹は切り絵作家の矜持を胸に旅立つことができました」など心にしみる挨拶がありました。会には、最後までたくさんの友人が残って、名残を惜しんでくれました。忙しい中、参加された皆さま、そして裏方で頑張ってくれたスタッフの皆様、本当に、本当に有難うございました。司会進行&ピアノ伴奏等で忙しく、写真は撮れなかったので、そのうち撮ってくれた友人から写真が貰えたらアップいたします(それまでの間は、切り絵でご容赦ください)。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2013/01/28
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元・バー酒朱、現バー・ピート(大阪市北区堂山町)が、今月26日で閉店するという残念なニュースを、ピートのマスターからの年賀状で知らされた(写真左 (C )May Co. )。 インテリア・デザイナーでもある、ブログの友人が手がけた内装がめちゃ好きなバーだった。とくにナラの一枚板のカウンターの手触りが好きだった。 たぶん、オーセンティック・バーという空間の内装デザインに「和の趣」を取り入れた関西初の、いや日本で初めてのバーではなかったか…と思う。 かえすがえすも閉店は残念でならないが、きっと、誰かが新しいオーナーとなって、この素晴らしい内装を守ってくれると信じている。 【Bar・PEAT】大阪市北区堂山町10-7 ステージジュエルビル1F 電話06-6361-0484 午後6時~午前3時 ※閉店までの間の定休日はお店へ直接お尋ねください。24~26日は6000円で90分飲み放題だそうです。 【続報】0106堂山町のBar・PEAT自体はなくなりますが、Nマスターは北新地辺りへの移転を考えているそうです。
2013/01/05
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うらんかんろのブログの読者の皆様、新年明けましておめでとうございます! 9年目に入る「酒とピアノとエトセトラ」ですが、本年も、皆様にお役に立つ情報発信につとめてまいります。何卒よろしくお願いいたします。 2013年が、皆様にとって良き一年でありますように! そして平和で、貧困と虐待がなくなる世界が一日も早く実現しますように! うらんかんろ
2013/01/01
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